12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

次の時代は?

2010年02月03日 05時57分58秒 | Weblog

水墨画教室では毎回勉強の終わりは茶話会である。

先日の話題は最近の新しいものに話題が集まった。デジタルTVを購入しボタンの沢山あるリモコンに慣れない人、携帯電話を使いこなせない人など、古希前後の人が中心のこの教室ではこの種の新しいものに共通の悩みが話題の中心になった。小生もご他聞に漏れず同感である。

 ガソリン自動車がまもなく電気自動車になりそうで、本が電子本(i-PADのような)になりそうな気配が見え始め、映画がTVになり、そろそろ新聞もインターネット新聞のようなものに変わろうとしているように思える。

世界有数の企業がいともあっさりと消えてゆく時代である。数十年前に全盛期を迎えたものが、次の新しいものに取って替わられそうなものが沢山あるような気がしている、時代の変わり目に差し掛かった感が強い。

しかし、俳句や水墨画も数百年前のものであるが、それなりに人々の楽しみとして存続している。昔の良いものを残しながら新しいものが一世を風靡し、そして古いものになり、良いものだけが残り、次の新しいものが現れ新しい時代を作るというサイクルが続いていくのだろう。

ただ、新しいものを知らなくてもちゃんと生きていけるし、知ったから使ったからといって必ずしも豊かだとも言えないような気がするのも真実ではないだろうか。我々のような高齢の世代はいまさら人と同じである必要は少しもない、人それぞれに自分固有の生き方をすればよいのであろうと思っている。