世なおし倶楽部

①ことば遊びから哲学へ②安全な国産の農産物等の生産、流通③人に健康社会に平和④地球環境とエネルギー⑤矛盾の活用

生糞と生ゴミの違い

2007-08-31 12:53:22 | 哲学/ヨガ/芸術/宗教/政治経済
「生糞と生ゴミの違い」のカテゴリーを農業~にするのは、了見が狭いのですが、とりあえず、前後の経緯からということで。

生ゴミに、やわな野菜の種を播いたら、種は不安定な状況になじめずに成長おぼつかないでしょう。生ゴミの腐敗・発酵の中で、種が悲惨な結果になることは予想できます。が、生ゴミの中から、スイカの芽が出ていることがよくありますので、強いものは、生ゴミの腐敗に負けずに発芽するものもあり、単純に生ゴミが悪いとは云えません。

一方、「生糞」には「腸内細菌と分解有機物」が消化された状態で混在しているので、これから腐敗・発酵しようとする大量の生ゴミの場合とは、発芽条件に大きな違いがあると考えられます。

健康な野菜を作るためには、有機農法の実践家の大方の結論は、
「生の有機物を少量づつ土に施すのが一番よい」ということでした。
完熟堆肥のほうが、よいという意見もありますが、今回の生糞農法の実践結果では、堆肥より、生糞とミネラル水の方が作物に「元気」を感じます。一年目なので、最高の出来ではないようですが、勢いのようなものを感じます。

演奏も生にかなわない。
マッサージも機械より手、指がはるかに心地よいのはなぜだろう。

それは、つまり「自然界の姿」ということなのです。

人間の欲張りが、見た目立派な野菜を大量に収穫したいと、大量の肥料を施す、その欲張りガ、自然の摂理をかき乱すのです。

ところで、世の中色々あるもので、
大量の生糞をミネラル水で処理すると、大量生糞・ゴミの欠点が逆転し、大収穫に出来ることがわかってきました。

本来の自然のペースなら、ほどほどで無理なく糞・生ゴミが循環して食物に化けるのでしょう。大量の有機ゴミを短期間に処理する技術の有ることを確認しましたが、欲の拡大のためでなく、地球をごみためにしないための切り札として、活用したいものです。

糞とゴミの話で、窮めつけの話があります。それは、

「核廃棄物」の処理は「人糞の活用で、3年で処理できる」です。

現在の「コンクリートやガラス」で固めて埋設する方法では、自然分解するのに数百年数千年以上かかるといわれます。まったく「ナンセンス」。センスが無いのです。

実は、センスがないのではなく、近代科学の人智の結晶のような核廃棄物を、人糞のような臭いもので簡単に処理してしまうと科学者・インテリのプライドが許さない、と思っているのか、関係する政治家や「処理業者」の贅沢な生活が成立しないという、なんとも寂しい理由なのです。

中途半端なインテリ学者、有識者、高学歴人は「人糞が世界を救う」と、云われてはいそうですね、簡単には賛同しないでしょう。庶民はどうかというと、悲しいかなやっぱり賛同を得られそうも無いと思ってしまう。

新しい世界、正直ものが報われる世界は、土とキーボードで足と頭を活性化されたブロガーが、「人糞が世界を救う」という、宇宙エネルギーの原理を理解することから実現するのかも知れないと、思うのは・・・無謀ですかね。

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