タイトルがネタバレ

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を読みましたよ。
彼女のほうに秘密があるとかで、それがわかった状態で読むと泣けるとかいうフレコミでした。
まあ、「イニシエーション・ラブ」みたいなことはなかろうと思って、わりと気楽に読んだんですが、そのスタンスで何も問題なかったｗ
単純に、「人を好きになるっていいなあ」と思って読めばいい本です。
なお、彼女の秘密というのはタイトルでお察しくださいというものです。
それをふまえて言うなら、2周目は後ろから読んで、彼女視点で物語を楽しむのが面白い読み方だと思います。
とはいえ、しいて人に読んでほしいというほどの作品でもないなあｗ
人によっては、すごくつまらない作品に見えるんだろうなあと思いますし。
彼女の秘密も、読んでたらだいたい見当つくから、ミステリー的要素も弱いし。
帯であおってるほど、泣けるような作品ではないと思いましたよ。
まあ、私はみんなが泣いてるシーンで声あげて笑うセンスの持ち主として認知されてるけど。