como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

軍師官兵衛 第22回(付・ダウントン・アビー第4回)

2014-06-02 23:16:43 | 過去作倉庫11~14
 今週も引き続き、軍師官兵衛とダウントン・アビーと、まったく関係のない二本立てでお送りいたします。ダウントン・アビーのほうは第7話で最終回ということですので、官兵衛のほうはその頃合いで信長が退場してくれれば、時間つぶしとして丁度良いですね。
 黒田官兵衛の人生最大のイベント・監禁ショーがたった2週で終わってしまうということにガックリ萎えたんですけど、ほんとに、なんてことなく終わってしまいました。監禁期間の長さを表現するのは、汚くなった体と伸びた鬚と髪、というビジュアル的なもの。でも、これも事務所の意向でDVDからカットされれば、ほんとに黒田官兵衛の監禁ドラマはまったく彼の人生から影薄くなってしまいます。それじゃいったいなにがやりたいドラマだったんだか…って感じですが、とりあえず今週は、官兵衛の解放と竹中半兵衛のサヨナラ公演というイベントも抱き合わせであります。

第22話「有岡・最後の日」

今週のザックリしたあらすじ、とちょっとツッコミ

 官兵衛(岡田准一)が有岡城に監禁されたまま、半年が過ぎ、冬を越し、さらに数か月経過して夏になっております。荒木村重(田中哲司)が当てにしている毛利の援軍は、待てど暮らせど来ません。それでも「毛利は来る!きっと来る!来るったら来る!!」と言い張る村重に、なにも言えない家来たち。なにを根拠に…
 でも、この窮状をドラマで逐一実況してもらえるんだから有岡城は恵まれてるんですよ。秀吉(竹中直人)が貼り付いてる別所家の三木城なんて、籠城してることすら忘れられて、ドラマ内でろくに説明もしてもらえずスルー状態。言及してくれるのは、ドラマのオマケの「紀行」だけです。アバンタイトルですらない、「紀行」ですよ。こんなひどい扱いってあるでしょうか。三木市の方は怒っていいと思います。
 官兵衛救出のため城内に潜入している九郎衛門(高橋一生)と善助(濱田岳)は、ついに土牢の中の官兵衛とコンタクトに成功します。やっと外の世界との希望がつながり…ってそれも早すぎるよねえ。善助の手紙で、官兵衛の生存も姫路にすぐ知らされますが、あまりにも生死不明の期間が短かったので、涙を流して感動されてもなかなかその気になれませんよ。
 そして松寿丸をあずかっている半兵衛先輩(谷原章介)は、病をおして、三木城攻めのため(って説明してくれないけど、そうなんだよね?)播磨戦線に復帰。そして陣中の秀吉と再会して官兵衛の生存を確認すると、「実は…」と、松寿丸を生きて預かっていたことを告白します。
そんなこと信長(江口洋介)様に知られたら、命令に背いたかどで粛清の危険があるので…と、ヤバい情報をけっこうフツーに声をひそめるでもなく喋る半兵衛先輩。そして「おおおっ松寿丸が生きておった!!」とかデカイ声で喜びを表現する秀吉。だいじょぶか(笑)。この時点で、この人たち信長様のお怒りなんか全然恐れていませんね
 とにかくすぐにも官兵衛を救い出さねば、有岡城が一刻も早く落ちてくれればよいのだが、と遠くから気をもむ秀吉と半兵衛先輩。直接有岡攻めに関わっているのではないので、外部からテコ入れをするしかないと、備前の宇喜多直家(陣内孝則)の調略を計画します。
 大物の調略なので、半兵衛みずからが出向いて…という話になったところ、半兵衛先輩は急に病が悪化して危篤状態に。秀吉と弟の小一郎(嘉島典俊)、蜂須賀小六(ピエール瀧)、それに、ここんとこ存在を忘れてた石田三成(田中圭)に看取られて息を引き取ります。
 臨終にあたって半兵衛は、「天下を…」と秀吉に囁くのですが、この場面、感動的なんでしょうけど、なんか赤面してしまいました。なぜだろう。死んでゆく半兵衛にとりすがる秀吉の手つきとかが、妙にネッチョリしていたからでしょうか。
両手でジワ~ッと顔を撫でまわしたり、唇にさわったり、さらに構図がもろにこれ

 ほとんど…いやもう、あからさまなラブシーンではないですか。いやあ、まさか谷原章介@竹中半兵衛の最後の場面で、恥ずかしさに顔を赤らめることになるとは思わなかった。恥ずかしさ度でいったら「わたくしは千代どのをお慕いしておりました」を軽く超えたと思います。信じらない。
 あと、半兵衛さまの軍師としての活躍がほとんど…というか初登場の十面埋伏作戦いがいほぼ皆無だったのも残念だったなあ。さいごに印象にのこったのが秀吉とのラブシーンだったなんて。お気の毒で泣けてきます。
 しかも、半兵衛先輩が最後にやりのこした「宇喜多直家の調略」も、肝心の宇喜多直家が、なんか病気を患ったかなんかして自慢の精力が激減しており、酒も飲めない・女も抱けない状態。宇喜多家の行く末を案じた直家は別人のように小心者になり、半兵衛先輩がいくまでもなく、蜂須賀小六なんかが「秀吉さまの軍師です」なんて大法螺をかましてのりこんでも簡単に転んでしまいます。こんなことで宇喜多直家が退場すんなら、陣内孝則さんの無駄遣いもいいとこですわ。
 さて、有岡城では待てど暮らせどこない毛利の援軍に極限までイラついてます。来なくて当たり前だよ、毛利はとっくにドラマ内遭難して消息不明になってんだから。三木城の別所家や、本願寺の顕如様と同じく。…あ、いや、とにかく村重は、ドラマ内遭難中の毛利勢の捜索にみずからいく!ととんでもねえことを言い出します。ワシが行けば毛利もむげには出来ぬはず!!とか言って、そんなもんいかせるほうもいかせるほうだよね。
 村重は、自慢の茶器を吟味して、特別お高いのを選んでお土産に包むと、夜陰に紛れて有岡城を脱出。支城の尼崎城までいきますが、そこから先が織田軍にビッシリ包囲されており、進に進めず、帰るに帰れぬ状態になります。本人にその気はなくても、結果的にはは城から逃亡したってことですね。この情報はすぐに信長のところにも届きます。
 信長は、またぞろ例のハリー・スタイルズ似の神父をホストのように侍らせて、自慢の地球儀で、十八番「地球は丸くてでかいのだ・日本はこんなに小さいのだショー」をやってます。こんなんに毎度付きあわされて、「ほほぉ~なんと日の本はかほどに小さいのでございまするか!!」と決まりきったリアクションを強要される丹羽長秀(勝野洋)が、ほんとに可哀想で泣けてくる。
 そんなところに荒木村重の逃亡の情報は届き、ノブ様は上機嫌から一転ブチ切れ、いつものように什器に当たり散らして大荒れ。そこへタイミング悪く秀吉が、宇喜多直家の調略成功を嬉しそうに報告に来たもんだから、もう丁度いいサンドバックになってしまい、ボコボコに足蹴にされたあげく「誰が宇喜多なんか調略しろといった、帰参など許さぬ、攻め潰せ」とこうです。あっちもこっちも籠城されて、膠着状態のところを抱えてにっちもさっちもいかない状態で、なにを言ってるんでしょうかこのバカ殿様は
…っと、この信長を見る限り、そしてこのドラマ内情報による限り、どうしようもないバカ殿にしかみえんのよ。すみませんねホント。
 さて、有岡城には「村重が降伏すれば城の者の命は助ける」という通告がなされ、美人妻(桐谷美鈴)が村重に使者を送ります。ですが、村重は使者にもあわず、「降参はしない。降参しなければ負けたことにならないんだ」「オレは生きて生きて生き抜く!!」とかなんとか、めちゃくちゃ無責任な「生き抜く宣言」をぶちかまします。あまりの醜態に使者は幻滅のあまり、その場で逃亡。有岡城は丸裸のまま破られて、信長軍の狼藉にまかされることに…。
 ということで、もう監禁してたってしょうがないのでと、官兵衛の牢の鍵もあけられました。この「鍵を開ける牢番」役として今夜限りのカメオ出演をしたのが、浜田学さんです。この人の名前って濱田岳さんと紛らわしく、前はしょっちゅう間違えたり、同一人物だと思ってたこともあるので、御両人の名前が同じ回にクレジットされるのは個人的にちょっとした僥倖でした。ストーリーにはぜんぜん関係ないですけどね。
 ほとんどゴミ袋と見分けがつかない姿になった官兵衛は、牢内にはいった善助・九郎衛門・太兵衛の三人と再会、救出されます。信長軍の攻撃に乱戦が繰り広げられる場内を、堂々と官兵衛を背負って脱出するレッツゴー三匹。よく怪しまれないねと思いますが、まあ、この時点で官兵衛は、ビジュアル的に人間とはちがう物体になっちゃってるので、信長軍も、ゴミ出しと思って疑わなかったのでしょう。
 そしてほぼ一年ぶりに牢を出て太陽の光を浴びた官兵衛は、「生きている…っっ!!」と感極まるのですが、ちょ、ちょっと大丈夫、一年も暗いところで日の目を見なかった人がいきなり太陽を直視したりして。失明するんじゃないの、と、本気で心配になりました。
 まあ、黒田官兵衛の後半生の障碍にたしか目はなかったと思うので…。あれ、でも片目アイパッチしてなかったか? いやそれ軍師違いだから、ということで、以下次回。


そしておもむろに、今週のダウントン・アビー(第四回)

 サブタイトルは「移りゆく心」

 今週は、相変わらずのメアリーの相続問題がどうなるのかという話と、家政婦長のヒューズさんのデート、それと三姉妹の末娘シビルが急にウーマンリブにめざめる話、などが交互に展開していました。
 まあ、先週の腹上死事件みたいにひっくり返るようなネタがあるのではないですが、例の事件はやっぱり引きずってます。
 前回、大奥様のバイオレット様が陰の主役なんでは、とちらっと思いましたけど、今週はいよいよそういう様相を呈してきました。扉絵の扱いも主役か準主役レベル。

これ。


 今回、バイオレット様は、メアリーに相続させるために限嗣相続の取り決めを破る方法はないものかと、弁護士に相談することを考えます。「最適な人がいるのよ」といって、なんとマシューに。すごい腹黒い婆様ですね。マシューに依頼すれば、本人の名誉にかけて隠滅や捏造はできないわけですから。
 果たして、マシューは真剣に、自分でなくてメアリーが全財産を相続する方法を探るため、伯爵家の代々の遺言を精査するのですが、どこにも隙が無くて、次の伯爵称号の継承者が全財産も相続する、というとりきめは動かせません。
 このへんで、わたしのトロい頭にもボンヤリと限嗣相続と財産譲渡の関係が見えてきたんですけど、ここで問題になっているのは「伯爵夫人コーラの持参金」というやつですね。伯爵家はいちど破産しかけたかなんかして、いまのところの財産はほとんど、現伯爵夫人が嫁に来たときの持参金で成り立っていると。これを伯爵家の本来の財産と別物として、実の娘に相続させる方法があるかもしれないんだけど、もしできても、それをやったらマシューは財産も所領もない名前だけの伯爵になってしまいます。
 べつに他人も同然のマシューなんか、財産がもらえなくてもともとではあるんですが、当の伯爵はそれでは納まらない。所領と城と爵位が一体になってのダウントン・アビーであって、それを崩したら、御先祖様に申し訳がない…ということですね。
 伯爵はメアリーに、「うちの財産が自分一代で築いたものだったら、迷わず喜んでお前に全部譲る。でもそうじゃなくて、ダウントン・アビーは代々かけて築いてきた資産なのだ、わたしはその管理者であって所有者ではない」といいますが、ああ、そういう考え方なのか…と非常にふに落ちました、今週は。
 しかし、それでもメアリーは収まりませんよ。いえ、べつにお金が欲しいとかそういうことじゃなく、この人にとっては、自分がひとかどの人間として認められるかられないか、という次元の話にスライドしてるんですね、この相続問題は。主要人物がこういう愛に飢えたモードになると話はむちゃくちゃ面倒になるんだ、だいたいは。
 マシューのほうはもっと淡々としてて、べつにもとからお金が欲しいわけじゃなし、相続など迷惑に思っているくらいなので、メアリーが財産を相続する方法を一生懸命考える。その過程で、なんだかメアリーに深く同情してきて、なんとなく好きに…というか、心配になっちゃったりする。天然にもほどがあると思いますが、ほんと、なんでこの二人結婚しないんですかね。それだけで問題が一気に全部解決するのに

 で、陰の主役のバイオレット様ですが、今週は感動しました。マシューの家の執事のモールズリーって人が、手が赤むけになってしまって、もと看護師のマシュー母・イザベル奥様が「それは丹毒よ、薬を処方するわ」とか言って張り切って病院につれていきます。でも全然治らない。しばらくして、ふたりで病院に行くと、居合わせたバイオレット様と鉢合わせ。バイオレット様はモールズリーに「お父さんはお元気?」とか関係ない話をし始め、お宅の庭はどう?お父さんとあのヘンルーダの茂みを掘り返しているの?とか世間話をして、「その手はヘンルーダのアレルギーですよ、手袋をして庭仕事をすれば1週間で治るわ」と。
 これは凄かったですね。前世紀の遺物みたいな婆様で、アタマが古くて物事の改革の邪魔にしかならないと思われた人が、ふつうに、使用人の家族のこととか、健康状態、庭の植物のことまで把握している。こういうのが一種のノーブレス・オブリージュとして、自然に身についてるんですね。中流階級の人には全く歯が立たなくて、むしろ半端に使用人を使っているマシュー親子のほうが彼らを見下していたのではないか、と痛烈に批判を浴びるわけです。
 こういうところでイギリスの貴族文化とか、社会に根付いた階級意識やコンプレックスの源をみることができるので、お勉強にもなるドラマだと思いますホント。

 あと、あいかわらずのホモの下僕・トーマスが性格悪すぎて面白い。そろそろなんかやらかしてくれんかなと思っているのですが。

また来週っ!


15 コメント

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ダウントンアビー すごい! (kiyoko)
2014-06-03 00:18:37
実は気になりつつも視聴していなかったダウントンアビー。
あなた様のレビューに惹かれて見ました!
超おもしれ~!!
よってレビューがもう楽しみで楽しみで・・・。
もうダウントンアビー単独でレビューしていただいても大歓迎です!
私もヴァイオレット婆様が大好きで、「外国人が死んだくらいで落ち込んでたら、毎日新聞読んだら卒倒よ」とか回転椅子によろめきながら「毎日がアメリカとの戦いね」とか、本当になんちゅう洒落た事いうんだ!と感動しております。このユーモアのセンスは日本人にはないですよね。
これからもどっちのレビューも(ややダウントンより)楽しみにしています♪
カットはしません (みちゃ)
2014-06-03 00:25:51
はじめまして&こんばんは
大河の感想、いつも拝見しております。
牢屋のボロ雑巾官兵衛をDVDでカットするのでは?と仰られていますが、それはないです。
岡田君は、昔NHKドラマ「大化改新」の時も原始人みたいな姿で牢屋に入りましたが
DVDにキチンと収録されております。親友の死に号泣するシーンは涙&鼻水&涎のスリーコンボ。
宇喜多直家が謎でした (脱包茎した金次郎)
2014-06-03 15:08:07
ご指摘のように三木城の方は
ほとんど出てきませんね。
私は牢獄の映像があまり進展もなくみていて疲れました。
もう少し、全体の戦況の進み具合を詳細に
伝えてほしいという思いです。
それから
宇喜多直家が突然、信長に寝返る場面ですが、
これがどうもその理由がよく分かりませんでした。
体調が悪いとかいってましたが、
体調が悪いと、どうして信長になるのでしょうかね・・
7回で終わっちゃうの? (SFurrow)
2014-06-03 22:26:16
と思っていたら、これはダウントン・アビーの第1シーズンで、第2・第3シーズンと続くんだそうですね。楽しみだなぁ。
マギー・スミスは今回もいろいろ名言を吐いて下さいましたが、何といってもあの、ヘンルーダの大快挙。ヘンルーダって『ハムレット』でオフィーリアのセリフに出てきたやつだったか。思慮の浅い私は、医者が薬の横流しか何かやってて、古くて効かなくなった薬を使っていて、マシュー母がまたやっつけるという展開かと思ったら、今度はぎゃふんと言わされる番だったんですね。どっちが正義の味方でどっちが悪役というのじゃなしに、五分五分で渡り合うのが良いわ~~
伯爵の「自分一代で築いた財なら…」という言葉も良かったですね。私のように根っからサラリーマン育ちの庶民にはわからない部分ですが、今の日本でも、代々続くオーナー企業の主など、しみじみと心に響くのではないでしょうか。
一方で、人一倍誇り高い性格のメアリーが自分の存在意義について悩み続けているのも、朝ドラの蓮子様を連想させたりして興味が深まります。
そうそう、遅くなりましたが、漱石の「心」のことをツイートして下さって有難うございました。区切って連載で読んでいると「続きが気になる~」(先の話はわかっているのに)朝の楽しみが増えた今日この頃。
ではでは来週も楽しみにしております!
日の本はこんなにも小さいんだショー (まちゃ)
2014-06-03 23:51:39
確かに勝野洋さんは、この場面多いですね。今度は信長役でやってもらってはどうでしょうww
ドラマはワクワク感が命! (あおあお)
2014-06-04 17:14:23
勘兵衛が幽閉されるシーンから見始めました。
「勘兵衛はこの先、どうなっちゃうんだろう?」とワクワクしながら。

でも、どうでしょう、、、、
ドラマの回を増すごとに、このワクワク感は消えてます。

今回で勘兵衛は助けられました。これからの勘兵衛は?だしさんはどうなるの??村重は、この先どうやって生きていくの???
とは思うのですが、別にどーでもーやーとも思います(笑)

役者達は精一杯演じてるのに、ドラマは盛り上らない。脚本のせいですかね、、(笑)
突っ込みどころ、ほんまに満載 (じゅでぃ・すみす)
2014-06-04 23:17:10
いつも、楽しく拝読させて頂いております。なかなか切り口鋭く、時には爆笑しながら読ませて頂いております。
特に、上様に対する、鋭い指摘。全くもってその通り!と言う感じで、うれしく思います。

大河ドラマをまともに見なくなって何年たつんでしょう。最後にまともに見たのは、「利家とまつ」ぐらいでしょうか?久々に、地元関西エリアが舞台なので、興味を惹かれて見始めました。

で、地元民ゆえの突っ込みどころが満載なんです。まずはその距離感なんですよ。たとえば三木城で固まってる秀吉がいとも簡単に「よし!安土の上様のところに行って話してくる」と言って、即次のシーンで安土城にいてる。うーん、今ならまあ姫路まで出て、こだまにのって京都まで行ってほんで・・・ということは可能だけど、あの当時、そんな簡単に瞬間移動でけへんやん!と、毎回突っ込みを入れてしまいます。この間もそうですね。病身の半兵衛先輩が、岐阜からあっという間に三木城へ到着。あと、壊れた村重がこれまたいとも簡単に有岡城から尼崎城まで瞬間移動。そらね、今はJRで伊丹駅から尼崎まで10分で行けるけど(有岡城は伊丹駅すぐ)

彼らはどこでもドアつかってるんでしょうかね?

バイオレット様! (庵主)
2014-06-07 22:13:59
kiyokoさん、コメントありがとうございます。

実はダウントン・アビー単品の記事立ても考えたのですが、あんまり時間や気力が無いのと、第一シーズンは短いので官兵衛のほうの視聴意欲が減退している補完になれば…と思って、強引な二本立てにしてしまいました。
バイオレット様はいいキャラですよね。
毎回の名言が楽しみで楽しみで。そうそう、回転椅子ね(笑)。
只の意地悪ばあさんかと思ったら、この人をみていると英国の階級の歴史や文化が垣間見え、毎回感動しながら見ています。まさかこの人が主役をさらうとは思いませんでしたね。
第1シーズンはあと少しですが、楽しんでレビューしたいと思います。
大変失礼いたしました。 (庵主)
2014-06-07 22:17:40
みちゃさん、コメントありがとうございます。

「大化の改新」は見てませんでしたが、そうでしたか。それは失礼いたしました。
まあ、興ざめな露出のコントロールというのは、あの事務所所属のアイドルの方が大河ドラマに主演をなさるといつもあることですので、冗談で言ってみましたが、渾身の熱演も確実にDVDに収められるということであれば、ファンの方には朗報でしょうね。
ほんとは監禁期間がもっと長ければ緊迫度も増したんでしょうけど…それは申しますまい。
宇喜多直家のムダづかい (庵主)
2014-06-07 22:28:18
金次郎さん、コメントありがとうございます。

ほんとに宇喜多直家@陣内孝則さんはムダ使いでしたね。
体調が悪く、死ぬんじゃないかということで、宇喜多家の行く末が急に心配になって寝返りを決意したということのようですが、おっしゃるように、官兵衛監禁中の戦況がちゃんと伝えられてないので、あれでは単なる挙動不審の人ですよね。
三木城はスルー状態ですし(笑) 主役が監禁中で動きが無くても、戦況をドラマチックに描くだけで結構面白い状況だと思いますのに、残念です。 

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