ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

ONE OUTSでわざとアウトになろうとする回があったな

2012-08-03 00:04:17 | 雑記
オリンピックのバドミントンで、組み合わせを有利にするためにわざと負けるという作戦をとり、失格になったというなかなか興味深い事件が発生しました。
この手の作戦って、どこまでが世間的に許容されてるのかと、ときどき考えます。
たとえば、今回のなでしこジャパンの場合、「引き分けないといけない」のだから、相手に点取られたら破綻しますよね……。
てか、ガチンコでやって、勝ったほうが「2位」を選択できるってルールでよかったんじゃない?
とんちで、「あとについた馬の持ち主の勝ち」というルールなら、「相手の馬に乗って全力で走れば」普通の競走になるっていうのがあったわ。
もっとも、そのルールでやると、今回の場合は反対のほうでも同じことやられて意味がなくなるのか。

本来の意味とは違うのですが「合成の誤謬」という言葉がありまして、ミクロで正しいことでもマクロでは正しくないなんてケースはあるわけです。
たとえば、プロ野球のペナントレースで、毎試合全力出すよりは、中盤で大差がついた試合はあきらめたほうが、トータルの勝率は上がるだろうとか、そういうの。
これについては、最初から負けようと思ってるわけじゃないので、やっぱり話が違いますな。

……そうね。その試合自体に勝つために「あえて不利になるプレイをする」のと、先の試合に勝つ確率を上げるために「あえて負ける」のとは、ちょいと区別しないといけないかも。
高校野球の秋田大会で、試合を早く終わらせないとノーゲームになる可能性があったんで、全力でアウトになりにいったという、ONE OUTSみたいなケースもありましたし。
屁理屈っぽいですが、送りバントを「わざとアウトになる無気力プレイ」とは言いますまい。

で、私が言いたいのは「勝ったほうが当然のように有利になるシステムで勝負したほうがおもろいよね」ってことでひとつ。

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