HongKong Bla-Blog (旧Shanghai-Bla-Blog)

-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

Shanghai-Bla-Blog終了!

2008-07-04 23:59:59 | ニッキ
そんなんで、Shanghai-Bla-Blogは終了です。
今までお越しいただきどうもありがとうございました。
上海に来たばかりのころは上海情報がネット上にもそれほど多くなくて、自分の経験が少しでも後に来る方々の役に立てばよいなぁというところと、自分自身の日記としてそのときに感じたことを残しておきたいという理由で始めたのですが、お陰様でたくさんの皆様に来ていただき、そんな来ていただいている方々のアクセス数が励みとなり、思いのほか長く続けることができました。
今は一日500IPの皆様。どうもありがとうございます。
毎日日記を書くことを自分に課したことで、毎日感受性のレーダーをいっぱいに広げて生活できたことが、私の一番の収穫でした。

 「おもしろき こともなき世に おもしろく
            すみなすものは 心なりけり (高杉晋作)」
 (面白くもない世に面白く生きるにはどうすればいい どんな世であろうとも、それは全て心がけ次第です)

ではないですが、ブログを書くことを言い訳にしながら、楽しいもの、美しいもの、美味しいもの、感動するもの、たくさんのすばらしい人に出会おうと思って行動していたら、それらのものに実際に出会うことができました。
そういった面では、このブログには本当に世話になったと私自身も思っています。
そして、こんなマイペースなゆるいブログに着いてきてくださった皆様にもひたすら感謝です。
 本 当 に あ り が と う ご ざ い ま し た 。

というわけで、そんな世話になったブログをあっさりと辞めるわけにもいかず、これからは日本に戻りマイペースに続けたいと思います。あまり新しい情報というものもないので更新頻度も下がりますが、不定期更新で続けていきます。たまに一部上海の残りネタも上げるかもしれません。

これからもよろしくお願いします。

さらば上海

2008-07-03 23:59:59 | ニッキ

いよいよ上海最終日。
昨晩の雨模様も、最終日はきっちりと晴れてくれました。上海らしい蒸し暑い初夏の天気です。
ホテルを出発し外灘を通って空港へ向かいました。
昨晩見たにもかかわらず、東方明珠塔も外灘の建物もまったく別物に見えます。やはり上海の風景は夜景が似合うな。
 

行く途中では、VIPが空港に向かっているらしく浦西からの車を完全通行止めにして、浦東側のクルマだけを通していました。先導車にはBMWの白バイが3台いて、上海にもこんな白バイが入ってきているんだと最終日まで感心することしきりでした。
走っている車の中で、もうこの場所の住人でなくなることに若干の寂しさを覚えつつ、何度も日中を行き来していた経験とその手軽さからまたこの場所に戻って来れるだろう、戻ってこようという感情の方が強くて、ちょっとした別れをするという気分の方が大きかったです。
そんな魅力的なビジネスも人も集めるこの都市で仕事をできたこと、たくさんのすばらしい出会いができたことに感謝しつつ流れていく見慣れた風景を見ながら、ふと無口になっていました。
再見!上海。


魚翅撈飯と上海ラスト・ナイト

2008-07-02 23:59:59 | シャンハイグルメ ★4~5
 

上海に4年近く滞在していたわりに、ふかひれを食べる機会は数えるほどしかありませんでした。
最後の晩餐をふかひれにしようかとも思ったのだけど、最後の夜はゆっくりしたいというコンセプトにあわないため、ふかひれランチにすることにしました。
向かったのは、上海一という方もいる魚翅撈飯です。
店は南京西路のプラザ66と伊勢丹の間にある梅龍鎮の5階。ここのランチではふかひれのセットが188元で食べられるのです。
初めはふかひれだけで味わって、その後にご飯を入れてふかひれ雑炊にして食べます。トロトロとした味わいが美味。
ふかひれ自体はただの春雨みたいなものなんだけど、高級食材ふかひれにあうようなうまみを凝縮したスープを作り出したことを想像し、その過程やこだわりなどに尊さのようなものを覚えます。食べきるのがもったいないような、そして食べきりそうになると少しも残したくないような思い。これもふかひれの魔力なのでしょうか。
魚翅撈飯のふかひれは、私にとってはちょっとトロミがありすぎな印象で、“帰国前に食べるべきシリーズ”に入れることはできなかったものの、ランチ価格でこの味が楽しめるのであれば、週末ランチ・アテンドなどではかなり使える印象でしたね。
★★★★☆(4)
魚翅撈飯
上海市南京西路1168号 中信泰富広場5楼
 Tel: 021-5292-8588
 

上海最後の夜は、ハイアットオンザバンドで過ごすことにしました。本当は和平飯店に泊まりたかったのだけど、改装中なのでしょうがないですね。
東方明珠塔や浦東の夜景が見える部屋は、最終日にふさわしいです。昨日までの部屋をケチケチで過ごしたので、ギャップの大きさがすさまじい。
最終日はこのホテル内でゆっくり過ごしたかったので、最終のディナーは館内でビュッフェを食べることにしました。最後の夕食はどこで食べるだろうと色々考えたのですが、結局は特にチビのためにというのと、食後を考えてのことです。
ハイアットのビュッフェということで、料理はそつなく美味でした。ほぼ開店時間から入ったのだけど、食べ終わる頃には思いのほか混雑していて、ビジネスでかなり利用されている様子が見えました。
 

食後は、外灘の船に乗ってみようということで外へ。実は今まで乗ったことがなかったのです。
すこし小雨の中外に出て歩いてふと後ろを振り返ると、大きな虹が出ていました。最終日にこのような虹を見ることができるとはね。
上海も最後にいいプレゼントを準備してくれているじゃないの!感動しました。
黄浦江の船はいろいろな場所で呼び込んでいるのだけれど、結局時計台の向かい当たりにある、一番大きなブースで発売している88元の船に乗ることにしました。
チケットを買うとバスが来て、バスに乗り込みます。乗ったバスは何とハイアットオンザバンドのすぐ近くの船着場に到着。ずいぶんいい船を選んだものです。

船から見る外灘の夜景は聞いていた話どおりいいものでした。ライトアップした外灘、浦東の夜景が水面に映りこんで、右を見ても左を見ても美しく幻想的でした。
森ビルもかなり完成に近づいているようで、世界一の高さに威厳が感じられました。しかも船だと栓抜き以外の様々な角度から見ることができて、それもナカナカ面白かったです。
やはりこの観光船も観光ルートに入れるべきコースのようでした。
こんな風に、上海最後の夜はふけていったのでした。

結局今日も会社に顔を出してしまいました。
他の方が帰っていく頃から「上海の最後は何を食べる?」などという質問をよくしていたものですが、私の場合は一部は心残りがあるものの、帰国が決まった1ヶ月程度で行くことができたので、最後の料理にはそれほどこだわらずにすみました。
というより、お会いできなかった心残りの方がとても大きかったですね。

帰国前に食べたい店(8) 新彊ウィグルバン麺と羊肉串

2008-07-01 23:59:59 | シャンハイグルメ ★4~5
 

上海残り1ヶ月で食べるべき店第八弾。新彊ウィグル自治区名物の砕肉拌面と羊肉串の店。
上海に数年お住まいの方なら、最低1軒は新彊ウィグル自治区の行きつけの店をお持ちではないでしょうか。
そして、定番の拌面と羊肉串があるのではないかと思います。
私の中での拌面と羊肉串の店は、会社の近くにある新疆怕米尓餐庁です。4年近い上海生活で最低月2回程度食べに行っている定番の店。そもそも浙江中路の近くは新彊人の方が多いので、この付近では東欧系の怪しげな顔と羊料理の店をよく見かけます。
拌面はシルクロードを通ってスパゲティになったという麺。トマトとセロリ(時期によりインゲンとか)そして羊肉が入ったソースがゆでられた麺に和えられています。わずかに辛くて麺を飲む感触が心地よくて一気食いしてしまうほどの美味しさ。
羊肉串は、独特の香辛料により羊の油からチーズにも似たコクのある味わいが滲み出て美味すぎ。
拌面12元に羊肉串2本で6元という、帰国の前々日の夕食に食べる食事としては、チープすぎる印象もありますが、これこそが日本では食べられえない食事ともいえるのではないでしょうか。
食べられて良かったです。
 ★★★★★(5)
 新疆怕米尓餐庁
 上海市浙江中路205号
 Tel: 021-6322-5664

昨日エア便の発送が終わり、午前中は部屋の引渡しでした。
引渡しが終了して、ゆっくり一日過ごす予定も結局引継ぎのための出社となりました。
夕食の拌面を食べた後は南京東路のネオンの下を歩きました。もうこれも見納めだなぁ。