12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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可逆と非可逆

2010年02月26日 04時59分05秒 | Weblog

写真ファイルの大半はjpeg(jpg)というファイル形式である。非常に便利で汎用性が高く99%くらいの写真がjpegだろうと思っている。

しかし、全てにおいて万能というものもない。これには唯一であろうが大きな欠点もある。それはいつに可逆と非可逆との差にある。

jpegは非可逆性ファイルである。保存するたびに圧縮工程が繰り返され、非可逆的な圧縮が行われる。この結果写真の画質劣化が起きるのである。

大抵の写真は画質劣化を問題にするものではないのでそれほど気を使う必要がないのだが、時たまどうしても画質劣化をさせたくない写真が出てくる。この時の対策を書いておく。

1.最も簡単な方法は、貴重なオリジナルを一か所に残しておき、次に使うときには、常にこのオリジナルからコピーして使用すれば、2回以内の圧縮で済み、問題になるほどの劣化は起きない。(画質を問題にする写真は、原則5回以内の保存に留めるとよい)

2.映像の編集(色の修正やトリミング等など)を行う人は、少し厄介な方法であるが、編集ソフトでTIFF等の可逆圧縮ファイルに変換して編集し、最終的に使用するときにjpegの戻しておくとよい。

3.デジタル一眼レフカメラなどを持っている人は既に良く御承知だとは思うが、RAWでの撮影とその現像処理などをされていることだろうから、現像の時点で適切なファイル形式にされているはずであり釈迦に説法でなる故あえて説明はしない。

 このことを詳細に記述したのが、デジカメ講座として公開されているものの内の”No.4 写真編集豆知識、JPEG保存にご用心”である。

詳しくは、次のサイトから、
http://nadeat2.exblog.jp/9099215/