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「夢を描こう!」「 夢を語ろう!」 「夢を形にしよう!」 楽しもう76歳を!

譲られ上手。

2012-11-27 20:37:40 | ひとりごと
昨夜の地下鉄車内でのできごと

9時頃だったか車内は勤め帰りの人達でかなり
混雑をしていた

次の駅で吊革が空いたのでつかもうとしたら

”どうぞ!

と男性がすっと立ちあがって席を空けてくれた

実に気持ちのいい笑顔に思わず

”ありがとう!”

と応えてさっと座らせてもらった

たったそれだけのことだったが
とてもうれしかった

22~3歳くらいに見えた若者が
席を譲ってくれたことがうれしかった

しかしそれより嬉しかったのは
自分が気持ちよく譲ってもらったことだった

いまの若者は席を譲らないと言う
いつの時代も”いまの若者は”と言われるが
少なくとも自分たちの頃より男女に関係なく
席を譲る若者の姿をみかけることはない

それどころか特に女性は優先座席も構わず
わがもの顔で座り化粧や携帯を使っている

でも気配りのできる優しい若者が
沢山いることも知っている

自分が席を譲られたのはこれが三度目だが
”大丈夫です、ありがとう”
と二度とも断ってしまった

後でなんと相手に失礼なことをしたと思い
譲ろうとした人も気まずい思いをしたはず
それが譲る勇気を奪ってしまうことになる

その時のことをいつかブログに書いている
こんど譲られたら

「譲られ上手」になる!

自分にも経験があるが席を譲ろうとして
断られると好意を否定された気がして
次に譲ろうとする時に逡巡してしまうもの

72にもなれば自分は若いつもりでも
人から見れば間違いなく年寄りなんだ

例え大阪マラソン走ったり
東海道五十三次を完歩したのだから
元気だ!といったって
他人にはただの年寄りにしか見えない

気持ちよく譲ってもらえば
譲ってくれたあの若者も
”喜んでくれた、よかった!”
と思っているに違いない

お互いがたった一つの席で
譲るうれしさ
譲られるうれしさ
を共有できたのなら
通勤電車もまた楽しだ!