オープニングの意味がやっとわかった

「ゼロの使い魔」の小説は４巻まで読み終わりました。
「竜の羽衣」がある場所はアニメでも変わってないんですが、
そこにたどりつくまでの過程がだいぶ違いますね。
また、「竜の羽衣」を使用するために必要なものを用意してくれるのはコルベール先生ですが、
小説版では明確に伏線をはっていた分、展開が自然でした。
ちなみに、個人的にはコルベール先生はけっこう好きなキャラです。
平民とされているサイトに対しても、普通に話してくれるあたりとか。

惚れ薬の話は４巻で来ました。
この場面の破壊力は、アニメのほうが上だったように思います。
ただ、そこに至る過程がね……。

アニメでは、サイトとシエスタが一緒にお風呂に入っているのを見たのが、
ルイズが怒るきっかけになっていたのですが、
小説版では、こういう流れでした。

サイト、水兵の服を見て何かひらめき、それを購入
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シエスタに自分で着られるように仕立て直してもらう。ついでに、ルイズの制服のスカートを拝借する
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で、それをシエスタに着てもらう。シエスタにはそれの何がいいのかわからないが、サイトの説明により、自分の故郷を懐かしんでいるのだと知る
　↓
サイト、シエスタにこの格好で何をしたらいいかと聞かれ、「くるっと回って『お待たせっ！』と言ってくれ」と頼む

……アニメのオープニングで、何でシエスタさんがセーラー服を着て回っているのか意味が分からなかったのですが、ようやく謎が氷解しました。で、続き。

いろいろあってギーシュに渡した予備のセーラー服をモンモランシーが着ているところをルイズが見てしまった
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ルイズに怪しまれたサイトは、セーラー服を返してもらおうとして、シエスタに「人気のないところまで持ってきてくれ」と頼む
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それをシエスタは「ああ、私奪われちゃうんだわ……」と素敵に誤解する
　↓
そして、密会の場面をルイズにおさえられた

こんな感じです。
水兵服うんぬんというのは、レコン・キスタに勝ったあとの話なので、
アニメには持ち込めなかったのでしょう。
ここは第２期でやってくれる可能性に期待しておきます。

それにつけても、小説版のシエスタさんはなかなかエロいです。
隙あらばサイトとの既成事実を作ろうとしているあたりが（笑）。
サイトを自分のふるさとへ誘うときにも、

「でも、いきなり男の人なんか連れて行ったら、家族のみんなが驚いてしまうわ。どうしよう……。そうだ。だ、旦那さまよって、言えばいいんだわ」

よくねーよ（笑）。
こんな感じで、小説版のシエスタさんはアニメ版よりも暴走してます。
人によっては、小説版のほうはドン引きするかもしれませんが、私はどちらも大好きですよ。