伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

今聴きたいジャズPartⅡ、ハーモナイザーでジェーン・モンハイトJane Monheitを聴く

2018年06月18日 | 真空管アンプ・オーディオ

今日大阪北部地方で震度6.1の地震がありニュースで知りました。

関西地方の皆様には、お見舞い申し上げます。

 

昨日プリ管がっやと揃ってきたので試聴した結果報告です。日曜は一日音楽鑑賞でした・・・・

筆者のように今回のハーモナイザーの挟み込み装置を使うことで、より良い音楽が耳に出来る、ソースはハイレゾ、CDが中心で聴いていますが、レコードと違い手軽に聴けるソフトの音がこれで蘇るオーディオの世界でプリ管といえばこれを使うことが多い。

12AU7(ECC 82)特色はゲインは低く歪みにくいそうです、これを利用してすぐ歪んでしまうアンプの初段にあえて差し換えてクリーン志向のアンプに変身なんてことも可能です。

最近入手したプリ管は中華製を加えると11本になりました。

①(EW製)間違って12AX7購入 ②⑩SIEMENS製 ECC822本 ③VALVO製 ECC82

④⑤(GE製)12AU7軍事用 ⑥⑦ ユニゾンリサーチ(UnisonResearch)製 12AU7 2種

⑧⑨(GE製)12AT7・12AU7A  (GE製)は軍事用のプリ管が音質は良かった

価格面で安価で今週入荷する多分偽物臭い?名前はMullard製と明記されているECC82到着(21日配送予定)一応後はRCA製Telefunken製と国産の製品があれば万全ですが・・・

⑥⑦ ユニゾンリサーチについては最近の球のような感じの球で音質は支那産の球の感じがした、音質はあまり期待はないが、付録の球よりいくらかマシな音がした。

ギターアンプは必ずアンプを使って音を出さなければならないエレキ・ギターの世界において、『真空管』で増幅された音が、最初の“正しい音質”として批准されたことは皆も知っての通りだ。

30年代~60年代といった時期には、それでも良かった。皆がその“音質”を尊び、競い合うことで、ギター・アンプの“音質”もまた向上し、多様性を帯びて行ったからだ。

キーボードやシンセサイザーなどの電子楽器が今まさに黄金期を迎えようとしていたその頃、エレキ後進国であった日本で、一つの変化が生まれようとしていた。

折しも、エレキ・ブームの名残で最盛期を迎えていたはずの国産アンプが、TeiscoやGuyatoneを筆頭に伸び悩みを見せ始めたのだ。その大きな要因、それは「歪み」の存在であった。

当時、エレキ・サウンドの傾向はハイ・ゲイン化に傾きつつあり、現存していた日本のアンプはその潮流に対して物理的にも伝統的にも非力だった事は否めない。

海外からはMarshallの“1959”やMesa/Boogieの“Mark”シリーズといった圧倒的なモダン・ハイゲイン・アンプが上陸し、それに危機感を覚えた国内メーカーはノウハウも無く、せっかくFenderアンプなどから学び取ったクリーン・トーンさえも否定するような形で、

中途半端なハイ・ゲイン化を押し進めたのであるそんな折、市場にある企業が一案を投じた。それが、Rolandであった。

『真空管』以外の異論を決して許さなかったギター・アンプの世界に切り込んだのである。

このように解説されている当然、当時はプリ管を使ったギターアンプの音はこのハーモナイザーを繋げて聴くと良くなるのじゃないのか?疑問?愚問?が湧く特に1920~1980年代にかけて製造された真空管は音が良い実に安定してます。

プリ管は最初(GE製)12AU7軍事用を投入して視聴するレンジも音質も聴きやすい音がする、そして後(SIEMENS製)ECC82に変えて聴いてみる、レベルの違いがよく分かる、

全体的には(GE製)がよく聴こえる、でもよく聴くと(SIEMENS製)細かなディテールの違いに味わいがある、又筆者の装置では(SIEMENS製)がよく合いそうである、もちろん装置が変われば違うプリ管が良いかもしれない?

疑問である。そんな事を考えながらギタリスト、リー・リトナーのJAZZを聴く今まで真空管制振リングは2本しか使ってなかったが、今回4本にしたら更に音の分離がよく聴こえた。

今まではお飾り程度と思っていたが、実にスッキリした音になったようです、考えて見れば、このハーモナイザーの3個のヒューズを交換しただけなのに音が変わった、ヒューズ管のあの小さなガラス管の振動で変わるのですので当然プリ管のガラス音も影響はあるのだろう?

一番の感動は静寂の良さが優れた感じがした、音の止んだ一瞬の静寂は感動ものです(笑)

筆者がハーモナイザーを調整するのにかなりの時間を要した、実はこの調整時間は実に楽しいひと時なのですがこの間は音楽ではなく音に冒頭する、冷静に考えるとやはり良い音楽の聴きたい為なのである。オーディオの奥深さを感じる。

リー・マック・リトナー(Lee Mack Ritenour)通常はリー・リトナー

Lee Ritenour & Maxi Priest - Waiting In Vain

 

勿論、このウェス・バウンド(Wes Bound)のCD盤が良い音を出す。

フュージョン・シーンで大活躍のリー・リトナーが渾身の力を振り絞って完成させたジャズ~フュージョン・ギターの大御所ウェス・モンゴメリーへのオマージュ作品。

ウェスも凌駕するほどのオクターブ奏法を駆使して、リトナーがダイナミックなジャズ・プレイを聴かせてくれる作品。最高の音で聴ける!

目の前で演奏してるようだ!ここではGEのプリ管で聴いたが、JAZZ系には良い球かも知れない、少しレンジは狭く聴こえるが、JAZZの雰囲気を聴くには欧州管よりナローレンジに聴こえる球がいいのかも知れない。この辺りのさじ加減がこのプリ管の玉転がしのおもしろさか?

こうなるとクリアートップのヴィンテージRCAの球も試したくなる

このハーモナイザーの導入での楽しみは、ヴォーガル全般が断然良くなった。

さて本日のメインです。日本でも高い人気を誇るNY出身のジャズ・ヴォーカリストジェーン・モンハイト(Jane Monheit)

Jane Monheit / Taking A Chance On Love 

 1998年に栄誉あるセロニアス・モンク・コンペティションで入賞し、その美しいルックスと情感豊かな歌唱力で数多くのファンの心をつかんできたジェーン・モンハイトがソニー・クラシカルに移籍。

2000年の『マイ・フーリッシュ・ハート』を筆頭に『カム・ドリーム・ウィズ・ミー』『イン・ザ・サン』と高い評価を受けてきたアルバムを3枚リリース、いまや若手シンガーの中ではナンバーワンの座をゆるぎないものとしている。

新作ではピーター・アッシャー、アル・シュミットという二人のベテラン・プロデューサー

を迎え、往年のMGMミュージカルの作品に挑んでいる。オーケストラからピアノ伴奏まで、様々な編成でそのシルキー・ヴォイスが輝きを放つ。

へレン・メリルからダイアナ・クラールへと受け継がれてきた正統派女性ジャズ・シンガーの伝統に今、ジェーン・モンハイトがその名を刻む。話題の男性ヴォーカリスト、マイケル・ブーブレとのデュエットも収録!

  01ハニーサクレローズ                    

  02まだ夜のうちに                     

  03愛のチャンスを取る

  04ビル                          

  05私はダンスしません                   

  06あまりにも遅い 

  07なぜあなたは動かないのですか?   

  08私はあなたを愛していますか?      

  09私は気をつけなければならない    

  10愛してくれないなら私に構わないで11。あなたを抱きしめる                                                     

  12暗闇の中でのダンス                       

  13私は再び恋に落ちたかった             

  14虹の彼方に 

 Jane Monheit / Honeysuckle Rose 

 プロデューサーには、なんとピーター・アッシャー、アルシュミットとは大物二人を迎えて、全盛期のMGMミュージックのヒット作品を採り上げた玄人好みのアルバム。

もちろん、映画音楽作品からスタンダード・ナンバーととった「虹の彼方へ」や「ハニー・サックルローズ」などおなじみの作品を満載。ジャズファン、映画音楽ファンを含めて広いヴォーカル・ファンにピールする内容に仕上がっています

今回ハーモナイザーを繋げて聴くようになった特に、人のの声がすごく自然聴こえる。オペラからJAZZボサ・ノヴァは勿論歌謡曲に至るまでグレートアップした。

ここでハーモナイザー用にアメリカ米国系のプリ管と欧州系プリ管を集めて試聴してみたが、我が家の装置には全体的に欧州系のプリ管が相性がよく感じる

真空管制振リングは4本使用が効果があったようである、まさにオーディオの面白さです。

例えば大好きなビートルズ等を(SIEMENS製)ECC82で聴くと実に英国のギターの音のように聴こえる、当にリパプールサウンド「ブリティッシュビート(British Beat)」っぽく聴こえる 実に泣ける音だ!

決してアメリカサウンドではなく、あの時代独特のブリティッシュなサウンドが聴ける、これぞビートルズだ。

当にオーディオでは ◯◯のような、〇〇らしく聴こえる事が大事なんですね、この〇〇らしく聴こえる音が難しいんだ!

現在欧州管はドイツ製のプリ管しかなく、Burgle Boy(笛吹童子) Amperex(アンペレックス和蘭国)等は大変興味がある、後はTelefunken刻印付き(独国)も聴いてみたい

これ以上は貧困老人にには購入するには非常に難しい状態で限界かな(笑)この辺りでプリ管の「球転がし」は一旦中止し、理由は簡単で、資金ショートです(笑)

しかし本音を言えば、この装置でじっくりベートーヴェンの弦楽四重奏曲が聴くことができるか?

楽しみである、待ちに待ったプリ管が今週木曜に到着予定の連絡が入った

Mullard(ムラード英国製)ECC82が到着するが試聴が楽しみである、ブラボー!