パンデミックリプレイを作ってみたところ、うっかりクリアしてしまったので、もう一回やり直すことに。
曙「どういう意味よ。普通は失敗したからリベンジするんでしょう」
漣「このゲーム、失敗したほうが盛り上がるから、『がんばったけど、届かなかった』くらいの結末を迎えるパターンをやりたいらしい」
それで、今回はキャスティングを替えます。
暁「で、暁たちを呼び出してなんなの?」
漣「今回は、このゲームに挑戦してもらうよ」
響「パンデミック……」
電「響ちゃん、知っているのですか?」
響「一応。わりと難しいゲーム、らしい」
雷「まあ、雷たちに任せておけばいいわ」
潮「ルールはここ読んでね」
前回のインスト
漣「難易度は強制的に甲だよ」
暁「ふ~ん。ま、漣たちにクリアできたんだったら、暁たちにもできるわ!」
曙「……言っとくけど、あたしたちもかなり運に恵まれてたのよ」
朧「何回か、これ引いたら即終了って場面あったからね」
雷「大丈夫よ! この雷さんに任せなさい!」
漣「(裏声)よりちゃん、がんばってー」
潮「それダメだって思ってるよね」
響「でも、ここはひとつ先輩方のアドバイスを……」
漣「お、殊勝な姿勢ですねえ! では、まず潮ちゃんからどうぞ!」
潮「ええっ、潮にふるの? え、えーと。何かを決断するときには、うまくいく確率と、うまくいった場合のリターン、いかなかったときのリスクをはかりにかけるようにしてね」
電「?」
潮「つまり、行動の期待値を考えてってことなんだけど……」
響「……うまく行けばすごく得しそうでも、そもそもうまくいく確率が低いなら考え直せってことだね」
潮「う、うん。そういうこと」
電「さすが響ちゃんなのです~」
漣「あ、今回は響が軍師役やらされるんだ。じゃあ、漣のアドバイス。『ピンチはネタ的にはおいしい!』、以上!」
暁「ちょっと何言ってるかわからないわ」
漣「なんで何言ってるかわからねーんだよ!」
曙「サンドウィッチマンネタはいいから」
漣「アッハイ。漣たちのときも、変なタイミングでエピデミック来て詰みかけたけど、それを知恵をしぼったあげくに乗り越えた瞬間のテンションはマックスだったんだよ。だから、ピンチが来ても『とうとう見せ場が来たぜ』くらいの気持ちで立ち向かえってことだね」
雷「わかるわ、勝負にはライバルが必要よね!」
曙「次はあたしね。コホン。『できること』『やりたいこと』『やらないといけないこと』を区別して、『やりたいこと』をする前には『やらないといけないこと』を片付けておくことよ」
電「たとえばどういうことなのです?」
曙「そうねえ……。バンコクにいるときにバンコクのカードを持っているなら、調査基地を『作ることができる』から『作りたい』かもしれないけど、このターンにエピデミックカードを引くことがわかっている状況で、ウィルスコマが3つ置かれてる都市がヨーロッパあたりに並びであったら、起こるかもしれないアウトブレイクの連鎖を防ぐために『バンコクのカードを使ってでも現地に移動して治療するべき』だわ」
響「潮が言ってた、期待値を考えろというところに通じるね。無視した場合のリスクが大きいから、起きにくいとしても対処すべき、と」
曙「自分のやりたいことをやるときには、治療をほったらかしにすることになるわ。だからこそ、慌てて治療する必要がない状況を先に作っておくのよ」
漣「その状況をちゃぶ台返しするのがエピデミックカードなんだけどね。じゃあ、最後におぼろんお願いします」
朧「はーい。あたしからのアドバイスは、『ゲームは楽しんだ人の勝ち!』だよ!」
電「……」
響「プレイング、まったく関係ない……」
朧「提督も、このゲームでは負けてることのほうが多いけど、それでも何度もやるのは『負けても楽しいから』だよ。だから、クリアできてもできなくても、『またやりたい!』って気持ちになってほしいな」
暁「司令官、あまりこのゲーム上手じゃないの?」
漣「いや、甲難易度でそれなりの確率でクリアできてるんだから、ヘタじゃないと思う……」
雷「言いたいことはわかったわ。でも、雷たちは勝って楽しかったって言ってみせるから!」
朧「うん、がんばって!」
漣「はい、じゃあ準備はじめて~。役割については、今回は『前回使わなかったものを優先的に使う』ことになってるからよろしく」
・
・
・
・
・
暁「こうなったわ」
曙「研究員と科学者のコンボか……。なんかよさげ」
電「電のアイコンが『で』になってるのです」
潮「雷ちゃんとかぶるから、我慢してね」
漣「じゃあ、漣たちは別室からプレイングを見守らせてもらうよ~」
雷「雷たちのプレイングにしびれるといいわ!」
響「雷だけに(ポソリ)」
朧「……(バンバンバン)」
漣「おぼろー、あうとー」
曙「どこで笑いのツボに入ってんのよ……」
その2につづく
曙「どういう意味よ。普通は失敗したからリベンジするんでしょう」
漣「このゲーム、失敗したほうが盛り上がるから、『がんばったけど、届かなかった』くらいの結末を迎えるパターンをやりたいらしい」
それで、今回はキャスティングを替えます。
暁「で、暁たちを呼び出してなんなの?」
漣「今回は、このゲームに挑戦してもらうよ」
響「パンデミック……」
電「響ちゃん、知っているのですか?」
響「一応。わりと難しいゲーム、らしい」
雷「まあ、雷たちに任せておけばいいわ」
潮「ルールはここ読んでね」
前回のインスト
漣「難易度は強制的に甲だよ」
暁「ふ~ん。ま、漣たちにクリアできたんだったら、暁たちにもできるわ!」
曙「……言っとくけど、あたしたちもかなり運に恵まれてたのよ」
朧「何回か、これ引いたら即終了って場面あったからね」
雷「大丈夫よ! この雷さんに任せなさい!」
漣「(裏声)よりちゃん、がんばってー」
潮「それダメだって思ってるよね」
響「でも、ここはひとつ先輩方のアドバイスを……」
漣「お、殊勝な姿勢ですねえ! では、まず潮ちゃんからどうぞ!」
潮「ええっ、潮にふるの? え、えーと。何かを決断するときには、うまくいく確率と、うまくいった場合のリターン、いかなかったときのリスクをはかりにかけるようにしてね」
電「?」
潮「つまり、行動の期待値を考えてってことなんだけど……」
響「……うまく行けばすごく得しそうでも、そもそもうまくいく確率が低いなら考え直せってことだね」
潮「う、うん。そういうこと」
電「さすが響ちゃんなのです~」
漣「あ、今回は響が軍師役やらされるんだ。じゃあ、漣のアドバイス。『ピンチはネタ的にはおいしい!』、以上!」
暁「ちょっと何言ってるかわからないわ」
漣「なんで何言ってるかわからねーんだよ!」
曙「サンドウィッチマンネタはいいから」
漣「アッハイ。漣たちのときも、変なタイミングでエピデミック来て詰みかけたけど、それを知恵をしぼったあげくに乗り越えた瞬間のテンションはマックスだったんだよ。だから、ピンチが来ても『とうとう見せ場が来たぜ』くらいの気持ちで立ち向かえってことだね」
雷「わかるわ、勝負にはライバルが必要よね!」
曙「次はあたしね。コホン。『できること』『やりたいこと』『やらないといけないこと』を区別して、『やりたいこと』をする前には『やらないといけないこと』を片付けておくことよ」
電「たとえばどういうことなのです?」
曙「そうねえ……。バンコクにいるときにバンコクのカードを持っているなら、調査基地を『作ることができる』から『作りたい』かもしれないけど、このターンにエピデミックカードを引くことがわかっている状況で、ウィルスコマが3つ置かれてる都市がヨーロッパあたりに並びであったら、起こるかもしれないアウトブレイクの連鎖を防ぐために『バンコクのカードを使ってでも現地に移動して治療するべき』だわ」
響「潮が言ってた、期待値を考えろというところに通じるね。無視した場合のリスクが大きいから、起きにくいとしても対処すべき、と」
曙「自分のやりたいことをやるときには、治療をほったらかしにすることになるわ。だからこそ、慌てて治療する必要がない状況を先に作っておくのよ」
漣「その状況をちゃぶ台返しするのがエピデミックカードなんだけどね。じゃあ、最後におぼろんお願いします」
朧「はーい。あたしからのアドバイスは、『ゲームは楽しんだ人の勝ち!』だよ!」
電「……」
響「プレイング、まったく関係ない……」
朧「提督も、このゲームでは負けてることのほうが多いけど、それでも何度もやるのは『負けても楽しいから』だよ。だから、クリアできてもできなくても、『またやりたい!』って気持ちになってほしいな」
暁「司令官、あまりこのゲーム上手じゃないの?」
漣「いや、甲難易度でそれなりの確率でクリアできてるんだから、ヘタじゃないと思う……」
雷「言いたいことはわかったわ。でも、雷たちは勝って楽しかったって言ってみせるから!」
朧「うん、がんばって!」
漣「はい、じゃあ準備はじめて~。役割については、今回は『前回使わなかったものを優先的に使う』ことになってるからよろしく」
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暁「こうなったわ」
曙「研究員と科学者のコンボか……。なんかよさげ」
電「電のアイコンが『で』になってるのです」
潮「雷ちゃんとかぶるから、我慢してね」
漣「じゃあ、漣たちは別室からプレイングを見守らせてもらうよ~」
雷「雷たちのプレイングにしびれるといいわ!」
響「雷だけに(ポソリ)」
朧「……(バンバンバン)」
漣「おぼろー、あうとー」
曙「どこで笑いのツボに入ってんのよ……」
その2につづく
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