HongKong Bla-Blog (旧Shanghai-Bla-Blog)

-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

黄浦江浦東 スターバックスコーヒー ~上海観光3日コース(14)~

2006-11-30 23:59:59 | シャンハイカンコウ
 

3日目の朝は、地下鉄に乗って陸家嘴駅で下車。
朝日のあたる東方明珠塔を間近で望みます。希望があれば東方明珠塔に登るのも良いと思いますが、伝聞を含めて登った方の評価はそれほど高くないので下からの記念撮影のみ。
通り過ぎて、黄浦江沿い浦東のスタバへ向かいます。
週末の上海でカフェの選択肢はかなり広い為結構悩みどころですが、最も上海らしいということでこちら。店的にスタバというのがビミョウなところですが、まぁそれを差し引いてもこの場所が一番近場でかつ上海らしい気がします。
上海黄浦江には夜景を見に夜来ていますが、やはり昼間の風景は違っていいものですし、この川沿いの風は気持ちがいいもんです。
到着後、外のオープンカフェに陣取り、コーヒーと軽い食事をとります。
若干肌寒いながらも、秋の風に吹かれながら飲むモーニングコーヒーは格別で、ただのスタバのコーヒーなのにいつもと違った味に思えてくるほど。
上海での2日間を振返りながら、そして残された時間をどうしようか考えながら3日目の朝を過ごすというのは、一日の始まりとしていいのではないでしょうか。
観光でなくても、ここにPCを持ち込んで仕事したり、小説を読んだりするのも気持ちいいです。
飲み終わった後は、川沿いに行って軽く散歩。川向こうに見える外灘の建物の重厚さと、広がりが見えるのは昼間ならではです。

病み上がりで出社してみれば、待っていたかのように緊急事態発生。
すぐに青浦へ召集。肌寒い工場の会議室で打ち合わせが終わって帰れば22時を回っていました。
早く帰るつもりだったのに・・・。風邪ぶり返さなきゃいいけどなぁ。

上海雑技 ~上海観光3日コース(13)~

2006-11-29 23:31:57 | シャンハイカンコウ
さて、2日目の観光メイン第二段上海雑技です。
2日以上の観光の日があれば、やはり雑技は外せないのではないでしょうか。
今回もアクセスのよさから会場はポートマンにしました。他にもいくつかありますが、やはりアテンドの品質から言えばポートマンか馬劇場ではないでしょうか。
ちなみに今回のチケットは、某フリーペーパーに掲載されていた、「雑技チケット格安」などというチケット業者に数日前に予約。
チケットを受け取るまで不安でしたが、当日、一緒に入場口まで同行して、雑技の関係者からチケットを受け取れました。
聞いてみると業販と通常価格の価格差を利用したサービスのようですが、こちら側としては少しでも安く買えればイイので、助かります。
さて、雑技の内容は前回からマイナーチェンジをしていて、メイン以外は結構変わっていました。前回の写真で乗せたヤツはなかったです。
見慣れてきたせいか感動は前回ほどではないものの、人間の潜在能力を感じさせるすばらしい公演でした。
気にしてみていたせいか小さい子供・若い子の姿が目立ちました。南京西路にフツウに歩いているコドモが雑技の一員ということもあるのかもなぁ、なんてところにも感動したりして。
いやいややはり良かったです。始めてだったらもっと感動はスゴイと思います。
この雑技の後は食事ですが、諸事情により割愛。
というわけで、2日目の観光はこんな感じでした。

朝になっても熱と下痢が回復せず、久々にオヤスミしてしまいました。一日中寝てたので天気も良く分からなかった一日。雨だったようです。
昼過ぎに目覚めてお粥を口にしたところ思ったよりイケました。その後また眠り、夜目覚めて夕食。昼よりずいぶんまし。お腹の調子はまだまだですが。
とにかくよかった、とりあえず明日から出社できそうです。
ロタウィルスは、コドモによくかかる病気のようで下記のような症状になります。参考まで添付します。

(参考)
ロタウィルス下痢症について <和歌山市感染症情報センターHPより抜粋>
Q1:どんな病気?
ロタウィルスによる非常に感染力の強い病気で、免疫のない小児では6か月~2歳くらいまでに必ずと言っていいほど経験する病気です。
水のような多量の下痢便が特徴で、便の色も白っぽくなることから、白色便性下痢とも言われます。激しい嘔吐を伴うこともあるため嘔吐下痢症、小児仮性コレラ、白痢などとも呼ばれています。
かかる頻度が非常に高く、乳幼児の冬の急性の下痢症の8割以上を占めます。
Q3:症状は?
激しい嘔吐、激しい下痢が起こります。
ウィルスの影響で便に色をつける胆汁がうまく分泌されず白っぽい米のとぎ汁のような水様便が大量に、1日に何度も出ます。
37度くらいの微熱を伴うこともあります。
Q5:治療は?
ウィルスが原因なので、特効薬はありません。
下痢がはげしいですが、下痢止めは有効ではありません。ウィルスが排泄されずかえって病状が長引くことがありますので注意が必要です。

Spin他、時間調整 ~上海観光3日コース(13)~

2006-11-28 23:02:51 | シャンハイカンコウ
Lapis Lazuliの次は雑技なのですが、雑技に行くには少し早め、ということでお気に入りの食器屋のSpinへ。
相変わらずしんとしてヒト気の少ない店内では、ディスプレイ用の陶器を選別するコツンという小さな音が響いていました。いつも通り、さっと展示内容の変化を観察。ラインナップは少しずつ変化していて、アーティストたちの新しいものへの挑戦のほどが伺えました。
個人的には昔のデザインの方が好みなのですが、新たな選択肢が増えることは嬉しい限りです。
中でも新商品の箸と箸置きはすぐに購入してしまいました。
箸置きはずっと良いものを探していたのですがナカナカ見つからずにいたのです。陶器でできた箸は恐らく使いづらい上に、じきに壊れてしまうと思うけど、箸置きだけ残ってくれればということで。
そして雑技の行われるポートマンへ移動。まだ時間があったのでポートマン敷地内にあるCity Superをちら見。この店には空港で売っているお菓子のお土産が空港より安く買えるのです。
・・・とちょっと細かすぎるガイドですね。
来る前がカフェでなければ、スタバで一服するのが一般的でしょうか。

家で蔓延していたロタウィルスにヤラれました。
昨晩、寝てから数時間後胃の熱いような異常と吐き気で目が覚めました。そのまま寝たような寝ないような状態で朝を迎えフラフラと会社へ。
一応、絶対に外せない午前中の会議は出席したものの、午後には相対させていただきました。
一日お粥一口とリンゴ二口しか口にできなかった一日。ツラ・・・。
こんな書き溜めている記事に、数行のコメントもアップする気にもならなかった一日でありました。

Lapis Lazuli ~上海観光3日コース(12)~

2006-11-27 23:59:59 | シャンハイカンコウ
淘宝城の後はLapis Lazuliに向いました。
当初の予定にはなかったのですが、朱家角で本格的に昼食をとらないことを決めたときから、Lapis Lazuliで2時半からはじまるアフタヌーンティを目指してスケジュールを組みなおしたわけです。
淘宝城をこの前に入れたのも、上記の理由によるもの。そういう意味ではニセモノの並ぶ淘宝城は時間調整に使うのがいいです。
そもそもLapis Lazuliには連れて行きたかったのですが、ここのアフタヌーンティはボリュームがありすぎて3時ごろにこれを食べると夕飯が厳しくなってしまいます。
しかしヘンな時間になれば、ここのずれた時間がちょうどピッタリ。
前置きが長くなりましたが、こちらでは食べながら、飲みながら、話しながら。と
落ち着いた佇まいの中でゆっくりと時間を過ごすことができました。
毎度のことながら、ランチ的なサンドイッチたちと、おやつ的な甘いものが一度に味わえて満足度は高いです。
二人以上なら、フルーツティとフツウのお茶にしておくと飽きないですよ。

まだイマイチな天気は続いています。まったくいつまで続くことやら。某調査資料の進捗も天気のようにイマイチです。マズイなぁ・・・。
月一回の定例行事でエライ方々が上海へ。夜は四川料理の品川へ。記事はまた。

淘宝城 ~上海観光3日コース(11)~

2006-11-26 23:59:59 | シャンハイカンコウ
またまた話が戻りました。
朱家角の帰りに、昨日行き損ねた淘宝城へ向かいます。
こちらは襄陽服飾礼品市場亡き後の、ニセモノを扱う店舗群の一つです。
情報では浦東や古北周辺にもありますが、私の場合は場所的にこちらが便利なので必要な際はこちらに来ています。
下の階は横流し&コピー品の衣料品が中心。上の階に行くと襄陽市場であったような有名ブランドの時計やカバンが並びます。一見フツウの店でも声をかけてみると、棚の形の隠し扉が開いてブランド品の山を見ることができます。時計なんかも大体隠してあります。
皮と店員が呼ぶビニール製のニセモノはモノが良くないですが、レスポ柄のカバンなどは結構ホンモノっぽいもの混ざっていて利用価値がありそうです。ホンモノは種類が多すぎて本当にその柄が存在するのか知らんですが。
モノによりナイロン部が厚かったり薄かったりしているところを見ると、材料の関連があるのも混ざってそうです。
実績として、コンパクトに折りたためる買い物袋サイズのものは35元程度で買えるよう。数量があれば30元ちょい。写真となりの手提げサイズも同じくらいのようです。
一つの店では180元とか言ってましたが、こういう店では価格交渉する気にもなれません。

がきんちょ+ヨメが、昨晩より嘔吐で病院へ。
何か最近胃腸系の風邪が流行っているみたいです。聞けばウィルス空気感染能力大。
明日明後日は絶っっ対に休めないんだよなぁ。マズイ。

広州出張0611 -二つのナンバー、横転事故-

2006-11-25 23:59:59 | ニッキ
 

広州を走っていると、2つのナンバープレートをつけて走っている車を見かけます。これは香港と中国のナンバープレートをつけている為。香港が近い広州ならではです。
黄色いナンバーが香港ナンバーで、黒いのが中国本土のナンバーです。香港と中国本土を行き来するような方々はやはりオカネ持ちのようで、2つのナンバーがついている車はメルセデスやBMWなど高級車ばかりでした。
中国では左ハンドル右側通行。香港では左ハンドル左側通行という影響で、料金所なども右ハンドル用と左ハンドル用の車線が分かれていました。右ハンドル用の車線の方が空いているので、うちの運転手は助手席から払わせたりしていましたけど。
なんだか、そんなすぐ手の届くところに香港があるんだ、という風景を見て香港旅行への思いがまた強くなってしまいました。
あと高速で見かけたのは、横転したトラックの姿。
広州は上海よりずっと交通マナーが悪いので、上海在住の自分ですらヒヤヒヤすることがあるのですが、事故を目の当たりにするとまたコワいです。
乗っていた車も後ろのタイヤ付近で異音がしてたので、ずっと気になってました。なんだかこっちの人そういうの気にしないので、ホント怖い。
他人の運転する車で事故るのだけは勘弁して欲しいものです。

土曜の今日は当番出社。
曇り空でしたが夜には雨が降り始めました。明日はカラッと晴れてくれるといいんだけどな~。

広州出張0611 -3日目<広州-上海>-

2006-11-24 23:59:59 | ニッキ
 

広州出張最終日。
最終日は2社でプレゼンのような勉強会の講師のようなことをしてました。
途中の昼食は写真のようなお店にて。
道路から見ればタダの空き地に建っている倉庫という感じなのですが、この屋根だけのような空間にはテーブルと椅子がびっしりと置かれていて、すっかりレストランになっています。
広州ではこのような郊外型の体育館・倉庫のようなレストランが多数あるそうなのです。皆週末になると車で郊外に出かけ、昼から食事をしながらず~っと話し込んだりするのだとか。
一年中暖かい、そして車を所有している人が多い広州ならではの光景です。
注文したものは一部臭みの残る食材があったものの、軒並み美味でした。
中でもじっっっくり煮込んだスープはとてもウマかったです。
「中国で飲むスープはまずハズレがない」と常々思っていますが、スープ文化、食事文化の深い広州ではやっぱり美味。広州では「美味しいスープが作れないと嫁にいけない」などと日本の味噌汁に似た格言があるそうで、そりゃ美味しいはずだと思ったり。
2件目では20人くらいを相手にし、無事訪問を終えて広州空港へ。
飛行機を前倒しにしてもらったところ、時間がギリギリだったので手書きの航空券で登場。「これで落ちたら乗客名簿に載ってるんかな」と言うほど座席の番号も書いてないボールペン書きのチケットでした。すごいなぁ。
そんなんでも、無事雨の上海に戻りました。
聞けば上海は数日間こんな天気だったとか。寒さが広州帰りの身にしみます。

広州出張0611 -2日目<広州-東莞-広州>

2006-11-23 23:59:59 | ニッキ
 

2日目は東莞へ。
昨晩の成都料理の辛さが体の中に残ったままでかけます。
昼食。
何が食べたいかとの問いかけに対して、「何でも」と答えたのが悪かった。
「川漢子」という店に到着。店名の通り本場四川料理の店でした。辛くないものも頼んでもらったものの、突き出しの白菜からもう辛い。その後も蒸し鶏やら干鍋やらたくさんの緑と赤の唐辛子が並びました。舌も胃もすっかりと昨日の記憶を取り戻してヒリヒリしてきます。それでもまた後味に負けてしこたま食べてしまいました。
訪問と勉強会で喋ってから夕食。前回同様炳勝へ。
まだ仕事があるからと軽く食べるつもりでしたが、結局広州料理の美味しさに負けて予定より眺めの夕食になってしみました。
中でもチャーハンは絶品。上海で食べるチャーハンとは一線を画す美味しさで、干し貝柱や干し海老、干し小魚が細かく入ってコクの幅が違いました。しかも乾物特有の生臭さが全然ない。そして米はパラパラで心地よい歯ごたえがありました。パクパクとお腹の中へ。
そしてお腹一杯なのに追加してしまった甜品。メロンパンのような表面生地ですが、シュークリームのように薄く中には生クリームが入っています。点心版のシュークリームです。
これが一個4センチくらいなんだけど、お腹一杯なのにばっちり別腹に収まってしまうのです。広州やばいなぁ。

帰宅後軽く仕事、3時半頃に就寝。
このホテル、窓はないけど良い部屋です。

広州出張0611 -1日目<上海-深セン-広州>-

2006-11-22 23:59:59 | ニッキ
 

またもや上海旅行の話題からそれてしまいますが、出張で広州に来ています。
(上海旅行をまとめてみたい方はカテゴリーボタンをご活用下さい)
今回は4時間あまりの睡眠の後、朝6時に家を出て浦東空港へ。その後深圳空港に到着。
上海の肌寒さよりはましなもののやはり11月。深圳にも冬の風が吹き始めていました。
と出張の内容はともかくとして、やはり話になるのはメシの話題。
昼食は新城米坊という店で、「米坊鮮蝦腸粉」というもの。これはクレープのように米の粉を薄く延ばして焼き、その上に蝦を乗っけてくるんだものを、ゆでたもの。見た目はその名のとおり腸のようなひだひだがついています。食べてみるとトロトロとした食感で面白いです。ベトナムのフエ料理で食べたような味。やはり中国とベトナムの繋がりを感じずにはいられない料理でした。(写真紛失)
顧客訪問の後、夕食は成都料理の店へ。
蒸し鶏から蝦の揚げ物から干鍋から、どれもこれも麻(山椒のしびれる辛さ)辣(唐辛子の熱い辛さ)が続きました。唐辛子の緑と赤が綺麗です。
食べた瞬間の山椒のビリビリした味と、涙目になりながら汗の噴出す辛さに、もう終わりにしようと思いつつも、後味の美味しさについつい箸が伸びてしまい、結局お腹いっぱい麻と辣を詰め込んでしまいました。明日が怖い・・・。
食後マッサージへ。カップリングをやってみたら、今まででイチバン痛く途中で按摩士にストップをかけるほど。
終了後いつも通り背中には臙脂色の水玉模様。痛かった~。

肝心の出張の方は、結構有用な情報が入り幸先の良いスタートでした。やはり外に出なきゃ分からないことは多いです。

朱家角 ~上海観光3日コース(10)~

2006-11-21 23:59:59 | シャンハイカンコウ
 

さて、話しを上海観光に戻します。
上海観光2日目です。
2日目は古鎮観光です。
観光する日が2日であれば、市街から近くて雰囲気が味わえる七宝古鎮に向かうところですが、今回は3日あるので朱家角へ向かいました。
以前周荘と七宝に行き、古鎮なんてどこも大して変わらないと思っていたので、今までわざわざ朱家角には行かないでいました。
行く気になり、ちょいと調べてみれば朱家角は青浦区。いつも出張でタクシーで行っている場所からそれほど離れていない場所でした。こんなに近かったんだ。
朱家角に入り、古びた狭い路地を歩きます。路地の脇にはチマキや豚のばら肉を縛るオバチャンの姿、傍らにある醤油で茶けた鍋でそれらがぐつぐつと煮込まれています。昔懐かしい麦芽飴や生姜飴。生姜飴はがっちり生姜が利いていて、いかにも喉によさそうです。いかにも昔っぽい中国小物などに目を奪われつつ、奥へ進みます。心なしか他の古鎮より商売気が少ないようで、客引きに嫌みがない気がしてイイ感じ。
しばらく歩いた後、手漕ぎの船に乗り川をめぐります。手漕ぎの船は値段がきっちりと決まっていて安心して乗ることができました。水上から見た景色は歩いてみるのと違います。周りでは将棋を打っていたり、川の水で洗濯をしていたり。のんびりとした手漕ぎの水音が心地イイです。
その後、鍋でぐつぐつと煮ているちまきと角煮が気になって食べてみることに。トロトロのバラ肉は程良く油も抜けていて美味。ちまきも味が十分に沁みていて美味しかったです。
朱家角は周荘のような広すぎて疲れ果てることもないし、七宝のような造られた感も少ないので楽しめました。古鎮としては今のところ一番好きかも。
他の古鎮も一度は行ってみると良いのかも。と思わせる新発見でした。

昼から奉賢へ。台湾系顧客の接客の後、帰社して会議。
家に着いて夕食を食べ終わったら1時を回っていました。明日からの出張の準備をしないとなぁ。ってこんなコメント書いている場合じゃないな。

揚州観光 ~鎮江・揚州社員旅行(2日目-2)~

2006-11-20 23:59:59 | カンコウ
 

揚州では个園へ。
ここは元々が石涛たてた庭園です。
元々揚州は長江の貿易と塩の貿易で栄えた街なので、当時の豪商たちがたてた蘇州のような庭園が数多くあるのだそうです。
庭園の中には、珍しい竹林や奇石など、庭園で定番のものが並んでいます。
岩の立体的な迷路のようなものもあって、出口が狭く迷ってしまいました。そして、さらに奥にはその邸宅があって、これまたものすごく広いです。石で詰まれた天井の高い建物は、趣があっていい感じなのですが、雨天の中の石畳は寒々しい印象でした。晴れた日に腰掛けてゆっくりと本などを読んでみたいものです。
ただの庭園よりはずっと手が込んでいて見るものも多い庭園でした。
ちょいと話はそれますが、个園の「个」を見て、日本語の1ケの「ケ」はカタカナではなくて漢字の「个」だって言う豆知識を思い出しました。
さて、話しを戻してその後痩西湖へ。その名のとおり、痩せ細った杭州の西湖のような景観の場所です。
こちらもあいにくの雨でなければ、ゆっくり過ごせるのでしょうが雨の散歩としてはちょっと広すぎる印象でした。見るものも思ったより多くないし。
痩西湖より近くにあるぬいぐるみ市場が、安くて見ていて面白かったです。コドモくらいの大きさの熊のぬいぐるみが40元とかでした。こういうのが日本で売られているんだろうなぁなどと思いながら。
昼食をとり上海まで3時間半の道程。全般的に面白かったですが、やはり移動が疲れました。

夕食が12時過ぎの日々が続きます。眠い・・・。

富春茶社 ~鎮江・揚州社員旅行(2日目-1)~

2006-11-19 23:59:58 | カンコウ
 

二日目の朝はなんと6時半集合という強烈なスケジュールからスタートです。
目的は、100年以上も続く老舗「富春茶社」の早茶に行くため。
古いレンガ建ての家が並ぶ細い路地の中に富春茶社はありました。
店内にはまだ7時というのに活気溢れて、店員にも殺気が漂うほど。店の奥にはものすごい数の年季の入った蒸篭が詰まれていて、さらに奥では湯気に隠れながら饅頭を包む姿が見えます。
棗やハムなどの冷菜から、湯葉の和え物や干豆腐を鶏スープで煮たものなどをそれをつまみながら龍井茶をすすります。
注文を受けてから作り始めるという蒸したての饅頭たちはたくさんの湯気が立ち上ります。切り干し大根の饅頭、肉饅頭、蟹肉入肉饅頭、もち米の焼売、中国式蒸しケーキ、どれも美味しいのですが、天下一品的と称される豚肉と鶏肉と筍が入った「三丁包」は、肉汁がしっとりと出てきてしかも筍の歯ごたえのアクセントが利いていて一番美味しかったです。
店に入る際には「何というスケジュールだ」と思いつつも、食べ終わってみればホテルのバイキングなんぞを食べるより比較にならないほどの満足度でした。こういう嬉しい誤算はツアーならではです。

雨&移動の連続ですっかり疲れてしまいました。
夜は無性に肉が食べたくなって神田焼肉へ。食べ放題でたらふく食べてきました。

金山寺 ~鎮江・揚州社員旅行(1日目)~

2006-11-18 23:59:59 | カンコウ
 

上海観光案内の途中ですが、今週末は事業部別の社員旅行がありました。
今年は一泊二日の揚州旅行です。大々的な社員旅行に参加するのは日本を含めて初めてのことなので、楽しみにしての参加です。
土曜の小雨のぱらつく朝、8時に上海博物館脇のバスターミナルに集合し一路、鎮江に向かいます。
鎮江で昼食の後、金山寺へ。
金山寺は東晋時代に造られた寺です。寺の規模は杭州の雲隠寺ほどでないにせよ、結構なものでした。間近に迫る黄色い寺の壁と、大きな大仏の姿には圧倒されました。
その後、白虎伝にもでてくるという洞穴へ。暗い洞窟の中には青と白の蛇の石の飾りが祀られていました。ちょっと
寺としての規模はそれほど大きくありませんが、公園を含めた金山寺風景区となるとかなり見ごたえがありました。
その後、揚州に移動しホテルへ。
ホテルは二ツ星で、私の部屋はかなりイッちゃっていてエアコンつかない、風呂の水道のコック折れる、トイレのふた取れる、ベッドのスプリングへたっていると終始楽しませてくれました。やはり中国の三ツ星以下は泊るべきではないのかも。
気を取り直して行った楊州料理の夕食は蟹付で豪華で美味でした。揚州で食べる楊州炒飯も日本人好みの味付け。杭州料理に近い感じですが、杭州の塩に対して醤油の味付が多い印象。美味しかったです。
余興も盛り上がりイイ感じで一日目の夜は夜がふけていきました。

南京東路 ~上海観光3日コース(9)~

2006-11-17 23:59:03 | シャンハイカンコウ
外灘の夜景を堪能した後は、南京東路へ向かいます。
南京東路は夜になってから来るのが絶対にオススメ。圧倒的なネオンは見るべきです。
南京東路では、筆の専門店や中国系の高価なものも売っている店がありますが、一般観光の方々には関係のある店は意外に少ないです。
そんな中では、唯一このBLOGでも良く登場してくる上海第一百貨のみは、観光客にも上海在住者にも重宝する店ではないでしょうか。中国らしい食品系なら大体のものがそろうので、お土産物を買うのにはいいと思います。
また、この上海第一百貨は夜22時まで営業しているので、他のスケジュールを終えた後に少しだけ立ち寄るとイイと思います。人によっては結構な荷物になりますし。
第一百貨でのオススメは以前も紹介している、ホタテの干し貝柱干しエビ、その他ナッツ類でしょうか。ばらまき系の小袋菓子が多いところも重宝です。
上海第一百貨の後は、マッサージなどに行っても良いと思います。私の行きつけの盲人マッサージ店は南京東路から比較的近い場所にあったりします。
と、上海観光1日目はこれにて終了でした。

外灘の夜景 ~上海観光3日コース(8)~

2006-11-16 23:59:59 | シャンハイカンコウ
 

王宝和での夕食を8時ごろには終えて、夜景を見に外灘に向かいます。
外灘のライトアップは平日22時、週末でも23時(確か)には終わってしまうので、逆算して行動する必要があります。
以前も、ギリギリでスケジューリングして向かったら、到着して写真を2枚くらい撮った瞬間に消灯ということがありました。これを避けるためにも行動はお早めに。
ということで、初日に車の中から見た夜景をゆっくりと堪能します。
この日はわずかではありますが、直前に雨がちらついたのでいつもより人が少なめ。ゆっくりと写真を撮ることができました。
上海に住んでいるとはいえ、夜この場所をゆっくり散歩する機会は限られているので久々にゆっくりできた貴重な時間でした。
いつ見ても建物を浮きだたせている下からのライトアップは幻想的で美しいです。
外灘の建物の上の赤い国旗のアクセントになってまたイイんだよなぁ。

やっと今日にアップが追いつきました。毎日23時頃に帰社で力尽きて寝てしまってました。これからもなるべく毎日がんばります。