HongKong Bla-Blog (旧Shanghai-Bla-Blog)

-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

2006年大晦日

2006-12-31 23:59:59 | ニッキ
 

今日で2006年も終わりです。
今年はガキんちょが産まれて、親になったのが最大のニュースでしょうか。
「・・・にすれば(なれば)分かるよ」
というセリフは、得てして年少者・未経験者からの反発を買う上、実際は大したことがないケースが多いのですが、「子供を持つこと」ばかりは今までのそれとは一味違う印象を受けています。ならなければ分からないこと、認識を完全に変えなければいけないことが、この10ヶ月間で一体いくつあったことか。
きっとこの先もいくつも試練が待ち受けていることでしょうが、真っ向から受け止めて最善を選んで生きたいと思います。
さて、来年はまだ上海にいる予定ですが、まだ未確定状態。いずれの路を選ぶにせよ、やり方を変えながら全力で取り組むつもりです。
皆様この一年、どうもありがとうございました。
ご訪問いただいている方も、いつもありがとうございます。
来年もどうぞ宜しくお願いします。

NHK Worldで久々に紅白をフルで見ました。行く年来る年を見終えてから1時間ほどだらだらと過ごして、日本と比較して1時間後に新年を迎えました。
そんな今日は、がきんちょは39℃の熱でダウン中。冷えピタ貼って寝てますが、数十分おきに起きてます。今日は寝られっかなぁ。

楓雅 鉄板焼

2006-12-30 23:59:59 | シャンハイグルメ ★1~3
ランチを食べに鉄板焼き楓雅へ行きました。
東方明珠塔から程近い黄浦江の川沿いに店はあり、一面ガラス張りの窓からは外灘の租界時代の建物のパノラマが見えます。
しかも、川に向かって鉄板焼きのカウンターが設定されていて、どうぞパノラマと食事を楽しんでください。といいたげなのが配置を見ただけで伝わってきます。
店内には兵馬俑のような置物もあって中国らしさもアリ。夜に来たらものすごく雰囲気が良いだろうなぁと、容易に想像できます。
今回はランチメニューのヒレステーキセット130元にすることに。
始めに出てきた牛のタタキは、まだ凍っていてシャリシャリ。「おや?」というところからスタートしてしまいました。次のホタテはまぁまぁ、そしてメインのヒレステーキ。
ヒレステーキという名前にしては薄い肉が二枚。レアと注文したもののほとんどワカリマセンでした。まぁ場所代もあるし肉自体が良いみたいなのでこれは良しとしよう。
しかし、肝心の肉が冷たい皿に乗っかったせいですっかり冷えてしまっていたのはいただけません。
我々はテーブル席だったので、鉄板のあるカウンターで食べると違うのかもしれませんが、目の前で焼く鉄板焼きならアツアツで食べるのを当然期待するはず。皿をあらかじめ熱くしておくか、皿に代わる熱を逃がさない工夫が必要だと思います。
雰囲気◎、サービス◎なのに。残念。。。
 ★★☆☆☆(2)
 楓雅 鉄板焼
 上海市陸家嘴西路2967号北濱江C座
 Tel: 021-5877-5769

寒いながら良く晴れた日でした。
仕事の電話が何度も鳴るフツウの土曜でした。年末なんだよね?

上海道路清掃車

2006-12-29 23:59:59 | ニッキ
上海を含む中国の都市では、街の美観を守るためにかなりの人が動員されているのではないでしょうか。
どこに行っても、路肩で反射鏡の服を着てほうきを持った人を見かけます。何人いるのか見当もつきませんが、清掃要員だけでかなりの雇用を生み出していると思います。
ポイ捨てをなくす活動をして雇用がなくなるか、ポイ捨てを容認して雇用を守るか、後者は日本では考えづらいと思いますが人口の多い中国では後者が志向されているのかもしれません。
人の他に、道路の清掃と言えば日本にもあるような車に回転ブラシがついている車もいます。こちらは二週間に一度は見るくらい頻繁に道路を行き来しています。
あとは、写真にある車。
こちらの存在を知るまでは「あ~、さっきまで雨降ったんだ」と一瞬カンチガイさせられてました。
見ていたらこの車には、大量の水を道路一面に噴射する機能と、高圧水流を対向車線側に噴射して、道路上のゴミを路肩に寄せる2つの機能がついているようです。
水飛沫が飛んでくるので、日本だったら大ブーイングが起きそうなものですが、こちらでは様々な要因で汚れる道路・街を綺麗にする歓迎すべき車みたいです。

さて、上海は今日で仕事納めです。
とはいっても、こちらにとってはただの金曜日で、New Yearの盛り上がりは全く感じられませんが。

東北人

2006-12-28 23:59:59 | シャンハイグルメ ★4~5
東北人へ行きました。
ド派手な派ながら模様の外観から気になってはいたのですが、今まで何となく行かずじまいだった店。どうも東北地方料理といって、餃子と北京ダックと蚕以外はピンとこなかったのが理由の一つです。
今回は誘われての初挑戦でした。
メニューは大きな写真入りで、注文しやすさも○。ただ入店時間が若干遅めだったせいか、大きな写真で取り上げられているメニューがなくて残念でした。
東北料理は味が濃い目で、ごはんやお酒が進みます。
中でも気に入ったのが写真の生野菜で、単に生野菜と味噌が大皿に乗っかってくるもの。毎日専用畑から来るとかいうこの野菜は、噛めば野菜のみずみずしさが口に広がり、次々に手が伸びてしまいます。
上海では農薬の関係からも、生野菜が新鮮で美味しいというのが貴重なので、余計にありがたみがありました。
他にはざる豆腐。こちらもシンプルながら大豆の甘味がして美味でした。
なんだか気に入ったと言う料理はどちらも和食のようですが、このほかの料理もリーズナブルながらイケました。
選択ミスか来る前に料理を食べすぎたせいか、東北料理のメイン水餃子はイマイチだった印象。こちらは再挑戦時に。
 ★★★☆☆(3)
 東北人
 上海市水城路555号
 Tel: 021-6233-0990

青浦に出張は新人と。色々な人生あります。
中国では12月決算なので、夜になってたまった領収書を精算。結構な金額になりビックリでした。精算のときにはこちらのblogが役に立ちます。

ユニクロ アジア最大旗艦店

2006-12-27 23:59:59 | ニッキ
浦東の正大広場にユニクロのアジア最大の旗艦店ができました。
日本での廉価ブランドとして君臨するユニクロも、上海に来れば高品質な高級ジャパンブランドです。
ちょうどアメリカのGAPが日本に進出しているのと同じような構図でしょうか。
ニューヨークソーホー店に次ぐ大きさという店内では、日本で買うユニクロより高いというのにごった返していました。上海の人々の所得の高さが伺えます。
9日の開店式典には柳井社長も来て挨拶をしていたとのことで、気合の入りっぷりと海外展開への意気込みが感じられます。
「上海での成功が世界ブランドへと導く」とのコメントは、上海で仕事をしているとしばしば感じるところです。ここ上海の強烈なスピードと競争を是非勝ち残って世界ブランドへの路を駆け上って欲しいです。
イチ顧客としては旗艦店が身近にできたことは、品質と価格からユニクロの服を支持している私にとっては嬉しい限り。店員の教育も行き届いているみたいだし、定期的にチェックしたいと思います。
話は若干ズレますが、ユニクロの日本のHPは上海から見れないんですよね。見られないような余計な設定をするのなら、ショボイHPは改善して欲しいものです。
不満デス。
旗艦店らしくNY SOHO店を見習って金かけろ~。

中国決算のシメ日が近づいているので発票精算残業。
台湾の地震の影響でネット環境悪化中・・・。

ゴージャス丸テーブル

2006-12-26 23:59:59 | ニッキ
中華の店で欠かせない回転テーブルは、どれも一緒だろうと思っていましたが、中国に来てみるとそのラインナップは結構あります。
安い食堂では、真ん中に開店する丸いプレートを置いた上に、円いガラスの板か円い木の板を乗っけてできあがり。
掃除の際には、円いガラスの板の部分をえい!と持ち上げて、豪快に拭き取ったりしている風景を見かけます。
少し高級になったくらいが、日本にあるような厚い板と台が一体となっているタイプ。大きいのにスムーズに回るところはベアリングが良いせいでしょう。
そして今回はじめてみた高級バージョンが、この写真のタイプ。
シチュエーションの都合上写真は食後で少し汚いのですが、まずテーブルの上には豪華な造花。そしてガラスの大きな回転テーブルの下に、また造花がたくさん並べてあってライトアップされているのです。
しかもこの巨大なガラスの回転テーブルは、リモコンによるオートマチック回転機能付。こんなのあるんだ!とビックリでした。
しかしこの自動回転丸テーブル、食べたいものが来るのを待ち構えてタイミングよく取らないと、あっという間に料理は次の人の元へ。しゃべりながらも料理を待ち構えているようで、落ち着きませんでした。
特に空っぽの饅頭を取って中に具を入れなければならないケースや、スープをよそう時は大忙し。周りの方に回転を抑えてもらったりしててんてこまいでした。大人数での重い大テーブルには大いに有効だとは思いますが、落ち着かなかったです。
しっかし色々あるものですね。

浙江省出張から帰ってすぐ会議に参加。夜は和食の店でI塾講師I先生の送別会でした。
上海にはトータル5年半とのことで「上海はもう飽きた!」と仰っていました(笑)。とはいえ、まだ2月からも定期的に来ていただけるとのこと。
また引き続き人生についてご指導頂けますようよろしくお願いします。

正大広場に雪が舞う -Christmas2006-

2006-12-25 23:59:59 | ニッキ
上海でのクリスマスは年々豪華になり、イルミネーションもどんどん美しく巧妙になってます。LED電球の進化でより豪華さも加速している感じ。
ローカルスタッフに聞いてみると、まだ「クリスマス」自体それほど大きなイベントと感じていないようだったのですが、メディアと大資本の力で徐々に浸透させられていくでしょう。
正大広場でも、日曜のクリスマスイブにイベントが催されていました。
吹き抜けに巨大なツリーが建てられ、木の下では聖歌隊がクリスマスソングを歌うというもの。しかも、上からはらはらと雪が降ってきたのです。
あっと驚いて近づいてみれば、降っている雪は白い泡でした。上の階には泡の発生装置が何台もも取り付けられていて、そこから噴射しているのです。
その白い泡が、いい感じでゆっくりと舞い落ちてツリーに積もり、本当に雪のように見えるのです。よく考えますね。
ライトアップも手伝って、その空間はちょっとしたホワイトクリスマス気分。たまたまでしたが、いいものを見せてもらいました。
その後、正大広場の地下へ。売っているツリーを見てみたら全てホンモノのもみの木をぶった切って土台を付けたものでした。高さは大体1m50cmくらい。すごい発想です。そもそもこんな重くてデカイの持って帰れるのかよ。
一体中国でこのクリスマスのために何本のもみの木が切られたか、考えると恐ろしくなります。
と、そんなむちゃくちゃな可憐な上海より、Merry Christmas !

トイザラスオープン!

2006-12-24 23:59:59 | ニッキ
一人っ子政策の中国では子供用品は所得から考えても、非常に高いと思います。
既に、かなり価格がこなれている日本の方が、結構安かったりすることもしばしば。日本品をはじめとする輸入品はまず高い。
しかも、ラインナップをそろえて売っているところはほとんどないし、店によっては価格交渉が必要だったりするため、何か欲しいという時は本当に面倒でした。
そんな中、上海にもトイザらスができました。
子供を持っている親にとってはワンストップで買いものができて、しかも安心のできるお店がオープンしたのは嬉しいニュースです。
まさにクリスマス~年末商戦を狙ったオープンで、店内はかなりの人でごった返していました。
それほど広くないながらベビーカーからおもちゃ、自転車にいたるまで様々なラインナップ。子供のブツヨクはおろか童心に帰った大人のブツヨクも刺激する、トイザラスワールドが広がっていました。
サンタさんに"お願いする"商品をどれにしようか品定めして帰宅。うちには来てくれるのでしょうか。
外と店内の温度差がありすぎたのと、人混みですっかり疲れてしまいました。
参考までに、上海のおもちゃ・子供用品関連情報)
 <おもちゃ城(ビル全体が子供用品)系>
 ・南京東路×広東路あたり(1Fスポーツショップ)
 ・南京西路×茂名路交差点(1Fワーナーショップ)
 ・南京西路×ウルムチ路(ゲーム・ファンシーグッズ等)
 ・トイザらス(TOYSRUS上海):正大広場
 <衣料品系>
 ・普安路×延安路の子供服市場(地下)
 ・長楽路×陜西路付近(個人店舗)
ふとあげてみると、結構多いのに驚きましたがどれも小粒。
やはりトイザラスのような外資のやり方にはかなわないなぁと思いつつ、もっと早く中国ローカルの先見性の高い方が、同様のやり方を今までなぜやらなかったのか疑問に思いました。
家電・情報関連業界も外資にやられちゃうのかなぁ。

正大広場は少しずつ”使える”ショッピングモールに変わってきた気がします。
3年前に全然面白くなくてあっという間に全てを見終え、あまりの早さに運転手を驚かせたのが懐かしいです。

こうちゃん会忘年会&送別会-日式焼肉初穂-

2006-12-23 23:59:59 | ニッキ
こちらのblogをきっかけに知り合ったこうちゃんさんが主催するこうちゃん会(仮名)の忘年会があるとのことでお誘いを受けました。
こうちゃんさんは、結構近い業種で働かれているので、その関係もあり急接近したという経緯があります。
聞けば、こうちゃんさんは1月から日本にご帰国が決定したとのことで、事実上の送別会でもありました。
お会いする機会自体はそれほど多くなかったものの、blog上ではかなりの回数をお会いしていましし、最近めっきり外出しづらい環境の中にあってもお誘いいただいていて、本当にお世話になった感がすごく強くありました。
そんな忘年会・送別会の会場は日式焼肉初穂。
アクセスのしやすい場所ながら、何となく行っていなかった店でした。
食べ飲み放題にも関わらず、メニューと味はナカナカのものでした。中でもしゅうさんオススメのタン刺は通常の牛サシやユッケと違い、舌の上で脂のうまみが広がり美味でした。反則かもしれませんがこのタン刺をごくわずかに炙って食べたら、脂が一層とろける上に香ばしさがプラスしてまたウマかったです。
さて、話もを戻してこうちゃんさんはまだしばらく上海との行き来が続くとか。是非、またお越しの際に飲みましょう。その時はがきんちょ抜きでウマいものを。
これからもよろしくお願いします。
 ★★★★☆(4)
 日式焼肉 初穂
 上海市淮海中路99号大上海時代広場6F
 Tel: 021-6385-3071

会社に行ったら昨晩のロックが外されておらず、結局自分で守衛の元へ。皆は他の入り口から入ったようです。
初穂に向う前に、がきんちょの服を買いに普安路の子供服市場へ。子供用品はどこでも店員が強気なので、あまり値切れないのですが結構頑張ったかな。

路上みかん屋

2006-12-22 23:59:59 | ニッキ
街中で時折見かける、産直果物売りです。
ずいぶん前に路上すいか屋というのを載せたことがありましたが、今回はそれのみかん版です。
中国で食べる果物全般の野性味溢れる美味しさは、何回も書いたことがあるのでご存知かと思います。
個人の好みもあるでしょうが、私の場合は上海で食べる葉っぱつきの小さいみかんは絶品だと思います。(大きいのはダメ)ハズレが圧倒的に少ないのが嬉しい。
日本で「甘いみかん」は食べられるけど「酸味と甘味のバランスが良くて味の濃いみかん」は、結構いい値段を出さないと食べられません。それが上海では手軽に食べられるのがみかん好きとしては嬉しい限り。
今時期は葉っぱが一緒についているやつ。もう少し経つとこんなに小さいの面倒くさい、というような春節用籠入りのみかんがオススメ。日本で言うSサイズ以下、できればSSじゃないか?というくらい小さいのが美味しい。
さて、前置きが長くなりましたが、今回の路上みかん売り。
トラックの荷台を覗けば、2Kg5元(70円)という圧倒的な価格に驚いて買ってしまいました。
なんか、しゃべらなくても「田舎から持って来ただよ、うめぇから食ってみ」的な感じがキライじゃない。ひょっとしたら盗品かもしれないけど。
直販でこの価格だとすると、さらに叩かれている一般の流通だと農家の方は一体いくらで売っているんだろう?と想像すると共に、あまり安すぎると不作を防ぐために農薬とかバンバン使っているんだろうなぁ、と恐ろしくなったりします。
一言断ってから写真を撮ったら「オメェは新聞記者か何かか?」と言われました。いやいや、こんなんは新聞の記事にはならないでしょ。

帰ろうとしたら皆帰宅しており、会社の鍵がないことが判明。30分ほど探したけど見つからず、しょうがないので守衛に鍵を借りに行きました。
そんなんで40分くらいロスして帰宅。ここ数日はちょっとだけ寒さが和らぎ、徒歩帰宅がそれほど辛くないです。寒いは寒いけど、上海の冬はこんなもんじゃないはず。

外灘散歩

2006-12-21 23:59:59 | ニッキ
 

外灘でランチをとった後、久々に昼間の外灘を散歩します。
外灘はBUND(バンド)とも呼ばれていますが、この呼び名は租界時代の呼び名で、人口の土手とか埠頭、堤防とかのこと。1800年代中盤から列強に開港された頃の名残です。
夜、ライトアップしたときの雰囲気には劣りますが、昼間に来ると立ち並ぶ石造建築を細かく見ることができるのでまた違った良さが味わえます。
中に入れる建物は少ないのですが、浦東発展銀行には是非入ってみると良いと思います。
こちらは。元々匯豐銀行が1920年代に立てたもので、後に上海市人民政府となりますが、現在は浦東発展銀行になりました。こちらは銀行なのでいつでも自由に出入りすることができ、当時の雰囲気が味わえる貴重な場所。
古びた回転ドアを押して中に入って上を見上げてみると、高い天井には写真のような見事な壁絵が飾られていて、夜のライトアップに負けない美しさがあります。
ちなみに写真を撮ろうとすると、通常は警備員に怒られますが、この日は「この建物って元々何だったの?いつ頃?」などと質問を警備員にしているうちに場が和んできたので、そのノリのまま「写真撮っていい?」と聞けば「聞かれたらダメとしか答えられないんだけど、俺が向こう見てる間に1枚撮れ。」と許してくれて(?)さっと後ろを向いてくれた際に撮ったもの。
上海らしからぬ&警備員らしからぬイキな対応に感動しながら、こちらに振返る警備員にOKマークを出し、軽く会釈をして銀行を後にしました。謝謝。
外灘からはタクシーが捕まりづらいので、南京路、新天地に向かうならバスが便利です。南京東路は20番で一つ目。新天地は・・・忘れましたが中山路沿いのバス停です。どちらも2元也。(思い出したら更新します)

日記が滞りがちで申し訳ないです。
上司の月例訪問でしたが急遽なくなったため、心づもりしていた上海メンバーで春夏秋冬へ。
帰宅後、PCに向う気力尽きてこの日もダウンでした。

黄浦會

2006-12-20 23:59:15 | シャンハイグルメ ★4~5
 

久々に外灘でランチをすることにしました。
上海ならではの景色を見ながらの、モダン上海の食事は魅力的ではあるものの、外灘の店は雰囲気と価格が高いだけで美味しいという印象がありません。
よって、今までの観光案内ではあえて避けて、景色は景色、美味しい食事は美味しい食事と分けて案内していました。(雰囲気をより実をとるあたり自分がもう若くないことを実感したりして)
そんな中、外灘で食事とのご要望により、店を検討して外灘三号の黄浦會へ。
雑誌で見たことのある重厚な入り口を抜ければ、「いかにも!」という高級感あふれる暗めの長い廊下が続き、期待を膨らませてくれます。そしてまぶしい太陽の光と共に窓からに見えるのは、東方明珠塔とグランドハイアット。いい感じです。
さて、黄浦会は中華をコース形式で楽しめる店です。(単品でも注文できます)188元、388元、588元、888元とありました。「ランチでこれかっ!」という庶民的な衝撃をぐっと隠しつつ、388元のコースを注文。
内容は、見慣れた中華を洗練させていて、見た目にも食感も面白くて楽しめました。フォアグラから始まり、上海料理も一人分になってうまくアレンジされていました。フカヒレのスープのフカヒレは小ぶりながらかなりの量が入ってました。
全般的に味は控えめに調整されていて、中華特有の調味料の味が不慣れな方でも美味しく頂けるのではないでしょうか。
アテンド以外で利用しようとは思いませんが、アテンドの選択肢の一つが増えたことは喜ばしいです。また、外灘でも美味しいものが食べられるんだ、というのも一つの発見でした。(スゴイ偏見だなぁ)
 ★★★★★(5)
 黄浦會
 上海市中山東一路3号(外灘三号)5楼
 Tel: 021-6321-3737

眠い目をこすりながら寝る前に見ているDVDの24 season1。本日最終回鑑賞予定。シーズンを一つ見るのに20日もかかってしまいました。5まであるのに・・・。
しっかし面白いです。

偽ブランド品販売

2006-12-19 23:56:29 | ニッキ
 

ニセモノの温床として名高い襄陽服飾礼品市場が閉鎖されてずいぶん経ちました。
閉鎖後は各地に同じような市場が点在していて、閉鎖の効果があったとはいえないのが現状です。まぁこれだけの外貨獲得の市場=利権が失われるのを、すんなりと受け入れるのは難しいというのが実際のところでしょうか。
今回もアテンドで淘宝城へ。
上海案内としてみれば、中国のトンデモな現状を見てもらえる貴重な場所です。(買うかは個人責任)
室内になったお陰で、今みたいな冬の寒空ではゆっくり商品を見ることができてありがたいです。
店内には、米系のツアー客がバス2台で到着していて、英語での価格交渉の声がそこかしこで聞こえます。喫茶店なんか休憩のツアー客でいっぱいになってました。あちらの方々はニセモノを持っているという印象が薄いのですが、結局考えることはどこも一緒なのでしょう。
さて、今回の発見は上海市工商行政管理局の通告文。「この市場ではブランド品の販売行為を禁じている。発見した際は公安に引渡し刑事責任を負う。毎日の立ち入り検査を実施し、市場内の偽ブランド品を排除している。」というような内容。
各店舗に張り出してありますが、前述のようにナカナカ受け入れられないようで、隠し扉や二重底の引き出しなどで対応している模様。
隠し扉は忍者屋敷のようですし、二重底の引き出しは脱税やら、麻薬捜査やらを見ているようで面白いです。引き出しの左に移っている薄い板が一段目の底板になります。
よく考えるよね。
今日も売り子をからかいつつ最低値の情報収集。パチロレ100元也。

日曜に大泣きされてから、ギクシャクしていたがきんちょとの関係を修復(ってほどでもないけれど)。こんな小さな子供でもギクシャクするとは驚きます。コドモってすごいな。また勉強になりました。
しかし泣いているコドモに対し、父親って無力だなぁ。しばらくはしょうがないのでしょうが。

永和大王で朝食

2006-12-18 23:59:59 | グルメ
上海ならではの朝食はどこへ?ということで思いつくのは、
・揚げパンと豆乳
・お粥
・肉まんと豆乳
です。
揚げパンと豆乳の組み合わせは、北京の方でメジャーな組み合わせ。揚げパンは日本の給食で出てくる揚げパンではなくて、どちらかといえば中がスカスカでサクサク。イメージ的には油揚げとかの方が近いのかもしれません。でも噛めばもっちりしています。
お粥は、中国でも南の方でメジャーな朝食ではないでしょうか。朝粥にはピータンを入れたり、漬物を入れたりして食べます。完全に米粒の砕けたお粥はお腹にも優しくて、美味です。
上海での朝食といえば、実はどちらでもなくて肉まん(饅頭)と豆乳というのがメジャーだと思います。街のあちこちで蒸篭から湯気とそれに行列している姿を見ることができます。上海に来た頃は肉まん2個と豆乳1杯で合計2元の朝食を毎日飽きもせずに食っていました。
さて今回は、揚げパンと豆乳の組み合わせを食べに永和大王へご案内。
この店の揚げパンには、ニンニク風味の漬けダレが付いてきて美味しいのです。揚げパンだけだと飽きてしまいそうですが、これをつけながらの揚げパンは甘くて熱い豆乳にピッタリ。
是非この漬けダレを作ってみたいのですが、いつも材料を想像しているうちに完食。また来ればいいか~となっちゃいます。
そして、以前も書きましたが、ここの豆乳は濃厚で美味しいので寒い冬になると飲みたくなるのです。
未体験の方は一度お試し下さい。

帰宅後、いつの間にやら意識を失うように就寝。結構疲れているようです。

夏味館

2006-12-17 23:59:59 | シャンハイグルメ ★4~5
 

アテンド初日の夕食は最近美味しいと評判の夏味館へお連れしました。
「ナツミカンに行く」と聞いた時には甘味の店にでも行くのかと勘違いしましたが、キチンとした上海創作料理のお店です。漢字を見たことがあったけど、チュウゴクゴ読みしていたので気付かなかったな。
化学調味料の氾濫している中国で、こちらは化学調味料不使用というこだわりのあるお店。
食後の予定の関係で、ちょっと早めに到着して店内へ。
上品な店内は落ち着いた照明が照らしています。席の配置も工夫されていて、ソファー席に並んで座れるようになったりして、こだわりが感じられます。
黄身がトロトロと半熟の「燻製卵」は、卵の持つコクが濃縮されていて、これが卵の味か?と疑うほど濃厚な味。
蟹と蟹味噌、川海老の炒め物のあんかけを平麺にかけた「多来味(どれみ)」は蟹味噌の風味たっぷりの濃厚パスタ。
農家紅焼肉はほどよい甘辛でビールが進む一品。などなど、どれもこれもとても美味でした。
上海料理というと言うまでもなく甘いというのが特徴なのですが、それを甘辛に受け止めるために味も濃くなりがち。しかしこの店の創作上海料理は、どれもさっぱりと上品に仕上げてあって箸が進みました。
中華の店で「この店美味しいねぇ」と食事中に言ったのは久々。嬉しい発見です。
この時期のアテンドに欠かせない上海蟹も指輪付で安心の味。
ふと、気付いてみれば店内は満席状態。予約してからどうぞ。
 ★★★★★(5)
 夏味館
 上海市鎮寧路9号(昭科東路口)
 Tel: 021-6212-6797

今日も上海観光。寒い~。
いつもとは一味違ったコースでこちらも楽しませてもらいました。
夜、某所での再会を約束してお別れ。一日楽しんでもらえたでしょうか。