梅雨の季節6月に入りましたが、関東も愈々入梅に入ります。
暦を見るともう半年が過ぎ去ります・・・庭に紫陽花が咲き出しました
最近の音楽は何故か古い演奏ばかり聴いている、勿論当時はモダン楽器一辺倒での演奏と思う
そのために耳がおかしくなったような気がする・・・・・・?
最近の日本のオーディオ業界大手も若物は今や、車も、オーディオとともに売上が下降してるそうです。
今や若者は、音楽も簡単なスマホでイヤホンになり高額なイヤホンの売上は良いそうです。
特に若者離れも多く、オーディオは利益が出しにくい商材となっているようで、赤字採算が多いと聞く
いわゆる今後はガレージメーカーが生き残る世界になるのかも知れない?
先日某メーカーで160万のターンテーブルを発表したが採算は合うのか疑問だ!
特に精密機械の分野なので当然日本のお得意分野なのですが、ガラード、EMTを超えられるかの疑問は残る
Ortofonもアームは今や日本で製作委託で生産しているようです。
最近導入した真空管ハーモナイザーを介入して聴くと、久しぶりに聴くピリオド演奏の古楽器と分かる音色が心地良い
時間がまとめて取れれば今やりかけの作業スピーカーの移植をしたいが、休みがまとめて取れない!
休みに簡単に変更できる作業は真空管の交換作業程度である、筆者の作業は仕事の半分はPC作業が多く、
BGMで音楽は聴ける、ハーモナイザーも意外と簡単にグレートアップできるそうです、
今疑問に思っているプリ管につて調べると、意外と興味深い、価格も随分幅があり高額な物は二万円以上するようだ!
現在購入を考えているので筆者なりにこのプリ管について調べると、購入に注意点がある
一般的には 12AU7 (米国系の呼称) ECC82(欧州系の呼称)となっている。
E82CC ・ECC802(高信頼) ・ECC802S(高信頼) 12AU7A(高信頼)等の表記がある、
オーディオアンプの別を問わずに、プリ管としてよく使われるのが12AX7、12AT7、12AU7です。
これらのプリ管は、9ピンで内部構造も双三極という点で共通しており、外観もそっくりです。
ネットでは、これらの3種類に互換性があって、
相互差し替え可能という情報もありますが、明らかに間違だそうです。
外観は似ていても、電気的特性が異なりますので、注意が必要です。
具体的には、ゲイン(増幅率)が異なり、ゲインが高い順番では、12AX7>12AT7>12AU7となります。
従いまして、設計上12AX7を使うべきところに、12AU7を交換すると、
大幅なゲイン不足になり、ノイズが出たり、極端に音量が下がる等の弊害が出ます。
逆に、設計上12AU7を使うべきところに、12AX7を交換すると、
超ハイゲイン状態となり、極端に歪み、オーディオですと致命的な音質となります。
正しい使い方としては、ギターアンプで歪みが足りないときには、高ゲインの12AX7を使い、
歪みを抑制するには低ゲインの12AX7を使うというのがセオリーとある。
調べると12AX7専用ソケット仕様で12AU7となるそうです。音質にどう影響するかは疑問ですね!
ここではECC82又は12AU7の使用が安全だと思います。
最新のロンドンに誕生した女性だけの古楽アンサンブル
ブルック・ストリート・バンド(The Brook Street Band)を聴く、実に古楽器演奏という音がしました。
その名前の由来は、ヘンデルが居住し作曲していたロンドンの通りの名前とのこと。
レパートリーにも圧倒的にヘンデルの曲が多い、思えばヘンデルはドイツから帰化したんですよね!
クラシック放送専門のBBCラジオ3から新進演奏家賞を受賞し、
18世紀音楽を専門とするアンサンブルとしては注目株の団体で、
リーダーでチェリストのタティー・テオ(AAMやフロリレジウムにも参加)のもと、
若々しい古楽器のアンサンブルを聴かせてくれます。
The Brook Street Band Handel English Cantatas
ブルック・ストリート・バンドのメンバーです。
・マリアンナ・スュチMarianna Szücs(バロック・ヴァイオリンbaroque violin)
・カタリン・ケルテスKatalin Kertész(バロック・ヴァイオリンbaroque violin)
・ハンナ・マクロホリンHannah McLaughlin(バロック・オーボエ、リコーダーbaroque oboe/recorders)
・タティー・テオTatty Theo(バロック・チェロbaroque cello)
・キャロリン・ギブリーCarolyn Gibley(ハープシコードharpsichord)
あとはヴォーカリストがいるようです。
ブルック・ストリート・バンドは、
2003年に演奏者5人という小編成でのヘンデルの「水上の音楽」でデビューを果たし、
スパイスの効いたユニークなプログラムを続々と打ち出してきた
女流奏者だけのピリオド・アンサンブル。
ブルック・ストリート・バンドにとって初となるJ.S.バッハは、
チェンバロのキャロリン・ギブリーが“2本のヴァイオリン、チェンバロ、チェロ”
の四重奏にアレンジしたJ.S.バッハの「オルガンのためのトリオ・ソナタ」!
壮大なオルガン作品から室内楽作品へと生まれ変わった「6つのトリオ・ソナタ」は、
まるで原曲が四重奏のための作品ではないかと思えてくるほど完成度が高い。思わず聴き込みます
ブルック・ストリート・バンドの意欲とアイディアの勝利! このトリオ・ソナタは一度は聴くと良いです。
J.S.バッハ(ギブリー編):トリオ・ソナタ BWV.525-530
トリオ・ソナタ第1番変ホ長調 BWV.525
トリオ・ソナタ第2番ハ短調 BWV.526
トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV.527
トリオ・ソナタ第4番ホ短調 BWV.528
トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV.529
トリオ・ソナタ第6番ト長調 BWV.530
【演奏】ブルック・ストリート・バンド
レイチェル・ハリス(バロック・ヴァイオリン)・ファラン・スコット(バロック・ヴァイオリン)
キャロリン・ギブリー(チェンバロ)・タティー・テオ(バロック・チェロ)
【録音】2010年3月22-25日レーヴニンガム教会(ノーフォーク)
筆者も大好きなヘンデルの多彩なヴァイオリン・ソナタ集!
バンド名の「ブルック・ストリート」は、ヘンデルがロンドン時代に暮らし、
そして多くの傑作を生み出した通りの名前からとられており、
ヘンデルの未出版作品の校訂やチェロ作品の研究家としても活躍するタッティ・テオの下、
世界一流のヘンデル・アンサンブルとして活動しています。
秀逸なヘンデル・アルバムの数々が高く評価されているブルック・ストリート・バンド。
ヘンデルの「ヴァイオリンと通奏低音のための9つのソナタ集」。
ドイツ生まれのヘンデルが、イタリアを巡り、イギリスに帰化した後年まで、
様々な年代に作曲してきた多様な作風のヴァイオリン・ソナタを、
エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団やフロリレジウム、
セント・ジェームズ・バロックなどでヴァイオリンを弾いてきたレイチェル・ハリスが華麗に弾きこなします。
ヴァイオリン・ソナタト長調 HWV.358/
ヴァイオリン・ソナタニ短調 HWV.359a/
ヴァイオリン・ソナタイ長調 HWV.361/
ヴァイオリン・ソナタト短調 HWV.364a/
ヴァイオリン・ソナタイ長調 HWV.372/
ヴァイオリン・ソナタホ長調 HWV.373/
ヴァイオリン・ソナタト短調 HWV.368/
ヴァイオリン・ソナタヘ長調 HWV.370/
ヴァイオリン・ソナタニ長調 HWV.371
【演奏】ブルック・ストリート・バンド・レイチェル・ハリス(ヴァイオリン)、
・タッティ・テオ(バロック・チェロ)、・キャロリン・ギブリー(チェンバロ)〕
やはりヘンデルのヴァイオリン・ソナタは古楽器演奏も良いが、筆者は昔だったらこの演奏を好むと思いますが
最近では ヴァイオリンとオブリガードチェンバロ演奏が好きなようだ!
前回紹介したジョコンダ・デ・ヴィートなどと比べると全く違って聴こえる。
勿論どの演奏が良いかは聞き手が決めればよいのである色々な音楽の楽しみ方があり当に興味深いところではある、
GE 12AU7Aに繋聴くとわかるが、古楽器演奏の特色が薄らいだ、SIEMENS ECC82に変えると当に古楽器の演奏そのもの
一本のプリ管での違いに驚く、久しぶりの古楽器の演奏も良いものです、ブラボー!