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東京散歩~何度目かの両国


梅雨の合間の東京散歩。今回は何度目かの両国。

両国と言えば国技館。前回も来たので写真だけ撮って帰ろうとした。
植え込みの中に「さざれ石」を発見。
違う場所でも見た気がする。

駅に戻り、「横綱横丁」を通過する。
こういう所はよっぱらい親父の大好物だ。今度は昼間ではなく夜に来る。
芥川龍之介はこの辺りで育ったというから、酒豪だったのか。

路地を東に進んで行った所に「榛(ハンノキ)稲荷神社」がある。
明治の初めまで、この辺りは「榛馬場」と呼ばれる武術の練習場だった。
榛の木の傍らにあったのが、この神社。
神社周辺に葛飾北斎や勝海舟が住んでいた。
北斎は90回も引っ越しをし、名前も30回も変えている。
晩年、「画狂老人卍」と名乗ったことは有名だ。

近くに「すみだ北斎美術館」があるというので行ってみた。
65歳以上は700円。神奈川沖の本物は必見。
残念ながら撮影禁止だった。

すぐ東に「野見宿禰神社」があり、そこに寄る。
入口がふさがれていて入れなかった。
明治17年、初代高砂親方の尽力により、津軽藩の屋敷跡である当地に創建した。
相撲の神様として野見宿禰を祀り、今でも関係者から崇敬を集めているという。
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