HongKong Bla-Blog (旧Shanghai-Bla-Blog)

-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

彼岸花/曼珠沙華

2009-09-23 00:14:35 | ニッキ


彼岸花は、小さい頃赤く燃えているようなカッコイイ花だと思い、ちょっと大きくなってからよく見ると葉っぱがなくて花だけ出ている不気味な花と思うようになり、その後おとなになって、カメラで覗いてみてまた美しい花だと思うようになりました。

以下wikiより抜粋。勉強しましょ。

ヒガンバナ(彼岸花、学名:Lycoris radiata)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。クロンキスト体系ではユリ科。リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ、またはマンジュシャカ サンスクリット語 manjusaka の音写)とも呼ばれる。学名の種小名 radiata は「放射状」の意味。

特徴
全草有毒な多年生の球根性植物。散系花序で6枚の花弁が放射状につく。日本には、中国からの稲作の伝来時に土と共に鱗茎が混入してきて広まった帰化植物といわれているが、土に穴を掘る小動物を避けるために有毒な鱗茎をあえて持ち込み、あぜや土手に植えたとも考えられる。また鱗茎は薬になり、救荒食でもある。有用植物としての働きを熟知しての運搬の可能性も無視できない。

道端などに群生し、9月中旬に赤い花をつけるが、稀に白いものもある。生長の仕方は独特で、夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 - 50cmの花茎が葉のない状態で地上に突出し、その先端に5 - 7個前後の花がつく。開花後、長さ30 - 50cmの線形の細い葉をロゼット状に出すが、翌春になると葉は枯れてしまい、秋が近づくまで地表には何も生えてこない。開花期には葉がなく、葉があるときは花がない。 鍾馗水仙(ショウキズイセン)という黄色の変種が存在する。


有毒性
全草有毒で、特に鱗茎にアルカロイド(リコリン)を多く含む有毒植物。誤食した場合は吐き気や下痢、ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死にいたる。水田の畦(あぜ)や墓地に多く見られるが、これは前者の場合ネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避ける(忌避)ように、後者の場合は虫除け及び土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐため[1]、人手によって植えられたためである。ただしモグラは肉食のため、ヒガンバナに無縁という見解もあるが、エサのミミズがヒガンバナを嫌って土中に住まない。そのためにこの草の近くにはモグラが来ないともいう。

鱗茎は澱粉に富み、有毒成分であるリコリンは水溶性であるため長時間水に晒せば無害化することが可能であるため、救飢植物として第二次世界大戦中などの戦時や非常時において食用とされた事もあり、日本テレビの『所さんの目がテン』(2005年9月25日放送)では当時のレシピを使用しての食用実験をしたことがある。ただし、万全な準備の上専門家の指導の下で行われた実験であり、実際に同様のことを行った場合、毒抜きの時間が不十分であったり、長期間食して有毒成分が体内に蓄積したりしたために中毒を起こす危険があり、絶対に真似してはならない。また、花が終わった秋から春先にかけては葉だけになり、その姿が食用のノビルやアサツキに似ているため、誤食してしまうケースもある。

鱗茎は石蒜(せきさん)という生薬名であり利尿や去痰作用があるが、有毒であるため素人が民間療法として利用するのは危険である。


名前に関わる話
彼岸花(ひがんばな)の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。別の説には、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、というものもある。上記の飢餓植物としての面から一考する価値はあると思われる。別名の曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来する。また、"天上の花"という意味も持っており、相反するものがある(仏教の経典より)。仏教でいう曼珠沙華は「白くやわらかな花」であり、ヒガンバナの外観とは似ても似つかぬものである(近縁種ナツズイセンの花は白い)。 『万葉集』にみえる"いちしの花"を彼岸花とする説もある。「路のべの壱師の花の灼然く人皆知りぬ我が恋妻は」(11・2480)

異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもある。一方、欧米では園芸品種が多く開発されている。園芸品種には赤のほか白、黄色の花弁をもつものがある。日本での別名・方言は千以上が知られている[2]。

また、韓国では彼岸花のことを「相思華」ともいう。これは彼岸花が花と葉が同時に出ることはないから「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味である。



ということで、美しい花には毒があるようです。
しかし、毒にも薬・救荒食でもあるとは不思議な花ですね。

青唐辛子炒め

2009-09-20 00:05:37 | グルメ
八百屋で青唐辛子が売っていたので思わず購入。
唐辛子味噌かしょうゆ漬けを作ろうかと思って検索するも、唐辛子味噌はチョイ手間、しょうゆ漬けは麹と一緒に漬け込む必要がありそうで、こちらもチョイ手間。ということで、同じ青唐辛子の醤油漬けという名前でも、一度火を通してすぐに食べられそうなこちらを試すことにしました。
「激辛注意!青唐辛子醤油漬け」
簡単に書くと、
1)青唐辛子をぶつ切り
2)ごま油で炒めて
3)醤油で味をつけて出来上がり。
超簡単ながら、求めていた唐辛子のカプサイシンが感じられる実に美味しいものでした。明日にはまた味が馴染んで美味しくなるでしょう。かつお節とかかけても美味しいかもなぁ。
生の青唐辛子シーズン終了前には上記のレシピも試してみないと。

佐倉草ぶえの丘~芋掘り

2009-09-19 23:15:30 | ニッキ

昨晩遅くに到着したので、ゆっくりしようと思うもチビどもが布団の上に乗っかってきて、眠ってもいられずほとんど普段どおりの目覚めとなりました。
午後から、比較的近い「佐倉草ぶえの丘」という半分公共みたいな施設で芋掘りができる畑があることが判明したので皆で向かうことにしました。入場料は別ですが、1口3株330円と格安でした。
畑に着くと、3株ごとに石灰の白線が書かれていて1口ごとに指定してくれます。
畑の土は柔らかく、手で土をかき分ければあっという間に赤いさつまいもがゴロゴロと姿をあらわしました。
この豊作っぷりにカイも興奮して収穫体験を楽しみました。
余談ですが、体に静電気が溜まるとストレスが溜まりやすくなったり、疲れやすくなったりするようで、畑仕事をすると体に溜まった静電気が放電=ストレス解消となり癒しの効果があるのだとか。そんな難しいことはさておいても素手で土を触ってみれば、忘れかけていた感触が戻ってきて懐かしくも楽しい気分になりました。
なんでもこの場所では来週から落花生の収穫体験ができるのだとか。さすが千葉というところですが、生の新鮮な落花生を茹でたり炒ったりすると、これまた美味しい気配が・・・。離れると地元のいいところが見つかるものですね。

園内には彼岸花が咲き乱れていました。まとまって咲いていると思いのほかキレイに感じるのが不思議。カメラを持っているからか嗜好が変わったからか?
そんな彼岸花についてはまた改めて。

明日からシルバーウィーク

2009-09-18 20:59:39 | ニッキ
5月にゴールデンウィークがありますが、今年は敬老の日と秋分の日と週末が重なったおかげで、9月に5連休が発生し第二の大型連休ができあがりました。誰が名づけたかシルバーウィーク。中国の祝日のなさに慣れていたせいもあり、ほんとうに休んでばかりいる生活を感じる今日この頃。休みのない上海にお住まいの駐在員の皆には何かとても悪い気がしてしまう。「また日本休みかよ、道理で本社からの電話が少ないと思ったよ」と話しているんだろうなぁ。
さて、そんな連休はお彼岸ということもありまた実家へ。ふと考えるに、お盆とお彼岸って1ヶ月しか差がないんですね。
今日の仕事はキツかったのだけど、仕事から帰ってきてからメシ食って風呂入ってからクルマに乗り込み、テンションを上げてぶっ飛ばして向かいました。やっぱり夜走るのは早くていいですね。
ぶぃーんって軽くアクセルを踏んで、良いストレス解消になりました。

あ、追記ですが次のシルバーウィークは6年後だとか。
シルバーウィークが体感できる場所にいられるやら・・。

クルマ故障

2009-09-07 22:55:36 | クルマ
ちょいと日にちが前後しますが、車が故障しました。
前日の川崎市岡本太郎博物館からの帰りのコンビニでエンジンがかからなくなったということがあったのだけど、バッテリーは交換したばかりだし車をほっぽっているわけでもないし、と気のせいにしときたかったのですが、翌日になり本格的に停まってしまいました。
家につくと助っ人の兄(修理屋)が到着して修理を試みてくれる(アリガトウ)も、やはり結果はダメ。翌日に家の近くの修理工場へ入院となったのでした。
身内が修理工場をしている立場からいえば、ディーラーに預けるより近くの修理工場に預けるほうが、納期的にも金額的にも絶対に有利だと思います。
今回も、帰宅後にiタウンページを初めとして、ネット上でいくつかの修理工場を探して見つけたのでした。
今回の修理箇所はセルモーターとオルタネーターで、預けてからわずか3日程度で帰ってきました。今回は金額を削減するためにリビルトの部品を使用。リビルト部材は中古部品の磨耗した部分を新品に交換して売っているもので、中身は新品と遜色ないものです。先に書いた金額的にというところは、この点や手数料などが優位だと思います。
ということで、思いのほか短納期で戻ってきて一安心。金額の方は・・・結構行きましたが、今までが奇跡的ともいえるほどノートラブルだったので、しょうがないかなと。
もう15年前のクルマになりますが、まだまだ乗り続けまっせ。頼むよスカイラインくん。

プチこどもの国と油蝉

2009-09-06 23:26:42 | ニッキ
 

昨日は、ワタシの都合で出かけたので今日はこどもの日ということでリクエストを聞いて、遊具がたくさんあるちいさな子供の国のような施設へ行くことになりました。
もうずいぶんとセミの声も小さくなってきましたが、今年はずいぶんとセミを見た気がします。特にアブラゼミ。

羽の透明なセミと比べて、茶色い羽が汚いセミだなあと小さい頃は思っていたけれど、よく見てみると茶色い羽の中に白い水玉模様があったり、羽のスジがストライプのようになっていたりと思いのほか綺麗に感じました。アブラゼミが最近、関西のクマゼミに勢力を奪われ始めたというニュースを聞いたからひいき目に見ているのかなぁ。
カイは、外で三輪車・自転車で走り回り、室内で踊って走ってと楽しそうでした。コウもズリ這いから時たまハイハイしたりと、ずいぶんと腕力がついてきたようで、笑顔で動き回っていました。

江戸東京たてもの園 ~前川國男邸~

2009-09-05 22:37:56 | ニッキ
 

江戸東京たてもの園へ行きました。
以前から行ってみたいとは思っていたながらも、半分忘れかけていた場所。
きっかけは8月22日にソファで横になりながら見た、テレビ東京の美の巨人たちという番組の影響でした。
その際に、取り上げられていたのが「前川國男」という建築家が建てた自宅でした。ひと目見て、「これだ!」という衝撃的な関心が噴き出したのでした。
ウチの場合は転勤族なので、すぐに家どうこうということではないけれど、周囲で家を建てる人が増える中、おぼろげながら思うところがありました。
色々ありますが一生を掛ける買い物とは、どのような形、間取りで、普遍的に良いもの=ずっと飽きずに安心して住めるものにめぐりあえるのかということ。
そんな感覚を持っていた中で、たまたま見たテレビだったのでした。
テレビの印象では、1942年というモノが限られた戦時中に建てられた前川國男の自邸は、非常に美しい佇まいで、30坪ほどの建坪ながら現代にも通じる普遍的な良さが随所に感じられました。さすがル・コルビュジエに師事しただけの人物。という感じ。
 

到着して早速向かった前川國男邸。建物は三角屋根。見たとおりの美しさです。
玄関からリビングに入ると一気に視野が開け、吹き抜けのリビングには壁一面に窓が開いていてたくさんの陽の光が入って明るく暖かです。リビング脇に階段があって上にはロフトがあります。戦時中にこういうロフトなどという家があったのですね。カラーリングも、白い壁とこげ茶色のコントラストで構成されていて、新しくも懐かしい空間で、その他も様々な家のヒントが散りばめられているような考え抜かれた家でした。やはり、家を考えるには昔の名作を見ないとダメですね。学ぶべきところがたくさんありそう。
たてもの園には、茅葺屋根の農家やら高橋是清の豪邸の一部(暗殺された部屋もあります)、商店や風呂屋まで様々な懐かしくも新しい家がたくさんあって、楽しめました。コドモらも人の家にあがって探検しているみたいで楽しかったみたいです。コウも元気にハイハイしてました。
帰り道には友人の家へ。とてもこだわった美しい家と聞いていたので、楽しみに行ってみると、これが前川國男邸のエッセンスが入った美しい現代的な家でした。雑誌にも載ったとのことでこだわった様子が随所に見られてイイ刺激になりました。
前川邸や最近思っていた家の疑問なども良くご存知でもやもやも消えた感じ。
そんな、家がらみの実に有意義な学び多き一日でした。