湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ マリアさまの絵

2015年07月28日 23時56分34秒 | 日常・その他
今日は少し酒を呑み過ぎましたので等閑な記事になります。
   というより、記事が載せられません。

 先日の拙ブログ記事「聖母の慈愛に見守られて育った幼少の頃の私<2015.7.23>」に因み、
    癒しのマリア様の絵でご勘弁ねがいます。


・・・・・・・・・・・ ギャラリー 024 (リッピさんとブクローさんの絵) ・・・・・・・・・・・
                            ライセンス(3点とも): (パブリック・ドメイン)

 ◆タイトル:聖母子と二天使

 ・画家:フィリッポ・リッピ
 ・制作年:1465年
 ・収蔵:ウフィツィ美術館<フィレンツェ>

   「フィリッポ・リッピ」さんは幼くして孤児になり、
   修道院で育てられて修道士となられた方ですが、破戒僧のような方でもあったようです。
   1456年(50歳のとき)にプラートのサンタ・マルゲリータ修道院の礼拝堂付き司祭に任命され、
   同年、同修道院の若い修道女「ルクレツィア・ブーティ」さんと良い仲(?)になり、
   翌年には2人の間に息子「フィリッピーノ・リッピ」さんが生まれています。
   この破廉恥行為(?)により、リッピさんは告発され修道院出入り禁止となっています。
   しかし、芸術家に援助を惜しまなかったメディチ家の当主「コジモ・デ・メディチ」さんの
   とりなしにより、二人は教皇から正式に還俗を許されて正式の夫婦となっています。
   この絵「聖母子と二天使」の女性のモデルは、ルクレツィアさんだと云われていますが、
   この絵のマリア様であれば
   30歳近くも年下の女性に恋をしたリッピさんの気持ちが解からないでもありません。
   
     こちらを向いている、俗衆に見えないこともない目・口元をした天使や、
      聖母(ルクレツィアさん)に抱っこしてもらいたがっている幼子の顔が
       自画像のフィリッポ・リッピさんに似ているようなんですが ・・・
           気のせいでしょうか
   

 ◆タイトル:薔薇の聖母(The Madonna of the Roses)

 ・画家:ウィリアム・アドルフ・ブグロー(William-Adolphe Bouguereau)
 ・制作年:1903年
 ・収蔵:?

   ブクローさんが描かれた幼子は、利発そうですが幼い顔をしています。
   ひきかえ、リッピさんが描かれた幼子はオジサンのような顔をしているように見えます。

 ◆タイトル:清純(Innocence)

 ・画家:ウィリアム・アドルフ・ブグロー(William-Adolphe Bouguereau)
 ・制作年:1893年
 ・収蔵:?


・・・・・・・・・・・ ギャラリー xxx (誰かが描いたリッピさんのマリアさまの模写(一部)) ・・・・・・・・・・・