機微談語[きびだんご]

心の動きや物事の微妙な趣を徒然なるままに…。初めての方は注意事項もお読みください。

女子W杯カナダ2015 決勝 アメリカ戦

2015-07-06 22:14:39 | サッカー
前回に続いて、相手はアメリカです。

決戦の会場は、バンクーバー。

アメリカとの国境に近い街ということもあって、

アメリカのサポーターがスタンドを埋め尽くしているように見え、

アウェイな雰囲気でしたね。



そんな雰囲気にのまれたのか、

日本は、前半16分で4失点という差を付けられてしまいます。

1点目2点目のセットプレーからの失点は、

ハイボールがくると予測していたのが、

どちらもグラウンダーからで、

日本の守備のウラを突いた形になりました。

4年前の敗戦から、日本をしっかり研究してきたアメリカの成果ですね。



ただ4点とも、完全に崩された感じではなかったので、

厳しい状況ではあるけれど、

まだ巻き返すことは不可能ではないとは思いました。


前半27分の大儀見のゴールで、

日本も落ち着きを取り戻した様にみえました。


後半は、なでしこらしい粘り強いプレーが見られましたが、

結局、前半の4失点が響き、2-5で敗れ、準優勝に終わりました。

最後まで諦めない姿勢は、勇気をもらえましたよね。


表彰式では、ステージに向かうなでしこのために

アメリカの選手たちが2列に並んで花道を作って祝福してました。

4年前、日本が優勝した時、宮間が歓喜の輪に加わるよりも先に

アメリカの選手のもとへ健闘を讃えに行ったことを

覚えていたのかもしれませんね。

こういうシーンを見ると、日本とアメリカは

『好敵手』なんだなぁって思います。


表彰式後、アメリカの選手がお子さんと

記念写真を撮ったりしているのを見ると、

日本の女子選手の競技環境は、まだまだだなぁって思います。

アメリカに敗れはしましたが、2大会連続で決勝に進出し、

連覇を期待されていましたが、『連覇』と言う前に

それに値する環境などのサポートは必要だなと思いました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする