HongKong Bla-Blog (旧Shanghai-Bla-Blog)

-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

蘭州拉麺

2007-10-31 23:59:59 | グルメ
ととまち亡き後、ランチの新規開拓を実施中。サガミが余計に混雑する中、ナカナカこの穴は埋まりそうにありません。
そんな中、新規開拓第一店舗目確保。福州路の裏にある漢口路にある、蘭州拉麺店です。
薦められるがままに行ってみると、これがアタリでした。
40席ほどの店内には、プラスチックのプレートのメニューと、写真入のメニューが壁に張られています。注文するとその場で前払いというような店。
初注文は炒麺にしてみたのですが、会社近くのウィグル麺の店よりスパイシーさには欠けるものの、しっかりとしたトマト味で癖もなく麺の歯ごたえも上々。麺を飲み込む感触が心地よくあっという間に平らげてしまいました。これで10元也。
蘭州拉麺の店はハズレが少ないことが多いのですが、ちょいと不衛生な店も多いと思います。
その店この店はできたばかりともあって、ナカナカキレイな感じ。客の回転がいいのも忙しい昼食時間にはイイ。
店名も名刺もないような店なのですが、やっとひとつめの代替の店を発掘できました。
これからも、ポストととまちを開拓していかないと。。。

同僚への紹介の意味もあって、今週は何と3回もこの店に行ってしまいました。どんだけ好きなんじゃ。と自分でも突っ込みたくなるほど。
でも安くてウマいんです。わざわざ遠くから来るほどではないとは思うけどさ。

蒙牛牛乳新商品

2007-10-30 23:59:59 | ニッキ
日本では、色々と言われているようですが。なんといわれようが牛乳好きです。
健康が目的で飲んでいる方は、健康でないと分かった瞬簡にやめられるのでしょうが、好きなもんはナカナカやめられないもんです。
というわけで、上海に来た頃は、美味しい牛乳が見つからずに困ったものでした。
当時、日本で飲むようなパック形状のものを次々試してみたのですが、どいつもこいつも脱脂粉乳の混ざったような人工的な味わい。諦めかけた頃に美味しいと教えてもらったのが、袋入りの蒙牛牛乳でした。
45日保存と怪しい上、何より袋入りなところが扱いづらいので倦厭していたのですが、試してみるとイチバンウマいことが判明。うちではそれ以降定番商品となっています。45日保存というのは、「常温保存牛乳」という区分なのだそうで、中国全体でのシェアはこちらの方が多いとか。
最近ではいくつか美味しいのが出てきましたが、調達のしやすさと価格から言ってまだほかにはスイッチしそうにありません。
そんな中、最近登場したのが蒙牛の新タイプ「現代牧場」。競合は光明の優倍あたりでしょうか。
賞味期限が7日間と日本のものと似ているし味もいいです。常温バージョンよりお高めですが贔屓にできそうなのができて嬉しい限りです。
この辺もドンドン日本に追いついていくんですね。いいことだ。

朝から一日中気の抜けない会議が続く一日でした。
今日で激しい忙しさは過ぎるかと思えば、さらにタスクは増え、今週末も危うい状況に。カラダとココロがかなりキてます。。。

DRAGONFLY

2007-10-29 23:59:59 | ニッキ
アテンドでドラゴンフライへ。ドラゴンフライへは久々。
ドラゴンフライは日本の旅行雑誌には掲載されているものの、地元民にとってはお高いイメージが高いので、ナカナカ行かない店でも有ります。
ご本人はオイルマッサージで、218元を選択。確かに日本でオイルマッサージなどやろうものなら、1万円くらいかかる(と思う)のでこの価格でも全然問題ないのかもしれないですが。
ワタシもオイルマッサージという響きに魅かれたものの、通常の全身按摩3回分にもなる金額と、とある方の反応が気がかりで通常の全身按摩としました。
全身按摩1時間138元也。
中式と日式があるのですが、違いが分からないので、なるべく強めのヤツと言うと、中式の方を勧められ言われるがままそうしてみました。
段差に注意しつつ、暗い個室に案内されると着替えが用意されていました。着替えはシルクのような肌触りで、ヒヤリとした感触を感じながら袖を通します。
ベットに寝そべるとアロマオイルが香りが漂い、α波が出ているような音楽が流れていることに改めて気づきます。
程なくしてマッサージの開始。
いつものように疲れている肩と腰を重点的に揉みほぐしてもらいました。
部屋の温度が良かったのか、アロマの香りが良かったのか、音が良かったのか。
うとうととしながらの強めのマッサージは、思いのほかリラックスできて非常に長く感じる1時間でした。
マッサージの効果はただ揉み解すだけじゃなくて、気持ちが落ち着く環境があるとまた違うのだなという、また新たな発見でした。
按摩士との相性が良かったのが大きかったのでしょうが、気持ち良さは今まででかなりの上位クラスでしたね。
でも値段、倍近いからなぁ・・・。(まだ言ってる)

記事の気持ちよさとはウラハラに、今日は経営陣到着とプレゼン作成の仕上で緊張感に包まれた一日となりました。
夜は新天地の鹿港古鎮へ。遅メシの定番ですな。

虹橋空港+黄砂の影響

2007-10-28 23:59:59 | ニッキ
 

昨晩の事故から一夜明けた朝。まずは虹橋空港に友人を送りに行きました。
羽田から虹橋空港への国際線が就航して以来、初の虹橋空港。虹橋空港のどこに国際線があるかと思えば、以前工事していた場所に税関申告カウンターと、出国手続きのカウンターができていました。
そうか、以前工事していたのはこれだったのか。
と感心したりして。
また、チェックインカウンターの上を見上げれば、IWCの巨大な看板が掲げられていました。
スイス時計の看板が掛けられる場所は、国際線空港ではなくて国内線空港という時代がもうやってきているのです。中国のものすごい発展の勢いが象徴されているような気がしました。
その後は再びタクシーに乗り込み会社へ。
今日は、いつになく空が黄色く全体的にガスっているようです。
それほど遠くないビルがどれも霞んでいて、独特の雰囲気をかもし出しています。
恐らくまたこれは黄砂の影響だと思うのですが、すっきり晴れない朝は気分まですっきりしない感じ。いや、すっきりしないのは、日曜なのに平日より早く会社に着いてしまうから、かな。

結局日曜の今日も平日と同じような一日になってしまいました。周囲の日本人も皆出てきていてまさに平日並み。疲れたよー。
最近、特別に多くウィグル人スリ集団を見かけます。人民公園から南京東路周辺、南京西路周辺は特に。
4人程度のオトコだけの集団を見つけたら、とりあえず注意して人種を確認した方がいいです。スリを実行するまでのフォーメーションとアクションのタイミングは絶妙です。
オレも携帯やられたのかなぁ。
女性の一人歩き、子供連れは特に気をつけましょう。

チビ転倒・流血 そして2針

2007-10-27 23:59:59 | ニッキ
最終日の夜くらいは日本から来ている友人と食事をとろうと仕事を20時頃には切り上げて合流。
夕食の前にお土産をということで、南京西路にある景徳鎮の店に向かいました。
景徳鎮の店は行きつけだったですが1年くらいはすっかりご無沙汰。それでも店員の方からは、「お~久しぶりじゃないか、老朋友!」と歓迎してもらえました。
陶器の店なので店内はマズイだろうと、チビと外で遊んでいたのですが、しばらくして歩道で転び段差に頭をぶつけてしまいました。すぐに起こしてみれば頭からダラダラと流血。そして当然悲鳴のような大泣き。
うろたえながらも店内に行けば、顔見知りの店員がすぐに外に飛び出し、タクシーを止めてくれて、近くの病院の名前とすぐに向かうよう運転手をけしかけてくれました。
すぐに向かった先は静安中心医院の急診。真っ赤に染まったハンカチを見せるとすぐに診察室へ。
医者はその場で診断している患者を診終えてからすぐ隣室へ一緒に移動。そこですぐに頭を縫うことになりました。ベッドに押さえつけ泣き叫ぶチビに麻酔もないまま縫合が開始。2針ほど縫うことになりました。
その間、外からは病院に来ていた人々が入れ替わりで見学。診察中でも診察室に入るのは全く普通のことのようです。
その後、代金の支払い。約50元というのには驚きました。そして薬のアンプルをもらい注射室へ。薬は破傷風と抗生剤でした。中国では切り傷をした際に必ず破傷風の注射は欠かせないそうです。
この段階でチビは泣きつかれて就寝中。注射室の看護婦曰く「中国の薬では皮内検査をせねばならない。2度も針を刺すのはかわいそうだから、皮内検査が不要な輸入の薬を勧める」とのこと。輸入の薬は高いとの事ですが、それでも100元ということなので即決。再度医者のところに行き、薬を払い戻し交換して注射と言うことになりました。
という感じで、ものすごくうろたえてテンパりつつも無事治療が終了しました。ふー。
その後は怪我の影響はないか、副作用がないか、心配しつつ夜を過ごしたのでした。
やはり言葉の通じない海外、治療方法が分からない海外での怪我は怖いです。

その後、チビは懲りずに元気に走り回ってます。
いつにない忙しさとその他もろもろで日記のアップが遅れています。アクシデント重なりダウン傾向回復せず。
5時間睡眠状態ではさすがにアップ厳しいっす。
お越しいただいているのにスミマセン。週末にはナンとか・・・。

居酒屋ととまち閉店

2007-10-26 23:59:59 | ニッキ
 

福州路にある居酒屋ととまちが閉店しました。
この店は、4年前に上海に上陸したころからすでにあって、会社から近いこともあり特に昼食では重宝させてもらっていました。
4年前は上海の日本料理屋自体、あまりなかったので、「ととまち」と言えばほとんどの日本人の方が分かるというほどでした。
それから比べると、今の上海では日本料理の店といったら、それこそ何軒あることやら。店名を聞いてもワカラナイ店があるくらいくらい。味も日本と遜色ないない店も多いです。
今や特徴の少ない老舗の居酒屋とか、食べ放題日本料理は客が集めづらくなっているのかも。このととまちも夜のお客さんが、それほど多くなかった印象です。また昼食も正直コストパフォーマンスが相対的に高いとはいえない感じ。
さて、このととまち。
一昨日も昼食を食べに行ったのですが、まったく閉店するなどというそぶりは見せないまま、いつもどおりに注文していつもどおりに会計して出てきました。顔見知りの小姐もいたってフツー。
それが、昨日行ってみると、店の明かりがついておらず、「閉店のお知らせ」の張り紙が張り出されているという事態となっていました。店の備品なんかも完全にそのまんま。
状況からすると、完全に夜逃げな雰囲気を醸しているのですが、本当のところはどうなんでしょう。
また、張り紙には「(前半略)・・閉店することになりました。スタッフ一同残念な思い出いっぱいです。事実上のオーナである高田さんからの店に対する援助が滞り今までがんばってきましたが、これ以上存続不可能とまことに残念な状態になりました(原文ママ)」
などと書いてありました。かなりナマナマしい感じ。
あ~この店高田さんって人がやってたんだねぇ、見たことなかったけど日本人が絡んでいたんだ、などと4年目ではじめて知った事実もあったりしましたが、もうそこにはすっかり静かになってしまった店があるだけでした。
1階のサガミはいつも混んでいるので、またここに新たな日本料理の店が入ってくれるといいんだけどなぁ。
いずれにせよ昼食の選択肢が減ってしまいました。これからどうしよう。

今日も残業モード。家にメシがないので帰りに気になっていたフライドチキンの店、POLLO CAMPEROという店で酒のツマミにClassic Chickenというのを買ってみました。期待しつつ食べたらナンか日本の市販の唐揚粉の味。ウマくねぇ。

岡田斗司夫方式の靴下の買い方

2007-10-25 23:59:59 | ニッキ
ずいぶんと上海も涼しくなりました。
もはや、朝夕はスーツの上着ナシにはちょいとキツイくらいの気温となっています。
というわけで、衣替えが着々と進行中。新たなシャツを投入すれば、上海の水によって黄ばんだシャツが目立って、入れ替え戦がさらに激化したりして。
この衣替えを期に、以前よりやりたかった靴下の「岡田斗司夫方式」を初採用してみました。
岡田斗司夫とは、オタキングやらオタクのカリスマなどと呼ばれて、最近では巨漢からダイエットしたという話題になっているあの方です。
「岡田斗司夫方式」の靴下の買い方とは、
 1.手持ちの靴下を躊躇なく捨てる。
 2.同じ黒の靴下を15足買う。
 3.靴下をばらして何も考えずにタンスに突っ込む。
 4.使うときには上から2本取る
 5.ダメになったら躊躇なく捨てる
というもの。これによりトリマトメの時間、選ぶ時間などのロスの軽減などがはかれるし、ビミョウに褪せ方の違う靴下を履くこともなし。実に効率的ではないでしょうか。
毎回スーツに合わせて靴下を考える、という方には全く向かないやり方だと思いますが、私の場合は靴に合わせて茶色が入る時はあるものの基本は黒。全くこの方法で問題ナシです。
靴下は日中で調達可能なユニクロのスタンダードなもの。まとめ買いにはもってこいだし、品質も結構いいと思って使ってます。
ただ、今回は15足ではなく10足でスタート。真の岡田斗司夫方式ではないですが、差不多ということで。
さて、初代岡田斗司夫黒靴下たちは、どんくらいイケるもんなんでしょう。

昨日18時05分に中国初の月探査衛星「嫦娥1号」の打ち上げが成功し、新聞でもかなり大きなフォントで大々的に書かれていました。
クルマの中のラジオでライブで聞いていたのですが、声だけでアナウンサーの緊張が伝わってきてました。
今回は月の周回軌道に乗るのが目的のようですが、2024年頃には有人月面着陸を目指しているようです。
月に行くこと自体に意味はないと思いますが、やはり「月に行く」ということは、非常に象徴的で技術レベルを示すのにも分かりやすいんだと思います。今であっても何かロマンチックで夢があるしね。
ウマいなぁ中国。
今日は午後から松江出張で、帰社後23時過ぎまで残業。久々のタクシー帰りとなりました。

鼎泰豐 浦東店

2007-10-24 23:59:59 | シャンハイグルメ ★4~5
 

日本からヨメの友達が今日から数日間滞在。
ということで、初日の今日は早上がりさせていただき、夕食をご一緒することにしました。
一日目の夕食はご希望もあり、鼎泰豐へ小龍包を食べに行くことに。
スケジュールを調整した結果、今日は外灘の夜景と東方明珠塔を見るということになったようで、新しく正大広場にできた鼎泰豐へ呼び出されました。
30分ほど遅刻して店に近づいてみると、前からチビがパーパーと大声で叫びながら出迎え。嬉しい反面、もう座っていられなくなったか・・・と心配になったりして。
程なくして、定番の鮮肉小龍包、蟹肉入小龍包が到着。鮮肉は相変わらずの美味しさ、蟹肉小龍包は季節の新上海蟹を使っているのか、しっかりとした上海蟹の味噌の味が広がりました。
友達の話で、「東京で食べた小龍包とぜんぜん味が違う」とのことなので、この美味しさは同名の店でも味わえない様子。ひょっとしたら台湾の本店とも少し味が違うのでしょうか。そうだとしたらこれも上海ならではの味なのかもしれません。
私的には、南翔饅頭店より豚のこってりが少ない“さっぱり系小龍包”としては、この店に勝る店はないと思っています。
卵チャーハンに青菜、野菜餃子というラインナップの締めは、小豆の小龍包。こしあんの感じがどこか日本のあんまんを思い起こさせます。
以前よりゴマの感じが減ったのは残念ながらも、こし餡の甘さが小龍包の脂と米酢な舌を新しくしてくれてイイ感じでした。
ちなみにこちら正大広場にできた鼎泰豐は黄浦江に向かっている3階にあり、外の眺めはナカナカのものです。
個室などを利用すると接待などにもいいかもしれません。少なくとも古北より眺めが全然いいんで。
 ★★★★★(5)
 鼎泰豐 浦東店
 上海市陸家嘴路168号正大广場3楼
 Tel: 021-5047-8882

昼間は蘇州へ出張。帰りはクルマが混んで2時間近く掛かってしまいました。

MOTOROLA RAZR V3再購入

2007-10-23 23:59:59 | ブツヨク
携帯紛失後、うだうだ悔やんでばかりも言ってばかりもいられないので、気を取り直して土曜の昼間、仕事の合間に新たな携帯を見に行きました。
一通り発売している携帯を見ましたが、ターゲット価格帯でV3シリーズよりデザイン的に好きなものが見つからず。すごく高い機種だったらいっぱいあるんだけど、こと中国の携帯に2000元以上出すなんて私の場合は考えられないのです。(またなくすかもしんないし)
ということで、またもや相も変わらず同じMOTOROLAのV3(MOTORAZR)を買ってしまいました。いくらなんでも同じ色(黒)はイヤなんで、iPodとお揃いの赤に。中国では中国紅というカラー。日本で言えばPRODUCT(RED)の色とも言えるでしょうか。
ちなみに、MOTOROLAのV3という機種は、2004年に発売され世界で7500万台以上を売り上げた携帯なんだそうです。それが日本でdocomoの機種として発売されたのは最近。
2台も買っておいて言うのもなんですが、中国ですらV3という機種はかなり時代遅れの機種です。
一説によると、i-Phoneも日本に導入されるのは2年後とか。2年前の機種なんて、日本のデジモノ好きで使っているヤツいるんかいな。
日本の携帯市場は、世界の携帯市場から見るとすっかり魅力のない市場として映っているともいえるこの現状。そして、激戦中国で日本の携帯会社は壊滅状態という現状。
なんかもう少し考えたほうがいいと思うのだけど。

昼食で久々にマクドナルドに行ったら、ポテトにトッピングのキムチ味パウダーがついてました。一時期日本でもあったフリフリポテトってヤツ。なんか懐かしいなぁ。
帰宅したら11時というのにチビ起床。一緒にごっつええ感じDVDを鑑賞。

陽澄湖上海蟹ツアー(2)

2007-10-22 23:59:59 | ニッキ

そうこうしている間に、バスは目的地へ到着。老板の迎えを受け、一団は店の二階に上がります。
上海蟹が来るまでは、鶏料理や川海老、川魚料理などを中心に料理が次々と登場。魚介系はヘンな生臭さもなく美味、鶏もそのほかの料理も美味でしたね。
蟹粉豆腐なんか、この時期ならではの蟹の濃厚な味わいになってます。陽澄湖の他店に来られた方が、今日の料理は前回のよりウマいと言ってたの店的にもアタリなのだと思います。

さて、そのうちに蟹が到着。
はじめはオスです。オスはおなかがとんがってます。
 

メスより若干大きめなオスは、味噌の濃さが身上。すっかり慣れたいつもの手順で解体。トロトロの味噌にかぶりつきました。
濃厚でウマー。
身もぎっちり詰まっていて、メンドクサイながらも身に甘さを感じる美味しい蟹でした。
住んでいる湖の近くであれば、蟹たちも市内で食べるよりずっと新鮮な状態で蒸されているのだと思います。
蟹にもストレスがあるのなら、市内まで暗い水槽で運ばれ何時間も餌のない状況、もしくは何時間も縛られた状態でいる蟹より、ずっとストレスのない状況で天寿を全うしたと思われます。
 

次はメス。メスは卵を受けるためにおなかが丸いです。
メスは、歯ごたえのある内子と味噌のハーモニーが身上。バリバリと解体し、トロトロの味噌と卵にかぶりつきました。
こちらも、卵の香ばしさと濃厚な味噌がサイコーです。
甲羅のウラまで箸でつつき、卵はもう残ってないか、味噌はもうないか、と隅々まで食べつくしました。
今回は、9月の雌、10月の雄という通り、今の時期は内子が楽しめる雌のほうに軍配でしょうかね。味噌の味はオスの方がいいのは分かるんだけど、そっちはもう少し後になってからでも味わえるんで・・・。
そんなわけで、予定通り蟹に舌鼓を打ち、満腹ほろ酔い気分で帰路につきました。
このツアーで@260元。ビールに紹興酒、雪碧に可楽もぐいぐいイケてこの値段。バス代と市内で食べる同等の蟹の値段を考えると破格ですよ。やっぱり。
GREEのげん氏&76会のJINO氏、謝謝。

食べてる最中から、うちのチビは部屋の中を走り回り、寝転がり、1階と2階を往復し・・・と大騒ぎでした。
途中から、すごくしっかりした6年生のオトコノコが相手をしてくれて、とても助かりましたどうもありがとう。また、お会いしたかった方の奥様にも遭遇。次はご家族でご一緒しましょう。
そして、このBLOGを見て頂いている方にもお声をかけていただきました。今後ともよろしくどうぞ。このBLOG書いているヤツはこんなヤツです。
その他、このBLOGを見ていて、かつ参加された方。うちのチビがお騒がせしました。そして暖かい目で見ていただきありがとうございます。

陽澄湖上海蟹ツアー(1)

2007-10-21 23:59:59 | ニッキ

今日は昼から上海GREEと上海76会が合同主催する上海蟹ツアーに参加して来ました。
総勢40人超の蟹好きの面々は12時半に名都城を出発し、一路上海蟹の聖地、陽澄湖へ向かいます。
バスの中では菓子袋が回り、どこか浮かれ気分が漂っています。その目的がただ蟹を食べるだけのみに行くというのがまた何ともイイ感じ。こういうわざわざ系の企画キライじゃないな。
バスは1時間半ほど走り、インターを降りました。
インターを降りれば、交差点ごとに自分の店へ連れてこうとする呼び込みたちが車に迫ってきて交渉を開始していました。また上海蟹産地直送の売り子たちも、車に寄ってきてました。
 

そんな、蟹ロードと化した道をひた走り陽澄湖へ。
陽澄湖が近づいてきたことは、蟹の名のついたたくさんの看板と店舗が目につくことですぐに分かります。「蟹××」と蟹の名のついたものすごい数の店たちは一人でも多くの客を入れようと、派手な看板をつけていました。
さらに近づいてみると、陽澄湖の周りには、蟹を食べさせるレストランと同じくらい、産地直送の蟹の卸しの店がものすごくいっぱい並んでいました。
 

どこも、蟹の入った水槽やいけすがあって、中には黒い上海蟹がうごめいています。
これだけ店があると、差は全く分からないのですが、すべての店がきっちり儲かっているのでしょうか?非常に疑問。
ひとつの儲かるネタに群がっている感じがいかにも中国らしくあるのですが、ベストシーズンは3ヶ月程度という僅かな期間しかないにもかかわらず、その蟹というネタに群がる人の量を見ても、この蟹という産業の強烈さを感じずにはいられません。
しかし、彼らは蟹のシーズン以外いったい何をやっているのでしょう?

午前中は上司のアカンボを見に行きました。出生体重がうちのチビの1ヵ月半後くらいで、生後20日とは到底思えないサイズでした。

携帯なくしました

2007-10-20 23:59:59 | ニッキ
木曜、いつもどおりの時間に目覚め、いつもどおりに支度し、会社まで歩いて、PCを開いてメールをチェックし、タクシーを拾って午前中の顧客へ2社訪問。昼食を食べ終え、ふとズボンに手を入れて異変に気づきました。
・ぅ・・携帯がない・・・・・。
電話をかけてみると、電波が届かないか電源が入っていないかというアナウンス。
前述のように思い返しても、どの段階でなくしたのか、忘れたのか、全く思い出すことができません。
仮説としては、
 1)家に忘れた
 2)通勤途中でスラれた
 3)会社に忘れた
 4)タクシーで落とした
 5)移動中にスラれた
くらいなのですが、どれも流れ的に考えづらい感じ。
一つ一つ確認できるところは確認して消去法で行くと、どうやら2)か4)が浮かび上がってきました。盗られたとすると南京東路の信号待ちがいつもより長かったとき、タクシーだとしたら朝一のタクシー。
いずれにしても、なくしたと思しき時間からすぐに電波が届かないか電源が入っていないというアナウンスが早々と流れているという情報から見ても、すでに他人の手にあってもう戻ってこないということが確定してしまいました。
それからしばらく、なくしたことと原因の分からないことの気分の悪さに苛まれることに。
携帯自体は買いなおせることができるし、データも入れなおすことが一応可能なのに、このなくなったときのショックは、他のモノと比較してかなり大きい気がします。上司から電話が通じなくなるというメリットもあるはずなのに(あ、ヤバ)、ナンなんでしょ。
これって立派な携帯電話依存症なんかなぁ。
ちなみに日本で携帯をなくした場合は、携帯に入っている情報がどうなってしまうか気になるのですが、中国でなくした場合は携帯の価値が優先されてすぐに転売されてしまうことから、情報がどうこうなるということは少ないと思われます。中国での携帯はモノによって給料一か月分にも相当する高級品なのです。
とはいえ、登録している方々にはご迷惑をおかけしてしまうかもしれません。
申し訳ありません・・・。

といいつつ、本日仕事の合間に新携帯を確保し、従来の番号に戻りました。
機種についてはまた来週にでも。

早稲みかんの季節

2007-10-19 23:59:59 | ニッキ
秋の色がずいぶん濃くなってきました。
果物屋に行くと、かなりの場所をみかんが占領するようになってきて、みかん好きには嬉しい限りです。
街中には夏の間、スイカをトラックで運んできて産地直送していたのが、今やどこでも。みかんみかんばかりです。彼らは一年中こんなことをやっているのでしょうか。
さて、果物屋で見かけるみかんは、まだ半分ほど緑色のいわゆる早稲みかんなのですが、表示を良く見ると、ただみかんと書かれているものと、キチント種類が書かれているものがあります。
確かに日本でも、早い時期のみかんは一律で早稲みかんと書かれていて、その種類などは気にしたことがなかったのですが、言われてみれば早い時期のみかんでも、きっちり種類があるはずですね。
果物屋で見かけるみかんの中で、特にオススメなのが春節に出る砂糖橘の早稲みかん。
毎年のように書いている気がしますが、この砂糖橘の甘さと味の濃さは、日本で食べる高級みかんの味わいで、とてもウマいと思います。
それの早稲みかんですから、まだ未熟な味ながら完成された味わいを想像させる味の濃さがあります。程よくさっぱりしているのもいい感じ。
風邪気味のビタミン補給という意味もこめて、結構な数を食べてしまっています。
買いに行くごとに徐々に色づいてくるみかん。いよいよ冬が見え始めてきた感じです。

2日連続の会議を終え、ずいぶんとスタッフのレベルが上がっていることに気づきました。何か感慨深いものがありましたね。
寝不足気味で今日は早々と帰宅させていただきました。7時頃に帰社するとこんなに一日がなげぇんですね。

粤味館(半期全体歓送迎会)

2007-10-18 23:59:59 | シャンハイグルメ ★1~3
昼間の全体会議の後、部門の飲み会が粤味館でありました。
こちらは以前も使ったことのある広州料理の店。
人民公園の北、黄河路の美食街にあります。
場所柄、庶民的な店が多いですが、黄河路の店は全般的に悪くない店が多いような気がします。ローカルスタッフが厳選してくれるせいかもしれませんが。
全体飲み会ということで、あらかじめ注文しておいてもらったものが次々登場。酔っ払い海老やら、酔っ払い渡り蟹なども加えてもらって、全般的に美味でした。
中国では大人数で料理を頼むと、例の回るテーブルに次々と置いてくれるわけですが、大皿料理が多いので、食べるペースが追いつかなくなるとドンドン置くスペースがなくなってきます。
そうなると服務員は、
・大皿の食べかけを小皿に移して持ってくる。
・食べかけを各自の皿に、勝手によそってくる。
・テーブルの上の食べかけの皿に食べかけの食べ物を一緒に盛る。
・皿を重ねて置きだす。
という感じで発展。食べないであろう皿を片付けるという思考はあまりないようです。
「食べきれないほどの、料理を並べるのが中国式」とは言うものの、一皿は高くてもいいので美味しいものを食べきれるだけ、という風にはならんのかねぇ。もったいないなぁ。
ちなみにこちら粤味館は、広州料理を主体に上海料理など、様々な味が楽しめるお店です。
どれもフツウに美味しくて比較的安い(と思う)です。庶民的な味を手軽に美味しく楽しむなら、というお店でしょうか。
また営業時間も朝4時までという長時間営業ですので、残業終わり・遊び終わりで遣うのもいいのかも。
 ★★★☆☆(3)
 粤味館
 上海市黄河路147号
 Tel: 021-6327-4504

今日で3年間の付き合いの運転手とも仕事上はお別れ。風邪気味で飲むつもりはなかったのだけれど、感慨深くてずいぶんと飲んでしまいました。。。これからはプライベートで。

宜興日帰り出張(2)

2007-10-17 23:59:59 | ニッキ
 

焼き物の街、宣興ということで、その周辺の産業も発達しているようで、その関連で工場を数社訪問しました。
訪問のうちの一社では、我々の訪問の狙いが完全に外れた工場で、家の瓦を焼いている工場でした。
非常にアットホームな雰囲気で、工場の2階の部屋に通されれば、下にいた犬も一緒に上がってきてクンクンと我々のテーブルの周りをかぎまわり、慣れた様子で総経理の机の脇に横たわってました。
総経理の名刺は何とゴールド。田舎くささは隠せないもののキンピカの名刺に負けず豪快なお方でした。
我々の狙いと違うを説明した後、せっかくなのでということで、工場を見学させてもらいました。瓦を焼くという長く暗い炉を覗き込めば、ずっと奥の方で赤い火が見えるだけなのに、こちらまで熱気が伝わってくるほどです。
主力商品は薄い古い中国式の瓦ではなく、日本式の厚めの瓦とのこと。
その他、焼結のブロックを焼く炉なども見せてもらったのですが、途中で天然ガスのニオイとともに急激に咳き込む羽目に。その後も何か息苦しい。
恐らく、ガスが洩れているのと、二酸化炭素の濃度が高いせいだと思うのですが、ここでも工場で働く人の環境は厳しいみたいです。
と、狙いの外れた工場見学でしたが、総経理は終始ご機嫌で「一緒に紫砂の壷でも見学に行って、その後飯食ってけよ」と笑いながら歓迎してくれました。さすがに固辞させていただきましたが、何かこんな交流っていいよね。
おまけですが、右の写真はトイレ。4畳半くらいあるのですが、大のほうはかなり落ち着かなそうな感じです。このくらいゴーカイでないと成功はできないんかな。

業務連絡も含め今朝携帯なくしました。お手数ですが何かあればメールお願いします。
しかも落としたかスラれたかは全く不明。何一つ普段と変わらなかったはずなのに・・・。ショックです。。。
人事案件もあり精神的にも下降気味。復活にはちょいと工夫が必要かナ。。
ちなみに今日は閔行周辺の顧客調査訪問でした。