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機微談語[きびだんご]

心の動きや物事の微妙な趣を徒然なるままに…。初めての方は注意事項もお読みください。

平昌五輪 男子フィギュア

2018-02-19 17:15:42 | スポーツ
すごかったですね~


羽生くん、金メダル
(ちなみに、これが冬季五輪の1000個目の金メダルだそうです

昌磨くん、銀メダル

ハビエル、銅メダル

おめでとうございます


ちょっとだけ振り返ってみましょう。

まずは、羽生くん。

SPの3アクセルでは、

9人のジャッジ全員がGOEで3点満点をつける完璧なジャンプでした。

ジャンプの基礎点だけ見れば、ボーヤン・ジンや昌磨くんの方が高いのですが、

それをカバーできるだけの技の完成度を持っています。

FSでも冒頭の4サルコウ、4トウループで9人中8人のジャッジが3点を付け、

GOEで3点の加点を貰う素晴らしいジャンプでした。

演技構成点でも10点をつけるジャッジも何人かいて、

SP、FSのすべての項目で9点台を出しています。

怪我の影響は、スタミナぐらいでしたね


2位の昌磨くんは、

SPは、ほぼノーミスで3位につけました。

1位の羽生くん、2位のハビエルとは、

GOEや演技構成点などプログラムの完成度で差を付けられた感じですね。

ただ、FSでは4回転を3種類4本入れて、冒頭の4ループの転倒以外は

大きなミスなくまとめられたことが、銀メダルになったんだと思います。


3位ハビエルは、

FSで4回転を2本では、どうしても基礎点が低くなってしまうので、

昌磨くんに逆転を許してしまいました。

ただ、SP、FS共にミスが少なく完成度は高かったと思います。

なので、本人も納得の3位だったんじゃないかと思います。


田中刑事くんは、18位と悔しい結果になってしまいましたが、

五輪という大舞台でしっかりと演技できたことは、自信になると思います。

メダル争いをした羽生くんと昌磨くんが

クローズアップされるのは、仕方ないのかもしれませんが、

刑事くんも頑張ったんだし、もっと取り上げてほしいなと思います。


優勝候補にも名前が挙がっていたものの、メダルには届かなかったネイサン・チェン。

SPで、すべてのジャンプをミスして17位と出遅れてしまいました。

「何が起きたのか分からない」状態だったようですが、

FSでは、4回転を6本入れて、5本を成功させ起死回生の演技を見せてくれました。

SPでのミスがなければ、ネイサンが金メダルだったかもしれません。

ソチの時の真央ちゃんとシンクロすると思った方も多いと思います。


残念ながら、メダルに届かなかった選手も

みんないい演技を見せてくれました。

お疲れ様でした

平昌五輪

2018-02-12 21:10:58 | スポーツ
いよいよ始まりましたね。


開会式は、ドローンを使った大きな人型が面白かったです。


聖火の点燈はやっぱりキム・ヨナでしたね。



個人的に注目なのは、やっぱりフィギュアスケートです。


シングルはもちろん、ペアやアイスダンスも楽しみです。



それにしても、現地はすごく寒そうですね


冬季なんだから、寒いのは当たり前だとは思うのですが、


寒すぎて、表彰式の時に観客がほとんどいないなんて、


選手が可哀想な気がします。



何だかバタバタと開幕した印象もありますが、


とりあえず、楽しみたいと思います




 オマケ 


平昌五輪のロゴマーク。

ピョンチャンの『ピ(P)』を表すハングルの子音字を

うまくギリシャ神殿風に使ってるな~と、思いました


2017全日本フィギュアと五輪代表

2017-12-26 22:02:59 | スポーツ
今年の全日本選手権は、平昌五輪の代表選考会も兼ねていました。


優勝者は、文句なしに決定。

2位・3位なら、GPファイナルやほかの国際試合の実績や

その他を総合的に考慮して決まります。

男子は最大の3枠、女子は2枠。


女子から

1位 宮原知子

2位 坂本花織

3位 紀平梨花

という結果になりました。

順当な順位になりましたね。


宮原知子ちゃんは、怪我から完全復帰したようで、

安定感もあり表情も豊かになって、怪我をする前よりも良くなっているように思いました。


2位につけた坂本花織ちゃんは、ジュニアの頃と変わらず、元気いっぱいの演技でしたね。

特にFSの『アメリ』は、衣装も赤に変更して、花織ちゃんのイメージにぴったりでした。


紀平梨花ちゃんは、SP、FS合わせて3本の3アクセルをクリーンに決めました。

FSでは3アクセル+3トゥループという大技もしっかりと決めビックリです

これからが楽しみですね


男子は

1位 宇野昌磨

2位 田中刑事

3位 無良崇人

という結果に。

昌磨くんが2連覇を達成しました。

3アクセル+4トゥループは、残念ながら失敗してしまいましたが、

ダメもとでも挑戦するところは昌磨くんらしいですね

2位には、今回欠場した羽生くんと同期の田中刑事くん。

やっとここまで来たかという感じですね

無良くんも順位こそ3位でしたが、いい演技でしたね。


今年の全日本は、宮原知子ちゃんもそうですが、

村上大介くん、本郷理華ちゃん、山本草太くんなど、

怪我や病気やスランプから復活したなと

思える演技だった選手が多かったように思いました。


さて、平昌五輪の代表ですが、

女子は、宮原知子ちゃんと坂本花織ちゃん。

男子は、宇野昌磨くんと田中刑事くん、羽生結弦くん。

ペアは、須崎海羽、木原龍一 組

アイスダンスは、村元哉中、クリス・リード 組


みんな頑張ってほしいですね

2017GPファイナル

2017-12-12 22:24:17 | スポーツ
今年のGPファイナルは、

男女とも大本命不在で、正直ちょっと物足りなさも感じました。


ただ、見どころがなかったわけではなく、

ジュニアから上がった若い選手と、

熟練されたスケートを見せてくれる『ベテラン』選手との

競演は楽しみの一つでした。


女子は、やっぱりロシアが強いですね。

ただ、ほとんどのジャンプで手を挙げるなど、

演技構成点よりも、まずは技術点のGOEを伸ばすほうに

重点を置いているように感じました。

でも、これから表現力がついてきたら・・・と思うと楽しみでもあります。


コストナーは、今大会女子の最年長でしたが、

表現力で会場全体をコストナーの世界に引き込んでいました。


日本勢も表彰台こそ逃しましたが、樋口新葉ちゃんも頑張りましたし、

宮原知子ちゃんもケガから、よくここまで復帰したなと思いました。


ジュニアでも表彰台を独占していましたし、

得点も200点台をだし、レベルも高いです。

ジュニアでも200点を出さないと

表彰台に上がれない時代になったんですね

アレクサンドラ・トゥルソワは、安藤美姫ちゃん以来の4回転サルコウに挑戦しました。

転倒してしまったものの、きれいに下りられることもあるので、これからも楽しみです。

紀平梨花ちゃんは、女子で初めて3アクセル+3トウループを公式戦で成功させました。

しかも綺麗な着氷で、加点ももらえました。

彼女たちがシニアに上がってきたらと思うとわくわくします。


男子は、ネイサン・チェンが優勝しましたが、2位の昌磨君とは、0.5ポイント差。

誰が優勝してもおかしくない状況ではありました。

男子の場合、現実的には4回転ジャンプが必須項目になってきていますが、

ジェイソン・ブラウンのような表現力で魅せる選手も好きです。

今回は繰り上がり出場でしたが、

それでもファイナルに進出できる表現力の評価の高さは

『フィギュアはジャンプだけではない』と証明しているようです。

GPファイナルの顔ぶれ

2017-11-30 21:25:47 | スポーツ
何だか、気が付くともう12月になっちゃいます。


早いですね。


フィギュアスケートもグランプリシリーズが終わり、


GPファイナルに出場する選手も決まりましたね。


男子は

ネイサン・チェン(アメリカ)

宇野 昌磨(日本)

ミハイル・コリヤダ(ロシア)

セルゲイ・ボロノフ(ロシア)

アダム・リッポン(アメリカ)

金博洋(中国)

の6人。


女子は

エフゲーニャ・メドベージェワ(ロシア)

アリーナ・ザギトワ(ロシア)

ケイトリン・オズモンド(カナダ)

カロリーナ・コストナー(イタリア)

マリア・ソツコワ(ロシア)

樋口 新葉(日本)

の6人。


ん~、羽生くんは、怪我で仕方ないとして、

ハビエルも、パトリックも、ジェイソンも、

いないなんて・・・


名古屋でのGPファイナルなのに、

男子も女子も、日本人選手が一人っていうのは

少し寂しい感じもしますね。