毎年玉三郎のファンの方が、カレンダー
を送ってくださる。わざわざ、歌舞伎座
に行って買ってきてくださるのだ。
大きなカレンダーを丸めて、潰れないように、
折り曲げられないようにと苦労して、
梱包をして、宅急便で届く。
篠山紀信撮影の艶やかな玉三郎の大きな
写真で、カレンダーは下にちよっとつい
ているだけなので、あちこちかかげてい
るうちに、玉三郎美術館のようになった。
もう何年分もありますから来年からは
ご放念くださいねとお礼の電話で言って
も、「私の元気なうちはお送りします」
と言ってくださる。
「私が、ヨイヨイになって これは
何？誰？」とわからなくなるかもしれま
せんよ」と言うと
「そしたら、送るのをやめます」と
言ってくださる、、、、ありがたい
親切なお方。
カレンダーの中は艶やかな玉三郎の写真
がたくさんあるのだが、こう言う商品は
外側だけしか見せてはいけないと
聞いているので残念です。