HongKong Bla-Blog (旧Shanghai-Bla-Blog)

-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

后院 -backyard Cafe & Restaurant-

2007-06-30 23:59:59 | シャンハイグルメ ★4~5
来週のとある旅行に備えてがきんちょと嫁を浦東空港に送り届け、さて今日一日をどうするかとしばし悩んだ後にルートを決定。
空港より機場六線のバスに乗り老西門(16元)、老西門から911で淮海路×思南路(2元)そこから汗をかきつつ徒歩で建国中路まで。そして建国中路を左に曲がれば到着です。
今日選んだカフェは后院です。ここは以前名刺をもらっていた店でした。
知らなかったのですが、この付近にはクラブのような店やらバーやらが立ち並んでいて、ちょっとした夜の遊び場になっている模様。その他もデザインの店や中国の雑貨の店などもチラホラと見かけることができました。
とはいえ、昼間はあまりヒト気がある感じではなく活気がなかったのが残念なところ。
水も飲まずに蒸し暑い外を歩いてきて、注文したのは生ビールとビーフ100%ハンバーガー。
真っ昼間。冷房で冷えすぎていないドライな店内で傾ける冷たい生ビールはサイコーでした。
また、通常ビーフ100%ハンバーガーというとパサパサで味気のない店がありますが、この店のビーフ100%のハンバーガーはパテの厚みも十分で肉汁も十分、挟まれたベーコンとマッシュルーム、フレッシュトマトの組み合わせが実にイイ感じでした。
難点といえば、肉汁によって下のバンズが濡れてしまってつかめなくなることでしょうか。
ビールを傾けつつ、音楽を聴きつつ、PCでこの日記を打ちつつ、ハンバーガーをつつきつつ、久々の一人ののんびりとした時間を過ごしました。(とか書くと日本に帰った人に怒られそうだなぁ・・)
ヒトが少ないのが、またイイ感じでした。
 ★★★★☆(4)
 后院 -backyard Cafe & Restaurant-
 上海市建国中路8-10号、8号橋内
 Tel: 021-5468-0118

夕立が気になりましたが雨もなく落ち着いた日でした。
今日は昼寝もはさんで変則的な一日に。暑さのせいで夜も寝付けずにへんな時間に起きてしまいました。

ベンツタクシーその後

2007-06-29 23:59:59 | ニッキ
上海の街を走っていたベンツのタクシーは今やすっかりなくなってしまいました。
大衆車サンタナと同じ料金だったということで、想像通り採算が合わなかったようです。
そのベンツのタクシーは全て黒く塗り替えられて、いわゆるハイヤーのような役割を演じているとのことでした。
主にはモーターショーのようなイベントの際に、VIPの送り迎え用の車としてタクシーとは一線を画す料金とサービスの特別車という位置づけになって活躍しているようです。ある意味正しい使い方に戻ったともいえるでしょう。
今考えると、広告のためにベンツのタクシーを走らせるという大衆タクシーの戦略はある意味で当たっていて、やはり大衆タクシーは他のタクシー会社より一段上に見てしまうし、安心して乗れる気がします。(以前より評判は良くはあるけれど)
今思えば、あのわずかな時期にだけ見ることができたベンツのタクシーが懐かしく貴重な体験だったような気がします。

会社帰りに中国の音楽DVDを買おうとしたのだが、iPod内の曲名が文字化けしていて分からず、店員のオバチャンに聞いてもらって探してもらう羽目に。
しかもナカナカ見つからずにかなり時間をロスしてしまいました。見つかったからいいけどさ。

天家(新天地店)

2007-06-28 23:59:59 | シャンハイグルメ ★4~5
遅れた歓迎会ということで天家に行きました。
思えば天家に行くのは久しぶりのこと。
検索してみると天家の新店舗が新天地にオープンしているということで、会場とさせてもらいました。
場所は新天地より淮海公園寄りの鹿港古鎮のならびにありました。
以前行った、華山路の店舗が日本の居酒屋風という感じというのと対照的に、新天地の店舗は場所柄なのか、イタリアンの店内といっても通じるのではないかというような雰囲気です。
日本の市場の近くにあるような「ウマいものが集まる居酒屋」という雰囲気ではなくて、中国でも人気が上昇している「格調高い魚であるマグロを食べる高級店」に仕立て上げたような印象です。
メニューは相変わらずのマグロ中心で、大トロ中トロの刺身と握り、そして蟹と少しのつきだし的な料理のみのシンプルな内容。
この店にはマグロを食べに来ているので、そんな内容でも全然かまわないのですが、もう少しだけ焼き物や揚げ物みたいなのがあるといいような気もしました。
枝豆と大トロ、中トロ、蒸し蟹ににぎりというシンプルな注文内容で、とろけるようなマグロの味に浸りました。
やっぱウマいわ。
 ★★★★★(5)
 天家(新天地店)
 上海市太倉路68号
 Tel: 021-5383-6886

昼間は蘇州出張。昼過ぎから外が暗くなりスコールのように雨が降り出しました。
その後は降ったり止んだり。
おかげで夕食後はタクシーが捕まりづらくなり大変でした。

徳興館

2007-06-27 23:59:59 | シャンハイグルメ ★4~5
 

先週、阿娘麺より美味しいと思う店があると書きましたが、その店がこちら。
徳興館です。
この店は場所には普段行けないところではないのだけど、数回昼時に行ってみたらものすごい行列で、もう行く気にならなかったという店(長いな)。
写真の通り、入り口に「百年老店創建1878年光緒年間」とデカデカと看板が張り出している創業130年にもなる老舗。先日の北京の老舗で期待していたような店構えです。
店内に入ってすぐにレジがあり、壁にはメニューのプラスチックのプレートが並んでいて、そこからメニューを選んでレジのオヤジに注文し前払いします。メニューはかなり多くて目移りしますが、多くはトッピングが違うだけで麺とスープは変わらないです。
そして、食券となるレシートを受け取って席を探すわけですが、席は全く空いておらず空席難民に。2階にも席はあるものの席数は少なくて、確保するのに一苦労です。
この店では、席は食べ終わりそうな人の近くで待つしかありません。相席などあたりまえ。
しばらく待って到着した麺は、蘇州麺の麺と味。
阿娘麺とほとんど同じ系統の味なのですが、私の印象としてはこちらの店のほうがダシの味が濃くて、味は阿娘麺より上の気がしています。きちんと獣系を煮込んだ味が美味しい。
麺を飲み込む感触が心地よく一気に食べてしまいました。なんだか時々食べたくなる庶民の味という感じです。
日本のラーメンにはかなわないですが、中国でならこういう本場の味もアリかも。
 ★★★★☆(4)
 徳興館
 上海市広東路471号

来客の多い一日でした。外はうだるような蒸し暑さ。
さて、いよいよ本日チケット発券。一週間後はどこへやら。

ブタのビニール風船

2007-06-26 23:59:59 | ニッキ
 

最近南京路で見かけるブタ型のビニール風船です。
以前も書きましたが、中国でのブタは、富のシンボル。子をたくさん産むことから子孫繁栄を表すなど、好印象で人気ある動物です。
そんなブタの風船。
始めてみたのは会社の帰り道でした。
夜の南京東路で、ひときわ異彩を放っていたこのような姿はすぐに目に付きました。いくらなんでもブタ持ちすぎだろう、と。
なにやら面白いので、とりあえず買ってみることに。言い値は15元なので「じゃあ10元だな」と言い放ち、10元を渡して商品を受け取りました。風船は少し小さくして持ち帰ったものの、その姿は怪しかったに違いないですが。
と帰ってきてみて、ブタの背後には右写真ような見慣れたロゴが。
はい、横流し。
ロッテリアのハンバーガーのキャンペーンなどで使われるのでしょうが、まさか上海で先に消費者の手に渡っているとは思わなかったでしょう。
ちなみにブタの鼻には鈴が入っていて、チリチリと音がするというカワイイヤツです。さすが日本の企画力、感心します。

月に一度の会議は無事終了。来月はキツくなりそうな気配です。

上海鷺鷺

2007-06-25 23:59:59 | シャンハイグルメ ★1~3
夕食で同僚と上海鷺鷺に行くことになりました。
行く前に名刺を見せてもらい、なにやら見覚えのある文字だなぁと思っていたのですが到着して納得。延安路の高架の脇に煌々と大きな店名の「上海鷺鷺」ネオンがありました。これだったのか。
9時半にもなろうというのに店内はまだにぎわっていて、我々が入店した後も次々とお客さんが。フツウの上海の中華の店であればこの時間になると、徐々に人が減っていって10時を過ぎる頃には店員から「早く帰れビーム」を浴びるというのに珍しい店もあるものです。
と、営業時間は翌4時までとありました。広州ならいざしらず。上海でこのような店は重宝しそう。
ちなみに時間のせいもあろうかと思いますが、入店してくるお客さんはどこか夜のニオイがするような方が多かった印象。まぁこの時間から食べ始めるというのだから、健全な生活の方々は少ないかも。
料理の方はまぁまぁといったところ。ちょっとメニューの選択をミスったかな、という感じだったので再度トライしてみないと真価が分からない感じです。何だか店の気配と感想があわなくて違和感アリ。
料理の出が若干遅かったことが気になりましたが、また遅い時間に食べるときにリトライしてみたいと思います。
 ★★★☆☆(3)
 上海鷺鷺
 上海市延安中路901号(展覧館中心対面)
 Tel: 021-3222-0212

蒸し暑い中のがきんちょの寝相の悪さで起こされる日々が続きます。
寝返り打とうとして人にケリいれたり、裏拳したり、泣き出したり・・・。おかげ様で昼間に目がぴくぴくいいだしました。

NIKE AIR FOOTSCAPE WOVEN 360

2007-06-24 23:59:59 | ブツヨク
気が付くと腕時計とスニーカーとTシャツが増加してしまう状況を反省して、この3つを購入する際には検討に検討を重ねるようにしています。
おかげで、以前と比べるとその増加量は目を見張るほど少なくなりました。
といいつつ何かないかと、瑞金二路のウィンドウショッピング中、ふらりとNIKEの店に入ってみたら久々にガツンと気に入ってしまったものが写真の商品です。
中心から外れた結び目。靴を横切るブルーの編みこみと革部分のコントラスト。
久々にヤられました。
ヤられたとはいえ、すぐに購入することがはばかれたので、検討のために店を離れしばらく歩いたのですが、やはり忘れられなそうなので戻って購入してしまいました。
しかし帰ってきてよくよく考えてみると、これってそもそもNIKEの商品か?という疑問がふつふつとわいてきました。良く見たらスウォッシュも見当たらないし、何といっても購入した場所は横流し品で有名な瑞金二路にあるNIKEショップ・・・。わずかに冷や汗が。
と、箱にある靴の名を頼りにnetで検索。
・・・ありました。
NIKE AIR FOOTSCAPE WOVEN 360。という名前がこの靴の正式名称のようです。
デザインだけで選んでしまったのですが、説明には『ナイキの名作「FOOTSCAPE」「AIR WOVEN」とナイキの最高機能「350AIR 」を融合させたハイブリッドモデル』と機能的にもかなりイケてる商品のよう。
デザインだけで選んだ商品の機能がとても優れていると知ったときは、デザインにまで気合を入れた商品だということと、機能美が備わっていることを感じるので嬉しさもひとしおです。
これでしばらくは、靴のブツヨクはお預けになりそうです。

今日も蒸し暑い天気でした。外に出ているだけで体力ゲージが減っていくようです。
夜日記をアップしようとしたところ、強烈な睡魔に襲われコドモとほぼ同じ時間に就寝。どうやら日射病だか熱射病だか脱水症だか、どっかその辺の軽い症状になった模様です。
皆様、気をつけましょう。

上海市虹橋大通陽商厦と虹橋工芸品市場(ポスト襄陽ニセモノ市場)

2007-06-23 23:59:59 | シャンハイカンコウ
襄陽服飾礼品市場亡き後のニセモノ市場のひとつ、金匯路にある上海市虹橋大通陽商厦へ行きました。
他の偽者市場とも大差ないと思いつつも、こちらで一部の店舗でノーブランドのオリジナル商品があるとの話があったので行ってみたのです。
行ってみると、やはり多くは淘宝城などと変わらない印象。
しかし、ごく一部の店舗で情報どおり悪くない中国ブランド商品やノーブランド商品など機能的でイイ感じのものが見つかりました。今回購入したのは出張用のバッグと手提げのバッグ。
どちらも市場内の他店舗では取り扱いがなく、店主もかなり強気で苦労しましたが満足のいくものでした。その他にも中国小物を店頭のミシンで作ってオーダーも受け付けるというような店もあったりして、少し他の市場雰囲気が違う印象でした。全般的に言えばニセモノは他より少ない方かも。
その後昼食ついでもあり、さらにもう一つのニセモノ市場、虹橋工芸品市場(虹橋国際珍珠城)へ。こちらもまぁ他と変わらない印象。2階にある真珠のアクセサリーの店舗群に差はありますが。
ということで襄陽市場亡き後も、各所でニセモノはまだまだ跋扈しています。
参考までに一覧を。
淘宝城(南京西路)
・上海科技館駅地下街
・上海市虹橋大通陽商厦(金匯路)
・虹橋工芸品市場(虹梅路)
・七浦路の各店舗

夕方から激しい雨が降り始めました。
昨年のこの時期も夕立が激しかったらしいし、一昨年のこの時期も夕立が激しかったようです。そういう時期なのですね。
雨が一段落してから行きつけの床屋へ。8時過ぎてからの床屋って空いていて快適でした。

老房子の取り壊しと再利用

2007-06-22 23:59:59 | ニッキ
 

取り壊しが次々進んでいる大境路の近くを歩いていると、この取り壊している家々からの再利用の様子を見ることができます。
定番で言えば鉄クズ。取り壊した家にある鉄筋、鉄パイプ、トタンなど、中国で不足する貴重な鉄資源として、次々と回収されていました。
そして、瓦、レンガなど。中国のコンクリートに見える壁や塀は中がレンガになっています。そのレンガでも使えるようなものは全て回収。次に立てられる材料として再利用されているようです。味のあるレンガなど高値で取引されていたりして(想像)。
そして驚いたのが、取り壊された家の付近で、その取り壊された家々で回収したであろう生活用品やら、なにやら古い陶器、時計、小物などがフリーマーケットの如く陳列されて売りにだされていること。骨董品よろしく見る人が見ればお宝なのかもしれませんが、誰が買うんだ?というゴミに見えるものばかり並んでいました。
見方を変えると、この次々進む老房子の取り壊しによって、上海の昔からの歴史的に重要なものが次々に市場にでてきているかもしれないです。
一方怖いのは、歴史的なものが見つかっても適正な判断がされずに、次々と捨てられ、壊されてしまうところでしょうか。

腰の不調を週末に持ち越すまいと帰宅途中にマッサージへ。狙い通り違和感はなくなりました。

LYNN(琳怡)

2007-06-21 23:59:59 | シャンハイグルメ ★1~3
久々に中華を食いに行こうということで気になっていた店、LYNNに行きました。
この店はずいぶん前の週末の昼間に散歩中に見つけて、雰囲気が良さそうだったので店に入り、名刺だけもらっておいていたという店。でも、雰囲気的に子供連れではきつかろう、かといって会社の皆でわいわいというのもまた辛かろう、と後ろ倒しにされ続けていたのがようやく実行に移せました。
南京西路のすぐそばですが、一本入った西康路は少しローカルめいた雰囲気があります。そんな中で少し場違いにも見える巨大なドアがLYNNの入り口です。
薄明かりの店内ですが、天井が高くて開放感があり、その空気感はどこかコンサート会場のような印象を受けます。壁ある赤いデザインからの照明からはどこか妖しげな雰囲気が。
メニューには、LYNNマークの入ったオススメ料理があり、中華を少しだけアレンジしているよう。主要なメニューは写真があるので思いのほか選びやすい感じです。
ざっとメニューを見渡して気になったものを次々と頼みましたが、どれもそれほど高くない印象で好印象でした。
料理の方は手をかけているけど、それが良く現われているものと裏目にでてしまっているものがありました。残念なのはそれが負け越し気味なこと。雰囲気や対応などが良かっただけに、それが余計に目立ってしまった印象。
それでも、場所的に雰囲気的にトータルで言えば少人数のアテンドでは結構使える店の区分には入るかも。あとはメニューのチョイス次第かな。
あと、小姐デート的な方もちょこちょこ見受けられる店でした。雰囲気イイからしょうがないんだけど、"あきらか"なカップルのチュー姿は本当に見たくないので他でやってくれ!って感じ。あ、これは評価とはぜんぜん関係ないですが。
 ★★★☆☆(3)
 LYNN(琳怡)
 上海市西康路99号1
 Tel: 021-6247-0101

週明けの資料作りでExcel酔い気味。また視力落ちそうだなぁ。

深セン出張とライチ食べ比べ

2007-06-20 23:59:59 | グルメ
 

今日は深圳日帰り出張でした。
到着した深圳は最高気温33℃で、降りた瞬間から真夏の風が吹いていました。
訪問を無事終えて、空港に戻る途中の深圳空港の入り口近くの青空ライチ販売で購入することにしました。
日本でライチ(茘枝)というと、1種類しかないように思っていたのですが、実際はライチにも種類があって高級なものから安いものから存在します。
今回売っていたのは4種類あったので食べ比べてみました。(価格は空港前で高いです参考程度で)
一つ目(左)は桂味というもの。ちょっとトゲがあるような形。桂緑とも呼ばれて甘みの強い高級ライチ(10元/1斤)です。以前のこちらが緑だったのは品種のせい。4種類の中でも味が濃くて甘く美味しかったです。
二つ目(下)は糯米糍というもの。こちらはそれほどトゲがない丸っこい感じの高級ライチ(10元/1斤)。独特の酸味がありますが、やはり味が濃いです。
この二つが一応高級といわれる部類のライチです。
三つ目(上)が楊貴妃の愛したという名前の付いているものが妃子笑(5元/1斤)。上海でもどこでも買える品種で緑色で細かなとげとげがあるのが特徴。これがイチバン慣れているライチの味とでもいえるのですが、上の二つを味わった後では若干甘みは劣ります。みずみずしさは一番ありました。日本ではグリーンライチなどの名前で生で販売もされているようです。
四つ目(右)は淮枝というもの(5元/1斤)。他に比べると甘み、酸味、みずみずしさともに劣っていました。でもこれもそれなりにライチな味なので、比較せずにこれだけ食べたら美味しく感じると思われます。
今回のほかに上海でも販売されている、茘枝王と呼ばれる品種もあります。これは他のライチより一回り大きくてごつごつしていて、まさに王という名の威厳が感じられるのですが、味は大味で水っぽい感じが否めません。
それに中国の場合、ここまで大きいと品種ではなくて成長剤のクスリのせい?などという疑いも出てきたりするのでおススメできなかったりして。
ということで、結果的には高いものはウマいという単純な結果になってしまったのですが、ライチを買うときには是非品種も見て購入するといいです。
また、ライチは半日置いておくだけであっという間に干からびて枯れた色になります。保管時には水をかけておくといいようです。

クレーマー対応だった上、移動ばかりで疲れました。まったく。。。
それにしても深圳、交通マナー悪いなぁ。右の写真の信号は完全に向こう側を向いていて左のクルマは完全に逆走中。バスまで行くかい?

上海散策 -老房子の増改築-

2007-06-19 23:59:59 | ニッキ
 

上海散策で見かけた取り壊される途中の家です。すでに隣の家が取り壊されて、家の断面が見えます。
写真を見ると、三角の屋根の上に家が載っているように見えるのが分かるでしょうか。
これは、もともと2階建ての家の上にもう一階を追加した跡だと思われます。
日本では考えられないですが、こちらではこのようにもともとあった家の上に積み重ねたりすることがあります。建築基準などあったもんじゃない。
地震がない上海ならではの発想でしょうか。
ちなみに上海にある、とある四ツ星ホテルでもこのような改築があって従来より数階最上階が追加されています。恐らくはエレベーターも吊りなおし。
ちょいと部屋が足りなくなったから追加しとくか、という安直な発想が計画性のなさを象徴してます。
色もきっちりと塗り替えられているので、外観からは伺い知ることはできないですが信じがたいことが潜んでいたりします。
まー改築があろうがなかろうが、地震が起きた日には一発で倒壊する建物が多いでしょうから、気にしなくてもいいのかもしれません。

青浦出張後に仁清でランチ。ランチもクォリティ高いですね。
今日は旧暦5月5日の端午節なので粽を食べました。端午節の言われなどについては「端午節 中国」でググると腐るほどでてくるので割愛します。

泰和飲食店 阿娘麺

2007-06-18 23:59:59 | シャンハイグルメ ★1~3
 

以前より話に聞いていた上海で行列ができる拉麺の店、阿娘麺に行きました。
店は淮海中路の南側、思南路にあります。
小さな店ですぐに見逃してしまいそうですが、昼になると常に人がたえないので、すぐに見つけることができます。店の看板には泰和飲食店とあり、小さく阿娘麺と書いてあります。
まずは東側のチケット売り場(?)というか、店のオヤジが座っている小さなテーブルに並びます。
並んでいる間にも、ベンツやらビュイックやらに乗った人が次々とこの店の前でクルマを降りて列に並んでいるのを見ると、地元の人たちにはとても愛されているのだと分かりました。
オヤジの元にたどり着き、メニューを確認して注文。番号の札を受け取ります。
その東側の小さな店舗で食べることもできますが、テーブルが3つほどあるだけで、ほとんど座ることができません。そこ以外に食べるところが道路の向かい(西側)に同じ泰和飲食店、阿娘麺という看板があり、そこに40席ほどがあります。
ここも一杯だったので、周囲を見てみると路地にテーブルがあって、青空の下で食べることが可能、さらに路地の奥にも民家と思うようなスペースがあり、そちらでも可能。
と、変則的ながら食べるスペースはかなりありました。
どこに客がいるのか分からないのではないかと危惧していましたが、そこは店員が叫びながら拉麺を持ってくるので全然問題ありませんでした。ここにもいない、ここにもいない、という雰囲気で次々に声が近づいてくるのには驚きましたが。
味のほうは蘇州麺そのもので醤油味の拉麺でした。トッピングにした雪菜(高菜のようなもの)が酸味を出していて美味しかったです。
日本人的には、行列を待ってでも食べたいラーメンかというほどではない気がしてしますが、いわゆる中国の本場の拉麺というものを味わう為には一度は体験すべき味なのかも。
ちなみに、私はこの阿娘拉麺よりも美味しいと思う店があります。
この話はまた後日に。
★★★☆☆(3)
泰和飲食店 阿娘麺
上海市思南路19号

上海散策 大境路

2007-06-17 23:59:59 | ニッキ
 

昼食後に軽く上海散策しました。
以前から思い入れのある路、大境路を久しぶりに歩きました。
到着して唖然。
以前あった建物は無残にも取り壊されて、瓦礫の山と化していました。
こうなることは、次々と店が閉まっていった1年前から分かっていたことですが、いざそれを目の当たりにすると悲しくなります。
あの活気のあった通りはもう戻ってこない。そう思っただけで、何か大切なものを失ってしまったような残念な気になります。
わずか3年程度上海に住んだ私ですらこのような気持ちになるのですから、ここで育ったであろう上海の方々の心境は計り知れないです。
そんな感傷に浸りながら、しばらく豫園のほうに向かい歩いていると、霞香園路という路を境にまだ取り壊されていない区域に入ってきました。
驚くことに、規制により一時失われていた活気のある街並みが再び戻っていたのです。
最盛期のこの頃とまでは行かないまでも、路にじかに座った野菜売り、天秤棒の果物売り、桶に入った川魚やザリガニ、檻に入れられた鶏などなど。かつての風景がおこっていまいsた。
つい先ほどまで全て廃墟になってしまったとがっかりしていていた分、余計にその光景が新鮮で瑞々しく感じられました。まだこの路は死んではいないようです。
とはいえ、この風景もいつまで見られるものか分からないです。
細い路地に入りぐるぐると周辺を散策し、またここに来ようと思いつつ思い出深い路を後にしました。

カフェに麺に軽い散策と充実した一日でした。腰もぼちぼちいいようです。

佳家湯包

2007-06-16 23:59:59 | シャンハイグルメ ★4~5
 

小龍包の店、佳家湯包に行きました。
この店は元々豫園の南側の河南南路にあった店。
先日上海散策で近くを歩いた際に探したのですが全然見つからず、地元の方に聞いたところ道路拡張の工事を受け跡形もなくなってしまったとのこと。道理でいくら探してもないはずです。
移転先を調べてみれば、毎日の通勤途中といえる黄河路に移っていました。
ということで改めて行ってみることになりました。
佳家湯包の店は、朝10時ごろにもかかわらず、店の前にはすでに行列ができていました。
行列の進みは遅く、ナカナカ順番が回ってきません。
やっとレジにたどり着き、純鮮肉湯包6元、蝦仁鮮肉湯包7.5元、鶏丁鮮肉湯包7.5元、を注文。注文するとレシートに注文の番号を書いてくれます。
店内に入って行列の進みが遅い理由が分かりました。席は40席もない上に注文を受けてから包んで蒸しているので、そもそも回転が遅いのです。
しばし待っていると、蒸篭が到着。
小龍包なんて結局は、どこも大して変わらないだろうと思っていたのですが、皮の薄さとスープの入りは他で食べたより勝っている気がします。皮の薄さは作りおきをしないことが成せる技なのでしょうか。
また、調理場から数メートルしか離れていない席では、その蒸したての熱さといったらそれはものすごくて、湯気の量はハンパじゃないです。
鮮肉は豚の味が濃い感じ、蝦仁は蝦と豚の味が混ざってやさしく甘い感じ、鶏丁は鶏と豚の味が混ざってさっぱりとした感じ。どれも美味しいです。
どの小龍包もとても皮が薄いのだけど、最後まで一つも破れることがありませんでした。これはスゴイです。
味の方は好みがあると思いますが、ローカルっぷり、作りたてアツアツ、皮の薄さ、スープの量など「これぞ小龍包だ」と思わせてくれるものでした。
通勤途中ですし、客の入りを見つつ全ての味を制覇してみたいものです。
 ★★★★★(5)
 佳家湯包
 上海市黄河路90号

腰を気遣いつつの一日だったため、変則的な一日になりました。
久々に行った現代美術館の特別展、ART IN AMERICA NOW(今日美国芸術)はつまらなくてガッカリ。
夕食後の20時頃から正大広場へ。人が少ない夜の買い物は効率的でいい感じでした。