伝統ある英国の10吋ユニットで聴く、音楽の父のJ.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

何故かホッとする演奏を聴くなるへルムート・コッホ(指揮)、ベルリン室内管弦楽団のJ.S.バッハを楽しむ。

2020年05月29日 | バロック音楽・オーディオ一般

「武漢風邪」も緊急事態解除宣言である程度開放されたようだが、十分な注意が必要である、報道関係も「武漢風邪」オンリーである。

そこで世界に目を向けるとお隣の国は(全人代、国会に相当)が開催され考えられない法律が実施されようとしている、今世界が「武漢風邪」に脅える中でのシナリオは益々支那は孤立の道を歩むようだ。そもそも、支那は黄土高原から生まれた「家天下」「一党一派」が牛耳る「一君万民」の奴隷・愚民国家です、独裁専制がなければ存立できない国でもあります、今や支那国民は共産党独裁政権ににどのくらい支持しているのだろうか不思議だ、香港とは全く歴史が違う。

ならず者国家支那では、国の重要事はすべて、「中国共産党中央政治局常務委員会」(トップ7名)で決めるため、「人大」の形骸化は常々、指摘されているところだ。それでも毎年開いているのは、国会を開かないと、政権の正統性(レジティマシー)が保てないからである。
今年の「人大」を、一気呵成に「短縮形」にしてしまったのではないかということだ。短縮形だろうが、手続きを踏んで決定すればよいのである。ちなみに隣国の北朝鮮は、毎年の最高人民会議は、たったの1日だ。たったトップ7名で全てを決定する政治を支那人はよく我慢しているものです。

頑張れ、香港の政治運動家・周庭(アグネス・チョウ)さん、台湾の蔡英文(ツァイ・インウエン)総統には皆さん盛大な声援を送りましょう。

先日3ヶ月ぶりに柏の病院に検査通院した、検査結果は良好で安心した。この病院への道は実に牧歌的である。何時もは国道をはしるが、今の時期は農道を選ぶ、水田には田植えもすみ、のぞかな田園風景が続く農道が牧歌的に見え気分良く走る、全ての道を農道(裏道)を選び走り抜ける交通量も少なく気分も良い。


バッハにとってケーテンは、バッハがライプツィヒのカントルになる直前の時期、1717年(32歳)から 1723年(38歳)まで宮廷楽長を務めた町です。バッハは後に友人に宛てた手紙のなかで「生涯をその地で終えるつもりであった」と記しています。それゆえ、ケーテンでの生活には満足していたと言われています。多分とても住みやすい所だったのでしょう。

そういえば最近J.S.バッハの音楽を聴いていなく、牧歌的から想像して、「序曲」(じょきょく)、管弦楽組曲と『ブランデンブルク協奏曲』Six Concerts Avec plusieurs Instruments 種々の楽器のための六曲の協奏曲、1721年3月24日にブランデンブルク=シュヴェート辺境伯クリスティアン・ルートヴィヒに献呈された。
そのためにこの名がある。筆者が20代から好んで聴いているが演奏が良い、又演奏者も数多く10種類ほどの演奏者が思いうかぶ。この様な曲は最近では古楽器での演奏が多いようですが、久しぶりにドイツの指揮者。ヴィッパータール生まれのへルムート・コッホ(Helmut Koch)指揮、ベルリン室内管弦楽団(Kammerorchester Berlin)で聴く。



へルムート・コッホはシェルヘンに師事し、1931年からベルリンで合唱指揮者として活躍。レコード会社、放送局勤務を経て、ベルリン室内管弦楽団・同合唱団を創設し、指揮者を亡くなるまで務めた。’63年ベルリン・ジングアカデミーを再興、音楽総監督を兼ねた。

指揮者。1908年ドイツ生まれ。75年没。ケルンのライン音楽院に学び、後にシェルヘンに指揮を師事した。30年にベルリンの労働者合唱運動を指導して、32年から指揮者としての活動を始める。45年ベルリン放送響のメンバーからなるベルリン室内管を組織、48年にはベルリン放送合唱団を結成して、終生2つの団体の指揮者を務めた。レパートリーの中心にドイツ・バロック音楽を置き、特にヘンデルの研究家としても有名で、録音も多い。

ヘルムートコッホは、1926年から1928年にかけて、トーンマイスター(サウンドコントローラー)になるためのトレーニング中に、フィードラー、フリッツ(ルートヴィヒ)レーマン、ヘルマンシェルヘンなどの教師と指揮を取りました。



その後数年、ヘルムートコッホはベルリンシューベルト合唱団を監督し、ラジオやさまざまなレコーディング会社のサウンドエンジニアやレコーディングディレクターを務めています。彼はまた長年にわたり労働者の合唱団を率いていました。

第二次世界大戦後、彼は東ドイツで活動し、合唱およびオーケストラの監督としてすぐに評判を得ました。彼はの創設者、導体ベルリン室内管弦楽団た1948年からベルリン放送(大)合唱団の創設者・導体、および彼が亡くなるまで彼は最初の二つのアンサンブルを率いて1963年からベルリンSingakademieのディレクター、1945年から1975年のベルリン。彼は1960年からベルリン国立歌劇場の客演指揮者も務めた。1951年に教授に任命された。



バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)  
ヘルムート・コッホ, ベルリン室内管弦楽団  Deutsche Schallplatten  
  1    ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV.1046 第1楽章
  2    ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV.1046 第2楽章
  3    ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV.1046 第3楽章
  4    ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV.1046 第4楽章
  5    ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV.1047 第1楽章
  6    ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV.1047 第2楽章
  7    ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV.1047 第3楽章    
  8    ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV.1048 第1楽章
  9    ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV.1048 第2楽章
  10    ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV.1048 第3楽章
  11    ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV.1049 第1楽章
  12    ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV.1049 第2楽章
  13    ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV.1049 第3楽章
  14    ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050 第1楽章
  15    ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050 第2楽章
  16    ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050 第3楽章    
  17    ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調BWV.1051 第1楽章
  18    ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調BWV.1051 第2楽章
  19    ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調BWV.1051 第3楽章

ヘルムート・コッホ(指揮)
ベルリン室内管弦楽団
録音:ベルリン放送局SRK第一ホール/1970年、1972年

ヘルムート・コッホは旧東独の指揮者で、バッハとヘンデルを得意にしていた。
アーノンクールを始めとする古楽器による演奏を聴き慣れた耳からすると、コッホの演奏はいかにも一時代前の演奏という感がするが聴くと癒やされるのは何故。

旧東ドイツ・シャルプラッテンの名盤.適度な落ち着いたテンポ、丁寧な演奏です、5番のチェンバロ・カデンツァは低音が強くて、海鳴りのようでちょっと個性的、チェンバロは個体差が大きいので、録音というより楽器の特性でしょうか、私が特に気に入ってるのは、リコーダー、本当に端整で可憐な演奏、やさしく寄り添う弦楽器とともに、本当に胸に迫ります。



しかし、ここ数十年間、古楽器又はその影響を受けた演奏スタイルが大半であったことを考えると、今日ではコッホの演奏はかえって新鮮に感じられる。
特に個性は感じられない素朴な演奏だが、穏やかで親しみやすい演奏である。特に筆者の思うは、同じ現代楽器による演奏でも、リヒターのような厳格さがないのがいい。

むしろこの様なバッハの曲は楽しく、ほのぼのさせてくれる演奏が筆者は好みます、へルムート・コッホ(指揮)の演奏は実にリラックス出来ます。



ブランデンブルク協奏曲の愉悦感の溢れた曲想を考えると、このコッホ盤のような温和な演奏が曲にふさわしいように思える。
手近なところに置いておいて、気が向いた時に気軽に楽しみたい演奏だと言える。この様な曲を聴くと、オーディオ装置は略略の物で十分のような気がする。

適度なミニコンポがあれば十分音楽は堪能出来るはずであるが・・・・最新のオーディオ機器は高額過ぎて音楽を楽しむ事を思えば残念である。



Bach: 「序曲」Overtures管弦楽組曲
【収録情報】
Disc1
J.S.バッハ:
  ● 管弦楽組曲第1番ニ長調 BWV.1066
  ● 管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067
  ● 管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
  ● 管弦楽組曲第4番ニ長調 BWV.1069
 エーベルハルト・グリューネンタール(フルート)
 アルミン・タールハイム(チェンバロ)
 ベルリン室内管弦楽団
 ヘルムート・コッホ(指揮)

 録音時期:ベルリン放送局SRK第一ホール1973年、74年
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)



聴き終え感ずるは「なんと温かい響きがするのだろう」が第一印象。最初は一枚を購入し、その後全曲が収録されたものを購入、他の3曲ともすべて同じ印象だった。とにかく響きが温かい。聴いているこちらが幸せになる。珠玉のバロック音楽を選出!小規模編成の室内楽特有の響きや、チェンバロの輝くような一音一音がスピーカーから溢れるような録音ばかり。 

ひとつの旋律に新しい旋律がからみながら編んでいく、あるいは組み立てていく様子が、楽器が変わるごとに、旋律がかわるごとに、つぎつぎと花が咲いていくような美しさと喜びがある。柔らかな響きのうちにソロ楽器の音色、輪郭が心地よい。おだやかで軽々としたテンポ、柔らかな響き、歴史的スタイルでなくとも音楽の楽しみに浸れる。


ヴァイオリン、トランペット、リコーダー、ホルン、チェンパロなどソロ楽器歌う、周りには沢山の花と咲き、また4曲全体として花が咲く。スピーカーから音が流れるとおもわずほほががゆるみます。これだけでも聴く価値がある思います。久々に聴くヘルムートコッホの人間味ある演奏です。

J.S.バッハの音楽を楽しむならへルムート・コッホ(指揮)、は最適であろう、ブラボー!