ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

話をまるで覚えていない

2020-02-19 11:55:09 | アニメ
サンテレビで朝に再放送している「母をたずねて三千里」を完走しました。
小さいときにみてるんだけど、内容なんかミリも覚えちゃいなかったw
たぶん、ペッピーノ一家とアメデオしか見てなかったんだな。
今の小さい人が、「映像研には手を出すな!」を面白がってるみたいだけど、話じゃなくて動きが面白いんだと思う。そして、きっとそれでいいのだ。
なお、ドラえもんとかDr.スランプあたりになると、話を面白いと思ってみてたですよ。
あれは、1話完結(しかも2話分を1回で放送したりする)だったからってのもあるな。

話は、マルコがお母さんを追いかけては空振りするすれ違いものですけど、重要な要素となっているのが医療問題。
そもそも、お母さんが南米に出稼ぎに行ったのも、お父さんがお金ない人のために作った医療所の経営が難しくなったからでさ。
そんなことしなければ、マルコは苦労することもなかったんだけど、一方でお父さんがやろうとしていることの意義を身を以て知ることもなかった。
フアナの病気を治すときの、
「お金払ってくれないと治しに行かないよ。あれば行くけど」
という、当然といえばそうだけど、あまりにドライな態度に接したのは大きかったと思う。
しかも、そのとき「貧乏人め、出ていけ!」ではなく、「忙しいからムリや(スットボケー)」ってやられてるし。
大人からすると「あるある~」なんだけど、小さい人が見たら、義憤というやつを覚えるかもしれんね。

もうひとつ強調されていたのは「助け合いの精神」だね。
お互い何らかのことで困っているんだけど、でも自分なら誰かのそれを解決できるならどうにかする。
別に、それに対して直接的な見返りを求めるわけでもなく、めぐりめぐって別の誰かが自分を助けてくれたりするの。
これを「情けは人の為ならず」というね。
マルコは、自分の持ってる食べ物を、おなかがすいているより幼い人たちに分け与えてたりした。
政治っていうのは、他人を偽りだまし裏切るよりも、誠実に接したほうが結果的に得をする社会を作るのがお仕事だと思うよ。
コメント
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