湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 七夕の願い事

2015年07月01日 23時38分06秒 | ちょっとした出来事?
東京方面での就活から帰ってくる3男を迎えに
あそ熊本空港へ行きました。

熊本地方は昨夜から夜半にかけての集中豪雨で
多くの市町で避難勧告が出されました。

昼になっても空港近くは雨雲が垂れこめており視界が悪かったので、
福岡空港に降ろされるかも知れないと気をもみましたが、
到着案内表示器には「DELAYED」と出ていたのでホットしました。

1階到着出口の近くに「井関農機株式会社」さんの田植え機「さなえ」さんが
展示されていました。
 
  ※イセキの「さなえ」さんは1971年に誕生していますから、もう44歳です。
    「さなえ」オバサンと呼んだほうがいいのかもしれません。 

 以前にもイセキさんのトラクターや耕運機が展示されていたと思います。
 この場所は、イセキさんの専用ブースになっているようです。


到着まで少し時間があったので、
2階の御土産品コーナーへ行き鹿児島名産の「かるかん饅頭」を買いました。
父の月命日(3日)法事用の菓子です。
そして、小腹が空いていたので「いきなり団子」(*)を1個(小のほうで100円)買って
立ち食いしました。

  * : 「いきなりだご」ともいいます。
     熊本の素朴な郷土菓子です。
     詳しくは熊本市役所Webサイトにある「いきなり団子研究所」をご覧ください。 
"スウィーツ" という呼び方が似合あわない、田舎もんの顔をしています。
 
    ※芋がホクホクして、程よい甘さの美味しい団子でした。

そろそろ1階の到着出口で待つことにしようかと階段に向かっていたら
「七夕飾り」が目に入りました。
願い事が書かれた色とりどりの沢山の短冊が下がっていました。

近くにテーブルがあり、短冊と紙縒りとペンが置いてありました。
到着予定時刻まで5分ほどあり、七夕飾りを注目している人もいないようだったので、
私も書いてみようと思いました。

私がテーブルに近づいた丁度その時
3歳ぐらいの女の子が速足で七夕飾りに近づいてきて、連れのおばあさんを手招きしました。
女の子は願い事を書きたいようでしたので、先に書いてもらうことにしました。

  女の子はおばあさんと話しながら、まず短冊の色を選び始めました。
  なかなか決まりませんでした。
  やっと色が決まり(銀色)、慣れない手つきで書き始めましたが、なかなか書けないようでした。
  無理もありません、備え置きの全てのペンがインク切れだったのです。
  今度はおばあさんがバッグの中にあるはずというボールペンを探し始めました。

  こりゃ待っていても仕様がないと、私は諦めて階段へ向かいました。
  そうしたら、階段の近くにも七夕飾りがあったのです。
  その場所は待合椅子が並んでいる傍で、沢山の人が座っていました。
  この歳で、そこで短冊を飾り付けるのは少し勇気がいったので、
  1枚の短冊にサラサラとマジックで書き、
  紙縒りを1本とって、さっきの女の子がいた目立たない場所に戻りました。

この中に私の短冊も下がっています。

    ※少しヒネタ言葉を書いています。
     (お祭り気分に水を差すような文言だったので、あとで反省しました)

1階に降りると、少し大きい七夕飾り用の笹竹もありました。

    ※恋愛関係、就職関係、健康関係など、色んな願い事が書かれています。
      七夕のときに短冊に書き織姫さまへ願うのは、
      習い事などの上達を織姫さまへ誓うという意味があるそうです。
      これだけ多岐にわたって盛り沢山で頼まれれば、
      織姫さま(棚機女さま)も『やってられないわ』とお手上げではないでしょうか。

      
もう一つ書いて下げようかとも思いましたが、
七夕飾りの前をJALやANAのグランドスタッフ(熊本美人)の方々が行き来されていたので
やめました。