湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 今年も弱虫ゆえの失態を演じた健康診断

2015年07月09日 18時51分56秒 | ちょっとした出来事?
某職業訓練校の舎監(付属寮の管理人)をしている私の職種は
「地方公務員法」の第3条第3項第3号でいうところの非常勤職員になります。

今日は非番でしたので
年に1回の定期健康診断を受けに本庁へ出向きました。

お恥ずかしいことですが
昨年と同様、無様な失態を演じてしまいました。

  演じるに至るまでの一連の流れは次のとおりです。

  ・13時頃 自転車に乗って自宅を出ました。
     ※本庁までは自宅から約7km 
     ※このときカンカン照り(着帽してました)

  ・暑かったので中間地点あたりでコンビニに入り涼みました。

  ・13時50分頃本庁に到着し、少し休んで健康診断の受付をしました。
     ※受付期限は14時

  ・指示に従い外に駐車している検診車(胸のレントゲン)へ向かいました。
    また熱い外を100mほど歩かねばならず、嫌な予感がしました。

  ・胸のレントゲンを撮ってもらい隣の検診車(心電図)へ移動しました。
    その検診車の看護師さんから『顔が赤いですね、大丈夫ですか』ときかれました。
    心電図をとり終って外へ出ようとしたとき、気分悪いのが酷くなりました。
    手の指が小刻みに震え、歩く足に力はいらず、強度の不安感に襲われました。
    「これは精神的(パニック障害のような)なものだから何でもない。数分で回復する」
    と自分に言い聞かせつつも、
    水分不足ではないかと考えて、看護師さんに『なにか飲物はないですか』と所望しました。
    何もないとのことでした。
    このままではいけないとパニクリ始め、
    看護師さんへ震える手で小銭を渡して「ポカリスエットのようなものを買ってきてほしい」と頼みました。
     ※畏れ多くも看護師さんをパシリで使ったのです。
      (看護師さんは暑い中を買いに出る)
     ※もう一人の看護師さんから、ベッドで横になるよう勧められて休みました。
    戻ってきた看護師さんからポカリを受け取り飲みました。
    (この時点で少し落ち着きを取り戻していました)

    心電図検診車の中でのこのアクシデントが次の検査場所(血液検査他)の担当者へも
    伝わっており、場所移動するのが大変であれば検診車で採血してもよいと提案されました。
    落ち着きを取り戻していた私は好意を辞退し、採血場所(本庁地下)へ向かいました。
    (このとき看護助士さんが1名同行してくれました)

  ・部屋に入ったら採血する机に担当者3名が待ち構えており、
    他にも健康診断のスタッフ(医師、看護師、事務員)が8名ほどが集まっていました。
    私が当日最後の受診者だということで、
    世話を焼かせる私が早く終わらないかと待っておられるようでした。

  ・昨年と同じ採血台を見て昨年の悪夢(採血をされたあと気分が悪くなりダウン)がよみがえり、
    担当者へ尋ねました。
    『血液の検査は健康診断の必須項目でしょうか?』、『別の日ではだめでしょうか?』
    確認しに行って戻ってこられた担当者の回答は
    『受けてもらわないとなりません』、『今日無理でしたら明日であれば結構です』。

      部屋にいる全員の "呆れたような" 視線を感じながら、しばらく逡巡し、
      『明日にさせてください』と告げました。

  ・部屋にいた方々は、やっと片付けられるといった顔つきでした。
    「あの歳で、あの顔して、なんていう弱虫なの」という非難の気持ちは表情に出さず ・・・        
   
  ・14時30分頃、すごすごと部屋を出ました。


家に帰ってからこの出来事を話しました。
呆れて笑われたのは言うまでもありません。
 
 90歳のお袋からは『あんたは小さい頃からそうだったもんね』と、子供の頃の話を持ち出されました。
 なんでも幼少の頃ちょっとした病気で医者にかかると
 看護婦さん(当時の呼称)から
 『ワルゴロの顔をしている割に弱虫ね』と言われていたそうです。
    そういえば「看護婦さんに押さえつけられて泣き叫んでいた」という自分の姿が
    薄っすらと記憶に残っています。

     以前にも拙ブログで書いたかもしれませんが
     私は「飲薬キライ」、「注射ダメ(局所麻酔はもっての外)」です。


ちなみに、私が炎天下で自転車をこいでいた頃(13時33分)
熊本市は今年最高の気温35.8℃を記録(*)していました。

  * : データ元:気象庁の「日最高気温一覧表


明日は朝早くに採血に行かなければなりません。

  明日の健康診断は女性専用となっているそうで、
  女性の受診者が来る前に私の採血を終わらせなければならないそうです。
  
    もう明日は失態を繰り返すわけにいきません。
    大勢の女性が後ろに控える「背水の陣」です。
      たかが採血で大げさな、とお思いでしょうが ・・・