12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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一式飾り

2010年02月02日 06時14分50秒 | Weblog

出雲大社初詣のとき、島根ワイナリーというところで昼食となった。無料試飲コーナーがあり10種類くらいのワインが無料飲み放題だった。下戸の小生はもっぱら写真撮影に徹した。

この一角に奇妙な展示物があった。それが「一式飾り」という民族文化財だった。次の説明は、インターネットから引用した。

 西日本の日本海側の幾つかの町には一式飾り、またはつくりものと呼ばれる見立て細工の伝統がある。 ある特定の生活品を用いて歴史上の人物や動物などのモチーフのフェイクをつくる見世物である。

たとえば茶碗や皿などの陶器のみを使用して作った場合は陶器一式、笊や篭なら竹物一式、といった具合になる。中には仏具一式なんてのもある。

全体像として見た時、ひとつひとつのパーツは普段我々が使っている生活道具であるにもかかわらず日常ののほほ~んとした趣はなく、全く別のフォルムが出現しているのだ。そして全体像を認識した後、再度細部を見るとそこには見慣れた生活道具が現れる仕組みになっており、日常と非日常の間を往ったり来たりする不思議な体験を得ることが出来るのだ。

 詳しくは次のサイトから、
http://www41.tok2.com/home/kanihei5/hirata.html