白菊会
2016-10-02 | 日記
昨日無理をしてパーマに行ったのは
今日白菊会でスピーチがあったからだ。
白菊会とは、神奈川歯科大学の献体部門
の集まりで、下半期に解剖に回される
遺族が呼ばれる厳かな儀式である。
遺族代表、六人の一人として
生前の母の思い出や、勉強して育ってい
く、歯医者さんの卵たちを激励するスピーチをした。
解剖は二年生が行うとのこと、二年生
全員が出席している。前日は眠れない、
解剖を終わったらしばらく食事が出来な
いそうで、学生さん達も大変だ。
解剖するご遺体を提供してくださったの
は、ご遺族の意思があるからであると
学生さん達は緊張して参加させられてい
る。
こんなにたくさん、歯医者さんの卵がい
て、世の中溢れてしまうんではないかと
思うほどだ。
母の思い出を話していると、その場に
母がいるような懐かしい気持になった。