【 ここに あるもの いるもの いきものがたり 】 矢ばなの里

「カタクリと生き物3Dの森」桜が教えてくれたカタクリの群生地が広がり、そこにはフクロウムササビといった生き物がいる。

みんなで種まき

2012年01月02日 | 森の話

真冬のお正月ですが

昨日、亀山でとってきたモミジの種をまきました。

羽の付いた乾いた種を両手でもみ、羽を取ります。

羽をとった種を雪を除いた地面に筋をつけて蒔きます。

蒔いたら土をかけておきます。

蒔いた場所を忘れないように目印のプレートを立てておきます。

これで春に芽が出るようにお祈りして、春を待ちます。

 

 

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森づくり活動プランナー養成ブロック研修

2010年01月31日 | 森の話
先週末は2泊3日で
平成21年度 中部地区
森づくり活動プランナー養成ブロック研修
講師は大阪・里山倶楽部・寺川裕子氏
会場は越前町の水仙荘に参加してきました。
中部地区9県から25名が参加して開かれた勉強会です。

正直、私はこういった本格的な研修会、勉強会に
参加したのは初めて、大変良い勉強になりました。
参加者との交流も良かったです。
いろいろと教わる事が多く、私の今後の活動に役立てて行けたらと考えています。


越前市白山地区、里地里山の保全活動を見学、この地はコウノトリ、「郷の森里楽」で有名な場所、
「水辺の生き物を守る農家と市民の会」や「郷の森里楽」の説明を受けました。

「水辺の生き物を守る農家と市民の会」や「郷の森里楽」の説明を受けました。

水仙荘に入り、早速研修スタート


2日目も8時45分から午前の部、午後の部とみっちり講義です。



昼食後、1時間ほど水仙の栽培地を見学、
昔はこんなに無かった様にに思うが、水仙畑が海岸べりから、急斜面の上まで広がっていました。


水仙荘に戻ってまた研修、講義のスタート
いろいろなワークショップの方法で企画の立て方等を教わりました。

福井県の森林・林業の説明もありました。

研修終了後、修了証書をもらい、
長かった研修も終わりましあぁぁ。
日ごろ経験の無い机に向かっての勉強会、
私にとってはすべてが初めてのような経験で疲れましたが
有意義な3日間でした。
今後の活動に役立てて行けたらと思います。
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12月の雪は魔物

2009年12月24日 | 森の話
今日は久しぶりが青空が広がりました。
そこでスノーシューを引っ張り出しスノートレッキング、

カタクリの里を一回りしてきました。




先週の雪では予想を超える被害が出ています。








杉が何本も途中から折れています。
折れた木や枝がカタクリの里に倒れています。
春一番の仕事が出来ました。
カタクリの芽が出る前に折れた木の始末をしなければなりません。
こんな情景を見ていると、これから杉を植林する価値があるのでしょうか。
森は遠くから眺めているだけではわからないといいます。

近くによって、中に入ると本当の森の姿が見えます。
特に杉などの人工的な森は自然に弱いですね。

今回の積雪、イノシシや鹿に少しはダメージになったでしょう??。
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森の秋はキノコ狩り

2009年09月16日 | 森の話
現在整備中のクヌギ、カシワ、コナラの森
涼しくなってきたと思ったら
切り株からキノコが出てきました。
きのこに詳しくない私、
「食べられるのかな~???」と
眺めているだけ、


なにぶん臆病な性格で、怪しいものには手を出さない。
この際、キノコの勉強をしなきゃと思います。

森の整備、
続けていると欲が出てきまして、
あっちの方にも、こっちの方にもと
思いは広がっていきます。
予定の園路はほぼ出来ました。
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ナラ枯れ カシノナガキクイムシ

2009年09月09日 | 森の話
今回、整備を行っているカタクリの里のど真ん中に
葉が枯れた記が見つかり、グリーンセンターから
専門家に来て頂いて診断して頂きました。


診断の結果、カシノナガキクイムシが原因であることがわかりました。
直接の原因はカシノナガキクイムシが運ぶカビだそうです。
カビが全層に広まると水が吸い上げられ無くなり、枯れるようです。


木の周りには木の細かい粉が落ちています。
カシノナガキクイムシが木に穴を開けるときに出た粉です。


木には直径約1mmほどの穴が開いています。
この穴にオス、メス1匹ずつ居るようです。
穴は3mぐらいの高さまでありました。


カシノナガキクイムシに対する決定的な防除法は
現在も無いようです。
カシノナガキクイムシはこのままこの木で越冬して
来春に新しい木に拡がって行くようです。
これ以上広がらないように祈るばかりです。

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カタクリの里の拡張地

2009年07月17日 | 森の話
写真は今年新芽が出る前に撮ったものです。
ごらんのように里山は荒れ放題です。
コナラ、クヌギなど、通称ドングリの木と
言われる広葉樹の森が何十年もの間、
手がつけられない状態が続き、
根こそぎ倒れている木があります。



昔は薪や炭焼きの原料として伐採され、
若木に更新されました。
それが利用され無くなった森は、
藤ツルがはびこり、枝に巻き付き
枝折れや倒木の原因になります。

これまで桜やアジサイ、もみじなどを
植えてきました。
この里山に荒廃を目のあたりにして
今年からドングリの木や
桜の自然種の江戸彼岸桜の
苗木をつくり始めています。


これらの木をカタクリの自生地に
計画的に植樹して目標としている
彩から季節感が感じる森作りを進めていきます。

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森づくり研修

2009年03月28日 | 森の話
26、27日は京都府南丹市日吉町の日吉森林組合に研修に行って来ました。
福井県林業士会の研修に参加して来ました。
日吉森林組合はNHKプロフェッショナルで登場した森林組合で
日本でも最先端を行く森林組合です。
私の活動とは直接関係の無いことですが、
参考になることが多い研修でした。


この杉の切り口の写真は研修の一環として
現地講習、説明の時に撮った写真です。
この写真を見ていただくと中心部より
外側の年輪の間隔が狭いことが分かると思います。
これは、植林してしばらくは樹間も広く順調に成長します。
それが有る程度大きくなると木の枝が込んで
十分な陽が当たらずに成長が止まっている状態を表しています。
この状態では光合成も十分行なわれず、CO2の吸収も少なくなります。
こんな状態の木を間伐することによって
また成長するようにすると森は生き返り、
光合成も活発になります。
間伐が必要な分けがわかりますよね。

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荒島岳と平家平 ブナの森の話

2007年08月13日 | 森の話
昨日は平家平を愛する会の行事で平家平に行ってました。
下界は猛暑ですが、平家平は涼しかった。
気温は20度ちょっとぐらいだったでしょうか。
ブナの木立かの木漏れ日も暑くなく、
のんびりと昼寝をしていたら、
いくらでも眠れそうです。

昨日気が付いたのですが、
平家平のブナの木は葉の込み具合、
枝振りの密度が薄い。
見上げたときの青空の透け具合が
荒島岳のブナの森より
はるかに多い気がしました。

荒島岳のブナの森はもっと
うっそうとしたブナの森です。

ここでオウレン栽培をしている
地元の人の話では
オウレンを収穫までには13年が丁度いい栽培期間
収穫する頃にはブナを間引き枯らして青天井にしたそうです。
今はそんなことは出来ません。

マスコミとかで報道されるブナの一斉林
大野市がこの平家平を購入して
一度も収穫はしていません。
手入れも追いつかない状態です。
ブナはこのオウレンとの共生を守るために
枝張り広げず、葉の密度を落として
オウレンを守っているのかもしれません。

今後、このままではオウレンは
消滅する運命かもしれません。

ここでも大野市の亀山と同じように
はっきりとした理念、コンセプトを持っていません。
平家平を買った状態の人工林で維持するのか、
自然林として保存するのか、見えてこない。

いずれ、平家平も市の重い
お荷物になるような気がします。


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開花情報

矢ばなの里のカタクリ、桜、アジサイ等の開花情報