文春、久しぶりに買いました。
秋篠宮家の記事の次がこれで・・・いやはやと言った所です。
個人的にはもっと山上の事とか、先日埼玉で起こった事件の犯人の詳細を知りたかったけど、何だか読み応えがなかったです。
で、原田諒については「宝塚 有名演出家の性加害とパワハラ」というタイトルです。
原田諒は大坂出身。同志社大学在学中に入団
演出家は「自分は特別な権力を持っている」と思い込み、団員やスタッフに尊大な態度を取る事もあり、原田もその一人。
特に娘役への辺りが強く役を与えない事で有名。過去には「へたくそ!お前の役の設定を変えたろか」などと言われつづけ失声症になった娘役も」
「蒼穹の昴は朝月希和の退団公演だったのに、台本が長すぎてカット。朝月希和には
「お前、顔でかいねん」
「俺の演出の時に退団するなよ、失礼や」
「みんな、朝月のサヨナラショーは省エネでええで」
彩風咲奈には
「彩風はなにもできひんな」
「目をむくなって」
「斜視やめてな」
東京公演には原田諒は産科させられず。
セクハラ、パワハラを受けた演出家助手の話は、ネット記事通りです。
記事が出ると決まった12月26日付で退団なので阪急に異動はもうなくなったって事ですね。
原田諒に関して私が思った事。
最初は「いわゆるストレス性のSEX依存症」かもしれないと疑いました。
仕事の忙しさから来る依存症の一つで、例えば露出狂になったり、そういう事をしないではいられなくなる病。日本では認められていませんが、アメリカなどでは「SEX依存症」は病気とされています。
演出家助手Aさんは、恐らく可愛かったんでしょうね。
こういっちゃなんですけど、宝塚の女性演出家は気が強いし綺麗じゃない(御免!)なので、素直で清純に見えたのでお気に入りになったんではないかと。
宝塚の演出家ってみんなゲイか自分が女になりたい派だと思っていたのである意味正常?と感じたけど、でもそのお振舞は容認できるものではないし、あまりにもいやらしすぎて上から目線のパワハラ、モラハラ、セクハラ全部組み合わせた程ひどいものです。
原田諒に関して、文春でも「数々の賞を受賞している名演出家」と言われていますが、彼がデビューしてから1度として評価した事はありません。
それは「ふぶきの部屋」の宝塚コラムを読んでいる人はみんなご存知ですよね。
何回賞を取ろうが、私の彼への評価は変わりません。
自己満足な舞台ばかり作るな
宝塚らしさを考えろ
こういう事です。でもまあ「十二夜」「アル・カポネ」だけはましだったけど。
でも原田諒は日本物のショーの演出は非常に上手なんですね。
日本舞踊も作っているようですし。なのでそういう仕事に関係がある家の子なのか?と思っていたんです。
そもそも、在学中に入団自体が特別な事ですし、何かコネがないととても入れないでしょう?
演出家助手のAさんも父親の知人が真矢みきと知り合いだった・・・というある意味コネクションを利用して入った口でしょうから、二人は互いに似た部分もあってゆえに彼も気を許し過ぎたのかもしれません。
いわゆる「おぼっちゃま」「苦労知らず」「後ろ盾があるから怖いものはない」系の勘違い男だった。
しかし、演出家助手Aさんもそれなりの力はあったって事で告発に踏み切り、それを隠し通す事は出来なかったものと見えます。
では週刊誌にリークしたのは誰でしょう?
私はは「おばさま」の一人だと思っています。「おばさま」歴が長くて歌劇団の裏をよく知っていて、雪組トップコンビに関係がある人。
原田諒がセクハラを告発された事をしった雪組生は「誰か暴言を録音した?」とか言ってたそうで、そこらへんは週刊誌の創作としても、信じちゃう人もいるだろうなと。
今回は彩風咲奈と朝月希和に暴言を放った事が命とり?
色々名作を書いていると言われている原田諒ですが、過去に一度やらかしているそうです。
それは宙組の凰稀かなめ退団公演「白夜の誓い グスタフⅢ世」の時で、そもそもこれは脚本がひどい出来で、めちゃくちゃ。
さよなら公演なのにこれってどうなの?と思ったけど、原田諒自身が作品を完成させ切ることが出来ず、しまいには稽古場から逃げ出したらしいのです。
パニクった宙組は凰稀かなめが中心となってやっとの事で上演にこぎつけたらしい。
嫌な事からはすぐに逃げる。
人が傷つく事を平気で言う
(どこかの皇后陛下そっくりですが)
恵まれた環境で自分勝手に生きる事を容認され、自分は偉いと勘違いしてきたパターンそのもの。
大学在学中に入団したというのも自慢の一つだろうし、「ロバート・キャパ」で賞をとってからというもの、とにかく賞をとる自分に酔っていたんでしょう。
だけど、悪いけど「ロバート・キャパ」は賞に値する作品ではなかった事は確かです。
何でこんなに賞を取れるんだろうと不思議でしたけど、これにも裏があったと確信しています。
結果的に増長させ、そこに日頃の性的な欲求不満が募って爆発した・・・というのが真相ではないですか?
さすがにセクハラ問題で退団した演出家を東宝が使うか?小劇場が使うか?と思うと、彼の脚本家としての生命は終わったと思います。
「強くてリーダーシップに長けた男」に憧れた原田諒は、その理想を具現化しようとしました。
しかし、それは宝塚の理想とは相いれないものでした。
自分にはないものを持っている人に憧れを抱くのはいいとして、自分もまたそんな人間になったつもりで「英雄色を好む」になったんでしょうか。
それにしてはラブシーンの一つも書けないし、娘役を排除している作品が多いのは、基本的に「女性差別」意識があったからでしょう。
「ふぶきの部屋」を真摯に読んでいてくれたらね・・・・・
ああそれと、原田諒が「省エネでええねん」と言った朝月希和のさよならショーは、彩風咲奈・朝美絢・和希そらとフルメンバーが温かく彼女を支え、最後はキスシーンで終わるという、素晴らしく美しいものでしたよ~~~
単純な私は、かの演出家の方は、たくさん賞をとっている若く才能のある方なのだと思っていました。
OGのかたのリサイタルなども、評判がよかったそうで、パワハラセクハラする相手は、選んでいたんでしょうね。
二期会の椿姫の演出はどうなるんでしょ。
凰稀かなめの退団作品だったグスタフも、せっかくの退団作品なのに、原田氏の破綻した脚本と女性蔑視のヒロイン扱いで気の毒でした。
原田氏の作品で評価したのは日本物のショーの雪華抄ぐらいです。ストーリー性がないものだとましだなというぐらい。ロマンを感じない作風でしたから。
女性とも男性とも噂される演出助手の方と、宝塚の生徒さん方の心の傷が早く癒えることを願っています。
それにしても、今回の件はトカゲの尻尾切りで、氷山の一角のような気がします。ウエクミこと上田久美子先生が退団してしまったのも、劇団のこの体質に嫌気がさしてのことのように思えますね。
演出家のせいで円盤化が妨げられないことも心配です。
あまりに酷すぎてとてもショックでした。
こんなハラスメントな人が宝塚に携わっていたなんて、、。
生徒さんへの暴言も嫌すぎて、泣きそうです。こんな人に言われても舞台に立たれてたのがかっこいいやら悲しいやら、、。
ワンマンな演出家はこれまでにも居たとは思いますが、
この人は愛がないですね。
ずっとブログは楽しみに拝読しておりましたが、
初めてコメントさせていただきます。
原田氏の件、宝塚がこんな形で文春に取り上げられてとても残念に思っています。トップスタートップ娘役の名前や写真をこんな形で、文春やネットニュースに使われたことも。
ふぶきさまが、「宝塚の演出家は...」と書かれている部分についてなのですが
文春全文を読んだら、「養子にしてあげる」との記述が。
これは異性間ではあまり使わない表現かなと感じました。だから良いと言うつもりでは全くないですし、許されるものではないのですが、
もしかしたら、阪急や劇団の上層部ではそれゆえに軽く見て対応が遅れた、なんとか秘密裏に事を済まそう(済ませられる)と思ったのかもしれないなと思ってしまいました。
「省エネ」なんて書かれていたきわちゃんのサヨナラショーは素晴らしかったと私も思いました。
ムラ配信で見たあとは、最後のキスシーンで数日ときめき、ニマニマできたほどです(笑)
こんなことが裏で起こっている中で、笑顔でやり遂げてくださったジェンヌさん達に改めて拍手を送りたいです。
年も終わろうかという時に原田ハラスメント!意外でした(ずっとあっちの業界の人かと思ったました…)
作品は正直私たちファンの胸には響かず、舞台とお衣装はセンスを感じましたがそれはその道の方々のおかげかなー。再演して欲しいものは全然ないからまぁ…
またそれを打ち消すためとしか思えないタイミングでのマイテイ専科!!
モヤモヤしたまま明日の花組初日見てきます。
では、良いお年をお迎えください。
来年も宝塚のお話楽しみにしております。