月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

11/27みんなのアーティスト・ コーディネーター養成講座 第3回「ファシリテーターってなんだ?」

2021-12-31 23:26:07 | 参加★舞台 映画 WS等
みんなのアーティスト・
コーディネーター養成講座
第3回「ファシリテーターってなんだ?」

講師:わたなべなおこ さん

日程:11/27(土) 10:00~15:00
場所:マルタス(丸亀市市民交流活動センター)

………………………………

色々なところで行われている
ワークショップ。
それを作る際に必要なことは何か。
進めていく上で
ファシリテーターはどんなことを
大事にすればよいのか。

グループワークなど
実際にやってみる中で
気付けるような講座でした。

……………………

■プログラム構成

①オリエンテーション
自己紹介や、やることの説明

②アイスブレイク
ウォーミングアップとして
・コミュニケーションゲーム
・シアターゲーム
目に見えないボールを回すなど
表現の要素が入ったもの
色々なバリエーションを入れて

③メインコンテンツ
グループシーン創作
発展
・ジェスチャーゲーム
お題をもとにセリフなしの身振り手振り
次にそれをブラッシュアップ
(キーワードを足して)


④フィードバック (振り返り)
やってみて感じたこと
やってみて気づいたこと

……………………

メインコンテンツが大事。
どんなことができたらいいか?
そこから考えていく。

どうやったら自分事として捉えられるか、
自分ができることを考えられるように。

新しい手法を求めていかなくてもよい。
例えば…
ジェスチャーゲーム
これは大人や子ども、外国人など
どんな人でもできる汎用性の高いもの。

それを、
現場にあわせてお題を設定する。
さらに
どう発展させていくかを考え
キーワードを設定する。


==== お昼休憩を挟んで午後 =====

■ファシリテーションの種類

①全体の司会進行
何をやるか、ルール説明

②参加者への声がけ
質問
アドバイス
「いいね!」

③発表に対するコメント
見て感じたこと
価値づけ
意味づけ
…………………

★声がけは大事

声がけに決まったものはない。
その場その時により
対応を変えていかないといけない。
声がけ次第で参加者の
モチベーションが上がったり下がったり、
最後の振り返り内容も変わってくる。


★ほめることは大事

ネガティブなことも、考え方によっては
ポジティブにとらえることができる
リフレーミングカード(*グループワークで使用)
※リフレーミング
フレーミング(枠組み)を外して
捉え直すこと


★気持ちを言葉で伝える
例えば…
○○しているように見えた
どう感じたか
より細かいところを


★うそはつかない

ネガティブな感想も
あえて出すことも必要。
うそはバレるので正直に。


★参加が難しいような人に対して

活動からこぼれ落ちるような人、
活動が難しい人、
どう声をかけたら
参加しやすくなるか考える


★コミュニケーションは意図的に

参加者とのコミュニケーションを
意図的にする。
特別なスキル…というより
今ある自分のコミュニケーション能力で
意識的に使い分けていけるように。

……………

■グループワーク

▶リフレーミングカード(*)見てみよう!

〔ネガティブなワード〕の裏は
〔ポジティブなワード〕になっている
グループ内でそれが何かを想像して
それぞれ発言し、めくってみる


▶ジェスチャーゲームの
お題、キーワードを考えてみよう!

グループごとに
そこからシャッフル
別のグループになり
出てきた内容を伝える


▶どんな声かけをする?

グループごとに
一見変な絵を描いた子に対して

次はさらに…
絵を否定されて
落ち込んでいる状態の子に対して

それぞれのグループから
良かった声がけを
代表して一人見てもらう
…………………

■ 感想

日常を振り返ると
ネガティブなことは見えやすい。
自分に対しても相手に対しても。
捉え方を変えることで
ポジティブに受け止めたい。

大人でも、ほめられると嬉しい。
否定されるより
肯定される方が嬉しいもの。
そのことで、
物事がよりよく進むこともある。
そうできるように心がけたい。


コミュニケーションを
意識的にすることが大事
だという話があった。

なかなか難しいけれど
それも意識しておきたい。
今の自分の力、状態から
できることを見つけていきたい。


このようなワークショップ形式で
実際に言葉に出して、動いてみて、
より考えることができ、
心に残るものがあった。

それこそ自分事として
どうしたらいいのか…という
場に立つことができた。


実際の場では、
理解しがたいことに直面すると、
あるべき方向に導かなければと
焦ってしまうこともある。

何とかしようと思うあまり、
相手を否定しているように
感じさせてしまうことも
あるかもしれない。

そうならないように、まずは
相手の気持ちを知ろうとしたり、
受け止めたり寄り添ったり
できるようにしたい。
そのための間、のようなものも
大事にしたいと思った。


すぐさま解決できなくても
一緒に考えてくれていることが伝われば
相手の心も落ち着くのでは
ないだろうか。

そんなふうに一歩一歩
段階を踏んでいくように
進んでもいいかと思う。

それが自分の
やりやすい方法だとも思えた。


今回の講座は、
自分なりのやり方を
改めて考える機会になった。

ワークショップの現場では
うまくいかないことも多い。

けれど落胆せずに、
どうすればよりよくなるかを
考えていけばいいのだと
心強く感じられた。

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