医療関連の話で日本では考えがたい事柄がいくつかあったので書いてみます。
先日、サッカー大会で負傷者が出た際に救急車を呼んだのですが、この緊急事態の際、「車がない(没有車!)」という理由で救急車の出動を断られることがありました。本当に動かしてはいけないような病気であったなら、と思うとゾッとします。
しかも、自分たちの車で病院に到着した際に、入院費用5,000元(70,000円)の支払いがないと、入院をさせてもらえないというのです。
都市部の平均賃金が2,000元(約28000円)、しかも中国の方は文化的にあまり貯金をしないという現状で、この金額がいかに大きなものかということが分かるでしょうか。
日本で例えれば、病院にたどり着いても、約60万円を所持していなければ誰かが持ってくるまで待合室で待たされるということです。痛いもしくは本当につらい時に60万円を銀行でおろして病院に向かうというのは非常に困難な行動だと思いますが、それが中国の現実です。
ちなみに、注射をする際には薬代を前金で支払ってから注入するとか。
いかに医療費を踏み倒す方が多いか、医療費がいかに高額か、そして命の値段の違いをまざまざと思い知らされる出来事でした。中国ではうっかりケガも病気もできません。
う~む。
という現状を踏まえて、上海の社会保険状況をすこし調べてみました(つづく)
来客、会議、外出、帰社残業と忙しい一日でした・・・っていつもか。
5月も終わりですね。月日の経つのは早いです。
仕事もプライベートも眠れない6月がやってきます。
先日、サッカー大会で負傷者が出た際に救急車を呼んだのですが、この緊急事態の際、「車がない(没有車!)」という理由で救急車の出動を断られることがありました。本当に動かしてはいけないような病気であったなら、と思うとゾッとします。
しかも、自分たちの車で病院に到着した際に、入院費用5,000元(70,000円)の支払いがないと、入院をさせてもらえないというのです。
都市部の平均賃金が2,000元(約28000円)、しかも中国の方は文化的にあまり貯金をしないという現状で、この金額がいかに大きなものかということが分かるでしょうか。
日本で例えれば、病院にたどり着いても、約60万円を所持していなければ誰かが持ってくるまで待合室で待たされるということです。痛いもしくは本当につらい時に60万円を銀行でおろして病院に向かうというのは非常に困難な行動だと思いますが、それが中国の現実です。
ちなみに、注射をする際には薬代を前金で支払ってから注入するとか。
いかに医療費を踏み倒す方が多いか、医療費がいかに高額か、そして命の値段の違いをまざまざと思い知らされる出来事でした。中国ではうっかりケガも病気もできません。
う~む。
という現状を踏まえて、上海の社会保険状況をすこし調べてみました(つづく)
来客、会議、外出、帰社残業と忙しい一日でした・・・っていつもか。
5月も終わりですね。月日の経つのは早いです。
仕事もプライベートも眠れない6月がやってきます。