昨日より今日を!今日より明日を! 夢と希望がある限り命輝かせて生きていこう!

「夢を描こう!」「 夢を語ろう!」 「夢を形にしよう!」 楽しもう76歳を!

恐ろしい現実、京都までもか!

2011-08-09 22:12:07 | ひとりごと

信じられないことが京都で起きている
伝統行事の大文字の送り火で計画してきた
被災地の松の使用が中止になったという



震災で壊滅的な被害を受けた陸前高田市の
名称「高田の松原」の倒された松を加工して
遺族らが家族への思いや祈りの言葉や
復興にかけるメッセージを書き込んだ松に

「放射能汚染が心配!」とか

「燃やした灰が琵琶湖に落ちて水が飲めなくなるのでは?」
など、心配する電話が大文字保存会に寄せられたために
中止に決めたらしい

それに対して京都市に
被災者の気持ちを無視するのか
京都のイメージダウンにつながるなど
計画の中止に抗議や批難が殺到しているという

あたり前や!

なにを考えている!
被災者に鞭打ちするようなことしたらあかん!



そもそも陸前高田では放射能は検出されておらず
松からも放射性物質は検出されていないというのに


7日のブログでヒロシマの「被爆者」は生涯「被爆者」として
目に見えない差別の人生を送ってきたことを書いた

そしていま福島産の農産物も風評被害で差別されているが
それが「人」の差別にならないようにと書いたばかり

福島から遠く離れた陸前高田市の松にそこまで思うのなら
京都では、震災地の人たちにも差別感を持っているという
ことではないか

恐ろしい感覚
ここまでもか!


ここまで書いて思い出した
ずっと以前の8月6日にヒロシマの原爆のことを話していたら
少し年上の先輩が
”そんなこと言うけど先に日本が真珠湾を攻撃したで!”と
はっきりと言われてことばを失ったことがある

偶然かもしれないが
その人、京都人

あんたらにわかるか!と口にでかかったのを我慢したことを
思い出した

別に京都に何の恨みも特別な感情もない
いつも楽しく観光させてもらっている

ほんの一部の人がさわいでいるのだろうが
こういうことになってしまう。