12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

自信喪失

2006年10月06日 06時10分28秒 | Weblog

山登りをしていた頃の古い話から始める。

 天気予報:
ラジオを聞き天気図を書く。

これを元に、天気予報を行った。

しかし、長いこと使用する必要がなったので、
この能力は、退化してしまった。

カミナビ:
地図=紙=「カミ」と磁石と携帯ラジオが、
ナビゲーションの三種の神器であった。

これは現在も、活用している。

あまり辺鄙なところには行かなくなったので、
ラジオを使うことは無くなった。

 

ドライブでは、小生の「カミナビ」に自信を抱いていた。

「カーナビ」なんか、くそ食らえである。

アルバイトの帰りを利用し、ビデオの下見に、
三朝温泉から10kmほど山奥に入った「三徳山 投げ入れ堂」に出向いた。

帰途、湯原IC目指して、R179線を南下、R482へ分岐、
津黒高原スキー場入り口付近までは、順調そのもの。

ここを過ぎてから、しばらく行くと周囲の様子がおかしくなった。

車が少ない、国道を走っている雰囲気でない、
とんでもない山奥の雰囲気。

 

異常を感じたので、カミナビの登場となったが、
小雨に加えて山が迫って周囲が見えない、
地形の割り出し不可能、夕闇が迫った、焦る。

そこに中型のバスが、通りかかった、早速そのあとを追尾。

ところが、1kmほど先で停車、乗客一人を降ろすと、Uターン、行き止まりであった。

直ちに、運転手さんに、
「岡山に帰る、湯原ICは?」とお尋ねした。

「後に続け」、その先導のおかげで、
無事湯原ICに出ることができた。

 

小生の「カミナビ」の限界を思い知らされ、
自信を喪失の一日となった。

 

それでも、頑固に「カミナビ」で頑張るつもりである。

今回のように、カミナビならではの出会いや、
ご親切を頂ける、得がたい機会にめぐり合えるからである。

カーナビで、全く道に迷うことが無くなったら、
味気ない旅になってしまうのである。

マチガイがあるから面白いのである。

 

運転手さんのご親切には、
「感謝の最敬礼」と「お礼の言葉」でしか
報いることはできなかったので、

近日中に、新聞の投書欄に投稿する予定である。

掲載されるとよいのであるが。