ヘブライ語旧約聖書翻訳研究

原典に近く若者にもわかりやすい翻訳を目指しています
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Ⅱ列王記2章 翻訳途中

2022-12-31 07:12:43 | Ⅱ列王記

Ⅱ列王記2章

主がつむじ風によってエリヤを天に上げようとされた時、エリヤはエリシャと共にギルガルから行きました。
2 そこで、エリヤはエリシャに言いました。
「主は私をベトエルまで送られたので、あなたはここに留まっていなさい!」
すると、エリシャは言いました。
「主が生きておられるように、また、あなたの魂が生きておられるように、私はあなたから離れません。」
そこで。彼らはベトエルに下って行きました。
3 ベトエルにいた預言者の子孫達はエリシャのもとにきて言いました。
「あなたは主が今日、あなたの主人をあなたの頭から取り去られることを知っていますか?」
彼は言いました。
「はい。私は知っています。あなたがたは黙っていてください!」
4 そこで、エリヤは彼に言いました。
「エリシャ、ここにとどまっていなさい!主が私をエリコにつかわされたのですから。」
彼は言いました。
「主が生きておられるように、またあなたの魂が生きておられるように、私はあなたから離れません。」
それで、彼らはエリコに来ました。
5 エリコにいた預言者の子孫達はエリシャに近寄って言いました。
「あなたは主が今日、あなたの主人をあなたの頭から取り去られることを知っていますか?」
彼は答えました。
「はい、知っています。あなたがたは黙っていてください!」
6 そこで、エリヤは彼に言いました。
「ここで待っていてくなさい!主が私をヨルダン川に遣わされたのです。」
彼は言いました。
「主が生きておられるように、またあなたの魂が生きておられるように、私はあなたから離れません。」
そして、二人は進んで行きました。
7 預言者達の子孫達のうち五十人が行って、遠くからエリヤ達{彼ら}に面と向かいましたが、彼ら二人はヨルダンのほとりに立っていました。
8 エリヤはその外套を取り、それを包んで、水を打つと、水は二手に分かれ、二人は乾いた地を渡りました。
9 そして、二人が渡ってから、エリヤはエリシャに言いました。
「私があなたから取り去られる前に、あなたのために何をしてあげようかと尋ねなさい!」
そこで、エリシャは言いました。
「あなたに願います。あなたの霊の二倍の分け前が私の上にあるように!」
10 そして、エリヤは言いました。
「あなたは難しいことを尋ねた。それにもかかわらず、私があなたから取られる時、あなたが私を見るならば、あなたにとってそうなるであろうが、そうでなければ、そうならないだろう。」
11 彼らがなお進んで話していると、見よ!火の車と火の馬が現れて、二人を引き離し、エリヤはつむじ風にのって天に上って行きました。
12 エリシャはこれを見て叫びました。
「わが父よ!わが父よ!イスラエルの戦車とその騎兵が!」
そして、彼はもう彼を見ませんでした。
彼は自分の衣を手に取って、それを二つに裂きました。
13 彼はまた、自分から落ちたエリヤの外套を取りあげ、帰って行って、ヨルダンのほとりに立っていました。
14 彼は自分から落ちたエリヤの外套を取り、水を打って言いました。
「エリヤの神、主はどこにおられるのですか?」
彼も水を打ったところ、水はあちこちに分かれ、エリシャは越えて行きました。
15 遠くエリコにいた預言者の子孫達は彼を見て言いました。
「エリヤの霊はエリシャの上にとどまっている。」
そして、彼らは彼に会いに来て、彼の前に地にひれ伏しました。
16 彼らは彼に言いました。
「見よ!今、あなたの僕達の中に、五十人の力ある者達がいます。」
すると、彼は言いました。
「あなたがたは遣わしてはならない。」
17 そして、彼らが恥ずかしくなるまで彼に迫まると、彼は言いました。
「派遣しなさい!」
そこで、彼らは五十人を遣わし、三日間探したが、彼を見つけることはできませんでした。
18 彼らは彼がエリコにとどまっている間に、彼のもとに帰って来ました。
「私はあなたがたに言ったではないか。『行ってはならない!』と言ったではないか。」
19 町の人々はエリシャに言いました。
「見よ!私達はあなたに願います。私が見るところ、この町の状況は快適ですが、水は悪く、土地は不毛です。」
20 そこで、彼は言いました。
「新しい木箱を持ってきて、その中に塩を入れなさい!」
すると、彼らはそれを彼のところに持ってきました。
21 彼は水の湧く所に出て行って、そこに塩を投げ入れ、言いました。
「主はこう言われます。『私はこの水を癒した。もうこれからは死産も流産もないであろう』」
22 こうして、エリシャの語った言葉どおり、今日まで水は癒されました。
23 彼はそこからベトエルに上って行きました。彼が道を上って行くと、町から子供達が出て来て、彼をあざけって言いました。
「あなたのはげ頭、上って来い!」
24 彼は後ろを振り返って、彼らを見、主の名によって彼らをののしりました。
すると、森の中から二頭の雌熊が出て来て、そのうちの四十二人の子供を引き裂きました。
25 そして、彼はそこからカルメル山に行き、そこからサマリヤに帰りました。

1 主がエリヤをたつまきに乗せて天に上げられるとき、エリヤはエリシャを連れてギルガルから出て行った。
2 エリヤはエリシャに、「ここにとどまっていなさい。主が私をベテルに遣わされたから」と言いましたが、エリシャは言いました。「主は生きておられ、あなたのたましいも生きています。私は決してあなたから離れません。」こうして、彼らはベテルに下って行った。
3 すると、ベテルの預言者のともがらがエリシャのところに出て来て、彼に言いました。「きょう、主があなたの主人をあなたから取り上げられることを知っていますか。」エリシャは、「私も知っているが、黙っていてください」と答えた。
4 それからエリヤは彼に、「エリシャ。ここにとどまっていなさい。主が私をエリコに遣わされたから」と言いました。しかし、彼は言いました。「主は生きておられ、あなたのたましいも生きています。私は決してあなたから離れません。」こうして、彼らはエリコに来た。
5 エリコの預言者のともがらがエリシャに近づいて来て、彼に言いました。「きょう、主があなたの主人をあなたから取り上げられることを知っていますか。」エリシャは、「私も知っているが、黙っていてください」と答えた。
6 エリヤは彼に、「ここにとどまっていなさい。主がヨルダンへ遣わされたから」と言いました。しかし、彼は言いました。「主は生きておられ、あなたのたましいも生きています。私は決してあなたから離れません。」こうして、ふたりは進んで行った。
7 預言者のともがらのうち五十人が行って、遠く離れて立っていた。ふたりがヨルダン川のほとりに立ったとき、
8 エリヤは自分の外套を取り、それを丸めて水を打った。すると、水は両側に分かれた。それでふたりはかわいた土の上を渡った。
9 渡り終わると、エリヤはエリシャに言いました。「私はあなたのために何をしようか。私があなたのところから取り去られる前に、求めなさい。」すると、エリシャは、「では、あなたの霊の、二つの分け前が私のものになりますように」と言いました。
10 エリヤは言いました。「あなたはむずかしい注文をする。しかし、もし、私があなたのところから取り去られるとき、あなたが私を見ることができれば、そのことがあなたにかなえられよう。できないなら、そうはならない。」
11 こうして、彼らがなお進みながら話していると、なんと、一台の火の戦車と火の馬が現れ、このふたりの間を分け隔て、エリヤは、たつまきに乗って天へ上って行った。
12 エリシャはこれを見て、「わが父。わが父。イスラエルの戦車と騎兵たち」と叫んでいたが、彼はもう見えなかった。そこで、彼は自分の着物をつかみ、それを二つに引き裂いた。
13 それから、彼はエリヤの身から落ちた外套を拾い上げ、引き返してヨルダン川の岸辺に立った。
14 彼はエリヤの身から落ちた外套を取って水を打ち、「エリヤの神、主はどこにおられるのですか」と言いました。彼も水を打つと、水が両側に分かれたので、エリシャは渡った。
15 エリコの預言者のともがらは、遠くから彼を見て、「エリヤの霊がエリシャの上にとどまっている」と言い、彼を迎えに行って、地に伏して彼に礼をした。
16 彼らはエリシャに言いました。「しもべたちのところに五十人の力ある者がいます。どうか彼らをあなたのご主人を捜しに行かせてください。主の霊が彼を運んで、どこかの山か谷に彼を投げられたのかもしれません。」するとエリシャは、「人をやってはいけません」と言いました。
17 しかし、彼らがしつこく彼に願ったので、ついにエリシャは、「やりなさい」と言いました。それで、彼らは五十人を遣わした。彼らは、三日間、捜したが、彼を見つけることはできなかった。
18 彼らはエリシャがエリコにとどまっているところへ帰って来た。エリシャは彼らに言いました。「行かないようにと、あなたがたに言いましたではありませんか。」
19 この町の人々がエリシャに言いました。「あなたさまもご覧のとおり、この町は住むのには良いのですが、水が悪く、この土地は流産が多いのです。」
20 すると、エリシャは言いました。「新しい皿に塩を盛って、私のところに持って来なさい。」人々は彼のところにそれを持って来た。
21 エリシャは水の源のところに行って、塩をそこに投げ込んで言いました。「主はこう仰せられる。『私はこの水をいやした。ここからは、もう、死も流産も起こらない。』」
22 こうして、水は良くなり、今日に至っている。エリシャが言いましたことばのとおりである。
23 エリシャはそこからベテルへ上って行った。彼が道を上って行くと、この町の小さい子どもたちが出て来て、彼をからかって、「上って来い、はげ頭。上って来い、はげ頭」と言いましたので、
24 彼は振り向いて、彼らをにらみ、主の名によって彼らをのろった。すると、森の中から二頭の雌熊が出て来て、彼らのうち、四十二人の子どもをかき裂いた。
25 こうして彼は、そこからカルメル山に行き、そこからさらに、サマリヤへ帰った。

And it came to pass, when the LORD would take up Elijah by a whirlwind into heaven, that Elijah went with Elisha from Gilgal.
2 And Elijah said unto Elisha: 'Tarry here, I pray thee; for the LORD hath sent me as far as Beth-el.' And Elisha said: 'As the LORD liveth, and as thy soul liveth, I will not leave thee.' So they went down to Beth-el.--
3 And the sons of the prophets that were at Beth-el came forth to Elisha, and said unto him: 'Knowest thou that the LORD will take away thy master from thy head to-day?' And he said: 'Yea, I know it; hold ye your peace.'--
4 And Elijah said unto him: 'Elisha, tarry here, I pray thee; for the LORD hath sent me to Jericho.' And he said: 'As the LORD liveth, and as thy soul liveth, I will not leave thee.' So they came to Jericho.--
5 And the sons of the prophets that were at Jericho came near to Elisha, and said unto him: 'Knowest thou that the LORD will take away thy master from thy head to-day?' And he answered: 'Yea, I know it; hold ye your peace.'--
6 And Elijah said unto him: 'Tarry here, I pray thee; for the LORD hath sent me to the Jordan.' And he said: 'As the LORD liveth, and as thy soul liveth, I will not leave thee.' And they two went on.
7 And fifty men of the sons of the prophets went, and stood over against them afar off; and they two stood by the Jordan.
8 And Elijah took his mantle, and wrapped it together, and smote the waters, and they were divided hither and thither, so that they two went over on dry ground.
9 And it came to pass, when they were gone over, that Elijah said unto Elisha: 'Ask what I shall do for thee, before I am taken from thee.' And Elisha said: 'I pray thee, let a double portion of thy spirit be upon me.'
10 And he said: 'Thou hast asked a hard thing; nevertheless, if thou see me when I am taken from thee, it shall be so unto thee; but if not, it shall not be so.'
11 And it came to pass, as they still went on, and talked, that, behold, there appeared a chariot of fire, and horses of fire, which parted them both asunder; and Elijah went up by a whirlwind into heaven.
12 And Elisha saw it, and he cried: 'My father, my father, the chariots of Israel and the horsemen thereof!' And he saw him no more; and he took hold of his own clothes, and rent them in two pieces.
13 He took up also the mantle of Elijah that fell from him, and went back, and stood by the bank of the Jordan.
14 And he took the mantle of Elijah that fell from him, and smote the waters, and said: 'Where is the LORD, the God of Elijah?' and when he also had smitten the waters, they were divided hither and thither; and Elisha went over.
15 And when the sons of the prophets that were at Jericho some way off saw him, they said: 'The spirit of Elijah doth rest on Elisha.' And they came to meet him, and bowed down to the ground before him.
16 And they said unto him: 'Behold now, there are with thy servants fifty strong men; let them go, we pray thee, and seek thy master; lest peradventure the spirit of the LORD hath taken him up, and cast him upon some mountain, or into some valley.' And he said: 'Ye shall not send.'
17 And when they urged him till he was ashamed, he said: 'Send.' They sent therefore fifty men; and they sought three days, but found him not.
18 And they came back to him, while he tarried at Jericho; and he said unto them: 'Did I not say unto you: Go not?' 
19 And the men of the city said unto Elisha: 'Behold, we pray thee, the situation of this city is pleasant, as my lord seeth; but the water is bad, and the land miscarrieth.
20 And he said: 'Bring me a new cruse, and put salt therein.' And they brought it to him.
21 And he went forth unto the spring of the waters, and cast salt therein, and said: 'Thus saith the LORD: I have healed these waters; there shall not be from thence any more death or miscarrying.'
22 So the waters were healed unto this day, according to the word of Elisha which he spoke. 
23 And he went up from thence unto Beth-el; and as he was going up by the way, there came forth little children out of the city, and mocked him, and said unto him: 'Go up, thou baldhead; go up, thou baldhead.'
24 And he looked behind him and saw them, and cursed them in the name of the LORD. And there came forth two she-bears out of the wood, and tore forty and two children of them.
25 And he went from thence to mount Carmel, and from thence he returned to Samaria.


Ⅱ列王記1章15節

2022-12-31 06:49:02 | Ⅱ列王記

Ⅱ列王記1章15節

 

そして、主の使いはエリヤに熱心に言いました。
「彼といっしょに降りて行け!彼を恐れないように!」
そして、エリヤは起き上がって、彼と共に王のもとに下って行きました。

 

そして、主の使いはエリヤに熱心に言いました。{ピエル態未完了形}
「彼といっしょに降りて行け!{カル態命令形}彼を恐れないように!」{カル態未完了形}
そして、エリヤ{彼}は起き上がって{カル態未完了形}、彼と共に王のもとに下って行きました。{カル態未完了形}
15 主の使いがエリヤに、「彼といっしょに降りて行け。彼を恐れてはならない」と言いましたので、エリヤは立って、彼といっしょに王のところに下って行き、


Ⅱ列王記1章13節

2022-12-31 06:41:03 | Ⅱ列王記

Ⅱ列王記1章13節

 

そして、彼はまた第三の五十人の隊長をその五十人とともに遣わしました。
そして、五十人の第三の隊長は上って来て、エリヤの前にひざまづき、自分自身を彼に願い出させて心をこめて熱心に言いました。
「神の人よ!どうか、私とこの五十人のあなたの僕達の命を、あなたの目に価値があるものとしてくださいますように!

 

そして、彼はまた第三の五十人の隊長をその五十人とともに遣わしました。{カル態未完了形}
そして、五十人の第三の隊長は上って来て{カル態未完了形}、エリヤの前にひざまづき{カル態未完了形}、自分自身を彼に願い出させて{ヒトパエル態未完了形}心をこめて熱心に言いました。{ピエル態未完了形}
「神{複数形}の人よ!どうか、私とこの五十人のあなたの僕達の命を、あなたの目に価値があるもの{尊いもの}としてくださいますように!{カル態未完了形;let}
{貴重、貴重、または評価:はコストがかかる(1)、尊敬される(1)、作る...希少性(1)、貴重(6)、まれ(1)、価値(1)}
13 王はまた、第三の五十人隊の長と、その部下五十人を遣わした。この三人目の五十人隊の長は上って行き、エリヤの前にひざまずき、懇願して言いました。「神の人よ。どうか私のいのちと、このあなたのしもべ五十人のいのちとをお助けください。


Ⅱ列王記1章10節

2022-12-31 06:28:45 | Ⅱ列王記

Ⅱ列王記1章10節

 

そこで、エリヤは答えて五十人隊長に強く言いました。
「もし私が神の人であるならば、いくつもの天から火が下るように!
そして、あなたとあなたの五十人を焼き尽くす。」
すると、いくつもの天から火が下ってきて、彼とその五十人を焼き尽くしました。

 

そこで、エリヤは答えて{カル態未完了形}五十人隊長に強く{熱心に}言いました。{ピエル態未完了形}
「もし私が神{複数形}の人であるならば、いくつもの天{複数形}から火が下るように!{下れ!カル態未完了形命令形;let}そして、あなたとあなたの五十人を焼き尽くす。」{カル態未完了形}
すると、いくつもの天{複数形}から火が下ってきて{カル態未完了形}、彼とその五十人を焼き尽くしました。{カル態未完了形}
10 エリヤはその五十人隊の長に答えて言いました。
「もし、私が神の人であるなら、天から火が下って来て、あなたと、あなたの部下五十人を焼き尽くすだろう。」
すると、天から火が下って来て、彼と、その部下五十人を焼き尽くした。


詩篇106篇 翻訳途中

2022-12-30 22:15:36 | 詩篇

詩篇106篇

ハレルヤ!
主は慈しみ深い。なぜなら、このお方の慈しみは永遠まで続くからです。
2 誰が主の力ある御業を表し、また、その賛美をすべて聞かせることができるでしょうか。
3 正義を守り、常に正しいことを行う者は幸いです。
4 主よ!あなたが民を恵まれる時、私を思い出してください!
あなたの救いの時に私を思い浮かべてください!
5 それは私があなたの選ばれた者の栄華を見るため、あなたの国の喜びを喜ぶため、あなたの受け継ぐ者と共に栄光を得るためです。
6 私達はその先祖とともに罪を犯し、不義を行い、悪を行いました。
7 エジプトにいた私達の先祖は、あなたの不思議に耳を傾けませんでした。
彼らはあなたの慈愛の多さを覚えませんでした。
紅海でも反抗的でした。
8 しかし、主は御名のために彼らを救い、御自分の力強さを知らしめようとされました。
9 主は紅海を叱られたのでそれは干上がり、主は彼らを荒野のようにその深みから導かれました。
10 そして、彼らを憎む者どもの手から救い、敵の手から贖い出されました。
11 水は彼らの敵どもをおおい、その者どものうちには一人も残りませんでした。
12 それから彼らはその御言葉を信じ、その賛美を歌いました。
13 彼らはやがてこのお方の御業を忘れ、このお方の勧告を待ちませんでした。
14 しかし、彼らは荒野で大いに欲を出し、荒野で神を試みました。
15 神は彼らの願いを聞き入れられましたが、彼らの魂に衰えを与えられました。
16 彼らはまた陣営の中のモーセと主の聖なる者アロンに嫉妬しました。
17 地は開いてダタンを呑み込み、アビラムの一団を覆いました。
18 また、その一団の中に火が燃え、その炎は悪者どもを焼き尽くしました。
19 彼らはホレブで子牛を造り、溶けた像を拝みました。
20 こうして彼らはこのお方の栄光を、草を食べる牛の似姿に換えました。
21 彼らはエジプトで大いなることをなさった自分達の救い主の神を忘れました。
22 ハム国の不思議な御業、紅海のほとりの恐ろしい御業。
23 それゆえ、神は「彼らを滅ぼす。」と言われました。
もし、選ばれたモーセが、裂け目の中で、神の前に立って、神の怒りを退け、彼らを滅ぼされることがなかったならばです。
24 また、彼らは望ましい地を軽んじて、このお方の言葉を信じませんでした。
25 彼らは自分達の天幕の中でつぶやき、主の声に耳を傾けませんでした。
26 それゆえ、主は彼らについて誓われました。
「荒野で彼らを打ち倒す。」
27 また、その子孫達を国々の中に追い散らし、地の上に散らされることを誓われました。
28 彼らはまたペオルのバアルと結び合い、死者のいけにえを食べました。
29 こうして彼らはその行いによって主を怒らせ、災は彼らの上に臨みました。
30 そこで、ピネハスが立ち上がって、裁きを行ったので、疫病は止まりました。
31 そして、そのことは彼に義とされ、世々限りなく認められました。
32 彼らはメリバの水でも彼を怒らせたので、モーセは彼らのために病気になりました。
33 なぜなら、彼らは彼の精神を害し、彼はそのくちびるで軽率なことを言ったからです。
34 彼らは主が命じられたように、その民を滅ぼしませんでした。
35 しかし、自分達を諸民族の中に混ぜて、その業を学びました。
36 彼らはその偶像に仕えましたが、これは彼らのわなになりました。
37 彼らはその子と娘を悪霊へのいけにえとして捧げました。
38 また、カナンの偶像にいけにえを捧げたその息子たちの血と娘たちの血を流したので、その地は血で汚れました。
39 このように彼らはその行いによって汚れ、その行いによって迷いました。
40 それゆえ、主の怒りはその民に向かって燃え上がり、主はその嗣業を憎まれました。
41 主は彼らを諸国の手に渡され、彼らを憎む者どもが彼らを治めました。
42 彼らの敵どもも彼らを虐げ、彼らはその手の内におさまりました。
43 主は幾度も彼らを救われましたが、彼らはその策に惑い、その不義によって低く沈みました。
44 しかし、主は彼らの叫びを聞かれた時、彼らの苦しみを顧みられました。
45 彼らのためにその契約を思い起こし、その慈愛の多さにしたがって悔い改められました。
46 また、彼らを捕虜としたすべての者の中で、彼らが憐れまれるようにされました。
47 私達の神、主よ!私達を救い、国々の間から私達を集め、私達があなたの聖なる名に感謝し、あなたの賛美に勝利するために。
48 イスラエルの神、主は永遠から永遠まで祝福され、すべての民に「アーメン」と言わせてくださいますように!


1 ハレルヤ。主に感謝せよ。主はまことに慈しみ深い。その恵みは永遠まで。
2 誰が主の大能の御業を語り、そのすべての誉れをふれ知らせることができよう。
3 幸いなことよ。さばきを守り、正義を常に行う人々は。
4 主よ。あなたが御民を愛されるとき、私を心に留め、あなたの御救いのとき、私を顧みてください。
5 そうすれば、私はあなたに選ばれた者達のしあわせを見、あなたの国民の喜びを喜びとし、あなたのものである民とともに、誇ることができるでしょう。
6 私達は先祖と同じように罪を犯し、不義をなし、悪を行った。
7 私達の先祖はエジプトにおいて、あなたの奇しい御業を悟らず、あなたの豊かな恵みを思い出さず、かえって、海のほとり、葦の海で、逆らった。
8 しかし主は、御名のために彼らを救われた。それは、ご自分の力を知らせるためだった。
9 主が葦の海を叱ると、海は干上がった。主は、彼らを行かせた。深みの底を。さながら荒野を行くように。
10 主は、憎む者の手から彼らを救い、敵の手から彼らを贖われた。
11 水は彼らの仇をおおい、そのひとりさえも残らなかった。
12 そこで、彼らはみことばを信じ、主への賛美を歌った。
13 しかし、彼らはすぐに、み御業を忘れ、そのさとしを待ち望まなかった。
14 彼らは、荒野で激しい欲望にかられ、荒れ地で神を試みた。
15 そこで、主は彼らにその願うところを与え、また彼らに病を送ってやせ衰えさせた。
16 彼らが宿営でモーセをねたみ、主の聖徒、アロンをねたんだとき、
17 地は開き、ダタンをのみこみ、アビラムの仲間を包んでしまった。
18 その仲間の間で火が燃え上がり、炎が悪者どもを焼き尽くした。
19 彼らはホレブで子牛を造り、鋳物の像を拝んだ。
20 こうして彼らは彼らの栄光を、草を食らう雄牛の像に取り替えた。
21 彼らは自分達の救い主である神を忘れた。エジプトで大いなることをなさった方を。
22 ハムの地では奇しい御業を、葦の海のほとりでは恐ろしい御業を、行われた方を。
23 それゆえ、神は、「彼らを滅ぼす」と言われた。もし、神に選ばれた人モーセが、滅ぼそうとする激しい憤りを避けるために、御前の破れに立たなかったなら、どうなっていたことか。
24 しかも彼らは麗しい地をさげすみ、神のみことばを信ぜず、
25 自分達の天幕でつぶやき、主の御声を聞かなかった。
26 それゆえ、主は彼らにこう誓われた。彼らを荒野で打ち倒し、
27 その子孫を国々の中に投げ散らし、彼らをもろもろの地にまき散らそうと。
28 彼らはまた、バアル・ペオルにつき従い、死者へのいけにえを食べた。
29 こうして、その行いによって御怒りを引き起こし、彼らの間に神罰が下った。
30 そのとき、ピネハスが立ち、なかだちの御業をしたので、その神罰はやんだ。
31 このことは、代々永遠に、彼の義と認められた。
32 彼らはさらに、メリバの水のほとりで主を怒らせた。それで、モーセは彼らのために御業わいをこうむった。
33 彼らが主の心に逆らったとき、彼が軽率なことを口にしたからである。
34 彼らは、主が命じたのに、国々の民を滅ぼさず、
35 かえって、異邦の民と交わり、そのならわしにならい、
36 その偶像に仕えた。それが彼らに、わなであった。
37 彼らは自分達の息子、娘を悪霊のいけにえとしてささげ、
38 罪のない血を流した。カナンの偶像のいけにえにした彼らの息子、娘の血。こうしてその国土は血で汚された。
39 このように彼らは、その行いによっておのれを汚し、その行いによって姦淫を犯した。
40 それゆえ、主の怒りは御民に向かって燃え上がり、ご自分のものである民を忌みきらわれた。
41 それで彼らを国々の手に渡し、彼らを憎む者達が彼らを支配した。
42 敵どもは彼らをしいたげ、その力のもとに彼らは征服された。
43 主は幾たびとなく彼らを救い出されたが、彼らは相計って、逆らい、自分達の不義の中におぼれた。
44 それでも彼らの叫びを聞かれたとき、主は彼らの苦しみに目を留められた。
45 主は、彼らのために、ご自分の契約を思い起こし、豊かな恵みゆえに、彼らを憐れまれた。
46 また、彼らを、捕らえ移したすべての者達から、彼らが憐れまれるようにされた。
47 私達の神、主よ。私達をお救いください。国々から私達を集めてください。あなたの聖なる御名に感謝し、あなたの誉れを勝ち誇るために。
48 ほむべきかな。イスラエルの神、主。永遠から、永遠まで。すべての民が、「アーメン」と言え。ハレルヤ。


Hallelujah. 
O give thanks unto the LORD; for He is good; for His mercy endureth for ever.
2 Who can express the mighty acts of the LORD, or make all His praise to be heard?
3 Happy are they that keep justice, that do righteousness at all times.
4 Remember me, O LORD, when Thou favourest Thy people; O think of me at Thy salvation;
5 That I may behold the prosperity of Thy chosen, that I may rejoice in the gladness of Thy nation,that I may glory with Thine inheritance.
6 We have sinned with our fathers, we have done iniquitously, we have dealt wickedly.
7 Our fathers in Egypt gave no heed unto Thy wonders; 
they remembered not the multitude of Thy mercies; 
but were rebellious at the sea, even at the Red Sea.
8 Nevertheless He saved them for His name's sake, that He might make His mighty power to be known.
9 And He rebuked the Red Sea, and it was dried up; and He led them through the depths, as through a wilderness.
10 And He saved them from the hand of him that hated them, and redeemed them from the hand of the enemy.
11 And the waters covered their adversaries; there was not one of them left.
12 Then believed they His words; they sang His praise.
13 They soon forgot His works; they waited not for His counsel;
14 But lusted exceedingly in the wilderness, and tried God in the desert.
15 And He gave them their request; but sent leanness into their soul.
16 They were jealous also of Moses in the camp, and of Aaron the holy one of the LORD.
17 The earth opened and swallowed up Dathan, and covered the company of Abiram.
18 And a fire was kindled in their company; the flame burned up the wicked.
19 They made a calf in Horeb, and worshipped a molten image.
20 Thus they exchanged their glory for the likeness of an ox that eateth grass.
21 They forgot God their saviour, who had done great things in Egypt;
22 Wondrous works in the land of Ham, terrible things by the Red Sea.
23 Therefore He said that He would destroy them, had not Moses His chosen stood before Him in the breach, to turn back His wrath, lest He should destroy them.
24 Moreover, they scorned the desirable land, they believed not His word;
25 And they murmured in their tents, they hearkened not unto the voice of the LORD.
26 Therefore He swore concerning them, that He would overthrow them in the wilderness;
27 And that He would cast out their seed among the nations, and scatter them in the lands.
28 They joined themselves also unto Baal of Peor, and ate the sacrifices of the dead.
29 Thus they provoked Him with their doings, and the plague broke in upon them.
30 Then stood up Phinehas, and wrought judgment, and so the plague was stayed.
31 And that was counted unto him for righteousness, unto all generations for ever.
32 They angered Him also at the waters of Meribah, and it went ill with Moses because of them;
33 For they embittered his spirit, and he spoke rashly with his lips.
34 They did not destroy the peoples, as the LORD commanded them;
35 But mingled themselves with the nations, and learned their works;
36 And they served their idols, which became a snare unto them;
37 Yea, they sacrificed their sons and their daughters unto demons,
38 And shed innocent blood, even the blood of their sons and of their daughters, whom they sacrificed unto the idols of Canaan; and the land was polluted with blood.
39 Thus were they defiled with their works, and went astray in their doings.
40 Therefore was the wrath of the LORD kindled against His people, and He abhorred His inheritance.
41 And He gave them into the hand of the nations; and they that hated them ruled over them.
42 Their enemies also oppressed them, and they were subdued under their hand.
43 Many times did He deliver them;but they were rebellious in their counsel, and sank low through their iniquity.
44 Nevertheless He looked upon their distress, when He heard their cry;
45 And He remembered for them His covenant, and repented according to the multitude of His mercies.
46 He made them also to be pitied of all those that carried them captive.
47 Save us, O LORD our God, and gather us from among the nations,that we may give thanks unto Thy holy name, that we may triumph in Thy praise.
48 Blessed be the LORD, the God of Israel, from everlasting even to everlasting,and let all the people say: 'Amen.'Hallelujah.