コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
旧日光街道千住宿を歩く
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15日、晴天だが寒風。あえて恒例の東京散歩を実行する。
今回は、旧日光街道千住宿を歩く。
北千住駅を下りて5分ほど西に歩くと、そこは旧日光街道だ。
まず、宿場通りを北に向かう。街道の西に社を見つけた。
境内では親子連れが数組、近所のおばさんらしい人と談笑していた。
実に下町らしい風景だ。地図には千住氷川神社とあった。
街道に戻り、右側にかくれんぼのブロンズ像がかわいい公園がある。
少し歩いて右奥にお寺を発見。長円寺。門の左手に「目やみ地蔵」がある。
近頃視力の弱くなった親父は、心の中で現状維持を祈る。
街道に戻らず、そのまま道なりに北に歩くと土手にぶつかった。
ここは荒川。工事中らしく土手に上がる道は封鎖されていたが突破。
常磐線の鉄橋を撮る。
街道に戻って、今度は南進。大きな交差点の手前にお寺がある。
安養院。大きな松と芭蕉の句碑を見る。
本堂の前に喫煙所があり、手入れの行き届いた庭を眺めて一服する。
交差点を渡ると、行列の店が・・・。「かどや」という団子屋さんだった。
今日が改装開店という広告があったと言う。親父もタヌキの土産にと、行列の仲間になる。
ところが、親父の二人前の人で売り切れだ。後ろに並んでいた人も、ぶつぶつ言いながら解散した。
横山家の前を通り、東西の駅通りを国道の方に向かう。
目的は300円のラーメン屋さんだ。交差点を渡って左手、ローソンの隣だった。
店の名前は「りんりん」。やはり行列の人となる。
餃子が200円、ラーメンと合わせて500円なり。得した気分。
旧日光街道に戻り、勝専寺へ。千住の名の起こりと言われる千手観音があると言う。
赤煉瓦の明治の建築物。
東京芸術センターの高層ビルを過ぎて、源長寺というお寺を過ぎる。
旧道は国道4号線と一緒になり、千住大橋が見えてきた。
左手に芭蕉の像と道標。この地で芭蕉は船を下り奥の細道に出かけたのだ。
国道を渡り、「矢立初めの地」の碑を見てから川岸に下りた。隅田川に吹く風は、やはり冷たい。
橋戸稲荷に行く。名工の伊豆長八の貴重な漆喰鏝(こて)絵があると言う。
やはり見物の人が「ここにありますよ」と、狐の絵の場所を教えてくれた。
ここからは路地を通って北千住駅に戻る。
途中、河原稲荷神社に出くわす。大きな狛犬があり、かつてのやっちゃ場の勢いを物語る。
休憩の喫茶店を探すうち、都税事務所敷地の一角に森鴎外の旧宅跡の碑を発見した。
鴎外の父はここで医院を開業し、鴎外はここから勤務地の陸軍病院に通ったのだ。
近くの旧道沿いに雰囲気のいい喫茶店があったので、ここでコーヒータイム。
今回も充実した東京散歩となった。
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カキナの定植
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土曜日のこと。明日は雨の予報なので農作業をした。
今回は、サヤブドウとスナップエンドウの種まき。それにカキナの定植だ。
機械がないので、手作業で畝を作り種をまく。
カキナはこの地方の特産野菜。来春の収穫を思いながら1本ずつ並べて土をかぶせた。
この作業は3時間。腰痛が少し再発した。
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紅葉の日光へ行く
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先月末の29日(月)、タヌキと義姉夫婦とで紅葉の日光に行ってきた。
いろは坂を登り中禅寺湖まで行く予定だったが、混雑のため中断。
平日なのに、車は渋滞。普段なら30分程で行けるところ1時間半もかかるという。
なので清滝でUターンし、車で10分程の田母沢御用邸記念公園に行く。
ここは、地元の実業家小林家の別邸に紀州徳川家中屋敷の一部を移転増築したもの。
その後、大正天皇のための御用邸として、さらに増改築されたという。
平成12年、栃木県が修復し、一般に公開されている。
部屋数は106室。江戸、明治、大正の建築技術、建具や襖絵など見所は盛りだくさん。
庭園も見事で、入園料500円は惜しくない。
この公園前の道は何度か通っているが、今まで寄らなかったのが不思議でならない。
鬼怒川で1泊し、いつもの宇都宮餃子(6個で210円と安くて美味)をいただいて帰宅する。
御用邸、宇都宮餃子、まだの方は是非行かれるべし。
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