ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

新章 天皇の母 20

2020-05-07 07:00:00 | 新章 天皇の母

お暑いことですなあ」

女官達は貫くような陽射しをよけて東宮御所の門をくぐる。

女官達が住み込みではなく、通いになってから幾星霜。

制服に着替えるロッカールームはいつも混みあう・・・のだが、今日は違っていた。

東宮御所の中はしんと静まり返り、誰の声も聞こえない。

ただ女官の待機部屋は、涼しい風が吹いており、暇を持て余した女官達が手作りのお菓子を持ち寄り、質のいい煎茶でお茶会を開いていた。

みんな、おするするさんでごきげんよう

毎日こんなに楽しくお勤めに励めるなら、うちは天国の心地や」

そうや。東宮さん達がいないだけでこんなにも心躍ることがあるやなんて。余計な音も聞こえん、心がざわつくこともない。眉間のしわも、ほら、みて。消えてしもうたわ」

からからと笑いさんざめいた。

東宮さん達が異国へご出立のみぎりは、色々ございましたなあ。異国へ行かれるゆうのに、賢所へのご参拝をされなかったり。当然、先帝の御陵へもお参りせず。今まで先例のないことやのにさらに先例無視では、お上のお怒りも相当なもんやないかと」

お上なあ・・・」

古株の女官がため息をついた。

なあに、典侍さん、何がご存知なのやら教えて下さいませ」

いや、これは御所筋の女官から聞いたことやから・・・話半分にな。お上は后の宮の言いなりやと。今回の異国行きはお上が最もお嫌さんやよって、当然お怒りのお言葉があるもんやとみな思っていたんやそう。それなのに、黙っていなさる。これはおかしいいうてな」

でもお上はあの蛍狩りの夜に、東宮さんから申し出を受けたご一緒の静養をお断りになったんと違うの?あの夜は、お妃さんがお帰りになるなり部屋にこもられて、大変やったわ。物を投げるわ、壁を打ち付けるわ。何がそんなにお気に召さないんやろうって。いつもは誘われてもご一緒なんかしはらないのに」

后の宮さんは、あの時からもう何を言っても無理やと思われたんやて。それにお妃さんの心を一番わかってあらしゃるのは后の宮さんや。同情されたんではないかとな」

同情?」

女官達は一斉に古株の典侍の方を向いた。

同情って・・・あの東宮妃さんにどうしたらそんな感情抱けるのや」

そうや。「紀宮」(きのみや)様のようにいつもお気張りになって、お勤めをしっかり果たしている方ならともかく

それがなあ。やっぱり后の宮さんと東宮妃さんは似たもの同士やということ。今でこそ后の宮さんは歴史に残る皇后さんであらしゃるけれども、うちのたあさまやおばあさま達から見れば、今の東宮妃さんと何も変わらへんということになるのや」

それは・・・聞いたことあります。うちのおもうさんもあたあさんも、帝にはいい感情をお持ちではあらへん。宮仕えするいうたら反対されました」

そうやろ。国民の多くは后の宮さんの美しさや御召し物の素晴らしさに惑わされてすっかり手の内にはまったけれど、本当は何でもご自分が一番やないと気が済まないお人や。それに背の君を操ろういうお心が見え見えや。それに騙される帝も東宮さんも情けないけどな。あの手の人から見たら一番嫌いなんは「紀宮」(きのみや)様や」

どうしてやの?「紀宮」(きのみや)さんはどこまでも控えめで・・・」

その控えめの「紀宮」(きのみや)さんが、40でまさかのご懐妊や。うちとこのお妃さんも、それから后の宮もそれは万に一つも思し召しになったことがない事やったんや」

女官達は、ちょっと黙り込んでしまった。

特に若い女官はさいしょはさっぱりわからないという風に聞いていらけれど、次第に話がおどろおどろしくなるにつれて、息を飲む程に緊張してきたのだ。

風は涼しいのに、額に汗する者すらいた。

「紀宮」(きのみや)さんは前置胎盤にも関わらず、しっかりと公務をこなし、整理をつけてから入院しはった。それが、たまたま、たまたまや、東宮さん達が異国へご出立される日と同じやったやろ」

そうです。まあ、週刊誌には酷いこと書かれはって・・・やれ、病気療養中で静養に行かれるお妃さんに全然気を遣ってないとか、あてつけやないかとか。本当に思い出すだけでも心が凍る」

あれは「紀宮」(きのみや)さんだけやなく、この国の懐妊してはる方全ての人への侮辱や思う」

みんな同様に頷いた。

そら、この世界には望んでも懐妊出来ない人もいる。だからって人さまの家人を喜べん人がいるやなんてひどいと思う」

お妃さんの考えは、ご自分が嫌だから他人が自分に合わせるべきやとのこと。それで国母になれるんやろか思う。今回のご静養だって全て国民の税金を使ってのことや。それを・・・あんな・・・弾ける笑顔やなんて」

この女官は、かの国へ到着し最初に報じられた東宮妃の表情が、いつもは絶対に見せない程嬉しそうな、いかにも勝利したというような笑顔だった事にショックを受けていた。

しかも女一宮まで突然笑いだして、その異様な光景がまたマスコミによって「素晴らしい」のオンパレードになってしまったが為に、まともな心を持っている者ならなお一層傷ついてしまったのだった。

そう思うやろ?后の宮さんはご自分が少しでも悪く書かれたり報道されたりするとすぐに役所を通じて抗議文を出されます。ある時は倒れたりなさる。后の宮さまはそういう所はぬかりないのや。けどな、「紀宮」(きのみや)さんがいくら悪く書かれても庇うことはないのや。東宮妃さんを庇うことはあっても「紀宮」(きのみや)さんを庇うことはないのや。后の宮さんからすれば「紀宮」(きのみや)さんは完璧すぎてお嫌いさんなのやろ」

新しいお茶が足される。

なにせ東宮御所は閑散として、風が吹き抜けている状況なのだ。

「紀宮」(きのみや)の入院と東宮一家の出発日が重なった時は、東宮妃は荒れまくり、「嫌がらせをする気なの?何の為に?何様?」と叫んで大暴れした。慌てて医師が呼ばれ、精神安定剤を処方してもらったのだが、今の東宮妃は何を言われても自分の悪口だと思うし、何をされても嫌がらせだと思うらしく、側仕えとしてはやりきれなかった。

だから、無事に出発した時はみな、心からほっとしたのだった。

とはいえ、出発ロビーでの女一宮の礼儀をわきまえない態度や、「弾ける笑顔」を見るにつけ、相手国の身になって考えると喜んでもいられなかった。

 

一緒についていった人達は何してはるんでしょうね」

それが、相当お暇さんらしいわ。侍従も女官もあちらの宿に足止めされて、することないから毎日泳いではるって。女一宮さんはコンクリート卿のお家でお過ごしになることが多いらしいし。そうそう、お泊りになったお城でどんちゃん騒ぎしてな、次の朝、女王陛下から誘われていたお遊びを無断でキャンセルしはったって。気まぐれに動物園行ったり、植物園行ったり・・・確か動物園では職員がバーベキューの用意をして待ってたらしいけど、見事に無視されてトイレ借りてお帰りになったって」

いやあ・・・もう聞きとうないわ。うち、ご一緒せんでよかった」

若い女官が顔を手で覆いながら叫ぶように言った。

そうや。だからうちらはこうやって一時の安らぎを満喫すればええのや」

みな、平和な笑顔になってクッキーやビスケットなどを心行くまで楽しんだのだった。

 

 

 

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日本一運のいい女ー雅子皇后の肖像57

2020-05-06 07:00:00 | 日本一運のいい女 雅子皇后の肖像

 女性セブン 2007年2月7日号

「雅子さま最も大事なご公務3年ぶり再開」

 勤労奉仕団に会釈しただけ。多分、松風塾の生徒。これっきりです。

 

 女性セブン2007年2月15日号

国体欠席ご決断まで 皇太子妃雅子さま(43)へ皇太子さま(46)夫として殿下として揺れる心」

 

 文藝春秋2007年3月号

皇室問題の核心 天皇家の亀裂雅子妃の孤独美智子皇后から雅子妃への厳しいお言葉憔悴する天皇。鍵を握る皇太子の決断は

 悠仁親王が生まれた年の雅子妃の誕生日文書

愛子にも可愛らしい従兄弟が出来ましたこともうれしく」という部分があった。東宮大夫に「イトコの表記はこれでいいのですか。従姉弟ではと尋ねるとひらがなの「いとこ」に訂正させられた。「従兄弟」のままでは雅子妃の妹の子の方を優先していると考える。

 海外静養の後は雅子妃の私的な外出が増え、美術館鑑賞や演奏会などの鑑賞系公務には出席するようになった。しかし、皇室本来の重い公務への復帰のメドはたっていない。このギャップは日々広がって批判されるように。国賓が来て式典や晩さん会を欠席したのに翌日は乗馬という矛盾した行動が目立つ。

 皇太子の「雅子のキャリアや人格を否定する動きがあった」と発言後、「どのような動きでしょうか」と質問すると、「そうですね。細かいことはちょっと控えたいと思うんですけど、外国訪問が出来なかったことも含めて、雅子もそうですけれども私も大変、悩んだことをお伝えしようと思います」と答えられて拍子抜けした。

 人格否定発言の後、天皇に「国民に説明をしろ」と言われていたのに答えが出てこない。皇太子は紀宮に相談していたらしい。しかし、実際に発表された文書は両陛下へのお詫びの気持ちが薄くされていた。紀宮が考えた文章とは違っていたので紀宮も憮然としていた。

 福田 皇太子殿下は、徹底的に伴侶の味方をするという基本姿勢を打ち出していますし、「医師団の専門的な判断を尊重する」と会見で述べていますね。
岩井 お医者さまも苦しい立場なのではないかと思います。雅子妃の信頼を得ることは難しく、現在の主治医である[[大野裕 ]慶応大教授までに、何人かの医師が交代しているようです。問題は、そのために医師が雅子妃の論理のなかにつかり込んでしまい、いわば「マサコズ・ワールド」の住民になってしまっているということではないか……。
福田 事実ならば、非常によくない状況ですね。しかし患者に信頼されなければ、治療を始めることすらできないのも事実です。
岩井 病気というプライベートな領域でも、公務に差し障る場合は明確に説明するのが、これまでの皇室では当然のことでした。しかし雅子妃の主治医は「ご病気の性質上、説明はできません」といって会見せず、ペーパーを出すだけですませてしまっている。これも、医師が雅子妃の嫌がることはできないからではないでしょうか。しかし、説明責任をはたさないから、公務の出欠が急に変更されたり、公務を欠席して私的な活動ばかりが目立つことに理解が得られず、軋轢がおきています。
福田 雅子妃に反対意見を言える人はいないのですか。
岩井 側近も同様でしょう。かつて皇太子に添い寝するほど近くで仕えた老人が、「いったいどうしてしまったのか。東宮御所にうかがったら、側近はみな、妃殿下の顔色ばかりうかがってピリピリしている。あれでは駄目です」と悲嘆にくれていましたから。

 

 女性自身2007年2月27日号

「雅子さま心弾む北京五輪招待 殿下とかける「新皇室外交」

 

 2007年2月23日 皇太子誕生日

 

 週刊女性 2007年3月13日号

愛子さま何枚とれたかな?」

皇太子さま47歳の誕生日でわかった・・ご夫妻の八方ふさがりこのままでは愛子様が危ない」

 愛子内親王は幼稚園生活に馴染めず、休むこともしばしば

 神経質で病弱

 幼稚園ではお友達の輪に入れず戸惑っている。精神的なところから発熱しているのかも。

 天皇陛下は「愛子に会う機会が少なく残念です」愛子内親王は秋篠宮家の姉妹程両陛下に馴染んでいない。

 「八方ふさがり」は美智子妃が皇太子妃当時に発言した言葉。

 

 文藝春秋2007年4月号

「核心リポート雅子妃その回復を阻むもの公務直前に蘇る過去の記憶にさいなまれて・・・友納尚子」


 あらためて言うまでもないが、適応障害は雅子妃の自覚だけでは治らない。主治医の指導の下で適切な治療が必要なのだ。そして心の病は、自分が抱えている気持ちを話さなくてはならないので、医師との信頼関係が最も重要である。
 主治医の大野医師が設立に関った日本認知療法学会に所属する、最新治療に詳しい精神科医は、こう解説する。
「たとえ皇太子妃という公的な立場の方であっても、患者のことは口外しないという考えがあるのでしょう。特に雅子さまは、ご懐妊や流産といったデリケートな話を口外されるなど、医師に対して非常に悩んできた時期が長いと思われます。大野先生にも心を開くまでに時間がかかったのではないでしょうか。
 今はしっかり信頼関係を結ばれていると思いますが、その理由は、医師が口外しないことが基盤となっていると思います。それは、先月の『文藝春秋』の記事にあった『医師が雅子妃の論理のなかにつかり込んでしまい、いわば“マサコズ・ワールド”の住民になってしまっている』などといった関係ではない。精神科医として患者を守る、という当たり前のことを行っているのでしょう。(後略)」

 

 2007年3月7日 発明くふう展

 2007年3月11日 体調不良の皇后の見舞い。実は奥志賀スキーへ行く報告。

 AERA 2007年3月19日号

皇室 雅子さま愛子さまの仲 二人でも変わらぬ視線、背後から手をとり実技指導の数々・愛子さまが笑顔を見せる時の仕掛け・「未来の天皇候補」の母とというプレッシャーの中で」

 

 週刊文春 2007年3月22日号

美智子さま「腸からの出血」全ドキュメント紀子様より1日遅れ雅子さま「お見舞い」の真相」

 

 2007年3月16日 長野に出発

長野駅前

即位パレードのような長野駅前

スキーの練習中

ピンクの帽子が愛子内親王で黄色の帽子が池田礼子さんの息子

 

帰京時

 

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シャーロット王女 5歳に

2020-05-04 07:00:00 | 皇室報道

 5月2日 英国のシャーロット王女が5歳の誕生日を迎えました。

 この上目遣いの目ってダイアナ妃風ともいえるんですが、とにかくお気の強そうなこと。エリザベス1世もこんな顔だったんじゃないか?と思う程です。

お兄様のジョージはおっとり型、弟君のルイ王子は天真爛漫。真ん中のシャーロット王女は英王室の救いの女神となるでしょうか。

さて、この王女様は5歳にしてボランティア活動を行っています。

多分、ちょっと前の写真なんでしょうけど、コロナのせいで外出出来ない人に宅配サービスのボランティア活動を行っているんです。

まだ5歳ですよ?愛子内親王が5歳の頃って、幼稚園で友達が出来ないだとか、すでに超過敏で神経質で不登校気味・・・みたいな事、言われてましたね。

日本ではこのような事をなぜ行わないのか疑問です。

かつて戦時中は、皇后自らが包帯を巻いたりミシンを踏んだりしていたものです。日本赤十字の名誉総裁である皇后は「進講」さえうけていれば支持されると考えているようですが、行動力が全くなくしかも全てが他人事のよう。

せめて宮中祭祀くらいはやれよ!と思いますが、これまた「慎み」だそうで。

上皇后のおかげで悪い先例がつき、それが当たり前になってしまいました。

今の皇室では天皇と皇后に先んじて何かを行ったりすることがタブーなんでしょう。ひたすら息をひそめているしか出来ないという感じですね。

若い内親王方がその殻を破ってくれたらこんなに素晴らしいことはないのですが。

末端宮家の高円宮妃も今更ハンドボールの名誉総裁なんかに就任する前に、いつもアクティブさを利用してボランティアでもしたらいかが?

承子女王も日本ユニセフにお勤めなんじゃなかったでした?

この時期、皇族方の動向が見えないというのは将来的に不利です。

いくらマスコミがあれこれ持ち上げても、実際は何もしてない天皇と皇后の姿はわかりますから。

テレワークだって赤坂でやろうと思えば出来るし、配信だって可能な筈。

赤坂御所に今後何度も「進講」でありとあらゆる人が呼ばれる予定だそうですけど、その度に「お言葉」を宮内庁のHPに掲載してことを済ませるつもりなのでしょうか?

せめて医療従事者へ感謝の拍手とか・・・それくらいの映像なら出せるんじゃないですか?あ、ダメか・・・・ 宮内庁がバカなのか、天皇がバカなのか(それははっきりしてるけど)内廷費も2割ならぬ3割減でいいんじゃないですか?やることなすこと、馬鹿な国会議員と同じだもの。

 

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皇室ウイークリー

2020-05-03 07:00:00 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

4月24日・・・天皇陛下 → 通常業務

4月28日・・・天皇陛下 → 通常業務

       両陛下  → 公益社団法人日本経済研究センタ-代表理事・理事長から進講を受ける

 皇室にとっても存在意義が問われる事態になっています。

各国の王室が国民の心を一つにしようとメッセージを発したり、ボランティアを行ったり、医療従事者への拍手など積極的に参加する一方、日本は・・・といえば、動向がさっぱり見えてきません。

毎年5月の赤十字大会も中止、勿論園遊会なんかやっている場合ではなく、こういう状況はむしろ今の天皇皇后にとってはほっとしている心境ではないかと思います。

だって普通なら愛子内親王の入学式が行われ、そしたら当然、一人でコメントを出さないといけないと思いますし、きっと5月になる前に「愛子様、すでに5月病?」なんて記事が踊っていたかもしれません。

それが大学の授業はなくなり、多くの公務もなくなり、天皇一家としては安らかな日々が続いているという事なのです。

また、通常、この時期は「養蚕」が始まる筈なのですが、皇后は去年から1度も行っていません。明治の皇后から続く伝統をあっさり「体調の波」でやらないわけですから、もうなんていうか・・・そのくせ週刊誌には「やる意志はあるんだけどこの状況では」と言い訳をする。

 

新型コロナについても1月から兆候は見えていたし、2月には騒ぎが始まっていたのに、一般参賀こそなかったけれど自分の誕生日の茶会はちゃっかりやってしまうという身勝手さ。

しかし、これは天皇ばかりを責めるわけにはいかないのです。要するに今の宮内庁が全く機能していないという事ですね。プロデュース能力に欠けている。

それは、長年自己プロデュースにばかり目を配って来た上皇后のせいでもありましょう。宮内庁はイエスマンであればよかった。常に「強いお気持ちで」と言えば通ってしまう・・・そういうことだけは一人前な今上です。

 

さて、天皇と皇后は4月になって慌てて新型コロナの進講を受けています。

正直、赤坂御用地内にいれば、そんなもの全く他人事にしか見えないと思うのですが、それでも空気でわかったのか、3回も進講を受けたわけです。

週刊誌等は、その理由について「新型コロナについて国民へのビデオメッセージなどを発信するのではないか」と書いていました。

ちょっと期待していたのかもしれません。

もし、本当にそういう事をするのであれば、誕生日前後にすべきでしたが、まるっきり無関心でした。4月になって突如進講を受けたのは、これはさすがに国民の支持を得られないだろうという宮内庁の判断だったんだろうと思います。

今更、ビデオメッセージを出すわけにはいかないので、報道だけはする。

私が一番腹が立ったのは皇后のセリフです。

28日の進講において皇后は「アジアやアフリカなどの新興国での今後の感染拡大を心配」していたんだそうです。

いや・・・あの・・・一体どこの皇后なのか。

アジアアフリカより、今現在緊急事態宣言で自粛中の日本が心配なんじゃないですか?普通はまずは、日本、それから世界でしょう?だけど皇后としては、日本のことなんかどうでもよくて、グローバルで国連好きで知識人としての自分のアピール?を考えたのは「アジアやアフリカなど新興国での・・・」となったのでしょうか?

本当に呆れて、ものが言えません。

天皇も、「経済的なマイナス幅の規模に関心を持た」れたそうですが、心配しているというより興味本位に見えるんです。

ぶっちゃけ

天皇も皇后も「何人死ぬのかなーー世界的に何万人死ぬのかなーーすごいよねーー」程度の興味しかないんじゃないかと。

 

ビデオメッセージを今更出せないから、宮内庁はわざわざ4月10日進講を受けた時の天皇の言葉を載せています。

今日はお忙しいところ時間をとっていただきありがとうございます。

尾身さんが,新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の副座長として,新型コロナウイルス対策に大変尽力されていることに深く敬意と感謝の意を表します。

また,これまで,日夜,現場で医療などに携わってこられている多くの関係者のご努力を深く多としています。

現在,世界各地で新型コロナウイルスが猛威をふるっています。

我が国でも,人々の努力と協力により,爆発的な感染がなんとか抑えられてきましたが,このところ東京などを中心に感染拡大の速度が速まってきていることなど事態の深刻化が懸念されております。

医療提供体制のひっ迫が現れ始めていると聞き,先日は,政府による緊急事態宣言も出されました。

この度の感染症の拡大は,人類にとって大きな試練であり,我が国でも数多くの命が危険にさらされたり,多くの人々が様々な困難に直面したりしていることを深く案じています。

今後,私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら,この感染症を抑え込み,現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています。

 腰が低ければいいというものではないけど「本日はお忙しいのに」の件はいらないでしょう。天皇はこうやって謙譲語を使うことでどんどん自分がロイヤルニート化している事に気づかないのでしょうか?

 感染症の拡大は人類にとって・・・もいらないでしょう。素直に「我が国の感染症対策はあなたのおかげで非常に有効に働いていると聞いています。ありがとう」でいいんですよ。

それに「多くの命が危険にさらされたり」ってすでに死者が出ているのに何を言っているのか、「様々な困難に直面したりって具体的には何も思いつかない時のセリフでしょ?

それをいうなら「世界的に見ても日本の致死率が低いのは、医療従事者の手厚い治療のおかげと認識している」とか「国民みなが心を一つにして感染症を撲滅出来ると信じている」とか言うはずでは?

そこで皇后が「手作りのマスクを尾身氏にプレゼントされた」とか言ったらかなり美談になった筈なのに。

 

尾身氏自身は

「両陛下から、「一般国民も不自由な生活について、みんなこの試練を乗り越えてほしいという気持ちはよくつたわってきました」
>「保健所や医療関係者が毎日不安の中でオーバーワークしているという話をした時『大変ですね』と。
特に現場の人への共感というか是非健康に頑張る、耐えて頑張ってほしいというねぎらいの気持ちが非常によく伝わってきました

何やら曖昧な言い方にも見えますが、宮内庁のHPに書かれていることと全然違うじゃない・・・と思ったりします。

 

秋篠宮家の動向が伝わってこないのは何もしていないからではなく、職員の数を減らしているからではないかと思います。

何をどうしていたか・・・ということは後々になってみないと出てこない。

リアルタイムで出て来たら日本人も本当に勇気づけられると思うのですが。

眞子さま、佳子様、悠仁殿下が可愛い手作りマスクで自粛している様子を流してくれたらいいのに。わざと宮内庁はそれをしないんでしょうね。

「順番が違う」とか言い出しそうな天皇家に気を遣っているから。

 

 

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おうちでタカラヅカに思うこと

2020-05-02 07:00:00 | 宝塚コラム

エンターティメント業界は干上がってしまってどうしようもない。

特に舞台は。

色々なカンパニーが色々無料で配信してくれたりします。

宝塚も、トップコンビがメッセージ動画を出してくれたり、それなりにファンを忘れてはいないぞって感じがするんですけど。

でも東宝のこの動画が一番かな。

 

「民衆の歌」ですか・・・音月桂さん久しぶりーーってな感じですが感動しました。

宝塚でも同じようなことをしてくれたらいいのにと思っているんですけど今のところ、ミュージッククリップとかが精一杯のよう。

各組から出された映像の中では月組がダントツかなあ。

 

とはいえ、星組が・・・だめだーこりゃ状態で。

メッセージ動画を見ると、髪が伸びたなとかやつれてない?とか心配になってしまうんですよ。元気に個室で歌っている姿をみたいと思います。

叶えて!宝塚歌劇団!

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日本一強い女ー皇嗣妃殿下の肖像13

2020-05-01 07:00:00 | 日本一強い女 皇嗣妃殿下の肖像

 1991年10月23日 内親王誕生

公務を中断して病院に向かう秋篠宮殿下

 

 23日夜に病院に駆け付けた川嶋夫妻。しかし、見舞いを控えて帰る

 

 1991年10月24日 両陛下見舞い

 1991年10月29日 名を「眞子」お印を「モッコウバラ」とする

 

 1991年11月1日 退院

 週刊明星 1991年11月7日・14日号

美智子皇后が初めて語られた紀子さまの出産

 

 アサヒグラフ 1991年11月14日号

秋篠宮家の「眞子ちゃん」お目見えー紀子スマイルに抱かれて退院」

 

 女性セブン1991年11月14日号

異例づくめのご出産(寿)ドキュメント紀子さま歓喜の分娩室!愛の命名秘話」

秋篠宮家に天使がやってきた輪郭は秋篠宮さまに、目元は紀子さまに似た内親王さまは3238g・宮家新時代ー全国が見守った若々しいご夫妻のお暮しぶり」

 

 週刊女性増刊永久保存版1991年12月2日号

おめでとう紀子さま天皇皇后両陛下初孫ご誕生記念号お健やかパパは感動の涙 秋篠宮眞子さま」

 

 1991年11月27日 秋篠宮殿下誕生日用写真

 1991年12月1日 絲竹会100年記念演奏会

 1991年12月4日 即位を祝って各地から送られた名産品を見る

 

 1991年12月13日 「難民の子供達に光を」第二回募金キャンペーン

 1991年12月17日 秋篠宮一家

 

 1991年12月20日 賢所・皇霊殿・神殿に謁するの儀

 週刊明星 1991年12月26日最終号

明星ロイヤルファミリー秘蔵アルバム」

 

 1991年12月3日 天皇誕生日

 1991年12月26日 高松宮殿下傘寿のお祝いの席に

 これだけの宮妃に囲まれても紀子様は非常に堂々とされているし、輪の中にしっかり入っていることがわかります。こういうこと、雅子さんは絶対に出来ないし、やりたくもないでしょう。

 

 

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