コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
タヌキと北海道に行ってきた
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思いがけず、タヌキと北海道に行ってきた。
新聞広告に格安の北海道ツアーの広告があったのだ。
温泉巡りも魅力だが、小樽に行くのが親父の目玉。
「これに行こうか。」
タヌキに言うと、「そうね」と即決。
月末に友達4人と香港に行くタヌキは、自分だけ楽しむことに負い目があるのだ。
15日、羽田を出発。新千歳から登別温泉へ。
到着するなり、徒歩で地獄谷へ行く。噴煙を吹く岩は今にも爆発しそうだ。
細かい氷の粒が降ってきた。午後4時というのに暗くなってきた。
北海道の夕暮れは、思ったより早いのだ。急いで宿に帰る。
登別の湯は、我が群馬・草津に近いようだ。芯まで温まってよい。
翌日は、早起きして小樽へ。自由時間はタクシーを利用する。
運転手と交渉し格安で貸し切る。
まず念願だった石原裕次郎記念館へ。
小樽に来ても、今まで時間の都合で寄れなかった所だ。
裕次郎人気も衰えたのか、閑散としていてファンとしては悲しい。
ニシン御殿にも案内された。かつての繁栄を想う。
札幌へ。ここも自由時間。
タヌキがゆっくり見たかったと言う時計台を見る。
旧道庁から札幌駅あたりを歩く。途中そばを食べる。美味。
午後は4時間ほどバスに揺られて十勝川温泉へ。
途中、夕張の山中で日が暮れる。やはり午後4時。
十勝川温泉は、植物性のモール温泉という。泥炭の発酵熱で湯ができる。
褐色のぬるっとした湯で、ここも実に温まる。食前のビールがうまい。
17日朝、十勝川に白鳥を見に行く。7,8羽ほどが飛来していた。
着込んで行ったが、顔と手がぴりりと痛く感じる。でも気持ちいい冷たさだ。
10時にホテルを出発。六花亭のアンテナショップに寄って帯広市内へ。
通りは広く、どこまでも直線なのが珍しく、面白い。
帯広も自由散策。百貨店の地下で土産を買う。昼食は名物の豚丼。美味。
帯広空港から羽田経由で帰宅する。
帰ると、留守をしてくれた猫と長男夫婦が待っていた。
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東京散歩(浜松町周辺)
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深まりゆく秋。我が猫額庭の柿も食べ頃か。
今日は恒例の東京散歩。行き先は浜松町の周辺。
閑話休題、仲良さそうに親父を見送る猫の話。
母猫トラは、今秋、子猫を産んだ(らしい)が、今回は我が家に連れてこなかった。
乳離れの後、独立させたようだ。飼う予定の人がいたのに、残念なことだ。
春に産まれた5匹のうち、我が家に残ったのが子猫のマガリ。
子猫と言っても、今は親と同じ大きさとなっている。
このマガリは我が家をテリトリーと思い、親を侵入者として追いかけ回す。
親は元々居たものだから、子猫をじゃま扱いする。
なので、普段は取っ組み合いの連続なのだ。
今朝の仲良しぶりを親父もタヌキも初めて見た。
銀座線で新橋下車。歩いて浜離宮公園に行く。
雪吊りなども施されて、都会のオアシスだ。
日本的な庭園と高層ビルとのバランスが妙にマッチしている。
そこから徒歩15分で旧芝離宮庭園に行く。
浜松町駅に隣接した面積の小さい公園なので期待薄だった。
しかし、そこは浜離宮にも劣らぬ見事な日本庭園だった。
そのくせ、入場料は浜離宮の半分の150円。
駅近くで昼食を済ませ、徒歩15分ほどで芝の増上寺。
途中、東洋系の人に英語で道を尋ねられた。
「大門駅はどこですか」そう言ったらしい。
「この通りをまっすぐです」そう答えたらしい。
寺の北側に、赤い帽子をかぶった水子地蔵の長い列。
これは知らなかった。目に鮮烈。
地蔵群の北の道を登った所が東京タワーだ。
十年ほど前に来たときより施設がきれいになっていた。
大展望台に行く。4時前というのに西日の中の東京。
大勢の人が、それぞれの人生を送っている。心の中で、平和を祈る。
大江戸線の赤羽橋から帰途につく。
今日もいい一日だった。
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