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新しい孫が誕生


次男の嫁が、出産のために孫を連れて我が家に来ている。
その嫁が、少し早産だが産まれそうだということで11日に入院をしてしまった。
16日実施の孫の幼稚園入園説明会が母親が行けない。
そこで、父親が連れて行くことになったのだ。

急遽、父親である次男の住む東京まで親父が連れて行くことになった。
タヌキは、義母(親父の母)の介護のため、手が離せない。(老老介護)

せっかくの機会なので、孫を父親に渡した後、東向島界隈を散策することにした。
東向島は、かつて「玉の井」と呼ばれた色街。永井荷風作「墨東奇譚」の舞台なのだ。
まず、向島百花園に行く。
冬の園庭にはツバキと水仙以外にはさしたる花もない。人もまばら。
しかし、古の風流人の心意気は伝わってくる。
東向島駅の北から「いろは通り」に入る。この辺りが物語の舞台なのだろうか。
めぼしい路地を左に折れたところに「願満稲荷」があった。
「寺じま記」の一節と荷風が書いた周辺地図が掲示されていて、ここだとわかった。
稲荷様からは、国道などを越えて四つ木橋まで行く。寒風が耳を刺す。

駅に戻る途中、次男から「説明会が終わった」と電話があった。
そこからは現実の世界に戻り、次男の家で待ち合わせて3人で帰途についた。

今日、17日の午後1時41分。新しい孫が誕生した。男の子だ。
偶然とは言え、次男も立ち会えたのも有り難い。
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我が家の今年の1字は「改」

気がつけば、12月半ば。
今年は定年退職となり、総じてのんびりした1年だった。
忙しかった現役の頃から生活は一変した。
時計の要らない生活。好きな時間に酒が飲めるのも良い。

夏にはヨーロッパ旅行、秋には自宅のリフォームもできた。
そして、今、次男の嫁が出産のために我が家に来ている。
孫付きで楽しいやら煩いやら。
嫁は臨月で間もなく3人目の孫が産まれる。

我が家に住み着き、夜な夜な親父の布団の上で寝る猫も今年は2匹。

ただ気になるのは、母が寝たきりになったこと。
タヌキと共に老老介護の日々が続く。
我が家の今年の1字は「改」だろう。
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