今年も早いもので12月になるが、暖冬?の為か冬らしさは無い、街にはクリスマスイルミも飾られ間違い無く年末が近づく中、11月は公私とも忙しく過ぎた。
これは筆者が幼少の頃の話で、多分小学生の低学年の頃にクリスマスプレゼントにベートーヴェンの伝記の本を頂いた記憶があり、勿論作曲家として知ったのは最初だと思う、当時78回転のSPレコードを父親に購入して聴いた記憶ある、ただ記憶に残ったのは、小学生低学年でも、あの冒頭のフレーズは脳に焼き付いた事が思い出に残る、筆者にとってベートーヴェンはあるサイクルで強烈に聴きたくなる作曲家のようだ、最近聞いたのがクラウス・テンシュテット(1926-1998)、ドイツの指揮者。
イギリスの音楽評論家ノーマン・レプレヒトは、「現代の棒振り機械に対して敢然と戦う存在」と評している。また、その指揮姿から「石をぶつけられたコウノトリ」とあだ名された。
ロンドン・フィル音楽監督のかたわら世界各地に客演して演奏を聴かせたが、1985年に喉頭癌を発病した。1987年には静養のためロンドン・フィルの音楽監督を退き、同楽団から桂冠指揮者の称号を贈られた。以後、放射線治療を受けつつ演奏活動を続けたが、1998年に死去した。
全世界を舞台として活躍した年数も短く、その真価も十分発揮されぬままの死去であった。
ダークサイドハイテンション悶爆悶絶マジギレブチキレ最強最狂最凶指揮者のことである。特にキレまくったグスタフ・マーラーの演奏を始め自己劇化と自己陶酔の激しいドイツ・ロマン派の作品の指揮で評価の高い指揮者である。
どうにも「キレイ」な伝わりづらいEMIのスタジオ録音のため「つまらん指揮者」と言われて来たが近年、例えば「音楽をやるホールじゃない」「劣悪な音響」と言われるロンドンのロイヤル・アルバート・ホールの残響ガンガンのままの音をほとんどいじらない「汚ねえ」ライブ録音などによって、その真価が初めて世間に伝わり再評価の機運が高い。
と言っても全てに爆演をするのではなく、そうした演奏になるのは本人が作品に激烈なまでの変態的、偏執的な共感を寄せたときであり、本人も爆演指揮者だとは思っていない。基本的に縦の線はしばしば緩くなるが豊かな響きを作り出すロマンティックな指揮者である。
ライプツィヒ音楽院でピアノとヴァイオリンを学び、1948年からハレ市立歌劇場でコンサートマスターを務め、ドイツ東西分断後も東に留まった。まもなく手の故障のため指揮者に転じたが、国際的な活動の機会はなかった。
1971年、スウェーデンのエーテボリ響への客演後、亡命した彼は、ようやく国際的に活躍を始める。1974年にはボストン響の招きでブルックナーを演奏し、絶賛を博した。1979年北ドイツ放送響、1983年ロンドン・フィルなどの首席指揮者を歴任、とりわけマーラーやブルックナーの演奏は高く評価されていた。
例えばマーラーの交響曲1番(巨人)を聴けば納得出来る指揮者である。
今のところ粗満足して拙宅のタンノイ(AXIOM80 TANNOY)の音で聴く交響曲なんですが、やはりスーパーツイーターを捕捉するととのよな音になるか? 非常に興味が湧く、今以上少しでも音質向上が見込めるなら矢張り挑戦する価値は高いのかも知れない、勿論タンノイもスーパーツイーター製品はあるが価格が相当高額で手も足も出ない.
今回は価格もお手頃で比較的かんたんにお試しできそうの製品を選んでみました。
調べると多くの方がこの製品を使いある程度の結果は出しているようです。又拙宅のKEF Q300に使用してもジャズ辺りは良さそうな感じもしましたので注文に及ぶTaKe T 音質改善スーパーツィーター BATPURE ペアと一緒に
エーモン 平型端子(メスセット・S) 110型 24Kメッキ 4セット 1165をテストで手軽で格安ということで本日を注文した、それと今更ながら皆さんが一番ご存知の曲を取り上げ、一体多くの指揮者が演奏している中での一枚を知りたく、あえて現在筆者が此の有名な曲の指揮者を挙げさせて頂いた。
もし宜しければ好きな演奏者、指揮者など教えて頂ければ大変嬉しく思います、ぜひ教えてください。
現在は演奏技術特に録音技術は技術革新により相当良くなり良い録音は数多くあると思うが、演奏技術指揮方法など相当の個人差ががり、録音技術が良くなった分演奏の善し悪しが分かってしまう事もあるであろう、相当難しい問題である。
今までこの曲ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67は色々な指揮者で聴くが、納得出来なかったのが事実である。ベートーヴェン自身が冒頭部について「運命は、こう扉を叩く」と語った、と弟子のシンドラーが伝えたことに由来する俗称なのだが、確かにこの曲は若き時代の音楽なんだと理解するのが一番かもしれない?正にあの冒頭の余りに有名な爆発音は確かに衝撃的である、
ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 Op.67/「コリオラン」序曲 Op.62 Import演奏: ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/クラウス・テンシュテット(指揮)の物が見つかり、早速聴いた!ライブ盤ですが
以前より"壮絶""痛切"と評されるこのライヴは、数多い運命の録音の中でも群を抜く素晴らしさであり、作品の本質に迫る名演です。昨今主流の「軽やかなベートーヴェン」とは一味違う、重心の低い迫力ある音も魅力的。ガツンと来る演奏です。
この感覚がクラウス・テンシュテット(指揮)の運命が実に「運命は、こう扉を叩く」雰囲気が良い。テンシュテットは旧東独出身の巨匠ですが、出身地での活躍は録音ではほとんど知られておりません。
若い頃から、録音時のトラブルが多かったため、テンシュテットとは録音の仕事をするなというのが当時の放送業界では不文律になっていたそうで、旧東独放送録音ではごく初期のオペラ・アリアの伴奏、東独現代音楽が少々しか現存していません。
1962年から音楽総監督を務めた古都シュヴェーリン州の歌劇場管=メクレンブルク・シュターツカペレとのベートーヴェンは、そういった意味では奇跡的な存在ともいえるもので、立派な演奏である上に、一点一画を疎かにせず、しかも十分な高揚が感じられます。この時代から、すでに巨匠的風格を備えていたのです。
1972年から音楽総監督を務めたキール歌劇場管=キール・フィルとの凄絶きわまりない演奏で、ピリピリとした緊張感とド迫力が共存しています。WEITBLICKではテンシュテット未亡人との良好な関係を今後も維持し、良質な演奏をリリースすべく計画しているとのことです。
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』ベートーヴェンの『英雄』は音楽の展開と共にどんどんと白熱、気付けば強烈な世界へと驀進していきます。
以前、BBC LEGENDSからも発売されていた音源がLPOレーベルから登場。今回は、1990年8月30日にロイヤル・アルバート・ホールで演奏された『運命』と『コリオラン』を収録。この演奏はテンシュテットの数ある演奏の中でも際立って強烈な演奏内容で知られるもので、ステレオ録音というのもありがたいところです。
テンシュテット指揮:ベートーヴェン:エグモント序曲(1988年ライヴ)
続いて、ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』が良い驚きの音源の出現です! テンシュテットが最盛期1979年7月に北ドイツ放響を指揮したベートーヴェンの交響曲第3番『英雄』と序曲『コリオラン』。テンシュテットのベートーヴェン録音は意外に少ないものの、『英雄』は1982年のウィーン・フィル、1991年のロンドン・フィルとの共演が正規発売されていて、いずれも演奏の凄さに注目が集まっていました。
しかし当ディスクはさらに若い1979年、オーケストラも北ドイツ放響という理想の条件に加え、放送用に行われたライヴ録音というのも非常に価値があります。
演奏は期待以上の凄まじさ。強い緊張感とスケールの大きさで、あっと言う間に全曲を聴き通させてしまいます。また第2楽章の深い情念の渦巻き、フィナーレの圧倒的な盛り上がりなど、テンシュテットの真骨頂たる鬼気迫る世界をつくりあげています。
北ドイツ放送提供のマスターも良好で、最盛期のテンシュテット芸術を堪能できます。この演奏はテンシュテットの数ある演奏の中でも際立って強烈な演奏内容で知られるもので、ステレオ録音というのもありがたいところです。
テンシュテットは、1953年に東独の作曲家ヴァグナー・レゲニーのオペラで指揮者デビューを果たした。
1958年には、ラーデボイル州の音楽監督、1962年にはシュヴェーリン州劇場の音楽監督となる。テンシュテットは、シュヴェーリン州歌劇場について、400年の偉大な伝統を持ったオペラ・ハウスと語っている。彼は東独の有名オーケストラに客演を幅広く開始したものの、商業録音の機会は西側へ亡命するまで一切なかった。
1971年、スウェーデン客演に当たって当局のミスによって、テンシュテットの家族にもビザが下りてしまった。元来、東側のアーティストが西側に客演する際には、亡命を阻むために本人のみが出国を許され、家族は自国に必ず残らなければならない。東独のみならず共産圏共通の仕組みであった。テンシュテットはメトロポリタン・オペラにおいて、ベートーヴェン:「フィデリオ」を指揮した。オペラ指揮も熱望されたが、彼はコンサートに忙しくなっていたので、準備に時間の掛かるオペラ上演は、非情に困難となってしまった。
Wagner-Die Walküre- Klaus Tennstedt -LPO at Tokyo1988
西側でのキャリアを重ねた1979年のグラモフォン・マガジンのインタビューにおいてこのように語っている。
「オペラ指揮から別れることは、容易なことではない。多くのコンサート指揮に拘束されている現在、オペラを指揮する時間がない。しかし、必ずやオペラに復帰する日は来るだろう」けれどもこの願いは実現しなかった。筆者はクラウス・テンシュテットのことはワーグナー:オペラからの管弦楽作品集を聴き知ったが実に素晴らしい演奏でした。
筆者はクラウス・テンシュテットのことはワーグナー:オペラからの管弦楽作品集を聴き知ったが彼の指揮でのワーグナーの指輪の全曲演奏は聴きたかったですね!
残したワーグナーでも集めて聴いてみます、ブラボー!