HongKong Bla-Blog (旧Shanghai-Bla-Blog)

-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

コーヒーコーラ

2006-10-16 23:59:59 | グルメ
コーヒーコーラです。
ベトナム出張の前情報で、ベトナムにはペプシのコーヒーコーラがあるというので探したのですが、残念ながら空港でも、ホテル付近でも見つけることができませんでした。残念がっていると、上海でもコーヒーコーラが発売されているとのこと。
帰国後、バス広告で「非常珈琲可楽!」などと宣伝しているのを耳にし、くだらないもの好きの血がうずき買ってしまいました。
買ったはいいものの開封する勇気が出ず、冷蔵庫の中でその後2週間ばかり過ごした後の日曜。いよいよチャレンジしてみました。
味はまさに想像通りで、コーラの炭酸の味にインスタントコーヒーが混ざっているような感じ。ウマいとはいえませんが、これはこれで飲めなくもなし。
とはいえ、バニラコークと同様のキワモノ感がぬぐえそうになく、多分もう買わないと思います。
・・・と書いたものの、最近ローソンなんかでも棚の中で幅を広げはじめ、再びくだらないもの好きの血と怖いもの見たさがうずうずしてきた今日この頃です。
「確か、飲めなくもなかったなぁ」と。疲れたときとか眠いときにも効きそうだし。
書いていて気づいたのですが、日文の「珈琲」と中文の「咖啡」って漢字がビミョウに違うんですね~。多分活用することはないだろうけれど。

重なるミーティング前なので夕食も遅れ気味。そんなんで最近体重が気になりはじめました。ヤバ。

紅参焼肉

2006-10-15 23:59:03 | シャンハイグルメ ★1~3
調子がイマイチなので韓国料理を食べに紅参焼肉に行きました。
この店も通勤途中の店でありながら、足が向かなかった店でもあります。以前は近くのお店より遠くの店を志向して足を運んでいましたが、最近では家の近くのお店に目を向けつつあります。こういうのには季節やら体調やらが影響するようで一定のサイクルがあるようです。
焼肉少々と参鶏湯や炒麺などを注文。
参鶏湯は鶏がじっくりと煮込まれていて、おなかの中のもち米がモチモチとして美味しいです。ただ、中に入っているはずの人参をはじめとする漢方系のものが少ないように感じました。また、中国のものすごく煮込まれたトロトロの鶏スープに慣れているせいか、以前韓国で食べたような感動もありませんでした。残念。
それでも価格はリーズナブルだし、韓国料理の店としては申し分ないと思います。
いや、というより、韓国料理の「美味しい」のスタンダードって分かりづらい気が・・・。
 ★★★☆☆(3)
 紅参焼烤
 上海市南京西路555号555大厦101室
 Tel: 021-5261-0339

寝心地の悪さに低反発マットレス購入。吉とでるといいんだけれど。

栗子専門店

2006-10-14 23:59:59 | ニッキ
この季節になると毎年紹介している栗専門店がオープンします。(上海の栗専門店は春~夏の間は営業してません)
こちらの店は昨年の冬に見つけました。この店も淮海路の行列の出来る甘専門店に負けずにかなり行列が出来る店です。
店の周囲では仕入れた栗の中でおかしな栗が入っていないかを総出で分類しています。
分類されたものは栗煎り機の中に入れられ、小石とぐるぐると回りながらもうもうと煙をあげて完成です。
小石と混ぜられたせいで表面はつるつるとキレイになり、徐々に熱が伝わったせいで石焼きいものように甘みのある栗に変身します。
季節によって栗の種類にも変化があるようで、今回買った栗の形は日本のものに似ている形でした。天津で食べたような甘栗より甘味は少ないものの、栗らしいほっくりとした味が口に広がります。
これから季節を追うごとに小ぶりの山栗などもでてくるはずで、に定期的なチェックが欠かせません。
500g(1斤)で5.8元(約80円)。2斤でもイケちゃいます。
 祥祥 栗子専売店
 康定路236号(江寧路口)

20時頃会社から帰宅途中でがきんちょらと合流して伊勢丹へ買い物へ出かけました。歩いているとちょうど心地いい秋の風です。

病院とクスリ

2006-10-13 23:59:59 | ニッキ
寝不足からか風邪の初期症状が出てきたので、大事をとって通院してみました。今月は絶対に休めないので。
以前も感じたのですが、上海での病院ではちょっとした疑問が。
日本と同様に問診するのは良いのですが、上海の病院ではお医者さんが症状を自分で判断していることが少ないように思うのです。
先生を目の前にして、
風邪っぽいといえば「風邪ですね。抗生物質出しておきます」
喉が痛いといえば「消炎鎮痛剤出しておきます」
咳が出ますといえば「咳止めも処方しときますね」「うがい薬とかトローチどうですか?」
そういえば鼻水もといえば「鼻の薬もだしておきますね」
そして、「薬が多いので胃腸薬も入れときます」
何かほっとんど患者の体を看ないで、ヒアリングのみで薬を処方しているような・・・。お医者さんって日本でもそうだっけかなぁ。ここまで様子を看ずに、次々と処方しないような気がするんだけど。
前回、整形外科で痛みの原因が不明のまま麻酔薬で痛みを回避したことといい、軽いお医者さん不信になりそうです。
海外での診察では保険加入者が客の大半を占めていることも、薬乱発の原因になっているような気がします。
症状が治らないのも困るけどクスリ漬けも困りますね。
センセイ、アナタヲシンジテイイデスカ?

今日も朝から外出、奉賢と客にそれぞれ訪問でした。

広東省出張(2)-炳勝-

2006-10-12 23:59:59 | ニッキ
 

「食は広州にあり」との言葉通り、広州の出張の楽しみといえば、食いもんです。(どこでもか)
夜遅くに到着したので、美味しい店が閉まっているのではと危惧されましたが、さすが食の広州。夜遅くとも多くのレストランは営業しているとのこと。
今回はオススメの炳勝というお店へ。夕食時間は人が多くてすぐには座れない店とのこと。
入店時間は23時ごろでしたが、店内は満席でうまいものを食うぞという空気に溢れていました。我々が到着した後も次々と客が来ているのがすごいです。
メニューは写真つきでどれも美味しそうです。少人数で多くの料理が頼めないのが残念ですが、目に留まったものを次々に注文しました。
ピーマン(ししとう)の肉詰めは、中に辛いものがロシアンルーレットのように潜んでいて、怖々食べねばなりませんでしたが美味しいです。
一番気に入ったのは地味ですが、モツの炒めもの。今まで中国ではセンマイ以外のモツ料理を食べることが少なかったのですが、この店の甘辛い味付けとこりこりとした歯触りが絶妙に美味でした。イメージ的にはこてっちゃんを厚くして歯触りを良くした感じ。ご飯もビールもすすみました。
店を出るのは0時をまわっていたのですが、なおも満席の店内ではうまいいものを食おうという雰囲気が全く衰えていませんでした。すごいなぁ・・・。皆、昼間仕事してるんかなぁ。
 ★★★★★(5)
 炳勝 海鮮酒家(広州市)
 http://www.bingsheng.com/

仕事を終え、予定通りマッサージへ。
オイルをヘラで伸ばすようなマッサージとカップリングをセットでやりました。オイルをヘラで伸ばすのは、マッサージをするより低刺激で同等の効果が得られるとか。私にはどうしても車のフロントガラスについた霜をとっているような感触にしか感じられませんでしたが。
お陰で背中は水玉模様。これで直ってくれるといいんだけど。

広東省出張(1)

2006-10-11 23:59:59 | ニッキ
今日は広州→中山→深圳と移動の多い出張です。それぞれ移動時間は、2時間半、3時間というところ。
そんな駆け足で回った各地の印象を。
広州は、治安が悪いとの前情報も手伝って落ち着かない印象の街。車で走ってみても、どこかうらぶれている雰囲気がぬぐえません。
夜にコンビニはないかとホテルマンに聞けば、「先にあるけど夜は危険だから行かない方が良い」との答え。地元の方が言うくらいだから相当なのでしょう。
会社の同僚も通勤中盗難にあったこともあって、非常に怖い街という印象をさらに強める結果となりました。
そして次に行った中山というところ。
今までに訪問した工業地帯中心の出張に比べると、自然が溢れる場所でした。東北を思わせる山々やダムなどもあり、上海ではお目にかかれない自然の風景でした。
山に文字を発見し、目を凝らすと中山は孫文の故郷とのこと。
調べてみれば、この地は元々香川という土地でしたが、孫文の功績をたたえ日本亡命中に名乗っていた「中山樵」から、中山と改称された地なのだそうです。
素通りするだけでも古い建物が多く残っている趣のある場所でした。
ただ、一部の観光地的な場所以外は寂れているようで、孫文の追っかけでもなければ、わざわざこの地に来るほどのものではないかな、という感じ。
最後の街、深圳は広州と比較すると落ち着いた雰囲気の街。
香港との境界の街なので、香港の様々なものが入ってきているのか、一瞬東京の郊外のような印象を受けました。マンションやショッピングモールなどクリーンな感じでしたね。
と、出張での通りがけの印象なんぞこんな程度。やっぱりゆっくり旅したいなぁ。

と、前泊でわずか一日の広州出張から上海へ戻りました。
今週はがきんちょに夜何度も起こされて、寝不足で倒れそうだったので、一日といえども休まりました。
国慶節のがきんちょの影響で背骨の調子がイマイチ。マッサージ行かねば。

Shanghai-Bla-Blog 二周年

2006-10-10 23:59:59 | ニッキ
 

いよいよ本日でBlogを書き始めて2周年を迎えました。
まぁ、このBlogは出張の移動中や空いた時間に書き溜めたものをアップするだけなので、厳密には日記ではないのですが、いずれにせよまさかこんなに続けることになるとは思いませんでした。(まったくよく続けるよね)
私のBlogは読みものではなく、文字通り情報ログを残している感が強いのですが、そんなログであっても見返せば当時の思い出が蘇り、継続することの強さを感じます。
以前の記事の中に書いたものでも既になくなってしまったものや、閉店してしまった店なども数多く存在し、流れる時の速さに驚きつつ、記事のメンテでもしなければならないと思うのだけれど、上海の通信状況の中では過去のことまではナカナカ手が回りません。(そんな日は来ないかも?)
そんなイイカゲンな、やっつけのログ記事ばかりなのですが、毎日見ていただいている方々には、書き続ける目標を頂いており本当に感謝しています。今は毎日大体300名くらいの皆さま。
いつもありがとうございます。
2年間書いたので、いい機会だから辞めてしまおうかとも悩んだのですが、惰性が続く程度でもう少し続けてみようと思います。
ますます記事がラフになることは必死ですが、今後とも何卒宜しくお願いします。

という今日の夜は急遽出張が決まった広州で迎えました。
ネタの書き溜めは機内がイチバンです。

月餅2006

2006-10-09 23:59:59 | グルメ
10月6日の中秋節を過ぎてタイミングを外しましいました。
うちの会社では中秋前に社員に毎年2つの月餅を配布します。
昨年は杏花楼と、新雅の上海の老舗の月餅でしたが、今年はパン屋のクリスティと可頌房です。
杏花楼と比較すると小ぶりですが、ローカルのスタッフに言わせると、杏花楼などの月餅は昔から変わっていない老舗のもので、こういった新興勢力の小ぶりの月餅の方が美味しいのだとか。私は杏花楼の豆沙(あずき)月餅は老舗の貫禄ですごく美味しいと思うのですけれど。
配布されたクリスティのは氷皮月餅という名前で真っ白な皮に包まれた月餅でした。白い皮は餅で出来ていて、いわゆる大福と同じです。冷蔵して食べるとのこと。
中には行った餡子、カボチャ、抹茶白餡、バラ風味餡で、白い餅からカラフルに透けて見え綺麗で美味しいです。
可頌房の月餅は小ぶりのフツウの月餅。
定番の餡子や蓮の実などの他に「海鮮味」という月餅にそぐわない味が入っているのが気になります。恐らく定番以外は×なお味だと思いますね。
ちなみに、同僚の中で月餅をもらって嬉しいという方はゼロ。そんな喜ばない贈りもの文化が残っているのは不思議です。今後月餅の文化は徐々に薄れていき、日本の中元商戦のように喜ぶものを送る風習に変化していくのかもしれません。

やばい。
今月の大まかな予定が(仕事遊び含めて)埋まりつつあります。国慶節の一週間を休んだ影響は思いの外大きいようです。

図安蟹味館

2006-10-08 23:59:58 | シャンハイグルメ ★1~3
 

国慶節が過ぎ、日を追うごとに涼しくなってきた上海です。
昨年の繰返しになりますが、上海で上海蟹(大閘蟹)を食べることは特別な意味を持っています。それは夏の終りであり、食べるごとに感じる冬の深まりです。蟹は季節を連れてきます。
そんな短い秋と長く寒い冬を連れて、今年2006年も上海蟹の季節がやってきました。偶然にも昨年も全く同じ10月8日に上海蟹の記事をアップしています。例年、国慶節の明けたこの時期に上海蟹の季節が到来するようです。
今年の中秋(8月15日)が10月6日だったので、世に言われる旧暦で9月の雌、10月の雄と呼ばれる上海蟹のシーズンはもうそこまで来ています。
この時期はまだ旧暦の9月より前だったせいか、雌はまだ小さい上に卵はそれほど多くなく、雄のほうが身が大きい分食べ応えがあるようです。
3年間近い上海での生活は、すっかり上海蟹を好物にさせ、身の食べ方にも年季が入ってきました。
今年の初モノは、王宝和・蟹王府と同様に上海蟹の有名店として知られる、「図安蟹味館」でソラママさんのご家族と頂きました。
この店では、食べづらい上海蟹を服務員が道具を使ってきれいに剥いてくれるので、食べるのが楽な上、蟹は当然安心の美味しさでした。
他の2店との違いはメニューに蟹以外の料理が充実している事でしょうか。
ただ、蟹と蟹料理を食べに行くのであれば、独断と偏見で(1)王宝和(2)蟹王府(3)図安蟹味館というオススメランキングになります。
 ★★★☆☆(3)
 図安蟹味館
 上海市高安路1号
 Tel: 021-6445-1206

国慶節休暇明けの今日日曜日から平日扱いの出勤日でした。
会社帰りに、痛め気味の背中を治してもらいに行きつけの按摩へ。今日の按摩士12号もバッチリでした。(備忘)
紅宝石のチーズケーキ本日食べてみました。お話どおり美味でした。

南翔小旅行(2) -古猗餐庁小龍包-

2006-10-07 23:59:59 | シャンハイカンコウ
 

南翔小旅行の続きです。
南翔では古猗園入口横にある古猗園餐庁で名物の小龍包を食べることができます。
こちらの古猗園餐庁はフードコートのように食券を購入し、受け取り所に並んでお盆に載った小龍包と引き換えてもらいます。(後で調べたら奥にVIP席もあるみたいでした)
席は多くありませんが、小龍包なので客の入れ替わりも早いし、蒸篭を見れば食べ終わりそうなのが分かるしと、それほどストレスなく座ることができました。
メニューは小龍包以外にもたくさんありますが、ここに来たなら迷わず小龍包でしょう。南翔小龍(20個入り)と蟹粉小龍包(10個入り)いずれも12元と格安です。
こぶりの小龍包はスープがたっぷりと入っていて、皮を箸で持ち上げればタポタポとスープが透けて見えます。うかつにもそのまま口に放り込めば予想以上の熱さのスープが一気に広がり、涙目になりながらハフハフと食べました。
やはり美味いです。
本場南翔小龍包は、今まで食べた小龍包の中では上位といえる味でした。鼎泰豐のよりコッテリ系。
特筆すべきという程ではないけれど、わざわざ本場南翔の南翔小龍包を食べるという行為に価値があるし、そういうの嫌いではないので行って良かったと思います。またわざわざ行くかといえばNOですが、古猗園周辺に軒を連ねる南翔の小龍包店めぐりというのも面白いかもしれません。
帰り道はたまたま来たバスの「旅遊6号」で上海体育館まで運賃6元。旅遊6号は高速を利用しているので段違いに速かったです。所要時間40分くらいでした。
 ★★★★☆(4)
 上海古猗園餐庁
 上海市南翔鎮滬宜公路218号
 Tel: 021-5912-1335
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 以下バス情報)
 路線バス562号(美麗園~)
 旅遊6号A線(上海体育館~)

国慶節休暇最終日の今日は家でゆっくりでした。

南翔小旅行(1) -古猗園-

2006-10-06 23:59:59 | シャンハイカンコウ
国慶節唯一の観光として、上海郊外にある南翔へ小旅行しました。
豫園でおなじみ南翔饅頭店の南翔とは地名のことです。同僚が「豫園の小龍包はニセモノです(言いすぎだろ)」とか「小龍包を食べるなら南翔の公園で食べないと(そうかなぁ)」などと言われていて、出張で近くを通りかかるたびに気になっていました。
そんな嘉定区にある南翔へバスで行くことにしました。
行きは静安寺近くを始発にしている路線バス562号。始発なので座っていくことができます。運賃は4元、所要時間は1時間ほどです。
行き先は「古猗園」。ここは明の万歴年間(1522年~1573年)に造園された庭園です。12元で入ることができ、園内には貴重な石柱や塔などがあるようです。
とはいえ、中国の庭園はどこも大して変わらないので、特別何があるという感じではありません。でも、豫園などより広めで人も少ないので中でゆっくり自然を感じながら散歩したりするにはいいかなと言う感じ。
イメージ的には豫園+静安公園というところで、この庭園のためだけにわざわざ行くほどのことではないです。

夕食はH氏らと焼肉。他社の総経理らと知り合う機会が多いのも上海ならではです。

国慶節2006 その2

2006-10-05 23:59:59 | ニッキ
国慶節連休真っ只中の上海です。
街のあちこちに中国の国旗と、赤いちょうちんが飾ってあり祝日ムード満点で、街もどこか浮かれているような気がします。
夜になれば、照明という照明が全て点灯しているようで、クリスマスでもないのに淮海路も南京路の木々にはイルミネーションが点灯。週末しか点灯していない高速道路の下の青い照明も毎日点灯。高速道路の周りを中心にビルのライトアップもしっかり点灯、と夜になっても町全体が明るいです。
国慶節を利用したたくさんの旅行客向けに更なる上海のイメージアップを図るためでしょうか、いつもながら町全体の企業や個人までを巻き込んだ徹底ぶりはたいしたものですね。
休み中の観光地の混雑には閉口するけれど、街の賑やかっぷりを経験するならこんな時期を狙ってもいいかもしれません。

そんな今日は当番出勤日。予想してたより電話がかかってきて、休んでいない方が結構いらっしゃるのを思い知らされました。

長江750

2006-10-04 23:59:59 | ニッキ
 

上海の街で時折見かけるサイドカーです。
大体が欧米人が乗っており、専用のクラブもあります。
このバイク、エンジンの形からBMWかと思いきや、南方動力機械公司という会社が製造する国産のバイクでした。
名前は長江750。
調べてみれば、起源は戦前のドイツのBMW社が1938年に第二次大戦用に作ったバイク。敗戦後にドイツでは製造を終了しましたが、中国ではこのバイクのコピー品を91年ごろまでずっと造り続けていたようです。
このデザインで数年前まで販売されていたとは。驚きです。
ここまで来てしまうと、デザインは古臭いを大きく通り越して「味があってカッコいい」に変わっています。そもそも当時のドイツのデザインが秀逸だったせいもありますが。
このバイク中国での価格は30,000元程度ですが、乗用車のナンバー取得が約35,000元とバイクより高価な現実があり、このバイクを上海で乗り回すのには大きな壁がたくさんありそうです。(バイクのナンバーは規制されています)
でも、カッコいいなぁ。
これで郊外のまっすぐな田舎道を突っ走ってみたい・・・。

今日は泰康路へお出かけ。
以前見たリングを買おうかと思ったものの決め手に欠けて断念。
ブツヨク探しの路は続きます。

DVDな一日 -HOTEL RWANDA-

2006-10-03 23:59:59 | ニッキ
がきんちょの不調もあり、今日は久々に一歩も外に出ない休日にしました。
古北のDVD屋で買いだめてあるソフトを次々に片付けます。
ちなみに国慶節期間中に入り、古北のDVDショップはほぼ全ての日本語版DVDが撤去されていました。棚は閑散としていて普段の活気はまるでナシ。中国版のドラマなどが定間隔でヨコにして配置してます。
恐らく、F1上海GPも重なる国慶節であからさまなコピー品の流通を隠したかったのが要因ではないでしょうか。そんな背景で監査や査察が入る情報が入ったのかもしれません。
今日見た映画は「HOTEL RWANDA」
94年におきたルワンダの大虐殺を扱った映画です。
ラジオの煽動放送が民族意識を次々に高めさせる様子がよく描かれています。
区別なく生活していた民族が人為的に区分され、区分を利用され殺しあったこの虐殺。普段の生活の奥底にしまってある民族という区分が呼び起こされた時に起こる狂気の恐ろしさ。
中国・日本という明らかな区分が見える中に生活している自分にとってはまた日本にいた頃と違う印象がありました。
私も97年に2週間ほどルワンダに滞在したのですが、映画に出てくるルワンダの首都キガリの街並みがとても懐かしかったです。当時見た異臭を放つ無数の乾燥した死体、当時の思い出、そして気持ちが次々とよみがえりました。
あれから早9年。
もう一度この過去を振り返ってみようと思います。

紅宝石

2006-10-02 23:59:59 | グルメ
「上海一の絶品ショートケーキ」と紹介されている紅宝石のショートケーキを買いに行きました。
この店は、2004年12月に「量産型ケーキ」として写真におさめた店。
上海に出回る乳製品のマズさから想像して、恐らくは作りモノの生クリームの味か、良くてバタークリームかなと思っていたのでこの情報にはビックリです。だってどう見ても「こだわりのショートケーキ」には見えないんだもの。
店の中に入れば、お客さんが入れ替わり立ち代りに現われ、ケーキを次々と買っていきます。この売れ行きのよさにお試しながら、ちょっと多めに購入してしまいました。
ケーキの方は、生クリームはさっぱりとして昔ながらのケーキ屋さんという感じの懐かしい素朴なお味。スポンジはとてもフワフワで美味でした。
スポンジと生クリームの感触は日本でもロールケーキとしてイケそうな感じです。
しかも4.8元。ヤバい大人買いしそうだ・・・。
 紅宝石 瑞金店(その他仙霞路など市内10店舗)
 上海市瑞金一路151号
 Tel: 021-6384-8065

夕食をS氏A氏のご家族と古北の伊藤屋でご一緒しました。