【 ここに あるもの いるもの いきものがたり 】 矢ばなの里

「カタクリと生き物3Dの森」桜が教えてくれたカタクリの群生地が広がり、そこにはフクロウムササビといった生き物がいる。

カタクリの種とアリ

2011年06月04日 | 花の森

6月に入り、カタクリの葉は消えて見かけなくなりました。

同時に、実が熟れ、はじいています。

よく見ると、アリが入り込んでいます。

カタクリの種はアリさんが運ぶことで知られています。

種の端に小さく、くっついて見えているのがそれ

エライオゾームと呼ばれるもので、

アリさんの大好物だそうです。

種を遠くへ運んでもらう為のカタクリが身に着けた戦略です。

カタクリの自生地の全部種が落ちるのは

もうしばらくかかると思います。

今月中ごろには実がはじけて落ちるでしょう。

そうすると、草刈りのシーズンの始まりです。

夏に1回、秋に1回、晩秋に1回、計3回を予定しています。

カタクリは種から増えます。

芋。鱗茎からはまず増えないようです。

 

 

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