アルトノイラントコーヒー（３）

数々のカフェでランチしたりケーキを食べたりしていますが、上海で飲むコーヒーで美味しいものに出会えることは少ないです。
とはいえ、私の場合は店の雰囲気だったり、ランチのコストパフォーマンスだったり、デザートの美味しさだったりに目を取られてしまって、コーヒーの味という視点で店を評価していないというのも現状です。そもそも上海の店で飲むコーヒーにそれほど期待していないとも言えるのですが。
そんなグルメじゃない私でも、はっきりと違いの分かるコーヒーを販売しているのがリンクも張ってあるhicafeさんちのアルトノイラントコーヒーです。
4月の注文をはじめに常に宅配してもらって家で切らすことがありません。
最近では会社に宅配してもらうのですが、袋詰めされているにもかかわらず、席の周辺はすっかりコーヒーの香りで覆われてしまい、会社にコーヒーを持ち込んでいるのがばれてしまうほど。
これも新鮮で焙煎したてがなせるわざ。上海にお住まいで家でコーヒーを飲まれるのであれば一度試す価値アリです。
今なら1000名無料プレゼントキャンペーン中というイベント中なので、お試しになってはいかがでしょうか？
hicafeさんちの試飲キャンペーン（上海のみ）
本当は、淹れ方とかハンドピックとか焙煎とかを実際に見て老板と話すと面白いんですけどね。

今日も局地的に雨降ってました。
久々に上海書城に行きましたが、ホントあそこは何時に行っても混んでますねェ。
今日は日本の方で残業モードのようで、帰り際に捕まり結局会社を出るのが最後（23:00）になってしまいました。時差もあるというのに日本の方々はいつまで残るんだろう・・・？体調崩されないよう。

郷村土城

古北に多くの日本人が住むように、古北の西側にある龍柏という地域には韓国の方が数多く住んでいます。看板が全てハングルで、一瞬ここはどこだ？と思うほど。
当然この周辺には韓国料理の店も多く、本格的な店も数多く存在します。
今日は老板の奥様（韓国人）オススメの韓国料理の郷村土城に連れて行ってもらいました。
ハングルだらけで、店の規模や系列等はイマイチ分からないのですが、推測を含めると韓国でもチェーン展開をしているバーベキューレストランのようです。
焼肉ではなく、バーベキューと書いた理由はメニューにあります。
メニューに4種類のバーベキューメニューがメインであります。
　・グリルダック（鴨）
　・豚バラ肉のグリル
　・グリルソーセージ
　・グリル手羽先
とあります。どれも店頭で既に焼かれていて、目の前の鉄板に置かれるのは適度に油が抜けた状態。これをタレにつけてキムチで包んで食べると辛味と脂身がマッチして実に美味いのです。
その他のチヂミがまた美味い。ニラがふんだんに使われていて、絶妙に火が通ったニラが甘いのとイカがまたいい味を出しているのとで、今まで食べた中で最も美味しいチヂミでした。
また、名前は忘れましたが味噌汁のような赤くない味噌チゲも美味しかったです。
店内はかなり広めですが、水曜だというのに人の入りは思いのほか良くて、韓国語が飛び交っていました。
久々に食べる本場韓国料理ってホント美味いです。絶妙な辛さに生ビールも進みます。
　★★★★☆（４）
　郷村土城
　上海市金匯南路193号
　Tel: 021-3421-3232

午前中の雨のせいで、何だか蒸し暑い一日でした。
夜になり涼しくなりましたが、日本から今日到着した方曰く「東京より暑い」とのことだったので、日本はもっと涼しいようです。

夏の終り

昨日に引き続き、今日も16時ごろから夕立がありました。
雲の中から白い太陽の光が散っているような上海特有の薄曇りの空の上に、厚くて重い雲がかぶさってきて、その重みに耐えかねるように雨粒と雷が落っこちてきました。
まるで上半分にだけミルクを入れたアイスコーヒーをぐるぐるとかき混ぜたような空の混ざり方で妙に外が気になってしまいました。
かき混ざった空からは、スコールのような大きな雨粒と激しい雷が降ってきました。
すぐ近くのビルにも雷が落ちたようで、白い光と「ビシャッ！」という独特の音が室内に響きました。
その激しい雨の中で電話があったのですが、40分ほどの場所は晴れ間が見えているとの話だったで、ものすごく局地的な雷雨だったようです。結局そっちには降ったのかな？
・・・と。上海も一雨ごとに涼しくなってきたようです。
暑い夏は勘弁してもらいたいと思い続けてきましたが、いざ涼しくなってくると暑い夏が懐かしく思えてきます。
勝手なものですね。

注文していた黄桃第二弾5Kgが届きました。
とりあえずぶつかって痛み初めているものをウォッカと氷砂糖を使い、黄桃酒を仕込んでみました。
さて、8月ももうじき終りですね。小学生ならドリルと日記を必死にがんばる日。
なつかし。

椴樹の原蜜 （花別の蜂蜜）

身内用のお土産でたまに買うものの中で、蜂蜜があります。
日本で蜂蜜を買うときは水飴などの混ぜモノがないかを見る程度でしたが、こちらでは100％蜂蜜は当たり前（一部ニセモノもあるみたいだけど）。しかもそれにとどまらず蜂蜜は花ごとに選べるのです。カルフールとかでも買えるし、それほど高くないし。
種類は普通のれんげから、クコ、アロエ、そば、ジャスミンなど色々選べます。
蜂蜜と言っても、花により色も味も全然違っていて面白いです。そばなどは本当にそばの味がするのです。
そんな中、「椴樹の原蜜」というブランド展開をしている蜂蜜を発見。
白濁した蜜はサラサラとした感触で、いつも食べている蜂蜜より柔らかい甘さで美味しいです。
ブランド名の椴樹とはムクゲという木のことのようで韓国の国花とのこと。椴の幹皮や花は薬用とのことですから、この蜂蜜にも薬効があるのかもしれません。こういう生活の中での肩肘張らない健康食。いかにも医食同源の中国らしくていい感じです。
このブランドではローヤルゼリーもあるようなので、試してみる価値あるかも。

晴れてた空が、雷鳴とともに一転して土砂降りになりました。始めは花火かと思うほど雨の兆候がなかったのに。
今日のM兄貴参加の会議はやはりペケのようです。一週間後にまた機会があるとか。しかも会議終了は10時近く。私は後半ちょいと出ただけで疲れました。
お疲れ様でした。

天家２

久々にマグロが食いたくなり天家に行きました。
回転同時の6時に予約して6時ジャストに到着すると、もう既に人が入りはじめていて、じきに満席になってしまいました。今になっても休日も予約が多いようです。
天家は前回行った時から、古北に一店舗。浦東に一店舗と着々と店舗を増やしていて、その盛況っぷりが覗えます。
200元、250元というコース価格も、上海で食べる他の刺身のクオリティを考えれば決して高くないという絶妙な設定です。な～んとなく上海で300は高いかなという印象。うまいよね。
というわけで、今日も一品目のとろける大トロですっかりやられてしまって、また最後まで突っ走ってしまいました。
前回の大トロと場所が違うみたいだけど細かいことはいいんです。うまけりゃ。
ただ、いくばくか前回より冷静になれたせいか、カニの中での部分による良し悪しや、鍋でしゃぶしゃぶするマグロなど若干「む？」と思う場所も見つけました。
でも全体的にそれを目立たせないような流れの作り方、うまいです。
個人的にはネギトロ丼をネギトロ巻きにして欲しいかな。
今日もお腹一杯で満足。次は単品で行きたいです（いくらになっちゃうんだろう・・・？）。
　★★★★★（５）
　天家
　上海市華山路1520弄15号（虹景公寓酒店内）泰安路向かいあたり
　Tel: 021-6281-4918

明日の会議はヤバそうです。ここまできたらしょうがない。
さて、どうなることやら・・・。

USB LED扇風機

デジタル城でくだらないモノ好きの血が久々にうずいてしまった商品。
USB LED扇風機です。
USBの扇風機は昨年も購入して、PCを冷やすのなどに重宝していましたが、遊んでファンを止めたりしていたら、いつの間にやら中のモーターが焼き付いてしまい、夏を越さずに動かなくなってしまいました。
今年はもう少し制動音の小さいものでも買おうかなと思っていたところ、デジタル城の売り場でもひときわくだらなさを振りまいている、この扇風機にヤられてしまいました。
2枚のファンのうちの一報にLEDが5列搭載されていて、2～3秒ごとに点滅のパターンが変わって色々な模様を映し出します。25元（約350円）也。
実際に使ってみれば、めざわりだしうるさいことこの上なし。
でも！キライじゃないです。
冷房の中で使うと結構涼しいしね。

何だか明日も仕事な予感。ちょいとは出かける予定ですが、基本自宅待機指令です。
来週月曜日はエライことが起きるのが確実な状況・・・。

和食 岩

今日は朝食抜きでの健康診断でした。
診断の後に、和食 岩へランチに行きました。
場所はパークソンの向かいということで、比較的日本食の激戦区といえる場所にあります。
フリーペーパーに掲載している料理や、その毛筆で書かれた名前からも重厚な日本料理店かと勝手に想像しながら行ってみれば、黄色っぽい壁の店内で思いのほかポップな雰囲気でした。
店内の感じからもメニューからも、完全にローカルの若者を意識して店作りをしているようです。（8月10日に改装した模様）
日替わり定食や丼もの、うどんセットなどがありますが、食べてみての全般的な感想としては、「和食風の店」という感がぬぐえません。
店で食べる「和食」ならもう一工夫欲しいところです。
　★☆☆☆☆（１）
　和食 岩
　上海市遵義路137号
　Tel: 021-6274-7017

健康診断ではまだポリープが増加していた模様。でも多い方が危険性がないとか。
ま、しばらく一緒に過ごすので落ち着いていてほしいものです。
今日は母誕生日。おめでと。

今が旬！奉賢黄桃

　
奉賢の黄桃のベストシーズンがいよいよやってきました！
昨日おすそ分けをもらい、そのシーズンの到来を知りました。日記を見てみると今年はいつもより遅れ気味のようです。
こちらの桃も水蜜桃と同様、2週間程度しか旬の中の旬はないようです。
今日は上海－奉賢－青浦という出張ルート。クレーム検品の都合で入った“奉賢”が黄桃に見えます。
着々と予定通り打ち合わせ、検品を終了して、昼食時間を利用して黄桃市場へ向かいました。黄桃市場は依然来たときの倍以上のパラソルが並んでいて、ものすごい量の黄桃が並んでいました。さすが最盛期です。
どの露天も自分の家で作った黄桃を販売しているらしく、形がいびつなものや丸いもの、黄色いもの、赤いものなど店によって様々です。パラソルがどれも赤いのは黄桃を少しでも色よく見せるための工夫です。
今まで食べていたのは黄色いものばかりだったため、目新しかった赤いものを選んでみました。言い値は７元／500g。交渉の結果5元／500gで決まりました。地元の方の話に寄れば4.5元程度とのことですので、まぁまぁでしょうか。
ちなみにいつも買っている高速入口脇の路沿いで購入するのはやっぱり割高のようです。
購入後すぐに食べたいと言ってサービスでつけてもらった黄桃を車内でかじれば、いつもの歯ごたえのある果肉が食べ応えがあり美味しいです。（量ったら一玉300gもありました）
今年は何個食べることやら・・・。

タクシーで、運転手が路を知らないくせに強情に進んだ結果、30分ほど走った後で自らギブアップ宣言。仕方がないので元の場所へ戻ってもらう（怒）というハプニングが発生。
運転手は意外にもお金はいらないとのこと。
でも、1時間ほどの無償ドライブはかわいそうなので、手元にあった30元ほど渡してお引取り願いました。まったく何で知らないと言えないんだろう・・・？言えば運転手に聞くのにさ。

デジタル城

　
上海には家電量販店はあるものの、デジタル関連商品の品揃え・ラインナップ共に貧弱なため、コンピューター関係ののデジタル関連商品を購入するときは、写真のようなデジタル城と呼ばれる専門店街が集まるビルで購入します。
デジタル城の１階は、テナント料が高いらしくSONYやCanon、Appleをはじめとする有名ブランドの専門店が並んでいて、まだ日本にもありそうなマトモな雰囲気があります。
しかし、階を上がっていけば小規模の家電ブローカーのような店が増えてきて、20年前の秋葉原ラジオ会館のような雰囲気が漂ってきます。このデジタル城は全て小さな個人店舗の集まりでできているのです。
店によって多少得意な商品があるようですが、例によってどの店も大して変わらないラインナップで所狭しと商品が置かれています。
歩いていると「何探しに来たの？」などと呼び込みの声がかかってきたりします。
同じ商品でも店によって値段の言い値が違うので、ここでも値段交渉は欠かせません。デジタル品を値切るのって慣れていないせいか、かなり気疲れします。早くヨドバシみたいのができて欲しいものです。
今回はCDを1枚＝1元～1.5元(約15円)で購入。使えなければ替えてくれるとは言うけど、どうだか・・・。

今日は風がなくて蒸し暑い夜です。もうクーラー要らないかと思ってたんだけど、快適な秋の季節はまだお預けのようです。
今日は父誕生日。おめーとー。

Ginger Cafe

　
お茶飲みにGinger Cafeに行きました。
店の壁は黄色に塗られていて、壁一面に大きな絵が描かれているなど、ぱっと見、落ち着いた雰囲気ではないはずなのですが、インテリアと東南アジア系の店員、そして欧米系のお客さんたちにより、総合するとリゾートにいるようなリラックスした雰囲気なのが不思議な感じです。
席に着くと出てくるお冷やには店名の通り、生姜が少しだけ入っていて、乾いた口をさっぱりとさせてくれました。
メニューの方はヘルシーな創作料理で、フツウの喫茶店にあるようなモノが少しアレンジしてあります。日本語メニューもあって分かりやすいです。
注文したのは豆乳チーズケーキ。
大きな塊から切り出された四角いベイクドチーズケーキは、ホームメイド感のあふれるもの。豆乳のせいで、さっぱりとした軽い感じに仕上がっていました。
豆の味をもっと利かせるのに、作りたての新鮮な豆腐を作ってチーズ混ぜ込んだりしても美味しいのかな、などと想像したりしながら平らげてしまいました。
感動するような美味しさではありませんでしたが、雰囲気と調和してうまい具合にアットホームなリラックス空間になっていました。
　★★★★☆（４）
　Ginger Cafe
　上海市復興西路299号
　Tel: 021-6433-9437

まだ毎食ひやひやしながら食べてます。周囲でも長引いているみたいです。
朝から晩までMeetingでくたびれました。ふぇ～。

上海ライオンキング ～獅子王～（２）

席は中心に近い思いのほか良い席でした。しかし逆にいえば、何かあった際に出づらい席とも言えます。
そんな緊張の中、ラフィキの雄叫びとともにミュージカルライオンキングの世界が幕を開けました。
・・・と
開始後5分。がきんちょ撃沈・・・大泣きにて自主的退出と相成りました。
申し訳ないけれど、これから先は私一人で観劇することに。
肝心のミュージカル自体は、やっぱりイイの一言に尽きます。
私自身、ディズニー映画というものはストーリーが単純で先が見えてしまうようなものが多くそれほど好きではないのですが、こちらのミュージカルライオンキングの世界観とデザイン、演出には何度見ても感動します。見るたびにミュージカルの成功がストーリーの良さと一致するものではないことを見せつけられます。
見たことない方は是非見てください。
視点を変えて日本で見た劇団四季のそれと比較して、今回最も気になったのは会場の狭さです。観劇用の特別な劇場と比較すれば仕方のないことですし配置に苦労の程が伺えましたが、あの広い草原をイメージさせるミュージカルにおいて、出演者が狭そうに配置されているのが随所で気になりました。
でも、総合的には四季劇場の設備の良さと劇団四季のレベルの高さを感じさせる結果となりました。日本の役者さん本場と遜色ないです。手軽さから言っても四季劇場オススメです。劇に集中できるしね。
最後に、中国らしかったところ。
まずは、中国的味付の翻訳。襄陽市場で・・・とか中国語の歌を歌ったりとかうまい味付けでした。
そして、撮影禁止の館内にもかかわらず最後のカーテンコールでバシバシフラッシュがたかれました。皆デジカメやら携帯やら取り出てスゴかったです。
これには今回は絶対にありえないとガマンしてた自分も思わず追従してしまいました。良い子はマネしないよう・・・。

もう大丈夫かと思いきやまだお腹治らないですねぇ。周りのヒアリングからだと風邪でお腹に来ている説が有力。
あとは疲れ目。こっちには何かイイもんないんかなぁ。

上海ライオンキング ～獅子王～（１）

ライオンキングのミュージカルを観に行きました。中国で獅子王。そのまんまです。
ライオンキングのミュージカル自体は日本の四季劇場で２度観劇したことがありますが、２度ともいたく感動。機会があればもう一度行っても良いと考えているくらいでした。
そんな中、上海にライオンキングが来ているとのこと。しかも今回上海に来るのは本場ブロードウェイのTHE LION KING。これは見ないわけにはいきません。
会場は家から近いので、とりあえず空席状況を見に会場へ行ってみることにしました。
会場周辺には・・・やはりここにもいました。ダフ屋。
値段を探ってみれば、580元のチケットが550元などとかなり強気。既に当日券が売切れなため、価格提示は強気のようです。
それではと無視してチケット売り場に行ってみれば、良い席は徐々に売れているながらもまだ取れそうな雰囲気なので、ちょっと時間を潰し開始直前に再度ダフ屋をアタックすることにしました。交渉が決裂すればその後正規チケットを買えば良いので、交渉も気が楽です。
そして、開始15分前に再度ダフ屋と交渉を開始し開演10分前に580元のチケットが400元で成立。通常のライブより直前まで結構強気な印象です。
しかし購入後、入場口でガードマンに止められ1m未満の子どもが入場できない事が判明。いきなり危機的状況に追い込まれました。もう時間がない・・・。
ガードマンには決定権がないとのことなので、代表で私が入りエライ方と交渉して、「泣いたらすぐに外に出す」という条件付でムリヤリ入れてもらいました。もう開演3分前くらい。
というわけで無事入場。関係者の皆様、スミマセンでした。
長くなるので続きは明日に。
　■THE LION KING～獅子王～チケットinfo.
　獅子王公式ページ
　Tickets365（残席の有無が見れます）
　なお、会場1階ではどの席に座るかが画面で見られるので、残席をネットで大まかにチェックして直接会場に行って購入した方が良いと思います。また、ダフ屋狙いで行かれる方はライオンキングは会場説明等で開始時間後15分近くまで劇は始まらないので、開始時間後購入が安く見るコツ。
でも初めてだったら正規料金で見る価値のあるものです。

そんな文化的栄養補給した週末。気疲れはしましたが。

増喜亭

うなぎを食いに増喜亭に行きました。
うなぎは日本に帰った時に食べるものだと決めていたので、上海でマジメにうなぎを食べに行ったのは初めてのこと。
でも、日本で食べているうなぎの大多数が既に中国産となっているいまや、上海でも美味しいうなぎが食べられないわけがありません。
それを裏付けるように、すでに上海のいいかげんな中華の店では、鰻魚セットなどという名前で日本とおなじような味のうなぎゴハンが食べられたりします。
日本のそれとの大きな違いは、うなぎを焼いた感がないこと。恐らくタレと一緒に煮ているので、柔らかくはあるけれどほくほく感が薄いのです。煮たせいでタレの粘度が高いのも気にくわない。
というわけで、今までの観念を覆すべくお店へ。
・・・まぁ美味しいけれど、覆すほどじゃなかったかな。もう少しほっこりして欲しいところ。たぶん炭で焼いてないせいだと思います。
覆してくれる店は現れるんだろうか・・・。
　★★☆☆☆（２）
　増喜亭
　上海市嵩山路79号上海皇宮内
　Tel: 021-6385-3906

今日は家に新婚のJ夫妻が遊びに来ました。中国語のコミュニケーションはイマイチだけど、思ったより伝わるものです。
ネタとは裏腹にまだお腹の調子は今日もイマイチ。明日はうまいもんが食いにいけるといいなぁ。

塩汽水

久々にお腹を壊しました。
日記を読み返せば、ちょうど一年前に壊していたようでこの時期には壊しやすいようです。大体暑さがピークになって疲れがたまってきた頃に、暑さにヤられた食べ物にアタるというパターン？
というわけで、朝から完全に下してしまい社内でも微熱っぽい肌寒さが続きます。昼は消化が良いうどんを選びましたが、今度は気持ちが悪くなる始末。完全にヤられました。
そうこうしているうちに、体は徐々に水分不足に。すぐさまコンビニに駆け込み、水分補給できるものを買いあさりました。
定番のスポーツドリンク、ミネラルウォーター、そしてこいつ。
「塩汽水＝塩炭酸水」です。
以前同じような症状の方に、ローカルの方が薦めているのを見てチャレンジしてみようという気になりました。以前飲んだことはあって美味しい印象はありませんが、症状が緩和すればと思い再チャレンジ。
味は、さして甘くないソーダに塩が入ってしかもミント風味。甘くないせいと、ミントのおかげですっと爽やか。え～。
マズイです。
日本にあるもので再現するとなれば、ペリエ＋スプライト＋ミント＋塩という感じ。イメージできるでしょうか。
体に良くてもマズイものはマズイので、もったいないけれど1／3飲んで捨ててしまいました。
もう買わねぇ。

今日は21時就寝。がきんちょ並みだ。

淘宝城

　
淘宝城に行きました。
淘宝城というからには、オークションサイトのtaobao.comのような店が立ち並んでいるかと思い期待して、週末の会社帰りに覗いた事があったのですが、お土産屋とも服飾市場とも違うビミョウな立ち位置の店ばかりなので、特に買うものが何もなく通り過ぎていました。
しかし、こちらには襄陽服飾礼品市場を撤退した店が多く出店しているとのことで、実のところは襄陽市場を継ぐ室内ニセモノ市場とのこと。（しゅうさん情報）
改めて行って2階・3階に行ってみれば、1階の比較的マトモな雰囲気の店とは違い、小さな怪しげな店内におなじみのサムソナイトやらレスポの鞄が並んでいました。交渉を開始すれば次々と隠されたブランド品が出てきます。
やはり、巨大外貨獲得ニセモノマーケットは息を潜めて残り続けるようです。
無法っぷりが体験できる場所が残ったのはアテンド的には嬉しい限り。
今回、試しに鞄の価格交渉してみましたが、冷房の効いた店内では交渉の調子が出ず、何も買わずに店を後にしました。あの呼び込みと客が織り成す雑多さがないとイマイチ盛り上がりません。
ちなみに、こちらを借りるには小面積5.7平米で1階だと2160元／月、3階だと1260平米／月かかります。つまり、3階に行くほどインチキ臭いモノが増えるということ（かな？）。とりあえず上の階へGO！
　淘宝城（鳳翔服飾礼品市場）
　上海市南京西路580号（もと韓港城）
　営業時間:10:00～18:00

久々の徒歩帰宅。最近歩いてないなァ。