HongKong Bla-Blog (旧Shanghai-Bla-Blog)

-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

上海アテンド(6) 外灘

2008-03-31 23:59:59 | シャンハイカンコウ
金茂の後は、元々は正大広場でランチをとる予定だったのでしたが、皆のお腹具合がそれほどでもないということで、外灘を長めに黄浦江へ向かいました。
金茂からは歩いて黄浦江へ向かいました。
途中、シャングリラの裏あたりにCity Shopがオープンしているのを発見。
中を覗いてみると、明るい店内では商品ラインナップがほかのCity Shopよりずいぶんと洗練されている雰囲気。輸入食品など、始めてみる商品がいくつも並んでいました。観光の途中ではなくて、また改めて買い物に来たい店。若干脱線しますが、City Shopは、店によってラインナップもかなり異なるし、同じ商品でも店舗によって値段が違ったするのだとか。その地域に住む人に合わせてるというのには感心しました。
そんな道草をしつつ黄浦江へ到着。こちらからは外灘の建築が綺麗に見えました。
ふと、時計を見れば既に2時。
今から昼食を食べてしまうと、雑技前の夕食に影響してしまうと判断。申し訳ないのですが、黄浦江沿いのスターバックスで、軽くコーヒーと軽食をとることにしました。
個人的には、このスターバックスは眺めも雰囲気も良くてかなり好きなのですが、アテンド的には失格かもしれません。
そんなんで、昼食と外灘見学が終了でした。

上海アテンド(5) グランドハイアット

2008-03-30 23:59:59 | シャンハイカンコウ
 

上海の街を見下ろすのには、東方明珠塔(上海タワー)に上るのもいいですが、今回は上海金茂君大酒店(グランドハイアット)にしてみました。
つうか、金茂の展望台に上るのはこれが初めてのことで、個人的に上りたかったというのがありました。自己中心的観光で申し訳ないのですが。
結論から言うと、金茂の展望台は風景も感動もある程度想像できるので足が遠のいていたのですが、上ってみると思いのほか楽しかったです。
まず、南側の入り口から入り、展望台のエレベーターホールへ向かいます。エレベーターは地下にあり、脇にはフードコートが設置されてました。グランドハイアットにこんな施設があるとは驚きです。
チケットを購入しエレベーターへ。エレベーターの列には少人数のツアー客が目立ちますが、それほど混んでいませんでした。
エレベーターには高さを示すデジタル標示と、ビルの絵の中にどこに自分がいるのかを示す温度計のようなフロートみたいなのが、あってものすごい勢いで最上階に上っているのが分かりました。
エレベーターのドアが開けば、下に上海タワーが見えます。本当に高い。
展望室を窓に沿って歩けば、上海の街を上から覗いているようで気持ちが良いです。周囲がガスってなければかなりイイ感じな雰囲気。カメラを構えてバシバシと撮ってしまいました。隣には上海タワー
基本は高所恐怖症なのですが、建物がしっかりしているのでそれほど恐怖感もなくて、楽しめました。
改めて晴れている日を狙って来てみたい、というほどお気に入り。

引越しから一夜明け、いよいよ本格的に整理をした一日。
ある程度目印はつけていたものの、上下の置かれ方が違っていてマークが見えなかったりして、やはり混乱してました。
整理と買出しの後、チビが階段でまた大きなたんこぶを作りました。1センチ近く腫上がったので、かなり焦りましたが問題ないようなので、とりあえず病院はナシ。全く懲りないなぁ。

08年3月引越し

2008-03-29 23:59:59 | ニッキ
 

いよいよ引越しです。
8時過ぎには大家さんが家に訪れて、部屋の中をチェック。この部屋はこれから大家さんが住むようになるそうです。住んでいた我々にしかわからない住むためのコツなどを伝授していきます。
気づいている方もいらっしゃると思いますが、今まで住んでいたマンションは、北京路にあるマンションでした。
この部屋は、今も日本に一軒家を持つ中国人夫妻がこだわって作ったもの。
日本びいきとあり、他では見たことがない独立した風呂を持ち、深いINAX製の湯船があったり、間取り的にも日本のマンションに近かった住みやすい家でした。昨年引越しを考えたときも、10軒程度の家を見てこの物件の優秀さを再確認したほどでした。
立ち去る際には、知り合いの日本人に紹介しようかと思っていたので、チョイと残念といえば残念。
そうこうしていると、本日助っ人として呼んだ元同僚のLさんが登場。今回の引越しでは業者が運んでくれるのですが、持っていかれないように監視役として呼ばせてもらったのでした。
そして予定していた10時半を20分ほど過ぎて不動産業者に連れられた引越し業者登場。
4名の作業員は箱の上下を全く気にせずぼこぼこと荷物を積んで運んでいきました。
次々と持っていかれる荷物を監視しつつ、上下を行き来して1時間ほどで荷物は全てトラックに運び出されました。トラックの荷台は満載で、あと箱がひとつ多かったら載らなかったかも。というほど満載でした。作業員からは、「太多!」という声が何度も聞こえてきてました。そんなの分かってるよ。
聞けば、「日本人の引越し荷物は本当に多い、特に本が多い」との話。確かにそうかも。ねぎらいと、盗難防止の意味で飲み物をプレゼントしときました。
そんなんでいよいよ出発の時間。名残惜しく大家さんと再会を約束して別かれました。
他人の盗難防止と業者自身の盗難がないことを証明するためのものでしょうか、トラックのコンテナにはタイラップが結び付けられて、車は出発しました。
新たな家でも、荷物の搬入はおよそ1時間。
ものすごい勢いだったので、箱の上下はめちゃくちゃで、部屋中にダンボールが詰め込まれる羽目に。
さて、これからがんばらないといけません。

搬入後は、近場でラーメンでした。運んでいないのになにやらものすごく疲れた日でした。自分で運んでたら死んでたな。。

08年3月引越し前夜

2008-03-28 23:59:59 | ニッキ
 

部屋の更新と共に、予定通り引越しすることになりました。
色々悩んだ挙句、チビのために古北に近づいた格好。まさか自分がこっちに住むとは思わなかったな。古北周辺が上海に住む日本人にとって、最も便利なのは重々承知なのですが、ある程度の不便さを持っているほうが海外生活らしいと思っていたので。
ということで、引越し準備を徐々に進めていたのですが、社員旅行やアテンド、プレゼンテーションなどもあって、結局は直前にダンボールに詰め込む羽目になり、前日の今日は、半休を頂き引越し準備にあてました。
さすがに上海生活を4年もしていると、必要なものから全く使わないもの、僅かしか使わないながら持っていないと困るものなど、いろいろなものが出てきます。
これで日本に帰国ということならバシバシ捨てられるであろうものも、まだ上海生活を続けるとなると思い切って捨てるのが困難だったりします。
今回捨てるもので、先日掲載した上海のフリーペーパーやら日本から持ってきた雑誌などを、廃品回収業者に取りに来てもらうことにしました。
アイさんから廃品回収業者の連絡先を聞いておいて、取りに来てもらうことにしました。
雑誌を玄関まで持っていくと、回収業者はレジャーシート素材で出来ている袋にボンボンと雑誌を放り込んでいきました。
注目の価格発表では、業者の言い値で50元!
10元くらいになれば良いかなと思っていたので、驚きつつもじゃあもう少し高くしてくれと交渉し、結局60元で交渉成立。
捨てるだけの紙ごみにこんな値段がつくとは驚きであり、嬉しい臨時収入でした。話によると、ペットボトルは最も高いとのこと。
中国内の素材不足をリアルに感じさせてくれました。

上海アテンド(4) 新天地

2008-03-27 23:59:59 | シャンハイカンコウ
 

東台路のあとは、そのまま新天地へ歩いて向かいます。
このあたりも、すっかり昔の町並みが取り壊されてきていて、古い民家の前には巨大なビルの建築現場と、路を挟んでものすごいギャップのある場所に変わってしまいました。
周辺にある食堂やタバコの店は、今後取り壊されてしまう運命にあることをひしひしと感じさせてくれます。数年後にこの場所で将棋を指している姿は見られるでしょうか。
そんなことを思いつつ、徐々に周囲が綺麗になっていくのを感じつつ、新天地に到着です。
新天地では日本語があちこちで聞こえ、興ざめな気持ちと安心する気持ちが入り混じります。お互い様だろうけど。
新天地では、スターバックスの脇の北里から入り、鼎泰豐のある南里までザーッと見流す感じ。友達にきちんとしたお土産をかうシノワズリの店によるのが吉。コレクターの方ならスターバックスの上海カップを買ったりするのもいいかもしれません。
そんな感じで、上海ローカルにとっての非日常の新天地観光は終了です。
ここで時間とお腹具合をチェック。お腹が空いたのであれば、この周辺で食べるのも良いと思ったのですが、お腹具合的にも時間的にももう少しいけそうなので次の行き先を考え、金茂に向かうことにしたのでした。
場所的に流れ的には、この次に泰康路に向かっても良いと思います。

上海アテンド(3) 東台路

2008-03-26 23:59:59 | シャンハイカンコウ
豫園を出て、時間と腹具合を確認。
まだまだ行けそうなので、タクシーで東台路を目指しました。このBlogの定番コースです。
東台路はいわずと知れた骨董街です。
古めかしい豫園から、ブランドビルになっている時代広場の横をすり抜けて、また古めかしい街並みの東台路へ。私はこの辺のギャップがたまらなく好きです。
東台路口には、怪しげな呼び込みがタクシーを降りる客に話しかけ、脇には将棋を打つ老人たちや、リアカーのリンゴ売りなどの日常の風景。そして観光客を誘う東台路の店主たち。豫園では感じられない古き上海らしさを感じられる気がします。
扱っている商品は、これまた以前このあたりに住んでいた4年程前より、ずいぶんとニセモノらしい商品が増えたな、という印象。毛沢東の像は、くすんだ色のものがすっかりなくなり、どれも真新しいものでした。骨董品も、新しく作ったものを、土に埋めて土をつけたりペンキで汚したり。一元でも多く客に売るべく色々考えるものですね。
インチキ臭い商品が多く建ち並びますが、周囲の家は歴史を感じさせるリアルなもの。
これからも上海の中心部ながらもこの雰囲気を保って欲しいものです。

華北華東華南のメンバーが集合してM氏送別会第一弾。いよいよ近づいてきました。

柚子 K氏M氏送別会

2008-03-25 23:59:59 | ニッキ
一時観光案内を中断して、今日はK氏、M氏の送別会とK氏の歓迎会があrました。
会場はまたもや柚子。
数ある食べ放題の店の中では、以前の白木屋に近いイメージで、ちょいとお高めだけど、食べ物の選択肢が多くて、ちょっとこっているものが選べる、という店です。ほかに選ぶのが面倒というのもあるようですが、少し大きめの会となると定番になりつつあります。
食べ飲み放題の醍醐味が、宴会で生かされるのか不安でしたが、店の小姐が誰が注文したのかを結構覚えていてくれるので、大人数で着ても思いのほか食べたいものが食べることができて、ナカナカイイ感じ。
今回の送別会は、ほぼ同時期から来ているK氏の送別があり、当時のこぢんまりとしたオフィスをしる方がまた一人減り、取り残された感がある送別会となりました。
また、広州から上海に電撃移籍(?)したM氏は、上海ではちょいワルアニキとして、夜の街をあちらこちらと連れて行ってくださってました。日本に帰られるのですが、上海の夜が寂しくなりそうです。
そんな別れの送別会を過ぎ、また新たな年度を迎えるのだと実感した夜でした。

プレゼン無事終了。夜は送別会の後は当然2軒目に行き寝たのは2時過ぎでした。
2次会からはS氏H氏U氏登場。

上海アテンド(2) 豫園

2008-03-24 23:59:59 | シャンハイカンコウ
 

既に出来ている行列を横目で見つつ、南翔饅頭店を出て改めての豫園観光です。
相変わらずの人ごみに圧倒されつつ、九曲橋の前で記念撮影。脇には上海万博のイメージキャラクターの海博くんの巨大像がでーんと置いてありました。
そして人を掻き分けつつ九曲橋を渡り、湖心亭を眺めつつ進みます。以前より池の中の金魚や鯉の数が増えているようで、濁っている中にも華やかさがありました。
短い一日慣行では、豫園の中に入るという選択肢はまずないでしょう、ということでさっさと素通りして、豫園商城の怪しげなみやげ物を横目に見つつ、先に進むことにします。
豫園での買い物は、中国らしいチープなものを購入するのであれば、ここで全て揃えてしまった方が良いです。価格交渉は面倒ですし、実用的ではないものが多いですが、ここでは買えない商品も多数あるので。バラマキ系小物なんかは、ここで買うのが吉です。
そういえば、豫園内に洋服の店や食べ物屋で、そぐわしくない店が増えましたね。別に否定はしないですが、客層がイマイチ見えない感じ。ま、どうせつくるなら豫園の雰囲気に合った限定商品でも並べれば良いのに、と思うのですが。

プレゼン前日で佳境です。

上海アテンド(1) 南翔饅頭店

2008-03-23 23:59:59 | シャンハイカンコウ
今回から数回を使って、久々の上海観光アテンドを書いてみたいと思います。
既に、上海アテンドの記事は何度か書いているのでマンネリしてきているのですが、ご容赦下さい。
今回の上海アテンドのメンバーはご夫婦と子供が3人というメンバーです。子供がいるということで若干コースが違ってきますが、初日の今日は上海基本コースとなる場所ばかりなので、大きくは関係しないと思います。
まず決めているスケジュールは雑技と南翔小龍包を食べるというところ。ここから逆算してスケジュールを決めました。
雑技を見るためには、19時には会場に到着する必要があるので17時半には、夕食を開始せねばなりません。
そうすると、玉突きで朝食を早める必要がある、というところからスタートです。

豫園の南翔饅頭店で小龍包を食べるというのは、やはり上海観光では入れておいた方が良いメニューではないでしょうか。
しかし、昼食時間には行列ができて、30分~1時間待ちは免れないということで、朝食で南翔饅頭店を入れました。
8時半出発~豫園着9時前
南翔饅頭店は7時からオープンとありましたが、ゆっくり座って食べられる3階のオープン時間は9時開店になっています。我々は9時前に入れたので、店はまだ空席が見えあっという間に席に通してもらうことが出来ました。
開店前で、10分程度席で待たされましたが、後ろに見える行列を見れば早めに到着することをオススメします。
久々に食べた南翔饅頭店の味は、以前よりさらに豚臭さが増していて、品質が悪化しているような・・・。ここも豚肉価格高騰のあおりを受けてしまっているのでしょうか?
いやいや、それでもやはり上海の豫園の南翔饅頭店で小龍包を食べるということに意味があるのだと思います。

プレゼンと引越しにより1週間ぶりのアップです(3/31)。徐々に追いつけるようにします。

上海浦東空港送迎

2008-03-22 23:59:59 | ニッキ
 

今日は夜から義姉さんご夫婦が日本から遊びに来ます。
そんな今日は朝から小雨のぱらつく中、少しの時期しか着ることができない春モノを身にまとって街を歩き、、、仕事に向かいました。トホホ。
しかし、来週には引越しが控えているので、会社を16時頃には退散。家で引越し準備です。
夜になり、ご家族をいよいよ迎えに行くことにしました。今回のメンバーはご夫婦と3人の子供ということで、この人数だと空港から市内へは1台では乗り切らないので、10人乗りのクルマをチャーターすることにしました。
クルマのチャーター料は空港往復で250元。これならタクシーで往復するのよりも安い金額で迎えに行けます。荷物があるので、乗れる人数は運転手を除いてトータル7人というところでしょうか。よって、4人以上の迎えだったらチャーターしたほうが便利でオトクですね。
浦東空港に行くのは久々でもないけれど、いつの間にやら第一、第二ターミナルがオープンしていて、ターミナルの入り口には高速道路なのに信号と分岐が設置されていました。もう第二ターミナルは国内線のターミナルとして稼動を開始しているそうです。
空港に到着して、時間をつぶしていると空港から市内への高速バスの掲示板なども整備されていて、徐々に利用者に優しい空港=近代的空港への進化を始めているようでした。もっと綺麗になりそうです。
しばらくしてご家族と無事合流できました。
というわけで、久々に明日は一日観光の日です。久々に独断と偏見の上海観光一日コースをつらつらと書きたいと思います。

上海タイヤ事情

2008-03-21 23:59:59 | ニッキ
先月、大雪があった後の久々の外出で、上海の車(特にトラック)はどんなタイヤを履いているのかが気になり、カメラを構えて5分もしないうちに写真のようなトラックを発見しました。
タイミング的には偶然だったかもしれませんが、無頓着ぶりを示すにはかなりイイ感じのサンプルです。
タイヤはスリップサインも何のそので、溝がなくない上にゴムが劣化して崩れ始めてワイヤーが覗いていました。かなり年季の入ったタイヤを履いています。
確かにこんな車が雪の高速道路を走った頃を考えると、高速道路を閉鎖した方が安全かな、という気にさせられます。
これに限らず、通常の乗用車のタイヤも澪がかなり擦り減ったのが走っているので、特に雨の日などは気をつけないといけないですね。少なくともこういうクルマが交差点に突っ込んでくると言う認識をしておいたほうが良いです。
とりあえず、自社の車のタイヤを確認することをオススメします。運転手の「没問題!」では何かあった時には済まされないので。

L氏壮行会

2008-03-20 23:49:59 | ニッキ
今日は元同僚のL氏壮行会がありました。
元同僚は、上海に来た頃に今の会社に勤めていたのですが、2年ほど前に他の日系企業に転職。
その後、転職先での実績が買われて、来月からの日本出向が決まったようです。
日本では2年ほど滞在する予定とのことで、日本での仕事に対して「日本からの発注は中国の事情を知らなすぎる!しっかりと中国のやり方を伝えねば!」と意気込みにあふれていました。新天地での生活も不安より期待の方が大きい様子なのは、いいことですね。がんばって欲しいです。
そして、今日は当時のメンバーのK氏がたまたま上海へ遊びに来てたので会にご一緒してました。昔話にこの先のの話と、とても懐かしく暖かい会でした。
そんな壮行会は、選択肢の中から氏の要望でスタミナ苑での焼肉になりました。大人数で焼肉に行くというのもちょっとヘンな気もしたのですが、やってみれば思いのほかいい感じで盛り上がりました。メニューがシンプルなので、選ぶ手間が減ったのが逆に良かったのかも。
つうか、メンバーと話が良かったので、食事に関しては何がどうでも良い会でしたね。

ミニチュア天下第一掌

2008-03-19 23:59:59 | ブツヨク
無錫旅行の霊山勝境で、くだらないもの好きのハートをガッチリとキャッチしたのはこちら。
ミニチュア天下第一掌。
くだらないっぷりと、使い道がないっぷりと、それでいてちょっとだけご利益があるっぷりが相まっていていい感じです。同意は不要です。
しかもこのミニチュア天下第一掌の価格は、霊山勝境の出口周辺では1個5元。くだらないっぷさを認識つつスルー。
少し歩くと3個10元。心がグラリ。さらに歩くと1個2元ということで購入と相成りました。
購入してみると、思いのほかずっしりとしていて銅ではなくて粘土のようなものでできていて、その上に銅色のペンキを塗ったくっていることが判明。非鉄材料価格高騰の昨今、さすがに銅では2元では無理ですよね。本体は宣興が近いこともあって焼き物になっているのかもしれません。
ということで、購入したミニチュア天下第一掌。
しばらくは、ネタとして会社の机の上にでも鎮座させようかと思いつつも、そのムダにあるご利益のあるっぷりで、捨てるタイミングが難しそうな予感が。
果たして捨てられるんだろうか・・?

無錫旅行(4) 別荘地

2008-03-18 23:59:59 | ニッキ
夜に通りかかったときには真っ暗で気づかなかったのですが、無錫の太湖湖畔にはリゾートマンションや一軒家などたくさんの別荘が建築中でした。
不覚にも写真を取り忘れたのですが、どこもかなりゴージャスな外観でお金をかけた感がただよっていました。マンションなど第7期工事とか書いてあったと思います。
しかし、夜になるとその周辺は真っ暗で、コンビニはおろか商店もレストランもろくにない状態。このような場所に別荘を持つ方々は自家用車を持っているので問題ないのかもしれませんが、かなりの僻地に建築している感が否めませんでした。
中国のお金持ちの皆さんは、想像を絶するお金持ちさんなのでこういった需要があるのかもしれないのですが、現段階で見た限りではこの場所が今後発展するようには感じられませんでした。真っ暗でかなり寂しい感じ。
そもそも、決まった場所に別荘を持ちたいと言う願望が自分にないせい(つうか買えないけど)もありますが、それこそ上海から2時間程度の場所に別荘を持つと言う感覚には想像に苦しむなぁ。こういうところに買うなら値上がりの見込める上海市内にもう一軒、家を持つとか色々なところに海外旅行に行くとかした方が良いような・・・。こんな需要あるのでしょうかね?
何やらバブル期にありがちな、勢い企画的な気がしないでもないですが、まだまだ私の想像の範囲を超えるマネーがここ中国にはあふれているのかも。
さて、現段階の真っ暗ゴーストタウンが一大別荘地になるときは来るのでしょうか?

今日は久々にあいにくの雨。韓国からU氏初登場でした。

無錫旅行(3) 霊山勝境

2008-03-17 23:59:59 | ニッキ

二日目の午前中には霊山勝境へ向かいました。霊山勝境はなにやら仏像やらがある場所とのこと。
道中遠くからも立っている仏像の姿が霞んで見えて、目的地に近づいていることが分かります。
到着すると、やはり仏像の大きさは結構なもの。遠くから見えた仏像は立像でした。
早速入り口から入ると、霊山大照壁という壁というかもんのようなものがあり、進むにつれて仏足があったり、香を焚いたりするお寺ならではの風景が広がっていました。
 

しばらく歩いていくと、丸い広場の真ん中に塔のようなものが立っています。塔は真鍮のような色ですが、この塔だけはかなり年季が入っているような印象。しばらくするとスピーカーからは演出されたような大きな声が聞こえてきます。
何が始まったのやらと、周囲の人と中心の塔を見ているとクライマックスのような音楽に合わせて噴水が出始めました。
そして、噴水は音楽とともに徐々に激しさを増してきて、盛り上がりとともに塔の先端についた蓮の花がゆっくりと開きだし、中から幼少期の仏陀が徐々に見えてきます。

年代モノと思っていた塔は完全に機械仕掛けの新しい建造物でした。音楽とともに完全に開いた蓮の花からは仏陀が姿を現しました。完全に出きったところで、噴水は塔の先端まで強烈に水を噴き上げ、仏陀の姿が見えなくなるほど。年季が入っているように見えたのはこれによって錆びていたからのようです。ナンダヨ。

水が止まった後の仏陀はゆっくりと足元が回転を始めて、周囲の観客全てに顔を向けるようにできていました。
そう、この施設は仏教をテーマにしたテーマパークだったのです。その観点で見れば周囲の設備は皆最近できたもののようで真新しいものでした。なるほど~こんなのもあるのかーと関心しきり。潤沢なお布施の予算を使って作った一大観光地です。ドンドンゴージャスになっていく静安寺もそうですが、仏教に対する信仰の深さと中国の仏教の集金力のものすごさを感じずにはいられません。

その後、途中には巨大な仏手があり、天下第一掌と書かれていました。

進む途中にはまだ建築中のものがあって、工事のおっちゃんらがせっせとコンクリートを塗ってました。完全にできる前にオープンしているというのはいかにも中国らしいですね。

そして、寺を過ぎた後にはメインの巨大立像が目の前にドーンと現れます。
立像までは階段が連なっていて、まだまだ足元に行くのは険しい道のり。仏陀に見下ろされながら、一歩ずつ近づいていきます。これも修行という意味があるのでしょうか。

息を切らして階段を上って仏陀の足元に到着するとプチ達成感。完全にテーマパークのペースですね。

ちなみに、仏像の立っている蓮の花の一枚一枚には寄付した方の会社名と名前が彫っていました。これほどの大きさの仏像の寄付となるとかなりのものなのではないでしょうか。とこんなことを書いているようじゃ悟りはまだまだ開けんなぁ。

また、仏像のことをちょっと検索してみると、こんなのを発見。仏像の右手を上げてこちらを向いているのは「施無畏印(セムイイン)」と言って、緊張せずに説法を聞きなさいという意味合い。右手を下に下げているのは、「与願印(ヨガンイン)」と言って、願いを聞き入れて望む物を何でも与える意味合いがあるのだとか。へええぇー、そんなの考えたこともなかった。
仏教については、将来きちんと学問的に勉強してみたいものです。