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Kei's Yoga

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バガヴァッド・ギーターを読む会を終えて

2016-08-21 23:19:29 | ヨガなお話
8/19(金)に、2015年1月よりスタートしたバガヴァッド・ギーターを読む会が終わりました。



一回の会で一章というペースで
長い章の場合は三回に分けたりしつつ、読みすすめ…
最後の18章まで完読です。
毎月こうして読み会を開くことができたのも
ご参加下さったみなさまのおかげです…☆
本当にありがとうございました!

最終回では18章の後半部を読みました。
そして、最後の最後に。
ギーター読み会の一番始めにとり上げたテーマ、
「なぜ戦場で神の言葉が語られるのか」
というテーマについて話し合いました。

バガヴァッドとは「神:至上者」
ギーターとは「詩」。
つまり「神の詩」です。

アルジュナは、高い人格と並はずれた体力と狙ったターゲットは外さない弓の名手。
つまり、普通の人間ではなく、超人的な能力を持った人間です。
クリシュナと固い友情で結ばれています。

ある時、聖地クルクシェートラで戦が始まることに。
クシャトリヤであるアルジュナももちろん戦いに参加します。
ですが、ここでアルジュナはクリシュナに頼みごとをするのです。
「どんな敵と戦うのか知りたい、敵の顔が見たいと。」
そこでクリシュナは戦車ごと両者を見渡せる場所に連れていってあげます。

そこにいたのは
敬愛する師や親せきなど、アルジュナが愛する人達。
あの人たちを弓で討つなんてできない!!
嫌だ!!殺したくない!!!

アルジュナは弓を放り投げ
すっかり戦意喪失して坐り込んでしまいます。
悲しみに打ちひしがれているアルジュナに対して
クリシュナはこう言いました。

「戦え!」と。


ここから、クリシュナとアルジュナの対話が始まります。
バガヴァッド・ギーターはインドの長ロングストーリー「マーハーバーラタ」の中の一部。
このクリシュナとアルジュナの対話を一冊の本にまとめたものなのです。


戦場のど真ん中で教義が説かれるというのは、
他の聖典には見られないことです。

このテーマについて、一冊読みこんだ後、ふたたびみなさんと話し合いました。
ご感想については、今みなさんに個々に書いていただいていますので
ご了承いただけた部分のみ後日(たぶん一カ月後)こちらのブログにて記録に残したいと思っています。
(※来月9/8(木)から、川崎の灯台屋さんで再びギーターの読み会がvol.1からはじまりますので
ネタばれは避けたいなと。えへ。)

正直なところ、まだ完全にわかったなんて、とても言えません。
多くの聖者やヨーギー、さまざまな方たちがそうされたように、
これからもバガヴァッド・ギーターを何度も繰り返し読み深めて行きたい。
完全に最後まで読み切って、なお、
「またはじめから読みたい~!!」と思ったのは、みんな同じだったみたい。


ギーターをマテリアルに、
心に浮かぶ矛盾や疑問などもフランクに表現しあい
みんなで議論できたこと。
こういう話ができるって、貴重です~!というお声をいただき
本当にそうだなと改めて思いました。

また、資料も喜んでいただけて嬉しかったです。
考えるためのヒントとして、
ヨガに限らず、ブッダやティック・ナット・ハン、ホ・オポノポノの創始者モーナさんの言葉をはじめ
さまざまな方の名言などもピックアップしたのですが、
「この本買いました!」なんてご興味を持って下さったこともとても嬉しかったです。

ご参加下さったみなさま、ありがとうございました。
この読み会、実は江戸時代の会読というスタイルで行っているものです。
(詳しくはこちら※※
第三金曜日夜の横浜での読み会は今後も継続します。

来月9/16(金)からは「ヨーガ・スートラを読む会」をスタートします。
継続参加でなくても、単発でもぜんぜんオッケーですよ。
ご興味のある方は、ぜひご参加下さいね!
どうぞよろしくお願い致します。





8月のクラスレッスン他


★8/28(金)「月礼拝オープンクラス」@シルクロード舞踏館

★出張レッスン随時。
初回カウンセリングシートにご記入いただき、お体のお話聞かせて下さい。
その後、あなただけのプログラムを作成し、練習して行く、オーダーメイドのプライベートレッスンです。
(個人、グループ)
ご予約いただいた方から日程を組んで行きますので
ピンと来られた方はお早目にご連絡下さい。




動画など

月礼拝動画

3min-yoga動画 1.座位のトライアングル

3min-yoga動画 2.ネコのフロー


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