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「言葉の力、リズム感の勝利」・・〈アメリカ〉

2008-11-06 | 国際・政治

米大統領選】オバマ氏 言葉の力&リズム感の勝利 (1/3ページ)   2008.11.5 23:32

(一部抜粋)

「変革が米国に到来した」-。米大統領選で歴史的勝利を収めたバラク・オバマ氏(47)は5日午後(日本時間)、数万人の支持者を前に、そう勝利宣言した。ケニア人留学生の父と白人の母の間に生まれた米国初の黒人大統領。人種の壁を超え、若者や貧困層、富裕層など幅広い人々を魅了したのは、リンカーン、ケネディ元大統領らの再来とも評された数々の名演説にほかならない。わが国の政治家たちは、この強い「言葉の力」から何を感じ取るだろうか。

 「リベラルのアメリカも保守のアメリカもない、あるのはアメリカ合衆国だ」。2004年7月の民主党大会。オバマ氏はこの演説で一躍、大統領候補として注目を集めた。

 さらに、ポスターにも使われた「CHANGE(変革)」をはじめ、「Yes we can(きっと私たちはできる)」「Let us keep that promise-that American promise(米国の約束を実現しよう)」など演説の言葉が、歌になるなどの社会現象も生まれた。

 「人々のための政治を行う、という一貫したメッセージがこめられており、彼の発言には人の心をつかむ力がある」と話すのは、「オバマ語録」の翻訳を担当した翻訳者の中島早苗さん。インドネシアで少年時代を過ごすなど、多文化にまたがる生い立ちに加え、「リズム感のある伝わりやすい言葉が、幅広い支持につながった」。

 一方でオバマ氏は「私は政治的点数稼ぎに自分の人種を使う人間ではない」「この選挙は黒人対白人の戦いではない。過去対未来の戦いだ」とも発言している。(MSN産経)

 

リベラルのアメリカも保守のアメリカもない、あるのはアメリカ合衆国だ

Yes we can(きっと私たちはできる)

Let us keep that promise-that American promise(米国の約束を実現しよう)

この選挙は黒人対白人の戦いではない。過去対未来の戦いだ

  

 

言葉の使い方がものすごく上手い。 これらの言葉には、詩的な要素、また広告的な要素もあると感じます。演説がうまいことは、政治家にとって重要なことだと思いますが、個人的に、オバマ氏をあまり応援できなかったのは、たぶんこれも一つの理由。 逆にいえばこれは、言葉で扇動する力があるともいえる・・。

Change」、そして、「言葉の力&リズム感の勝利」。 オバマ氏がこれら「言葉の力」だけでなく、それ以上に新リーダーとして、実力と知力を備えていることを願います。

 

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