世なおし倶楽部

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3歳までのスキンシップは存在の無条件保証~生きる喜びの原点

2008-06-14 06:19:16 | 哲学/ヨガ/芸術/宗教/政治経済
「身」身ごもっている象形




「親に愛されている」という実感を持つ子どもが少ない」について

現状はそのようですね。野生の動物に犯罪はないように思いますが、原始的卵生の生物に親子の愛情は感じられません。生みっぱなしの確率的生存任せの放任育児ですが、犯罪の原因の一つには考えにくい。というか、そもそも、自分の生は他の死である「野生的自然の掟」によって、ある節度があって合法化されているようです。しかし人間の場合、野生的自然のバランスの掟を無視して自己中心的に暴走する大脳の欲に翻弄されて、節度が失われ犯罪という現象に拡大されるのだと思います。必要悪と認めるのは空しいですが、パレットの法則では、自然現象には「2:8」のバランスで必ず「2割」程度の「不都合らしき現象」が生じるようです。スーパーマーケットの総売り上げの8割りは、在庫商品の2割で稼ぎ出す、という有名な「話」があります。

アキバの25歳の精神的にまだ子供で、大人になりそこなった殺人犯を大いに糾弾する、世間の「大衆 民主主義 正義」は、自分は「正常な世間体な正義」と、思っている。その正義は、7人をはるかに超える大量殺人のイラク戦争(テロより大規模な犯罪の匂いがぷんぷんする大犯罪)に対してどれだけ正義を果たしているのか、無明です。無明の空しさはこれだ!1・2・3

犯罪の原点は「生を受けたことの無条件安心・愛情」の欠如であることは疑いないと思います。具体的には3歳までのスキンシップの欠如でしょう。抱き癖は抱擁欠如の不安が原因。自然の法則によれば「満たされて次へ進展」でしょう。大いに無条件の愛をもって抱きしめていれば、抱き癖はつかないでしょう。

乳児の時に母体から離されて育てられる人は潜在的欲求不満と推察します。「敵」というシールをみると無性に殺したくなる「偽正義漢」を育成するのを「軍事訓練」とするなら、早々の乳離れ、親ばなれ、無理な自立促進は知らず知らずの軍事訓練になっているのかも知れません。アメリカ大統領ブッシュ氏はどんな育児で育ったのか気になります。元総理の宮沢喜一氏は「アメリカの政策にくっついて行くのが日本の国益」の旨の国会答弁をしています。どんな育ち方をしたのか気になるところです。


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