12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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にしんそば後日談

2006年10月30日 09時17分43秒 | Weblog

 「にしんそば」のブログを見た同窓生から、メールが来た。

以下に、その文面をご披露する。

・・・・・ 数ある「そば」料理の中で、「にしんそば」だけが許せない。  

初めて食ったのがいつだったのかは忘れ果ててしまったけれど、

その時以来、メニューから目を逸らせ続けて今日まで来た。  

多分今は、私の味覚も年を経たし、そばも変わったはずだから、もういちど試してみてもいいのかもしれないが、

そこまでやらなくっても他に美味いものはある。

・・・・・ 以下省略

“にしん”と言えば、「なかにし れい」の「石狩挽歌」を思い出す、

「北原 ミレイ」が「ミレイ節」という独特の歌い方で歌い、大ヒットした。

この歌は、超のつく名曲である。 

 しかし、「三波 春夫」が歌えるかというと、とても雰囲気的に合いそうにない。

この歌は、歌い手を選ぶ、誰にでも歌える歌ではないのである。

超のつく名曲は、歌い手を選ぶのである。

卵焼き、おでん、焼き飯、茶碗蒸し・・・ これらは、ほどほどに美味しい万人向き料理である。

誰にでも愛される料理である。
それ故、食べ手を選んだりはしないのである。

しかし、納豆、くさや、フナ寿司・・・癖の強い料理は、超美味しい。

しかし、食べ手を料理が、選ぶのである。

万人向きではないが、分かる人は、堪えられない美味しさを味わうことができる。

にしんも、食べ手を選ぶ料理である。

それ故、超のつく美味しい料理なのである。

小生は、にしんに選ばれた「選民」であり、
友人は、選ばれなかった「哀れな民」に過ぎないのである。