goo blog サービス終了のお知らせ 

機微談語[きびだんご]

心の動きや物事の微妙な趣を徒然なるままに…。初めての方は注意事項もお読みください。

国別対抗戦2017

2017-04-26 16:36:56 | スポーツ
日本は、シングルの活躍で見事、優勝しました

女子シングルの2人はシニア1年目ですし、

日本はペア競技(ペア、ダンス)が弱いので、

男子シングルだけで優勝が狙えるのか、ちょっと不安でした。


が、予想をいい意味で裏切り、

女子は樋口新葉ちゃん、三原舞依ちゃん、ともにSPで70点超えの自己ベストを更新し、

FSでは、樋口新葉ちゃんが、145.30でFS日本最高得点を更新すると

続く三原舞依ちゃんが、146.17をたたき出し、さらに更新して見せました。

残念ながら、メドベージェワには敵いませんでしたが、

今シーズンの成長がわかり、可能性も感じました。


メドベージェワは、もう別格ですね。

FSの演技構成点の『Performance』の項目では、

ジャッジ全員が満点の10.00をつけました

あの若さでジャンプだけでなく、演技力も表現力もあります。

これから体系の変化で大きく崩れないことを祈りたいです。


宇野昌磨くんもSPで見事な演技を見せてくれました。

FSでは、2本目のフリップにコンビネーションをつけられなくて、

リピートになってしまったけど、最後までチャレンジし、198.49を出しました。


羽生くんは、SPでまともに跳べたのがアクセルだけになってしまい、

まさかの7位になってしまいました。

ただ、FSでは挽回の会心の演技でした

ソチの真央ちゃんを連想させるかのようでしたね。


さて、エキシビションでは、メドベージェワが『セーラームーン』に扮して、

日本はチームで『P.P.A.P.』をかっこよくキメてくれました


特別ゲストとして村上佳菜子ちゃんが引退発表をし、

現役最後の演技を見せてくれました。

ちょっと寂しいですが、これからも頑張ってもらいたいですね。

おつかれさまでした。


2017世界フィギュア選手権

2017-04-02 23:29:52 | スポーツ
今年の世界選手権は、

来年の平昌オリンピックの国別出場枠が決まる大事な大会です。

3枠を確保するためには、

上位2名の合計ポイントが13以内にならなければなりません。


三原舞依ちゃんは、ちょっと緊張しているようにみえました。

SPで最後のフリップが2回転になって転倒してしまい15位でしたが、

FSではそれをしっかりと挽回する素晴らしい演技でした。

総合で5位に入ることができました

採点表を見るとわかるのですが、技術点の基礎点は一番高いんですね。

それだけ難しい構成の演技だったということなので、

ここに加点が多く付くようになると・・・今後が楽しみです


樋口新葉ちゃんは、ほぼ完璧なSPでしたが、

大きな大会の雰囲気に呑まれてしまったのか、

FSでは思うような演技ができませんでしたね。

残念ながら11位でした。


本郷理華ちゃんは、ジャンプで回転不足があったものの、

今シーズンのスランプは脱出できたような気がします。

ただ、宮原知子ちゃんの欠場で急きょ出場が決まったこともあり、

調整不足は否めず16位に終わってしまいました。


女子は残念ながら平昌五輪の出場枠は『2』になってしまいましたが、

3人ともよく頑張ったと思います。


優勝はメドベージェワでしたが、

今の彼女は無敵な感じですね。

今回もまた、歴代最高得点をたたき出しました。

ほとんどのジャンプで腕を上げて跳び、

加点を多く取れる工夫がされていました。



男子は、かなりハイレベルな戦いになりました。


羽生くんが、FSの歴代最高得点更新の321.59で逆転優勝 

滑り出しの遅れで減点1とジャンプのミスで

SPは5位と出遅れました。

でも、それをFSで大逆転する強さを持っているのが羽生くんですね。


SP、FS共に、ほぼ完璧に完璧に滑り切った昌磨くん。

FSでは4ルッツと4トウループでバランスを崩す場面もありましたが、

自己ベストの319.31で2位につけました。


3位には、303.58でボーヤン・ジンがはいりました。

今回はジャンプでミスがありましたが、

4種類の4回転ジャンプをしっかり揃えたら、

もっと高得点が出てくるでしょう。

確実に昨年より表現力もついてきていますので、

まだまだ伸びてくると思います。


SPではハビエルが圧巻の演技で首位に立ちましたが、

FSでジャンプにミスが目立ち得点がのばせませんでした。

それでも301.19の300点越えの4位。

ってか、300点超えてもメダルに届かないって、

すごい時代になってしまいましたね

男女とも、自己ベストを更新する選手が多かった

レベルの高い大会でしたね

田舎のヒーロー?

2017-03-21 22:29:56 | スポーツ
最近、後輩(と、いっても何の面識もないんですけど)が、


某スポーツで活躍しています。


昨年までは、これほど注目されていませんでした。

(今、彼が所属している地域では、

取り上げられているのかもしれませんが・・・)


それがローカル局は勿論のこと、


全国ネットのスポーツニュースでも取り上げられています。


そんな番組で、母校の名前が出てくることに


ちょっとビックリしてます。


みんなで『すごいね~』と話しています。

2017世界ジュニア選手権

2017-03-19 14:23:09 | スポーツ
女子では、日本から


本田真凜ちゃん 坂本花織ちゃん 白岩優奈ちゃん


の3選手が出場しました。

どの選手もシニア参戦が楽しみになる選手です。


特に、真凛ちゃんは連覇がかかるプレッシャーの中、

SP(68.35)、FS(133.26) 共にほぼ完璧な演技で

自己ベストの201.61を更新しました


ただ、残念ながら、

ジャンプをすべて1.1倍になる後半に組みこんでいた

ロシアのアリーナ・ザギトワに優勝は譲ってしまいました。

SP 70.58 でトップに立ちましたが、

これが自己ベストじゃないことにビックリです

FS 138.02 と合わせて 208.60 は自己ベストで、

ジュニアの歴代最高得点を更新しました。


3位には、坂本花織ちゃんが入りました

 SP 67.78  FS 127.76 で、195.54 と、

こちらもノーミスの自己ベスト更新です。



4位には、韓国のイム・ウンスが入りました。

こちらも自己ベストの 180.81( SP 64.78 FS 116.03 )です。



白岩優奈ちゃんは、FSでの転倒が響いてしまい、

 174.38( SP 62.96 FS 111.42 )の5位でした。



1位から4位まで、自己ベスト更新という、レベルの高い試合でしたね。

しかも、1位、2位は200点超えの高得点です。

言われなければ、ジュニアの試合だと気づかないかもしれません。

彼女たちがシニアに上がってきたらと思うと、とても楽しみです

四大陸フィギュア2017

2017-02-21 22:26:19 | スポーツ
女子は、初出場の三原舞依が優勝しました

SP、FSともにほぼノーミスで

最後までノビノビと滑っていたように思います


宮原知子ちゃんが怪我の為、

急きょ出場が決まった本郷理華ちゃんは、

急だったせいもあって調整不足は否めませんでしたね。


期待の樋口新葉ちゃんは、

なんとなく気負いすぎちゃったかなという感じがしました。

いつもの強気な演技が見られなかった気がします。

これも経験かな


男子は、アメリカのネイサン・チェンが優勝しました

2トウループの跳び過ぎはあったものの、

4種類5回の4回転ジャンプを成功させて、

技術点の基礎点だけで106.48もあります。


いくら演技構成点が高く、GOEも取れる羽生くんでも、

SPで出遅れては、逆転は無理でしたね


昌磨くんは、冒頭の4ループを初めて成功させ、

続く4フリップも成功し、勢いに乗れたと思ったのですが、

まさかの3アクセルで2回もミスするなんてビックリでした


男子はホントに4回転ジャンプを数回入れないと

優勝は厳しい時代になってきましたね。