HongKong Bla-Blog (旧Shanghai-Bla-Blog)

-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

老電影珈琲館

2006-02-28 23:59:44 | シャンハイグルメ ★1~3
 

多倫路にある老電影珈琲館に行きました。
多倫路文化名人街には両サイドに老房子が多数残っていて、古き良き雰囲気の通りになっています。
ここもそんな老房子がカフェになっています。
老電影珈琲館の名前の通り、ここは一日中昔の電影=映画がスクリーンに映し出されていて、店内も薄暗い感じですが古い展内なので、それがまたイイ感じです。
今回もいつもどおり本を持って窓際の席へ。
下午茶セット(アフタヌーンティセット)50元を注文。
サンドイッチと、ポット入りのミルクティがセットになっています。サンドイッチはハムと半熟卵とトマト、キュウリで軽く表面を焼いていました。パンがフツウに売っているようなものなのが残念でしたが、ナカナカのものです。
ミルクティの方は2~3人前用のコーヒーポットででてくるので、自分で継ぎ足しながら飲めるので、のんびりするのに便利でした。
外に見えるレンガの赤と、西日を受けて黄緑色に光る街路樹のコントラストが素敵な雰囲気のあるカフェでした。
飲み物は30元~40元、ツマミが10~20元程度。場所柄ちょっとだけお高めです。
ゆっくりするつもりでしたが、ちょっと寒かったし、小姐をつれたニホンジンオッさん集団がうるさいので退散することに。雰囲気壊すなょ~。
 ★★★☆☆(3)
 老電影珈琲館
 上海市多倫路123号
 Tel: 021-5696-4763

経営陣との会議に参加する予定が中止になり一安心(?)でした。
帰宅が23時過ぎですが、家でアンチョビパスタと椎茸のバター炒めを作って一杯やりました。遅くても夕食のひと時は大切です。

バスキア展~上海多倫現代美術館~

2006-02-27 23:59:01 | シャンハイカンコウ
上海多倫現代美術館で4月10日までバスキア展が開催されています。
バスキアといえば、NYで一時代を築きヘロインの過剰摂取で若く命を落としたというアーティスト。しかし、正直言ってバスキアの絵はそれほど好きではありませんでした。
何か、小学生が書いた落書きを組み合わせているようで、アート??という印象があるし、そんな絵を知識人がアートとして祭り上げ、その絵を評価することで違いが分かる的な自己顕示しているような気がしていて、何やら嫌味なもんだなと思っていました。
ただ今回、多倫美術館でたくさんのバスキアの書いた絵を見て、少しだけ認識が変わりました。
やっぱりよくワカランな~、というような小学生が左手で書いたような絵もありましたが、その中に非常に力を持ったデッサンなども飾られていたのでした。それはシンプルではあるものの独特のタッチが心を惹かせる力を持っていました。
それを見てから落書きのような抽象的な絵を見ると、落書き一つ一つにも微妙なバランスが保たれていることが分かります。ずいぶんと遅ればせながらこの画家の絵がどういう経路で創り上げられたかが分かった気がしました。また含まれているメッセージ自体がアートと言うことも。
それでもやっっっぱり落書きみたいなよく分からないのもありますけどね・・・。
でも有意義な展示でした。行ってよかった。

ニュースを読んでいて、「千葉県在住の男(31)が~~」という表現を発見。誕生日を迎えた自分に当てはめてみると、すんごい違和感があります。サンジュウイチか・・と。
一度自分の住所と性別・年齢を当てはめてワードで打って文字にしてみてください。文字で見るとなんか違和感ないです?
今日は日本から偉い方々がたくさん登場。夕食もご一緒させていただきました。

圓苑 (静安店)

2006-02-26 23:55:38 | シャンハイグルメ ★4~5
日曜ですが、会社の方々と圓苑にご一緒させていただきました。
今日は南京西路の伊勢丹の上にある方の店です。
以前も紹介させていただいた通り、綺麗な展内で写真入りのメニューがあるので、観光で来られた方にも入りやすい上海料理の店だと思います。
上海料理にしては甘すぎず、全体的にあっさりとした味付けで美味しいです。
10人以上で行ったせいで、冷菜から熱菜まで色々な種類の料理を食べることができました。やはり中華は大人数で行くといいですね。
しかも今日は一人ずつフォアグラまでありつけることに。
ゴチでございました。
しつこいですが、ゴーマンな店なので社用で個室を使う時以外は、個人的にはあまり好きな店じゃないんですけどね。逆に言えばそういう時はイイな店です。
 ★★★★☆(4)
 圓苑(静安店)
 上海市南京西路1038号 梅龍鎮広場7階
 Tel: 021-6272-6972

ミソイチ!

2006-02-25 23:59:59 | ニッキ
 

本日三十一歳(ミソイチ)の誕生日を一人、上海で迎えました。
三十歳の誕生日に比べて、三十一歳の誕生日というのは特別な思い入れもない感じです。恐らくはこのテンションのない誕生日が数年続くんでしょう。
ただテンションは低いとはいえ、今回の誕生日は親として迎える初めての誕生日となりました。これからの誕生日は自分自身ではなく、ガキんちょの変化から自分の変化を感じて誕生日を重ねていくんだと思います。
さて、今日の誕生日の朝食は日本で買ったカップヌードル(155円)、昼食は土家族のピザ2元(28円)と実に誕生日らしいメニューが目白押し。
これじゃいかんということで、会社帰りに新天地のVISAGEでチョコレートケーキを買って帰ってきました。
VISAGEは新天地にあるカフェで、上海で濃密なカカオのうまみを味わえる貴重な店です。チョコレートケーキが実にうまい。
これによりかろうじて誕生日らしいひとときを確保できました。
今年もよりがんばっていきたいと思います。よろしくどうぞ。

Spin

2006-02-24 23:59:00 | ニッキ
 

お気に入りのレストランのひとつに「人間」があります。
行かれたことのある方はご存知かもしれませんが、こちらで使用している器はシンプルながらも、ひと味違う印象を受けます。
例えば、白いシンプルな皿の端をカットしてあったり、備前焼のような真四角の箱のような器が出てきたり。
この器は、こちらのSpinという店のものです。
店は富民路近くのちょっと分かりづらいところにあります。私の場合、巨鹿路の番地を見ながら茂名路から徒歩で向かいました。
店内を入ると「人間」でも見たシンプルな器が並べられています。
青白い景徳鎮のような輝きの中に、筆で書かれたような赤や青のワンポイントがついています。それがまたそのシンプルさを一層際立てているのです。私こんなデザイン大大大好きです!
ふと店内の器を全て集めたくなる衝動に駆られました。
そんなブツヨク全快(with the card)になりそうでしたが、さすがにこの勢いで買うとまずいと思い、その日は何も買わずに店を後にしました。頭を冷やします・・・。
店の奥ではレストランの経営者と思しき方と商談の真っ最中。またどこかでこの器に出会う機会がありそうです。
 Spin -creative ceramics workshop-
 上海市巨鹿路758号
 Tel: 021-6279-2545

当然ですが、仕事はた~くさん積もっていました。家にも家事が積もっているし、復活までは時間がかかりそうです。

しばしの別れ

2006-02-23 23:59:40 | ニッキ
わずか6日間しか一緒に過ごしていない、「食う・寝る・泣く」なガキんちょとの別れがこんなに辛いもんだとは思いませんでした。
産まれて、まだ一週間。
初めて送られてきた写真から、毎日の写真を比べて日々成長しているのが分かります。顔つきもずいぶん変わってきました。子供の成長はすごいですね。
赤ん坊の世界ではオトナが過ごす時間の数十倍の成長と、貴重な体験をしているしょう。
彼にとっては、この時期の経験など覚えてないのかもしれないけれど、今後数ヶ月の戻らない貴重な時間と、日々変わっていく成長が見られないことを思うにつけ、悲しくなってしまいます。
あ~~~あ・・・。来月も帰れるように仕事しなきゃね~。
がんばんべ。

さて、一通りのろけてbaka-oya-blogはとりあえず今日でおしまいです。
こんな日記にアクセスいただいてホントすんません。明日から不足気味な上海ネタで行きたいと思います。

手形取り

2006-02-22 23:59:41 | ニッキ
ガキんちょの初仕事「手形取り」を行いました。
今は便利なもので、墨がなくても添付しているウェットティッシュのようなのを手に付けてあげて、専用の用紙に手を当てれば黒い手形ができます。(一応墨でもやったけど)
でも、グーの手はナカナカ広げてくれず、うまくいきません。
よって何度も取り直し。
変な体勢をとらされるもんだから、そのうち機嫌も悪くなってきて、びゃーびゃー泣いてしまいます。それを大人が取り囲んでべたべたと手形・足形をとって無事終了しました。
「昔こんなに小さかったんだよ~」「へぇ~小さいね~」などと言って見た自分の手形も、このように泣いている中でとられたかと思うと、また違った感覚で思い出します。
そうこうしている間に、楽しい時間は終わりお別れの時間が。
「会社に行きたくなくなりますよ」という台詞を育児の先輩より聞いていたのですが、まさにその通りとなりました。子供いつまで見ていても飽きない。
強く後ろ髪をひかれながら、くーくーと平和そうに寝ているガキんちょに別れを告げて家を出ました。
上海時間12時には上海に到着してしまいました。
現実がやってきます。

命名と出生届

2006-02-21 23:59:22 | ニッキ
出産から今日で一週間経ちました。
本日、名前を決めて区役所に出生届を提出。
名前を決めると言うのは、一生使うものを贈るということなので、かなりの時間をかけて考えました。
上海にいるときから、日曜にはCafeに出かけて候補を片っ端からメモするという生活。
新しい名前を決めるにあたっては、
 ・ 知り合いにいない
 ・ 当て字のないこと
 ・ 日本的な名前
 ・ 昔多かった名前でない(ヒロシとかナオキとかケンジとか)
 ・ なるべく小学校低学年で勉強する漢字で、それでいて新しい響きを
などなど、細かいことを言えばキリがないのですが、何せ常に考えてました。
候補を決めては姓名判断を見て、漢字を変えては姓名判断を見てと繰り返していたのですが、姓名判断を見ると人によって言うことがまちまちで、どこまで信じて良いやらという感じ。
であれば、占いで漢字を変更して本来の意味がなくなる方が良くないと考え、過度に気にするのはヤメにして、意味を中心に決めました。
将来、本人からイイ名前だと言ってもらえるといいんだけど・・・。

朝から役所まわりと買出しに翻弄された一日でした。
日本にいる間にやることはやらないといけないので、結構忙しく過ぎました。
無線LANセット帰国まで買えるかなぁ。

退院

2006-02-20 22:34:30 | ニッキ
いよいよ本日、無事退院となりました。
一週間お世話になった暖かい病室からお別れする日です。
もう10年近くも前から歴代使われているバスケットに乗っかって、小雨のぱらつく肌寒い外の世界へ出ることになりました。
よく「赤ちゃん乗ってます」という札をリアウィンドーに貼っているのを見かけますが、常々「赤ちゃん乗っているのは後ろのドライバーに知らせることじゃなくて、運転しているオマエが気をつけることだろ!」と突っ込みを入れてましたので、それに則り、いつもよりやさしくアクセルとブレーキを操作して実家へ向かいました。
道中、昔行きつけだったパン屋さんで昼食を買ったりの寄り道したにもかかわらず、出発から移動完了までず~っと寝ているので、今の状況に気づいているんだかいないんだか・・・。
ともあれ、これから3ヶ月間お世話になる家に無事到着です。
そして、実家でもこれまた30年以上使われている籐のゆりかごへ。よく眠ってます。

こうしている間も時々聞こえる「くはっ」という声が愛らしい・・・。>baka

ミニチュア

2006-02-19 23:59:48 | ニッキ
今日も朝から見舞いに行きました。
一日中たくさんのお見舞いの方(トータル13名!)に来ていただき感激です。遠方からどうもありがとうございました。
皆から可愛いと言ってもらえて、よかったなぁ。
以前から疑問に感じていたのですが、女性の感覚では「赤ちゃん=可愛い」という確固たる認識があり「赤ちゃん=可愛いくない」というセグメントは全くないようなのが不思議でなりませんでした。
ひょっとして「可愛い」という意味合いは男性と女性ではかなり異なっているのではないかと思います。細かくはまだワカランのだけれど。
うちのガキんちょも「可愛い」と言われて悪い気はしないものの、産後すぐの写真はお世辞にも可愛いとは・・・。う~む、なんかミニお相撲さんみたいじゃないか・・?
と、いつも可愛いかなぁと疑問を感じながらも、徐々にこの「丸っこい鼻で寝息を立てているガキんちょ」を愛おしく感じてきました。何やるにも必死なのがいいよね。かわいい・・・・かも・・・?。
「何をやっても可愛いと感じる親バカ」が出来上がるのにはそう長くかからないようです。
ツメが俺と一緒の形してます。ミニチュアで可動するんです。すごいでしょ。

毎日ネタが同じでアクセス量も落ちてきそうですが、ネタもないので日記続けます。あしからず。

再会とたまごご飯

2006-02-18 23:58:18 | ニッキ
今日は、帰国して必ず食べる「たまごご飯」で一日をスタートしました。
たまごご飯を上海で食べるには勇気が要ります。
上海に渡ってすぐの頃はさして考えもせず、普通に食べていたのですが、
 ・ 卵の製造日管理がテキトウ
 ・ 卵の殻が汚い
 ・ サルモネラを初めとする細菌が繁殖している
 ・ 抗生物質等が残留している
などなど、話を聞くうちに食べるのが怖くなってしまいました。大丈夫だとは思うんだけど、一度付いた固定観念はナカナカなくなってくれそうにありません。
ちなみに私のたまごご飯は、別の器で混ぜ込んで、しょうゆもしくはそばつゆで味付けして食べます。たまごご飯には人によってのこだわりが色々あるようです。
さて、今日は上海でお知り合いになったmakotoさんmamiさん夫妻がお見舞いに来てくださいました。
遠いところ来ていただいて、本当にどうもありがとうございました。
日本での再会で、「日本で水道水を蛇口から飲むのは一瞬勇気がいる、とか横断歩道を赤で渡ってしまいそうになる」などという日本で違和感を感じる話で盛り上がりました。
前回会ってそれほど経ったわけではないのに、ずいぶん会っていない旧友に再会したような懐かしさがありました。それだけ上海での出会いが濃密だったんだと思います。
また是非。今度は遊びに行かせてください。

初対面

2006-02-17 23:59:53 | ニッキ
本日夜、我が子を抱くことが出来ました。
写真で見た顔とまた少し変わっていて、日々成長しているのを感じました。
実際に丸っこい体を触ると、本当に柔らかで集中しないとこぼれてしまいそうな感触。
また、私自身が病み上がりの為、マスクをしてあまり近づかないように心がけているせいもあり、正直言ってまだ自分の子供という感覚ではなくて、友達の出産祝いに駆けつけているような感覚のままです。
「オレの子なんだな~、オレの子なんかな~」という実感の伴わない感じ。
今回の休み期間で、彼に沢山接して実感を持っていきたいと思います。
最後に、忙しいのに休むことを許可していただいた皆様に感謝です。

というわけで、しばらくbaka-oya-blogとなりますがご容赦ください。

aura gallery

2006-02-16 23:59:31 | シャンハイカンコウ
 

アートスペースがあると聞きつけaura galleryに行きました。
東大名路というちょっと辺鄙な場所にあるので、タクシーで住所を頼りに行ってみました。
場所に到着したものの、どこが入り口か分からないような古いビルがあるのみで、全くギャラリーという感じではありません。しかし住所は間違いなくこの場所、というわけで守衛に話しかけてみると、やはりそこのビル内にあるようです。
暗い駐車場を抜けて、これまた薄暗い階段を上っていけばポスターがあって、どうやらここにあるのは間違いない様子。
暗いので休みかとも危惧しましたが、5階にたどり着くとaura galleryの表示がありました。
扉を開けると、外灘三号のSHANGHAI GALLERY OF ARTくらいの大きさのギャラリーでした。ただ展示点数は少なかったのが残念。
特別展なども定期的に行うようなので、チェックしてから行くのがいいと思います。

体調復活です。皆様、ご心配をお掛けしました。晴れて明日息子に会いに帰ることになりました。しばらく一緒に過ごします。
名前も決めなきゃね。

39.5℃

2006-02-15 23:47:16 | ニッキ
昨日病院に行って半休したにもかかわらず、朝起きて熱を測ってみれば38.4℃と全く熱は下がっていない様子。布団から起きると体がガタガタガタガタと震えます。
押して会社に出はしたものの寒気が消えず、熱を測ってみれば39.5℃・・・。本日も撃沈です。
薬を飲んでいるにもかかわらず良くなるどころか悪化しているし、39℃を超える場合に疑わしい病気「インフルエンザ」かもしれない?ということで、再び病院へ行きました。
昨日行ったのに発症後48時間以内に飲まなければならない「タミフル」を処方してくれなかったんだとしたら、責任重いんでないの?と思いつつ、インフルエンザ検査、採血、肺のレントゲンを取ってもらいましたが、幸いインフルエンザではありませんでした。
よって抗生物質を増やしてもらって帰宅。今日までも半休することと相成りました。
明日は必ず復活を・・・。
写真は病院で交通費としてもらった大衆タクシー用の乗車チケット。こんなのあるんですね。

汗をかいて比較的楽になってきました。峠は越えた模様・・・たぶん。

家族が増えました

2006-02-14 21:13:36 | ニッキ
本日、日本時間11時30分、上海時間10時30分。
予定日より1週間早いバレンタインでーの今日、体重3092g、身長48センチの長男が産まれました。
今までの経緯もあり、本当に産まれてくるまでに何かあるかもしれない、と不安で仕方なかったのですが、母子ともに元気という一報を聞いて一安心です。
ホントお疲れさま。
まだしばらくの間、日本と上海で別々の生活が続きますが、元気に育って欲しいですね。
毎年、プレゼント=チョコレート、もしくはバースデーケーキ=チョコケーキになりそうな予感が・・・。

というニュースを聞いた今日の私は38.5℃の熱でダウン・・・。早く風邪を治して、身の回りの仕事を急ピッチで終わらせて、週末に対面予定です。
早く帰りてぇ。